赤ちゃんのいる家庭でよく床に敷かれているマット。
正方形のマットを組み合わせて使うジョイントマットと呼ばれるものや、布製の大きなマット、コルクのおしゃれなマットなどいろいろな種類がありますよね。
赤ちゃんがいる家庭でそうしたマットを敷くメリットは何なのでしょうか。
また、敷くとしたらいつからいつまでマットを敷く必要があるのでしょうか。
他にも今回は、赤ちゃんの床におすすめのマットについて、3つの種類ごとにおすすめの商品を紹介します。
- 赤ちゃんの床にマットを敷くメリット
- 赤ちゃんの床のマットはいつからいつまで必要?
- 赤ちゃんの床におすすめのマット3種類9選
赤ちゃんが自宅で安全に且つ衛生的に過ごすことができるように、各家庭の床にあった対策ができると良いですね。
マットの購入を考えている方は是非以下の内容を参考にしてみてください。
目次
赤ちゃんの床にマットを敷く4つのメリット ~ 赤ちゃんの安全や騒音防止にも効果的!
赤ちゃんのいる家庭ではよく、フローリングの上に赤ちゃん用のマットが敷かれていますが、そうしたマットを敷くのにはどんなメリットがあるのでしょうか。
赤ちゃん用のマットを敷くメリットを4つ考えてみました。
1. 赤ちゃんが転んで頭を打ち怪我をすることを防ぐことができる
まず、赤ちゃんのいる家庭でマットを敷く一番のメリットは、赤ちゃんが転倒したときなどに、硬い床に頭を打ってしまって怪我をすることを防ぐことができるという点にあるでしょう。
体に対して頭が大きい赤ちゃんは、お座りしているときや、歩き始めのときにバランスを崩して頭を床に打ち付けてしまうことはよくあります。
最近の家庭の床はフローリングの床が一般的なため、頭を強く打ち付けてしまうと、泣いてしまったり、時には怪我をしてしまうこともあります。
そんなときに、クッション性の高いマットが敷いてあれば、強い痛みや怪我を防ぐことにつながります。
2. 床にものを落としたり足でどんどんすることによる騒音を防ぐことができる
赤ちゃんは、手にもったおもちゃを投げてしまうことがよくあります。
また、寝転んだまま足を床にどんどんと打ち付けたり、少し大きくなると、立って足を床に打ち付けたり、飛び跳ねて遊ぶこともあるでしょう。
そんなとき、特に集合住宅の場合は、おもちゃの落ちる音や床への振動が、周囲の住宅の人に迷惑をけかてしまう可能性があります。
マットには防音効果もありますので、大きな音で近所に迷惑をかけないためにも、赤ちゃん用マットを敷くことは効果的でしょう。
3. フローリングに傷がつくのを防ぐことができる
小さい赤ちゃんのいる家庭では、赤ちゃんが物を投げてしまったり、床におもちゃを打ち付けてしまったりなどして、フローリングの床を傷つけてしまうことがよくあります。
マットを敷いておくことで、フローリングの床が直接汚れたり傷ついたりしてしまうのを防ぐことができます。
4. 寒い時期は冷えを防止することができる
冬の寒い時期になるとフローリングの床は冷たく冷えやすいので、マットを敷くことで冷えの防止にもつながります。
赤ちゃんを遊ばせておくときはもちろん、お布団を敷いてお昼寝をする場合も、フローリングに直接お布団を敷くよりも、マットの上に敷いたほうが保温性があり、冷えを防止することができますよ。
赤ちゃんの床へのマットはいつからいつまで必要?
赤ちゃんのいる家庭で安全や防音のためにマットを敷く場合、赤ちゃんの月齢がいつ頃からマットは必要になるのでしょうか。
また、マットを外してよいのは赤ちゃんが何歳頃になってからなのでしょう。
赤ちゃんの床へのマットはいつから必要か
まず、いつから必要なのかについてですが、新生児期など月齢の小さい赤ちゃんは、自分で体を動かすことができないため、床に頭を打ったり、物を投げて騒音を起こしたりする可能性は低いです。
ただし、安全のためにマットを敷くのであれば、万が一、赤ちゃんを抱っこしているママが手を滑らせたり体制を崩してしまったりすることを考えると、早い時期から敷いておくに越したことはありません。
赤ちゃんが生まれる前から用意しておいても早すぎることはないでしょう。
一般的に、赤ちゃんが頭を打ってしまう危険がより増すのは、腹ばいになって遊んだり、お座りの練習を始める時期です。
赤ちゃんの成長によって異なりますが、首がすわる生後3~4ヶ月頃にはそのように床で自分で動くことも増えてくるため、マットを準備しておいたほうが良いでしょう。
赤ちゃんの床へのマットはいつまで必要か
次に、マットがいつまで必要なのかについてですが、安全対策でマットを敷くのであれば、「赤ちゃんが転ばずに遊べるようになる頃まで」敷いておくと良いでしょう。
歩き始めの1歳前後の時期は転倒のリスクが高いためマットが重要な役割を果たしますが、歩くことに慣れてくるに従い、転倒のリスクは減っていきます。
運動能力の発達は個人差が大きいため、何歳以降なら安心と明確に言うことはできませんが、おおよそ3歳頃になれば、活発に駆け回ったりしない限り転ぶことは減ってくるでしょう。
安全対策だけではなく、防音やフローリングの傷防止のためにもマットを敷いているのであれば、子どもがもう少し大きくなってもマットが活躍することはあるでしょう。
いつまで敷くべきかは、各家庭で必要と判断した年齢まで敷いておいても特に問題はありません。
赤ちゃんの床に敷くマットの種類①「布製ベビーマット」おすすめ商品3選も!
