赤ちゃんの服は、種類が多く聞いたことがない名前のものもたくさんあって、何を買えば良いのか迷ってしまいませんか。
また、人気のベビー服ブランドも、大人とは違うので知らないブランドが多くて選ぶのが難しいですよね。
そこで今回は、赤ちゃんの服を初めて購入する人でも何を買えば良いのかがわかるように、服の種類と選び方や選ぶときの注意点、人気のブランドについて紹介します。
- 赤ちゃんの服の種類と選び方
- 赤ちゃんの服を選ぶときの5つの注意点
- 赤ちゃんのブランド服おすすめ10選
自分の子どものために、あるいは出産祝いとして赤ちゃんの服を購入する方は、是非今回の内容を参考にして、赤ちゃんにぴったりの良い服を選んであげてくださいね。
目次
赤ちゃんの服の種類と選び方 ~ 赤ちゃんにはいつどんな服を着せれば良いの?
赤ちゃんの服には、コンビ肌着やドレスオール、ツーウェイオールなど、初めて赤ちゃんの服を買う人にとってはあまり聞いたことがない名前がついており、何を選べば良いのか難しいですよね。
まずは、赤ちゃんの服にはどんな種類のものがあって、それらの服を時期別・月齢別にどのように組み合わせて着ると良いのかを解説します。
赤ちゃんの服の主な種類
赤ちゃんの服には大きく分けて、素肌に直接着て汗を吸ったり体温調整をする役割の「肌着」と、肌着の上に重ねて着る「ベビーウェア」の2種類があります。
今回は、一般的によくある「肌着」を4種類、「ベビーウェア」を3種類紹介します。
肌着①「短肌着」
年間を通して活躍する定番の肌着です。
丈がおなかを覆うくらいまでなので、おむつ替えがしやすく、また足を動かしてもはだけにくいのが特徴です。
首回りや脇の汗を吸ってくれるので、体の清潔を守ることができます。
新生児期から使い始め、生後10ヶ月頃までは他の肌着の下に寒さ対策として重ね着する肌着としても使うことができます。
肌着②「長肌着」
短肌着よりも裾が長いため、寒い時期に使う肌着です。
短肌着同様、股下があいているので、おむつ替えがしやすいのが特徴です。
長肌着は、寒い時期の新生児には重宝しますが、赤ちゃんが足を動かすようになるとはだけてきてしまうので、暖かい時期に生まれる赤ちゃんには用意しなくても問題がないとも言われています。
肌着③「コンビ肌着」
股が分かれていて、内股をスナップで留めることができるので、足を動かしてもはだけない肌着です。
足をよく動かすようになっても使うことができますが、裾がひらひらとしているので、活発に動くようになってからは、次に紹介するボディースーツ型肌着やロンパース型肌着に切り替えたほうが良いです。
新生児期から活発に動くようになる生後10ヶ月前後まで使うことができます。
肌着④「ボディースーツ型肌着/ロンパース型肌着」
股下がスナップ留めできるので、足を動かしても足回りにしっかりとフィットし、お腹が出ない肌着です。
新生児期は、股下のスナップ留めがあると頻繁なおむつ替えの際に手間ですが、足をよく動かすようになる生後1ヶ月以降から歩くようになる時期まで長く使うことができます。
着せ方が、前開きができるタイプと、頭からかぶせるタイプの2種類があります。
首が据わるまでは前開きができるタイプで、首が据わるようになってからは、より動いてもはだけない頭からかぶるタイプがおすすめです。
ベビーウェア①「ドレスオール」
新生児向きのウェアで、股下がドレスの様にあいているので、おむつ替えが簡単です。
はだけやすいため、足をよく動かす生後1~2ヶ月頃になったら、他のウェアに切り替えます。
退院時やお宮参りなど特別なときの服装として、1着あれば十分でしょう。
ベビーウェア②「ロンパース/カバーオール」
上下つながったつなぎ服のようなウェアです。股の部分にボタンがついていたり、前開きのタイプもあるので、おむつ替えにも便利です。
呼び方が、メーカーによりロンパースやカバーオールなどさまざまですが、一般的にロンパースは半そで×ブルマか短パンタイプが多く、カバーオールには、長そで×長ズボンタイプが多いです。
1歳前後まで長く使うことができます。
ベビーウェア③「ツーウェイオール」
ドレスオールと、ロンパース(カバーオール)を合わせたタイプで、股下のボタンを外すとドレスオールとして、ボタンを留めるとロンパース(カバーオール)として使うことができます。
2WAYで使うことができるため、新生児期から1歳前後まで長く着ることができます。
