赤ちゃんは離乳食で銀だらをいつから食べて大丈夫?3つの注意点とおすすめレシピ

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煮つけにしたらとても美味しい『銀だら』ですが、タラの仲間ではないと知っていましたか?

私はお恥ずかしながら息子の離乳食を作るようになるまで知りませんでした。

では、いったいどのような魚なのか。

答えを先に言いますと、大型の深海魚です。

それなのに名前にタラとついているのはなぜなのでしょうか?

離乳食には白身魚がいいと言いますが、タラではないとしたら銀だらは適しているのでしょうか?

銀だらがタラではないと知った時、私の頭にはこのような疑問の数々が浮かびました。

そこでこの記事では、私が疑問に感じたことの答えやレシピなどをご紹介していきます。

ポイントは6つです。

  • 銀だらってどんな食べ物?
  • 銀だらの栄養価
  • 離乳食に使用する時の下処理方法
  • 赤ちゃんは銀だらをいつから食べてもいい?
  • 銀だらを食べさせる時の3つの注意点
  • 離乳食時期別オススメレシピ

最後まで記事を読んでいただければ、銀だらについてとても詳しくなっているはずです。

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

銀だらってどんな食べ物?

『たら』と名前がついていますが、タラの仲間ではなく大型の深海魚です。

イメージとしては、アイナメやホッケに近いでしょう。

もともとはマダラの代用品として使われていたのですが、脂肪が多いために嫌がられてしまい、値段も安めだったようです。

しかし近年では、脂がのった魚が好まれる傾向があり、銀だらの評価もうなぎのぼりに。

スーパーでは切り身が高値で売られているのを見たことがある人も多いはずです。

白身魚ですが脂質が多く、煮つけやみそ焼き、照り焼きなどの調理方法が好まれています。

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銀だらの栄養価

脂質、DHA、EPA、ビタミンA、D、カリウム、マグネシウムが豊富です。

生活習慣病の予防や、風邪予防、免疫力の向上などの効果が期待されます。

他にも、疲れ目などに効果があり、肌荒れや乾燥を予防も。

銀だらは鮮度が落ちると皮の部分が黒く変色してきますので、買うときはなるべくそうでないものを選びましょう。

離乳食に使用する時の下処理方法

どの魚にも共通して言えることですが、

①魚を茹でるときは、中までしっかり火を通しましょう。

②茹でたらキッチンペーパーなどで水分をしっかりふき取ります。

③ほぐしながら骨や皮を丁寧に取り除きましょう。

以上のことに注意して離乳食として利用しましょう。

赤ちゃんは銀だらをいつから食べてもいい?

カミカミ期(生後9~11か月)から、細かくほぐして与えれば大丈夫です。

その際、前項で紹介した下処理を必ず行うようにしましょう。

パクパク期(生後1歳~1歳半)からは、粗くほぐして食べさせることができます。

くれぐれも魚の細かな骨を取り忘れないようにしてくださいね。

銀だらを食べさせる時の3つの注意点

赤ちゃんに銀だらを食べさせる時には、以下3つのことに注意しましょう。

①食べ過ぎには注意が必要です。

銀だらは脂質が多いので食べ過ぎるとカロリーの摂りすぎになってしまう可能性があります。

離乳食期にはあえて使用する必要はないと言う人もいるぐらいです。

大人と一緒のメニューから取り分けて少量を与える程度にしたほうがいいのかもしれません。

②アレルギー反応が出る場合もあります。

銀だらは魚類なので『魚アレルギー』の反応が出る可能性があります。

症状としては、口の周りや口の中がかゆくなったり、赤く腫れたりする、『口腔アレルギー症候群』が疑われます。

そのほかに代表的な症状としまして、目の充血や痒み、鼻水や身体の発疹などが現れましたら、アレルギーを疑いましょう。

たとえ呼吸困難などの重篤な症状はでなかったとしても、アレルギー反応が出た場合は、かかりつけの小児科を受診するようにしてください。

③冷凍保存はできますが1週間以内に使い切りましょう。

銀だらは冷凍保存が可能です。

しかし、長期保存は食中毒の危険を増してしまいます。

赤ちゃんは消化機能が未熟ですので、食あたりなどの心配がないよう鮮度が落ちない一週間以内に使い切ってください。

そのときは、自然解凍をして食べさせるのではなく、鍋で加熱したりしてから与えるようにしてください。

離乳食時期別オススメレシピ

銀だらを食べることができる生後9か月からのおすすめ離乳食レシピを紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね。

カミカミ期(生後9~11か月)

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・銀だらとレンコンのおやき

材料:銀だら50g、レンコン10g、豆腐10g、片栗粉大さじ1、サラダ油少々

↓作り方↓

①銀だらを茹でて骨と皮を取り除き、細かく刻みます。

②レンコンをおろし器ですりおろします。

③キッチンペーパーなどで豆腐の水を切りましょう。

④ボウルに材料を全て加えて、よく混ぜてください。

⑤小判型にタネを形成しましょう。

⑥油をひいたフライパンをよく熱し、タネを並べます。

⑦蓋をして3分ほどしたら、裏返し、再び3分加熱しましょう。

⑧中まで火が通ったらできあがりです。(加熱時間は様子をみながら調節してください)

パクパク期(生後1歳~1歳半)

※こちらのレシピは大人2名分。とりわけメニューです。

・銀だらの煮つけ

材料:銀だら2切れ、水80cc、酒大さじ2、砂糖大さじ1、醤油大さじ1、みりん大さじ1、しょうが少々

↓作り方↓

①鍋に調味料と水を入れて煮立たせます。

②煮立ったら銀だらを入れてください。

③落し蓋(なかったらアルミホイルを鍋の形にして真ん中にハサミ等で穴を開けたもの)をして、弱火で10~15分ほど煮ます。

④銀だらに色がつき、煮汁が少なくなってきたら火を止めて皿に盛りましょう。

⑤離乳食用に20gほど取り分け、塩分が少々強いのでさっとお湯に浸してください。

⑥水分をキッチンペーパーなどでふき取ったらできあがりです。

銀だらは、大人と一緒に食べるメニュー。

記事でお伝えしたように、銀だらは脂質が多く、離乳食に適しているとはいいがたいお魚です。

しかし、あの脂ののった銀だらの煮つけは絶品。

娘さんや息子さんにも食べさせたくなる料理のひとつではないでしょうか。

離乳食が終わるまでは、銀だらは大人のメニューとして作り、赤ちゃんには少量をおすそ分けする程度にすると良いでしょう。

成長と共に徐々に銀だらの美味しさを味合わせてあげるといいかもしれませんね。

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