ここからは、赤ちゃんのいる家庭で床に敷くのにおすすめのマットを、3つの種類別にその特徴と、おすすめ商品を紹介していきます。
まず1種類目は「布製ベビーマット」です。カーペットやラグのような大きな1枚の布のマットですが、赤ちゃん用のものは、素材がコットンなど赤ちゃんの肌にやさしいものや、裏面に滑り止めがついていて安全性が高いものが多いです。
布製のベビーマットのメリットは、洗濯機などで丸洗いして清潔を保つことができる点や、やわらかい布素材で赤ちゃんの肌によりやさしい点です。
また、商品によってはかわいい柄がついていたり、布の一部を押すと音が鳴る部分があったりなど、遊びの要素を取り入れたものもあります。
赤ちゃんが寝転んで過ごす月齢の低い時期に特におすすめです。
赤ちゃんが大きくなってからは、2種類目以降で紹介するジョイントマットの上に重ねて、お昼寝用のマットなどに活用することもできるでしょう。
布製ベビーマットおすすめ商品①「エムール よちよちルームマットLサイズ」
価格:3,600円(税込)
サイズ:約150cm×150cm
肌にやさしい綿100%の生地で、フローリングから赤ちゃんを守るために生地の下に中綿を入れてクッション性を高めています。
裏面は滑り止め加工がされているので、赤ちゃんが元気に動き回ってもずれずに安心です。
また、マットにはどうぶつや車、気球など子どもたちが夢中になってしまうカラフルでかわいいイラストがたくさん描かれているところもポイントです。
商品掲載ページ:エムール よちよちルームマットLサイズ
布製ベビーマットおすすめ商品②「パシーマ ベビープレイマット」
価格:7,560円(税込)
サイズ:145cm×145cm
脱脂綿とガーゼでできた素材で、赤ちゃんの肌にやさしく安全なのはもちろん、吸水性も抜群なため、汗をたっぷりと吸い取ります。
洗濯機で丸洗いも可なので清潔を保つことができます。
シンプルなデザインのため、プレイマットとしての用途を終えても、ベッドカバーやお昼寝用カバーなどいろいろな用途でも活用できそうです。
商品掲載ページ:パシーマ ベビープレイマット
布製ベビーマットおすすめ商品③「こども生活クラブ プレイマットグリーンファーム」
価格:4,210円(税込)
サイズ:68cm×68cm
マット中に、赤ちゃんが大好きな遊びの要素が詰め込まれた布製ベビーマットです。
おひさまの部分の布はめくれるようになっており、めくるとおつきさまがでてきます。
また、小池のあひるをめくると2羽のひなどりがあらわれ、お母さんあひるは押すとキュッキュッと音が出ます。
少しサイズは小さめですが、月齢の低い赤ちゃんが安全に遊ぶには最適でしょう。
商品掲載ページ:こども生活クラブ プレイマットグリーンファーム
赤ちゃんの床に敷くマットの種類②「樹脂製ジョイントマット」おすすめ商品4選も!