赤ちゃんの服の月齢別・時期別選び方
次に、上で紹介した7種類の服を、いつ、どの組み合わせで着せれば良いのかを説明します。
首が据わる前(生後0ヶ月~生後2、3ヶ月)
首が据わる前の新生児期~生後2、3ヶ月頃までは、オムツ替えが頻繁に必要なため、股下があいているタイプの肌着とベビーウェアを組み合わせます。
また、新生児期は大人より1枚多め、生後2、3ヶ月頃までは大人と同じ枚数の服が必要と言われているので、寒い時期は肌着を重ね着して過ごすと良いでしょう。
<春・秋>短肌着+ドレスオールかツーウェイオール ※寒いときは短肌着の上にコンビ肌着を重ね着する
< 夏 >短肌着+コンビ肌着、またはコンビ肌着のみ
< 冬 >短肌着+コンビ肌着+ドレスオールかツーウェイオール
首が据わってからハイハイや歩き始めまで(生後2、3ヶ月~生後9か月頃)
生後2,3ヶ月頃から歩く練習をし始める生後9ヶ月頃までは、足を活発に動かしてもはだけない、股下が分かれたタイプの肌着とベビーウェアを組み合わせます。
また、生後3ヶ月以降の赤ちゃんは新陳代謝が良いため、大人よりも1枚少なめの服で過ごすようにすると良いでしょう。
<春・秋>短肌着かコンビ肌着+ロンパース(カバーオール)かツーウェイオール
< 夏 >コンビ肌着のみ、またはボディースーツ型肌着(ロンパース型肌着)のみ
< 冬 >コンビ肌着かボディースーツ型肌着(ロンパース型肌着)+ロンパース(カバーオール)かツーウェイオール
なお、ハイハイや歩く練習で活発に動き始める生後10ヶ月頃からは、上下がつながったロンパース型やカバーオール型の服装では、動きを妨げてしまう場合があります。
よって1歳前後からは、今回紹介した7種類以外の、上下が分かれたTシャツやトレーナー、ズボンやスカートなどに切り替えると良いでしょう。
参考
アカチャンホンポ/出産育児情報/腹帯・出産育児用品/ベビーウェア
ベネッセ教育情報サイト / 赤ちゃんの成長 / 赤ちゃんの洋服選び
赤ちゃんの服を選ぶときの注意点 ~ 生地の素材や着せやすさがポイント!
赤ちゃんの服の種類と、月齢別・時期別の選び方はわかりましたが、それ以外には何に注目して服を選ぶと良いのでしょうか。
赤ちゃんの服のブランドはさまざまありますが、赤ちゃんが快適に過ごすためにも、最低限以下の5つのポイントはおさえているかどうか、注意して服を選ぶと良いでしょう。
1. 赤ちゃんの肌に良い素材の服かどうか
赤ちゃんの肌は非常に薄くてデリケートなため、そんな赤ちゃんの肌に触れても安心な素材の服を選ぶと良いです。
良い素材としては、綿100%のものや、その中でも天然素材のオーガニックコットン100%のものなどが、特に安心でしょう。
2. 肌着は縫い目が外側にあるかどうか
赤ちゃんの肌着は、縫い目が肌に触れる内側にあると、デリケートな赤ちゃんの肌が傷ついてしまったり、痛みやかゆみを感じてしまう場合があります。
肌着は縫い目が外側にあるものを選んで、赤ちゃんの肌を守ってあげましょう。
3. 何度も洗っても耐久力のある生地・作りかどうか
赤ちゃんはよく汗をかいたり、ミルクの吐き戻しで服を汚したりするため、1日に何度も着替えて洗濯の回数も多くなります。
洗うとすぐに生地がよれてきたり色落ちしたり、糸がほどけてくるような服ではなく、耐久力のある生地や作りの服を選ぶと良いでしょう。
4. サイズが赤ちゃんの月齢に合っているかどうか(特に海外ブランドは注意)
赤ちゃんの服のサイズは、50センチ、80センチなど赤ちゃんの身長にあわせて表記されているものが多いので、サイズを間違えて購入しないよう注意しましょう。
また、海外ブランドの場合は身長ではなく月齢で表記されていることもあり、例えば「3month」や「3M」は、生後3ヶ月という意味です。
こちらも間違えないように、日本ブランド以上に慎重に選びましょう。
5. 着せやすい(ボタンが留めやすい、紐が結びやすい)服かどうか
赤ちゃんは素早く着替えをさせてあげないと、特に寝返りができるようになって以降は、着替えの途中でくるくると回ったり、動き出してしまったりして大変です。
購入する服は、ボタンが留めやすいかどうかや、紐が結びやすいかどうかなど、さっと着せることができるかにも注意して選ぶと良いでしょう。
赤ちゃんの服おすすめブランド10選!海外・日本の有名ブランドから定番のファストファッションまで!
