「生活の中で節約できるもの」と考えた時に「食費」と考える人は多いのではないでしょうか。
確かに食費は毎日必ずかかるものですし、贅沢をすればいくらでもお金がかかる部分でもあります。
他の家庭がどのくらい食費がかかっているのかわからないので、自分の家はかかりすぎなのか、きちんと管理できているのか気になりますね。食費に関しては、住んでいる地域や仕事など生活環境によっても大きく変わってきます。
ここでは2人暮らしの場合の1か月の食費や節約する方法についてご紹介します。
目次
2人暮らしの食費の平均はいくら?
総務省統計局 家計調査 統計表一覧によると2017年度の2人以上の世帯の食費は1か月あたり73,460円でした。
意外と高くてビックリしますね。でもこの食費は外食費や給食費、お酒なども含めての金額です。
主婦同士の会話で「食費はいくらくらいかかってるの?」という会話もありますが、3万、5万、7万と様々でしょう。
それはその家の家計の中で食費の中に外食費や旦那さんの昼食代は入れているのかどうかで違ってきます。
人によって家計の食費の概念も様々ですからね。だから他人の食費を聞いて「うちは高すぎる。」「安すぎる。」と安易に不安がらなくてもいいということです。
同じ2人暮らしでも家庭によって食費が違うのはなぜ?
同じ2人暮らしでも家庭によって食費は大きく違います。前章でもご紹介した総務省統計局 家計調査 統計表一覧でも家族の構成が勤労か、勤労以外か、無職かで違いがありました。
勤労の場合には75,240円。勤労以外の場合には71,657円。無職の場合には68,323円です。
また、親戚に農家さんがいて、お米や野菜を譲ってもらえるような家庭だとさらに食費は抑えられます。
一方で、同じサラリーマンの場合でもお弁当を持参するのか、外食なのかによっても大きく変わってきます。
食費を節約する方法4選
家計の中でも大きな部分を占める食費。節約するにはどうすればいいのでしょうか。
あまり気負いすぎるとストレスになり、結局続かないということになってしまうので、できる部分から挑戦してみましょう。
昼食はお弁当を持参
サラリーマンの場合、昼食代はかなり大きな出費になります。
1日の昼食代が800円だとして、1か月20日とすると16,000円です。
これをお弁当にすれば材料費でも2〜300円で済みます。毎日お弁当は無理だったとしても半分くらいお弁当にできるといいですね。
また、お茶やコーヒー代も意外とかかります。一本あたり130円程度なので、気軽に購入してしまいますが、塵も積もれば山となるというやつです。毎日2本ずつ買うと1か月で5,200円です。
水筒を持参するようにするとこの部分を節約することができます。
外食を減らす
休みの日などお出かけついでについ「食べて帰ろっか。」となるかと思います。
夕食を2人で外食すれば1回で数千円かかります。でも「節約のために外食は禁止」としてしまうと楽しみが減ってしまいますね。
毎週外食していたなら2週に1回にするなど無理のない程度に外食の回数を減らしてみましょう。
安い日にまとめ買い
お肉やお魚は安い日にまとめて購入して冷凍しておきましょう。
冷凍する時にお肉に下味を付けておけば、調理する時は焼くだけでOKという時短になります。
簡単に料理ができるなるので、仕事で遅くなった日は作るのが面倒になってつい外食というのを防ぐこともできます。
私もお肉の冷凍は常備しています。
安い日にまとめて買ってきたお肉は、ひき肉なら、ハンバーグやつくねなどタネの状態にして冷凍します。餃子にする場合には皮に包んだ後小麦粉を振っておくとくっつかずに冷凍できます。
鶏肉は一口大にカットしたものと、そのままのもので冷凍しますが、唐揚げ用など下味を付けておくこともあります。
ちなみに冷凍できるのはお肉やお魚だけではありません。パンも冷凍できるんです。
近所のスーパーでは週に1回パンの日というのがあるので、私はパンもその日にまとめて購入して冷凍しています。冷凍した食パンはそのままトースターで焼けばOKです。
パンは日にちが経つと乾燥して美味しくなくなりますが、冷凍することで乾燥も防げるため、いつでも美味しいパンが食べられますよ。
買い物に行くのは週に1回にする
買い物の回数を減らすことで出費を抑えることができます。
「チラシを見て毎日特売の物を買いに行く」という人もいるでしょうが、買い物に行くと予定していた以外の物もつい買ってしまいませんか?そのつい買ってしまうというのを防ぐためには買い物を週に1回にするのが効果的です。
1週間分購入したら、あとはその食材をやりくりして料理をしましょう。
「そんなにレパートリーがない」という人に役立つのがクックパッドなどのレシピサイトです。
検索のところに使いたい食材を入力して検索すれば、条件にあったレシピを見ることもできます。
これは食材が減ってきた頃にとても使える機能です。
せっかく買ってきた食材を無駄にしてしまうのはもったいないです。最後までうまく使いたいですね。
まとめ
いかがでしたか。
食費を節約できそうな物はあったでしょうか。
あまり節約を意識しすぎると続かない元です。無理せず、継続して行えるのが食費を節約するポイントです。
たまには自分へのご褒美に贅沢するのもアリだと思いますよ。