赤ちゃんの成長に合わせて知育おもちゃで遊ばせている、というママは少なくないでしょう。
おもちゃ屋さんではラッパのおもちゃも見かけますね。
実はこのラッパには赤ちゃんにとってうれしい効果がいっぱいあるのをご存知でしょうか?
そこで今回は、赤ちゃんのラッパはどんな効果があるのか、練習方法や注意点などについて解説します。
また、赤ちゃんにおすすめのラッパを12点紹介しています。
それぞれのラッパの特徴も記載していますので、赤ちゃんにおもちゃのラッパを与えようかなとご検討の方は、ぜひこちらの記事をご参考にしてくださいね!
目次
おもちゃのラッパは赤ちゃんにとってどんな効果があるの?始めるのはいつから?
「プープー」と吹くおもちゃのラッパは、赤ちゃんの発達にとってさまざまな効果があるといわれています。
では、具体的にどんな効果があるのでしょうか。
おもちゃのラッパが赤ちゃんの発育にもたらす効果とは?
言葉を話すためには、息の使い方が大切。
ラッパで遊びながら音を出すことによって、赤ちゃんは自然に息を吸って吐く呼吸法を身につけられます。
そのため肺活量も高まります。発語を促進し、おしゃべりが早くできるようになる効果も期待されています。
さらに、ママが赤ちゃんにラッパを吹いて聞かせることで、赤ちゃんの聴覚に刺激を与える効果も。
知育おもちゃでは赤ちゃんが見て触れて体感することで、その効果が発揮できますが、
ママがラッパを吹くのを赤ちゃんがまねて、それを繰り返すことによって、赤ちゃんのコミュニケーション能力も育むことができるんです。
ラッパによっては、ボタンなどの付属品で指先の動きや脳の発達を促進する効果があるのもうれしいポイントですね。
赤ちゃんのラッパ遊びっていつから始めればいいの?
赤ちゃんにとってうれしい効果がいっぱいのラッパ遊び。
ママとしては、いつからラッパ遊びを始めさせたらいいのか、気になりますよね。
赤ちゃん用のラッパの対象年齢は、商品ごとに異なります。
生後6ヶ月から対象とする商品もあれば、8カ月からのものや1歳からのものも。
吹くと音が出るだけでなく、ガラガラやボタン遊びなどの機能付きのラッパであれば、対象年齢が早いようです。
ラッパのおもちゃは、赤ちゃんが誤って飲み込む恐れはないので、6ヶ月ぐらいから持たせてみても問題ないでしょう。
7~8ヶ月から吹けるようになったという赤ちゃんもいますが、赤ちゃんに早くからラッパのおもちゃを持たせても、音を出して吹けるようになったのは1歳ぐらいだったという声も多いです。
赤ちゃんはそれぞれの資質や特性が異なる上、発達にも個人差があります。
ラッパがなかなか上手に吹けなくても、心配しないでくださいね。
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どんな教え方がいいの?赤ちゃんのラッパの練習方法や注意点とは!?
「赤ちゃんがなかなか上手にラッパを吹けない!」
とお悩みのママさんも少なくないようです。
そこでこちらでは、どのように教えたら赤ちゃんがラッパを上手に吹けるようになるのか、また教える際の注意点について解説します。
赤ちゃんがラッパを上手に吹けるようになる練習方法とは?
息を吸って吐く、という正しい息の使い方ができるようになると、ラッパが上手に吹けるようになります。
教え方は、まず、ママがラッパを吹いてお手本を見せてあげましょう。
それから赤ちゃんにラッパを渡して吹かせてみてください。
何度かそれを繰り返すことによって、やがて上手に吹けるようになります。
ただし、まだストローを使って飲み物が飲めない赤ちゃんであれば、息を吸って吐くことがうまくできないので、ラッパを吹くことは難しいでしょう。
そのため、ストローの使い方をマスターしてからラッパの吹き方を教えてあげてくださいね。
赤ちゃんにラッパの吹き方を教えるときの注意点って?
