赤ちゃんは離乳食でレタスをいつから食べて大丈夫?3つの注意点とおすすめレシピ

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サラダといえば思い出すのはレタスというかたは多いのではないでしょうか。

葉もの野菜の定番中の定番のレタスですが、実は離乳食の初期から使用できるというのは知っていましたか?

「ええ!?繊維が多い野菜なのに、そんなに早いうちから食べさせて大丈夫?」と驚いた人もいるかもしれません。

さすがに生のままや、形が大きなままを与えるのはNGですが、しっかりと調理すればレタスは離乳食にも良い食材となるのです。

この記事では、そんなレタスについて詳しくご紹介します。

ポイントは6つです。

  • レタスってどんな野菜?
  • レタスの栄養価
  • 美味しいレタスの見分け方
  • 赤ちゃんはレタスをいつから食べてもいい?
  • レタスを食べさせる時の3つの注意点
  • 離乳食時期別オススメレシピ

最後まで記事を読んでいただければ、レタスを離乳食に使ってみようかなという気持ちになってくれるはずです。

ぜひ参考にしてくださいね。

目次

レタスってどんな野菜?

原産地は地中海沿岸か西アジア。

スーパーなどに多く出回る時期は4月~9月。夏野菜です。

日本の主な産地は、長野県、茨城県、群馬県。

レタスには色々な種類があります。

一般的な『玉レタス』の他、『サニーレタス』『ロメインレタス』『サラダ菜』など。

シャキシャキでみずみずしいレタスは、サラダに欠かせない食材といっても過言ではないでしょう。

レタスの栄養価

玉レタスは、カリウムや葉酸が豊富です。

サニーレタスは、カリウム、ビタミンK、葉酸、βカロテン、カルシウム、鉄などが含まれます。

カリウムは高血圧や動脈硬化、脳梗塞などの予防に繋がります。

βカロテンは免疫力アップやがん予防、カルシウムやビタミンKは骨を丈夫にします。

鉄は貧血予防、葉酸には造血作用など、健康促進に良いものばかりが含まれているので、ぜひ離乳食にも取り入れたい野菜のひとつです。

美味しいレタスの見分け方

丸みがあるもの、葉がふんわりと柔らかいもの、大きいけれど軽いもの、切り口に変色のないものが、新鮮で甘味があります。

他に注意する点は、芯が大きすぎるものは味が落ちてしまっている可能性があります。

芯が赤くなってきているものは、鮮度が落ちていることを表しており、なるべく買う時は避けたほうがいいでしょう。

葉がぎっしりと詰まっているのは苦味があることが多いので、こちらも避けるようにしてください。

サニーレタスやロメインレタスなど芯のないレタスは、葉の先まで緑色が濃くて張りがあるものが新鮮で良いものです。

レタスの保存法は、湿らせたキッチンペーパーや新聞紙などに包んで、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存してください。

包丁でレタスを切ると、切り口から変色が進みます。なるべく早く使い切るようにしましょう。

少なくても2、3日以内には、全て食べきるようにしてください。

赤ちゃんはレタスをいつから食べてもいい?