せっかくかわいい赤ちゃんの服を選ぶなら、格安なものも良いけれど人気のブランド服をかわいく着せてあげたいと思うママやパパも多いでしょう。
また、知人の出産祝いとして服を贈る場合も、有名ブランドの良い服を贈って喜んでもらいたいですよね。
今回は、赤ちゃんの服で人気のおすすめブランドを、海外ブランドで4つ、日本のブランドで4つ、定番のファストファッションブランドで2つの、計10ブランド紹介します。
海外ブランド①「プチバトー(PETIT BATEAU)」
子どもの肌着メーカーとしてフランスで誕生したメーカーで、スタンダードでシンプルでありながら、上品なデザインの服で人気を集めています。
ベーシックな中にも流行を取り入れたデザインで、素材も上質なため、出産祝いであれば誰に贈っても喜んでもらえるブランドでしょう。
公式HP:プチバトー(PETIT BATEAU)
海外ブランド②「ネクスト(NEXT)」
イギリスのアパレルブランドであるネクストのベビー服は、比較的安価でかわいいデザインの服が豊富なところがポイントです。
落ち着いた色合いの大人っぽいベビー服も多いため、ハイセンスなベビー服が世界中のおしゃれなママたちの間で人気です。
公式HP:ネクスト(NEXT)
海外ブランド③「ラルフローレン(RALPH LAUREN)」
有名なラルフローレンには、スタイやロンパースなどベビー服のアイテムもそろっています。
気品あふれるしっかりとしたイメージを出したい方におすすめのブランドです。
ベビー服にもお馴染みのポニーの刺繍が入っているので、親子でお揃いで着るのも楽しいでしょう。
海外ブランド④「カーターズ(CARTER’S)」
カーターズは、アメリカ最大のベビー服ブランドです。
比較的手に取りやすい値段で、デザインも豊富なので多くのママに人気です。
アメリカらしいポップでカラフルな色合いの服がたくさんあるので、どれを買おうか迷ってしまい、ついついまとめ買いしてしまいたくなるブランドです。
公式HP:カーターズ(CARTER’S)
日本ブランド①「ファミリア(Familiar)」
日本の老舗ベビー用品ブランドです。
安全性と品質が重視された信頼の国産ブランドのため、出産祝いで贈るには間違いのないブランドでしょう。
シンプルでかわいい絵柄のベビー服が多く、また、ベビー服以外にも食器やベビードレス、マザーズバックなどのグッズもそろえることができます。
公式HP:ファミリア(Familiar)
日本ブランド②「ベビーグース(Baby Goose)」
ベビーグースは、東京都のセレブの街である白金台発の名前入り出産祝いギフト専門店です。
かわいらしいベビー服はどれも、ホルマリン検査をクリアしているので、赤ちゃんでも安心して使うことができます。
出産祝いとして贈るなら、名前入りの特別なプレゼントとして大変喜んでもらえるでしょう。
公式HP:ベビーグース(Baby Goose)
日本ブランド③「ミキハウス ファースト(MIKI HOUSE FIRST)」
有名な老舗の子ども服メーカーミキハウスの、0~2歳のベビー用品ブランドです。
ミキハウスの商品は、日本製にこだわり独自の基準で厳しい審査をクリアしたものなので、品質の良さはピカイチです。
カラフルでデザイン性も高いかわいいベビー服が数多くそろいます。
公式HP:ミキハウス(MIKI HOUSE)
日本ブランド④「赤ちゃんの城」
国内で数少ない、新生児のための寝具や服を専門に扱うメーカーです。
1970年創業の老舗ブランドで、日本のベビー業界で初めて、品質保証とお客様満足が認定された組織に与えられるISO9001を取得しました。
商品の安全性と品質には絶対の信頼があるため、ベビー服は赤ちゃんにも安心して着せることができます。
公式HP:赤ちゃんの城
ファストファッションブランド①「ユニクロ(UNIQLO)」
日本で最も有名なファストファッションブランドであるユニクロです。
大人の服と同様にベビー服も、長く使える素材と着心地の良さ、安価な価格では他の追随を許さない人気があります。
ベビー服は、ママにとっては着せやすく、伸縮性が高いため赤ちゃんにとっても動きやすくて快適に着ることができます。
公式HP:ユニクロ(UNIQLO)
ファストファッションブランド②「無印良品(MUJI)」
雑貨や家具のイメージが強い無印良品ですが、ベビー服などベビーグッズも扱っています。
オーガニックコットン100%の肌着など、天然素材にこだわったシンプルなデザインの商品が多くそろいます。
色合いも無印良品らしい温かみのある優しいものが多いため、性別を問わずどんな赤ちゃんも着こなすことができます。
公式HP:無印良品(MUJI)
赤ちゃん服の種類やブランドを知り、赤ちゃんのかわいい服選びを楽しもう!
赤ちゃんの服には、短肌着やコンビ肌着、ロンパースなど馴染みの薄い名前のものがたくさんあり、またブランドもさまざまあるため、何を買うか選ぶのは難しいでしょう。
赤ちゃんが生まれた季節や、その赤ちゃんの月齢によっても、着せる肌着やベビーウェアは変わってきます。
赤ちゃんが良い素材の服を、快適に着ることができるように、今回紹介した赤ちゃんの服の選び方や注意点を是非参考にしてみてくださいね。
赤ちゃん服のブランドはかわいいものがたくさんありますので、いろいろなブランドを見て、赤ちゃんの服を楽しんで選んであげましょう。