ラッパは赤ちゃんが口をつけて吹くものです。
ママなどが教えるときに口をつけてしまうと、唾液を通じて赤ちゃんの口に虫歯菌がうつってしまうリスクが高くなります。
私は、娘に教えるときには、口をつける部分に指を丸めて当てて直接口をつけないようにして吹いていました。
このように、赤ちゃんが口をつける部分には、教える人の口がつかないよう配慮する必要があるでしょう。
もう一つ、赤ちゃんにラッパを教えるときに心がけていただきたいポイントは、赤ちゃんがなかなか上手に吹けなくても、決して怒ったり叱ったりしないこと。
少しのことでもほめて、赤ちゃんが「キャッキャッ」と楽しんでラッパで遊べるように盛り上げましょう。
焦らなくても、いずれ吹けるようになります。
ラッパを吹いて聞かせると、嫌がって泣きだす赤ちゃんもいるので、お子さんの好みに合わせておもちゃ選びをすると良いですね。
ただし、あまりにもラッパの音を酷く嫌がるようなら、聴覚過敏の可能性があるので、発達専門の小児科医に相談することをおすすめします。
そうした赤ちゃんにとってラッパの音は不快なので、ラッパで遊ぶのは避けたほうがいいでしょう。
もう一点、赤ちゃんは大人では思いもよらぬ事故やトラブルが起こることがあります。
ラッパで遊ぶときには、赤ちゃんから目を離さないようにしてくださいね。
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吸っても音が出るものも!赤ちゃんにおすすめのラッパ12選
おもちゃ屋さんの赤ちゃんのおもちゃのコーナーには、いろんなメーカーのラッパが並んでいるので、選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこでおすすめのラッパのおもちゃをピックアップしてみました!
それぞれのラッパの特徴や価格帯について紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.5つの刺激で頭が良くなるラッパ(ピープル)
(画像出典元:赤ちゃんデパート水谷楽天市場店)
こちらのラッパは、吹くと音が出るだけでなく中の絵のカードがくるくる回る仕掛けがついています。
持ち手を振るとカラフルなビーズが動き、「シャカシャカ」と音がするので赤ちゃんは大喜びです。
ト音記号型の飾りでは指遊びも可能。
タンバリンもついていて、口、目、耳、指、手の5つを刺激できるおもちゃです。
- 対象年齢:7ヶ月~
- 税込価格:734円
2.純国産お米のラッパ(ピープル)
(画像出典元:HELLO赤ちゃんストア楽天市場店)
何でも舐めてしまう赤ちゃんも安心して使える、国産米を使った日本製のラッパです。
お米のおもちゃシリーズは、赤ちゃんが安心して遊べるので、プレゼントとしても人気の高い商品です。
こちらのラッパも吹くだけでなく吸っても音が鳴ります。
表面にねじが出てこないよう安全性に配慮して作られています。
新生児から対象で、触ったり舐めたりして遊べます。
お米が材料ですが、食べることはできないのでご注意くださいね。
- 対象年齢:0ヶ月~
- 税込価格:1,728円
3.くまのプーさん あかちゃんのラッパ(タカラトミー)
(画像出典元:ORANGE-BABY楽天市場店)
赤ちゃんが吹いてももちろん吸っても音が出ます。
正面のベルを回せばカリカリという音がします。
ボタンを押して遊べるので、指先の感覚を養うことも。
かわいいプーさんがついたカラフルな色合いのラッパなので、赤ちゃんも楽しく遊べそうですね。
- 対象年齢:8ヶ月から
- 税込価格:1,058円
4.ラ♪の音のラッパ(ローヤル)
(画像出典元:ナカムラ赤ちゃん店楽天市場店)
温かく心癒される音といわれる「ラ」の音が美しく鳴り響くラッパです。
無塗装でネジが使われていないので、赤ちゃんに安心して与えられますよね。
クルクルと指遊びもできるので、指先の発達にも◎。
赤ちゃんが持ちやすい軽さも大きな魅力です。
- 対象年齢:8ヶ月から
- 税込価格:561円
5.両手でもちやすいラッパ(ローヤル※トイザらス限定)
(画像出典元:トイザらス・ベビーザらスオンラインストア楽天市場店)
「両手で持ちやすいラッパ」という名のとおり、握力が未熟な赤ちゃんでも持ちやすく落としにくい輪状の持ち手になっています。