2種類目は「樹脂製ジョイントマット」です。
ジョイントマットとは、おおよそ30cm四方の正方形のマットをいくつかつなぎ合わせて大きなマットとして使用できるものです。
樹脂製のものは分厚くてクッション性も高いため、赤ちゃんが転んだり物を投げたりしても安心です。
ジョイントマットのメリットは、まず、各家庭で必要な大きさにつなぎ合わせて使うことができる点です。
次に、取り外し可能なため、汚れてしまった場合はその部分だけを取り外して洗うことができます。
また、樹脂製の素材のため、取り外さずにさっと表面を拭くだけで汚れを落とすことができるのも使いやすいポイントでしょう。
樹脂製ジョイントマットおすすめ商品①「西松屋 くみあわせマット(ブラウン&ベージュ) 8枚入り」
価格:8枚入り399円(税込)
サイズ:31.5cm×31.5cm、厚み1cm
ブラウンが4枚、ベージュが4枚の計8枚入りで399円とお手頃価格な西松屋のジョイントマットです。
安価ですがしっかり1cmの厚みがあります。
シンプルな色合いなので、どの家庭の床でも違和感なく使いやすいでしょう。
商品掲載ページ:西松屋 くみあわせマット(ブラウン&ベージュ) 8枚入り
樹脂製ジョイントマットおすすめ商品②「トーホー TOHO アンパンマンとなかまたち パズルであそぼう!やわらかマット20」
価格:20枚入り2,980円(税込)※楽天市場2018年3月5日時点
サイズ:20枚つなぎ合わせた状態で145cm×114cm、厚み1cm
赤ちゃん、子どもが大好きなアンパンマンのジョイントマットです。
キャラクターの顔をはずしたりはめたりして遊ぶことができるのはもちろん、立体型に組み合わせて遊ぶこともできます。
小さいうちは転倒防止のため、大きくなってからは遊び道具として活用の幅も広いマットです。
樹脂製ジョイントマットおすすめ商品③「不二貿易 キッズパズルマット10枚セット スウジ」
価格:10枚入り2,041円(税込)※楽天市場2018年3月5日時点
サイズ:1枚あたり32cm×32cm、厚み1cm
0から9までの数字が並んだジョイントマットです。
数字部分は取り外すことができるので、パズルとして遊ぶこともできます。
ママと子どもでマットをはめながら、一緒に数字を学ぶこともできますね。
クッション性はもちろん、耐久性、防音性にも優れています。
商品掲載ページ:不二貿易 キッズパズルマット10枚セット スウジ
樹脂製ジョイントマットおすすめ商品③「タンスのゲン ぴたっとウッド すべりにくい木目調タイプ」
価格:32枚入り6,980円(税込)
サイズ:1枚あたり61cm×51cm、厚み1cm
木目調のデザイン性の高いジョイントマットのため、敷くことで安全対策はもちろん、お部屋をよりおしゃれにコーディネートすることもできるでしょう。
木目調シートの上に防滑フィルムが貼られているため、子どもが靴下で走っても滑らないという安全性の高い商品です。
商品掲載ページ:タンスのゲン ぴたっとウッド すべりにくい木目調タイプ
赤ちゃんの床に敷くマットの種類③「コルク製ジョイントマット」おすすめ商品2選も!
3種類目は「コルク製ジョイントマット」です。
2種類目で紹介したジョイントマットの、素材がコルク製のものになります。
ジョイントマットとしてのメリットは、樹脂製と同様、家庭で必要な大きさをつなぎ合わせて使用できる点や、汚れた場合はその部分だけを取り外して洗うことができる点です。
コルク素材のメリットとしては、一番は通気性が良く断熱効果が高い点です。
通気性が良いため夏は涼しく、冬は断熱効果で冷たいフローリングでも温かく使うことができます。また、コルクはダニを防ぐ効果があります。
樹脂製のジョイントマットだと、しっかりと掃除をしないとマットの裏に湿気と一緒にダニが発生してしまう可能性がありますが、コルク製であればより衛生的に使用することができます。
コルク製ジョイントマットおすすめ商品①「タンスのゲン ジョイントマット わんぱく大粒天然コルクマット48枚6畳用」
価格:48枚入り6,480円(税込)
サイズ:1枚あたり46cm×46cm、厚み0.8cm
厚生労働省のホルムアルデヒド品質基準に合格した商品で、低ホルムアルデヒドで赤ちゃんのいる家庭でも安心して使うことができます。
天然素材のコルクのため、防音性や弾力性、保温性はばっちりです。
飲み物などをこぼしても拭き取るだけできれいにできますし、水洗いも可能なので清潔に使用することができます。
商品掲載ページ:タンスのゲン ジョイントマット わんぱく大粒天然コルクマット48枚6畳用
コルク製ジョイントマットおすすめ商品②「アイリスオーヤマ ジョイントマット(コルク)ナチュラル」
価格:1セット9枚入り1,176円(税込)
サイズ:1枚あたり31.5cm×31.5cm、厚み0.8cm
クッション性の高いコルクジョイントマットで、生活音をやわらげ、また、転倒したときの衝撃も緩和します。
取り外しも簡単で、9枚セットからの販売のため、各家庭で必要な大きさに組み合わせて使うことができます。
もちろん素材の耐久性も高いため、汚れがついても拭き取るだけできれいに落とすことができます。
商品掲載ページ:アイリスオーヤマ ジョイントマット(コルク)ナチュラル
赤ちゃんのいる家庭では床にマットを上手く使って安全対策・騒音対策をしよう!
赤ちゃんのいる家庭では、フローリングの床にマットを敷くことで、赤ちゃんがバランスを崩して転倒しても安全に過ごすことができます。
それだけではなくマットには、おもちゃを投げてしまったときの騒音や、フローリングの傷を防止する効果や、冷え防止の効果もあります。
床に敷くマットには、布製のものや樹脂製・コルク性のジョイントマットなど種類はさまざまです。
肌触りを重視するのか、洗いやすさをポイントにするのか、あるいは部屋のデザイン性も気にするのかなど各家庭で重点を置くポイントを決めて、適した商品を選ぶことができると良いでしょう。
良いマットを活用して、赤ちゃんが安全に、そしてママやパパも騒音を気にすることなく快適に過ごすことができるようにしましょう。