加熱をするなら、ゴックン期(生後5、6か月)から食べても大丈夫です。

生で与えるのは、パクパク期(生後1歳~1歳半)からにしましょう。

レタスは冷凍保存も可能ですが、注意する点があります。

包丁で切るとレタスはとても傷みやすいので、新鮮なものを買ってきたらなるべく早めに柔らかく茹で、

裏ごしや細かく刻むなど月齢に合わせて小分け保存してください。

冷凍したものは一週間以内に使い切るようにしましょう。

レタスを食べさせる時の3つの注意点

①窒息に注意してください。

月齢が低いころに大きくカットしたレタスを食べさせると、喉に葉が張り付いてしまい窒息してしまう可能性があるので注意が必要です。

そんな危険から赤ちゃんを遠ざけるために、月齢に合わせた調理をするよう徹底しましょう。

・ゴックン期(生後5、6か月)… すり潰すか裏ごし

・モグモグ期(生後7、8か月)… みじん切りにカット

・カミカミ期(生後9~11か月)… 3、4ミリにカット

・パクパク期(生後1歳~1歳半)… 5、6ミリにカット

上記以降は、2センチぐらいにカットして様子をみるようにしてくださいね。

②冷凍保存はできますが1週間以内に使い切りましょう。

レタスは冷凍保存が可能ですが、赤ちゃんは消化機能が未熟ですので、食あたりなどの心配がないよう鮮度が落ちない一週間以内に使い切ってください。

そのときは、できるかぎり鍋で加熱したりして熱を一度加えることを忘れずに。

自然解凍してそのまま食べさせるのは避けてください。

③アレルギー反応が出る場合もあります。

生野菜の一種であるレタスは、稀ではありますがアレルギー反応が出たというケースが報告されています。

口の周りや口の中がかゆくなったり赤く腫れたりする場合は、『口腔アレルギー症候群』を疑いましょう。

そのほかに代表的な症状としまして、目の充血や痒み、鼻水や身体の発疹などが現れましたら、アレルギーを疑いましょう。

たとえ呼吸困難などの症状がなく緊急性が低くても、アレルギー反応が出た場合は、かかりつけの小児科を受診するようにしてください。

離乳食時期別オススメレシピ

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ゴックン期(生後5、6か月)

・レタスペースト

材料:レタスの葉2枚

↓作り方↓

①レタスを細かくちぎります。

②耐熱容器にレタスを入れ、電子レンジで加熱します。(レンジによって加熱時間を調節してください)

③裏ごしかすり潰してできあがりです。

・レタスうどん

材料:レタスペースト大さじ1、ゆでたうどん3本、だし汁大さじ3

↓作り方↓

①ゆでたうどんをすり鉢などですり潰します。

②小鍋に、だし汁とうどん、レタスペーストを入れます。

③軽くかき混ぜながらひと煮立ちさせたらできあがりです。

パクパク期(生後7、8か月)

・レタスのパンがゆ

材料:サンドウィッチ用の食パン半分、レタス1枚、野菜スープ大さじ3

↓作り方↓

①食パンを細かくちぎります。

②レタスを柔らかく茹でて、みじん切りにします。

③小鍋に野菜スープと食パンとレタスを入れ、パンがとろとろになるまで煮てできあがりです。

モグモグ期(生後9~11か月)

・鮭とレタスごはん

材料:焼いて細かく解したシャケ大さじ1、レタス大さじ1、だし汁大さじ2、片栗粉少々、5倍がゆ60g

↓作り方↓

①レタスを柔らかくなるまで茹でて、細かく刻みます。

②耐熱容器にシャケとレタス、だし汁と片栗粉を入れ、レンジで加熱します。(レンジによって加熱時間を調節してください)

③できあがったら軽くかき混ぜて、5倍がゆにかけてできあがりです。

パクパク期(生後1歳~1歳半)

・レタスとトマトのサラダ

材料:レタス2枚、トマト4分の1、野菜スープ大さじ2

↓作り方↓

①レタスを柔らかくなるまで茹でて細かく刻みます。

②トマトは皮を湯むきして、種を取り除き実だけ使用します。こちらもレタス同様細かく刻んでください。

③ボウルにレタスとトマトを入れ、野菜スープを加えます。

④お好みで塩やサラダ油を少々加え、軽く混ぜ合わせればできあがりです。

レタスは栄養満点。上手に活用してくださいね。

赤ちゃんに健康に良いものを食べさせてあげたい。そう思うママはたくさんいるはずです。

レタスはとても良い栄養素がたくさん入っていて、そんなママの願いを叶えてくれる野菜だということを、ここまで読んでいただければおわかりになられたはずです。

葉もの野菜は裏ごしするのが少々面倒ですが、可愛い赤ちゃんの健康促進への第一歩。

時間があるときに多めに作って冷凍保存をしておくことをオススメします。

特にゴックン期、モグモグ期のころは、冷凍保存が大活躍します。

離乳食ストックのひとつに、レタスも付け加えてあげてくださいね。