キャラクターがついていないシンプルなおもちゃをお探しのママさんにおすすめですよ。
お手頃な値段もうれしいポイントですよね。
- 対象年齢:10ヶ月から
- 税込価格:322円
6.アンビトーイトランペット(ボーネルンド)
(画像出典元:木のおもちゃコモック楽天市場店)
アンビトーイはオランダ生まれのおもちゃブランドです。
このラッパは、吹くと「プー」、吸うと「ピー」と違った音がするので、赤ちゃんは喜んで音を出しますよ。
カラーは白と赤、青、黄の3原色で赤ちゃんの好奇心をくすぐります。
- 対象年齢:1歳から
- 税込価格:972円
7.アンパンマン ぷーぷーベビーラッパ(アガツマ)
(画像出典元:人形の鈴勝楽天市場店)
赤ちゃんから人気があるアンパンマンのラッパです。
吹くだけでなく吸っても「プー」という音が出ます。
持ち手のカラフルなビーズの動きを見たり、振って音を楽しむことも。
さらに、ボタンを押して指遊びもできるという多機能さがうれしいですね。
- 対象年齢:9ヶ月から
- 税込価格:1,080円
8.今すぐ鳴らせる!遊べる!マラカスラッパ(ピープル)
(画像出典元:トイザらス・ベビーザらスオンラインストア楽天市場店)
吹くだけでなく吸っても音が鳴るラッパです。
マグの形をしているので、赤ちゃんは飲み物だと思って吸うと音が鳴るので、「あれっ?」と興味を持ってどんどん遊ぶように。
振ってもマラカスのように「シャカシャカ」という音がするので、楽しめますよ。
カラフルですが無塗装なので、赤ちゃんに与えても安心ですよね。
- 対象年齢:7ヶ月から
- 税込価格:734円
9.ロディ リングラッパ(ローヤル※トイザらス限定)
(画像出典元:トイザらス・ベビーザらスオンラインストア楽天市場店)
日本のトイザらスとベビーザらスでしか買えないレアもの。
ラッパの正面にロディのイラストがプリントされたかわいいラッパです。
軽い上、持ち手が輪状になっているので、赤ちゃんが両手で持ちやすくなっているのもポイント。
最初は歯固めのように舐めたり噛んだりして遊ぶことが多くても、次第に大人のマネをして吹けるように。
- 対象年齢:6ヶ月から
- 税込価格:646円
10.ジョイ(ニック)
(画像出典元:がじゅまるの樹楽天市場店)
ニック社はドイツで著名な木製玩具メーカーです。
こちらのラッパは、細い方から吹くと音が鳴り、太い方からは吸うと音が鳴る仕組みになっています。
細い方は強く吹かないと音が出ないため、肺機能を高める効果も。
カラー塗装は無害な色素を使い、水性ラッカーで仕上げられているため、赤ちゃんが舐めても心配ありません。
- 対象年齢:1歳から
- 税込価格:1,026円
11.おしゃぶりラッパ(ローヤル)
(画像出典元:トイザらス・ベビーザらスオンラインストア楽天市場店)
こちらのラッパは、電子レンジや煮沸、消毒液による殺菌消毒ができるので、いつでも清潔に使える点が大きなポイント。
黄色い部分を吹けば「プー」と音が鳴ります。
紫と緑のリングでは指遊びができる上、振っても「ジャラジャラ」という音がするので、いろんな遊びが楽しめますよ。
赤ちゃんの安全に配慮した無塗装という点もうれしいポイントです。
- 対象年齢:6ヶ月から
- 税込価格:862円
12.うーたんのはじめてのラッパ(NHK・NHKエデュケーショナル)
(画像出典元:NHKスクエアキャラクター館楽天市場店)
NHKEテレの人気番組「いないいないばあっ」の「うーたん」のキャラクターが愛らしいラッパです。
吹いてラッパとして遊べるだけでなく、ボタンを押すと「いないいないばあっ!あそびのくに」のテーマソングや「ドレミの歌」などの全5曲が流れます。
指遊びのおもちゃとしても楽しめそうですよね。
- 対象年齢:18ヶ月(1.5歳)から
- 税込価格:1,296円
まとめ
今回は、赤ちゃんのラッパの効果や練習方法、注意点、さらにおすすめのラッパを12選ご紹介しました。
ラッパは赤ちゃんの言葉の発達に大きな効果がある他、肺活量を高めることもできます。
教えるときにはママがお手本に吹いてみせることが必要になりますが、虫歯の感染を防ぐために、くれぐれも直接口をつけないように気をつけてくださいね。