赤ちゃんの離乳食に味噌を使えるのはいつから?3つのポイントとおすすめレシピ

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目次

赤ちゃんの離乳食に味噌を使えるのはいつから?3つのポイントとおすすめレシピ

和食に欠かすことができない調味料といえば、しょうゆや味噌(みそ)ではないでしょうか。

特に味噌は、味噌汁として毎日食卓に上がるという家庭も多いでしょう。

我が家でも味噌汁はおかずのひとつとして、具だくさんの味噌汁を食べることが習慣です。

そこでふと疑問に感じたのは、『赤ちゃんの離乳食にはいつから味噌を使えるのだろう』ということです。

  • 赤ちゃんは何歳から味噌を食べられる?
  • 味噌の栄養を知りたい!
  • 赤ちゃんに味噌をあげるときの3つのポイント
  • 離乳食におすすめの味噌レシピ

「味噌=健康食」というイメージがあり、赤ちゃんに食べさせても良さそう、と思われがちですが、いつから与えていいのかをきちんと知ったうえで食べさせたほうが安心ですね。

赤ちゃんに味噌を与えられるのはいつから?

赤ちゃんの離乳食に味噌を使えるようになるのは、9か月頃からの『カミカミ期』からが理想です。

味噌は少量でも風味がアップし、大人用のメニューにも隠し味として使うことができますが、赤ちゃんにはちょっとだけ塩分が高めなので気を付けたいところです。

赤ちゃんには基本的には調味料は必要ないとされています。

味噌だけでなくしょうゆや塩など、塩分を含むほとんどの調味料は『9か月以降からごく少量を与える』ということが基本です。

みそ汁の取り分けは?

毎日の食卓に欠かせない味噌汁。

我が家では食事には必ず味噌汁を用意するのですが、味噌汁の取り分けもちょっとした疑問のひとつではないでしょうか。

赤ちゃんに大人用の味噌汁を取り分けるには、次のポイントを押さえる必要があります。

  • 味噌汁の取り分けは9か月以降から
  • 野菜は柔らかくなるまで煮る
  • 味噌汁の上澄みを与える
  • さらに4倍ほどに薄める

上記の4つのポイントを押さえれば、味噌汁の取り分けは9か月からOK!

我が家でも9か月を過ぎてからは味噌汁を取り分けて与えていました。

野菜を多く使うことで、離乳食のメニューが1品増えるのでとても便利ですよ。

味噌は栄養満点!どんな栄養が含まれている?

味噌は発酵食品のため、健康食品として扱われています。

味噌の主原料は大豆で、ゆでた大豆を細かくつぶし、塩と麹を加えて発酵させて作ります。

味噌には、栄養が豊富に含まれています。

  • タンパク質
  • 炭水化物
  • 大豆イソフラボン
  • ビタミンE
  • リノール酸
  • 食物繊維

など

大豆由来の栄養素のほかに、発酵させることでビタミンやミネラルが多量に生成されることがわかっています。

赤ちゃんに味噌を与えるときに気を付けたい3つのポイント

栄養満点でうま味もたっぷりな味噌。

大人にとってはメリットの多い味噌ですが、赤ちゃんに味噌を与えるときには、大人と同じ感覚で与えることはNGです。

ここでは赤ちゃんに味噌を与えるときに気を付けたい3つのポイントを紹介します。

  1. 少量を風味づけ程度に与えよう
  2. 無添加の味噌を選ぼう
  3. アレルギーの心配があることも考慮しよう

味噌は風味づけ程度に少量が基本

赤ちゃんにとって味噌に含まれる塩分は多すぎます。

離乳食に味噌を取り入れる場合は、食材の味を残せるように、少量を使い、味噌の風味がほんのり付くくらいにしましょう。

味噌を使う量の目安としては、30gの野菜にコーヒー用マドラー1杯程度、ご飯に味を付ける場合は2杯程度で十分です。

味噌は無添加のものがおすすめ

味噌にもいろいろな種類があり、中にはうま味成分が添加されているものもあります。

赤ちゃんに使う味噌は、大豆と塩と麹だけで作られた無添加の味噌を選ぶようにしましょう。

ダシ入りの味噌は味が濃く、素材の味がわかりにくくなってしまうこともあります。

我が家では離乳食をきかっけに無添加の味噌を選ぶようになりましたよ。

大豆にはアレルギーの心配も

大豆はアレルギーを起こしやすい食品のひとつとされており、大豆を使った製品には表示が推奨されています。

(参照:消費者庁のアレルギー表示についてより

赤ちゃんが味噌を食べられるようになるころには、すでに豆腐や納豆などの大豆製品を食べさせているでしょうから、大豆アレルギーの心配はほとんどないでしょう。

しかしまれに味噌をきっかけにアレルギー症状があらわれることもあるので、初めの一口は慎重に与えるようにしましょう。

味噌を食べさせたときに次のような症状が現れたら、かかりつけの小児科に相談してください。

  • 口の周りが赤くなる
  • 口の中や喉が腫れている
  • 体にじんましんが出た
  • おう吐
  • 下痢

もし、呼吸が苦しそうな場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

赤ちゃんにおすすめ!味噌を使ったおすすめ離乳食レシピ

ここでは味噌を使った赤ちゃんにおすすめの離乳食レシピを紹介します。

いつものメニューも味噌をプラスするだけで風味豊かになり、赤ちゃんもモリモリ食べてくれるかも!?是非作ってみてくださいね。

ジャガイモの味噌グラタン

○材料(赤ちゃん1人分)

ジャガイモ・・・30g
タマネギ・・・10g
牛乳・・・大さじ2杯
片栗粉・・・2つまみ
味噌・・・耳かき1杯分
パルメザンチーズ・・・少々

○作り方

1.ジャガイモは皮を剥き、柔らかくなるまでゆでます。

2.タマネギは薄くスライスし、柔らかくなるまでゆでます。

3.柔らかくなったジャガイモは食べやすい大きさにカットし、耐熱容器に入れましょう。

4.牛乳に片栗粉と味噌を加えてよく混ぜ、レンジで30秒加熱します。

5.一度取り出してひと混ぜし、さらに30秒加熱してとろみをつけたらホワイトソースの完成です。

6.ジャガイモにホワイトソースとパルメザンチーズをかけ、トースターで2~3分加熱したら完成です。

味噌は風味づけ程度に使おう

味噌は塩分が強いため、赤ちゃんに大人と同じ量を使うのはNGです。

  • 赤ちゃんには9か月以降から与える
  • 風味づけ程度に少量が基本
  • 味噌は無添加のものを選ぶ

上記の3つのポイントを押さえて、味噌を離乳食に取り入れるようにしましょう。

我が家でも9か月以降から少しずつ味噌を取り入れましたが、風味が増すのか苦手な野菜も食べてくれるようになりました。

特に味噌汁はどんな野菜でも食べてくれたので、ぜひ試してみてください!

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