妊婦は体毛が濃くなる?妊娠中の体毛の処理と7つのポイント

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妊娠中の体毛が濃くなるのは、実はあるあるなのですが、突然のことで悩む妊婦さんも多いです。

噂には聞いていましたが、実際に妊娠した時は、その濃さにわたしも驚きました!

『妊婦はどうして体毛が濃くなるの?』

『妊娠中に体毛が増えたらどう処理したらよいの?』

など、女性ですから、妊娠中でも美容のことは、気になるものです。

こちらでは、

・妊婦の体毛が濃くなる理由

・妊婦のヘアサイクル

・妊婦ならではのトラブル

・妊娠中のヘアケア

など、妊娠中に体毛が濃くなったらどうしたらよいか7つのポイントで解説します♪

目次

妊娠中はなぜ体毛が濃くなるの?

妊娠してから、このようなトラブルに悩まされる妊婦さんは多いです。

・体毛が濃くなる。

・いつもは生えてこない場所から毛が生えてくる。

・脱毛した箇所なのに、毛が生えてくる。

・剃る回数が増えた。

どうしよう!このまま毛深くなってしまったら…と不安になってしまっても、

安心してください!妊婦あるあるです!

妊娠中には、体毛が濃くなる原因があります。

妊娠中は妊娠を継続するために、次のホルモンが増加します。

・プロゲステロン

黄体ホルモンとも呼ばれます。女性のからだを守る働きをします。

・エストロゲン

卵胞ホルモンとも呼ばれます。女性らしいからだを作ります。

この2つのうち、体毛が濃くなる原因は、プロゲステロンです。次のような働きをします。

・ヘアサイクルを早める。

・メラニンの生成が増える。

・シミやそばかすが増える。

・肌が乾燥しやすくなる。

・感情の起伏が激しくなる。

女性にとって大切なホルモンですが、このように美容トラブルなどを引き起こす原因にもなります。

妊娠中は、髪の毛トラブルも!

プロゲステロンは、妊娠中に増えたり減ったりします。

その変化に応じて、急に体毛が濃くなったり、逆に抜け毛が増えたりします。

体毛だけでなく、髪の毛にも影響がでます。次のようなトラブルもあります。

・毛髪の質が変わる。

・シャンプー後の抜け毛が増える。

・フケが多くなる。

・白髪が増える。

などです。妊娠中は肌が乾燥しやすくなるので、地肌が変化します。

妊娠前までのシャンプーが急に合わなくなる場合もあります。

わたしも、シャンプーを自然派、無添加のものに変えました。

プロゲステロンとヘアサイクル

プロゲステロンは、ヘアサイクルを活発にする働きもします。

ヘアサイクルとは…

・普段、肌の表面に出てくる毛は、全体の毛根の三分の一。

・全ての毛が見えているわけではなく、皮膚の中に隠れている。

・毛髪周期とも言う。

妊娠中はこのヘアサイクルが早まり、いつもより体毛が生えてくるのが早く感じます。

また、毛が表面に生えそろいやすくなるので、体毛が濃くなるのです。

栄養がよくて、畑にまいた種が、わっと芽を出した感じです!?

妊娠中は脱毛してよいの?

体毛が濃くなるのは、あるあるだからと言って、そのままにはしたくないでしょう。

脱毛サロンで処理するのが、1番きれいになりますが、妊婦は通ってもよいのでしょうか。

答えは「NO」です。

脱毛サロン(ミュゼプラチナム)では、次のように答えています。

・妊娠中は、痛みに敏感になる。

・ホルモンバランスが崩れているときに施術すると、肌トラブルが起きやすい。

・妊娠中はヘアサイクルが乱れるので、効果が期待できない。

・妊娠中にお手入れを完了しても、妊娠後体毛が生えてくることがある。

理由には、「脱毛のレーザー自体が、母体や赤ちゃんに悪影響を与える」ことは挙げられていません。

ですから、妊娠初期に気づかず、施術を受けてしまっても不安になることはありません。

どちらの脱毛サロン側も妊娠中は万が一のことを考えて、受け付けないという方針になっています。

いつから脱毛を再開してよいかというと、

・授乳終了後

・生理が2回以上来てから。

が一般的です。お休みする時も、再開する時も、通っているサロンに一度問い合わせると安心です。

わたしも妊娠中は、脱毛サロン通いをお休みしました。

それ以前に5年くらい通っていて、ヘアサイクルもかなり間隔があいていました。

しかし、妊娠中は、以前より体毛が濃くなってしまいショックをうけました…。

妊娠中の体毛のお手入れ、どうしたらよい?

こうなってしまっては、自己処理しかありません。

妊娠中は、どのようにお手入れをすればよいのでしょうか。

次のことに気を付けてください。

・脱毛ワックスは避ける。

妊娠中は、肌トラブルが起きやすくなっています。

普段は大丈夫でも肌荒れを起こしてしまうかもしれません。

妊娠中は、使える薬が限られますので、刺激の強い処理方法は避けましょう。

・頻繁に毛を剃ったり、抜いたりを避ける。

埋もれ毛ができやすくなります。肌の露出がある時だけ、お手入れをする程度にしましょう。

ホルモンの分泌には個人差があるので、体毛にひどく悩まされる人もいるでしょう。

でも、心配しないでください。出産後、生理が再開するころには、ヘアサイクルのリズムも整ってきます。

出産時、体毛が濃いと恥ずかしい?

妊娠中は、露出も少なくなるので、心配ないかもしれません。

でも、分娩時は、肌があらわになるので、ちょっと恥ずかしいと思う人もいるでしょう。

陣痛や破水がいつ起こるかも分からないので、きれいに準備しておくなんてことはできませんよね。

でも、大丈夫です。分娩中は、足をすっぽり覆うようなカバーをします。

また、妊婦さんの体毛が濃いのは当たり前なので、おかしく思われることはありません。

旦那さんに立ち会ってもらうから恥ずかしいという人も、

「最近、毛が濃くなったけど、ホルモンが原因みたいなんだ。」

程度に話しておくとよいでしょう。

妊娠中、毛が薄くなる人もいる!?

ここまで、妊婦は体毛が濃くなるという話をしてきました。

しかし、逆の人もいます。

わたしも部分的ですが、脇の毛がほとんど生えなくなりました。

正確に言うと、ヘアサイクルが遅くなり、今までより処理しなくても済むようになりました。

それは、妊娠中期以降でした。

また、妊娠後期は抜け毛もひどかったです。

まとめ

今回は、妊婦の体毛について解説してきました。

伝えたかったのは、次の4つです。

・妊婦さんの体毛が濃くなるのは当たり前ということ。

・妊娠中のホルモンが原因で、個人差があるということ。

・妊娠中の脱毛サロンはNGだということ。

・自己処理も、肌トラブルが起きやすいので気を付けること。

妊娠中でも、女性ですから体毛のこと、肌のこと、体重のこと気になることはたくさんありますよね。

でも、どの変化も赤ちゃんを育てるためです。

先輩ママもとおってきた道なので、安心してください。

こちらの記事が、妊娠中の体毛に悩む方の安心材料になれば幸いです。