ご飯と一緒にいろいろな野菜や肉類を摂取することができるチャーハンは、幼児食のお昼ご飯にもよく登場するメニューではないでしょうか。
我が家でも子どもが幼稚園に入るまでは、たびたびお昼ご飯にチャーハンを作っていました。
苦手な野菜も、モリモリ食べてくれるので、万能メニューなんですよね。
ふと、「そういえばいつごろから子どもにチャーハンを食べさせていたっけ?」と考えてしまったことがあります。
- チャーハンは何歳から赤ちゃんに食べさせていいの?
- 冷凍やコンビニのチャーハンはどうなんだろう
- 赤ちゃんにチャーハンを食べさせるときに気を付けたいこと
- 簡単♪離乳食期におすすめのチャーハンレシピ
ご飯や野菜は離乳食初期から与えられますが、チャーハンとなるとはっきりわからないという人もいると思います。
赤ちゃんにはいつからチャーハンを食べさせてもいいのか、きちんと知った上で与えると安心ですね。
目次
赤ちゃんはチャーハンをいつから食べて大丈夫?
皆さんの家庭では、どんな具材をチャーハンに入れますか?
- ねぎ
- タマネギ
- にんじん
- 焼き豚
- 卵
などが一般的でしょうか。
野菜類は5か月頃から、卵は7か月頃から食べられるようになるため、肉類を除けばチャーハンに使う具材のほとんどは離乳食期から与えても良いということになります。
ただし、チャーハンは油で炒める食べ物ですから、お粥で作るのは難しいかもしれません。
見た目で『チャーハン』といえるようなものを食べさせてあげられるのは、軟飯を食べられるようになる10か月頃からがおすすめです。
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冷凍やコンビニのチャーハンはいつからOK?
手作りのチャーハンは、1歳前くらいから食べさせてあげることができますが、手軽に用意することができる冷凍やコンビニのチャーハンはどうなのでしょう。
市販品は味が濃く赤ちゃんにはNG
冷凍やコンビニのチャーハンは、塩分が多く脂肪もたっぷり含まれています。
1歳頃になればある程度の固さの食べ物を食べられるようになりますが、チャーハンはNGです。
塩分も心配ですが、保存料などの添加物も気になります。
お湯で洗って塩分を落として食べられるものは取り分けなどもできますが、チャーハンはお湯で洗って食べさせてあげることはできません。
離乳食期には与えないようにしましょう。
市販品は早くて1歳半から
市販品は味が濃いので、そのまま与えるのは早くても1歳半以降がおすすめです。
できれば2歳以降までは与えないことが理想ですが、出先などでやむを得ずチャーハンを与える場合には少量にとどめておきましょう。
赤ちゃんにチャーハンを食べさせるときの3つのポイント
赤ちゃんにチャーハンを食べさせるときには、どのようなことに気をつけたらいいのでしょう。
- 手作りチャーハンはなるべく薄味で
- 市販品は頻度を少なく、ご飯でかさ増し
- 赤ちゃんが好きな食材を取り入れよう
手作りのチャーハンと市販品のチャーハンのそれぞれに、どのようなポイントがあるのか、3つにまとめましたので参考にしてみてくださいね。
1.手作りチャーハンは薄味が基本
どんなメニューにも言えることですが、赤ちゃんに食べさせる離乳食は薄味が基本です。
チャーハンを食べられるようになる1歳前後でも、やはりチャーハンは薄味にすることをおすすめします。
野菜をたっぷり入れることで甘みが増し、塩分をほとんど加えなくてもおいしくいただけますよ。
焼き豚やウインナーなどの食肉加工品は、1歳以降から少しずつ与えることができますが、チャーハンに使う場合は湯がいて塩分を落としたものを加えましょう。
2.市販のチャーハンは少量を与えよう
冷凍やコンビニのチャーハンは、1歳半から食べられると紹介しましたが、赤ちゃんに与える際は少量が基本です。
できればチャーハンと同量のご飯を加えて味を薄めてあげると良いでしょう。
頻度も少なめが基本です。
また、アレルギーの原因となる原材料が使用されていないかも必ず確認しましょう。
3.手作りチャーハンには好きな具材を取り入れて
手作りチャーハンの魅力は、余り物の野菜でもおいしく作ることができるということです。
タマネギやニンジンだけでなく、ブロッコリーやキャベツ、コーンやトマトなど、お好みの野菜を使ってみてくださいね。
我が家はキャベツとコーンのチャーハンが好評でした。
赤ちゃんがよく食べる野菜を彩りよく取り入れることで、おいしく食べてくれるはずですよ。
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パパッと作れる簡単チャーハンレシピ2選
忙しい時にもパパッと簡単に作ることができる、赤ちゃん向けのチャーハンの作り方を2つ紹介します。
9か月頃からOK!ツナとキャベツのチャーハン
○材料(赤ちゃん1人分)
5分粥・・・80g
ツナ(水煮)・・・小さじ2杯
キャベツ(ゆで)・・・小さじ1杯
ニンジン(ゆで)・・・小さじ1杯
オリーブオイル・・・少量
○作り方
1.野菜は細かくカットして食べやすくしておきます。
2.ツナはお湯でサッと湯通ししておきましょう。
3.フライパンに少量のオリーブオイルを入れ、ツナと野菜を軽く炒めます。
4.5分粥を加えてさらに炒め、混ぜ合わせたら完成です。
1歳頃からOK!納豆チャーハン
○材料(赤ちゃん1人分)
軟飯・・・80g
ひきわり納豆・・・大さじ1杯
ホウレンソウ(ゆで)・・・小さじ1杯
ニンジン(ゆで)・・・小さじ1杯
ネギ【みじん切り】・・・小さじ1杯
卵・・・大さじ1杯
オリーブオイル・・・少量
塩・・・少量
○作り方
1.野菜は細かくカットし、食べやすい大きさにそろえておきます。
2.納豆は湯通しして粘りを取り除いておきましょう。
3.フライパンにオリーブオイルを入れ、温まったら溶き卵を入れて炒り卵を作ります。
4.同じフライパンに野菜と納豆を加えて軽く炒めましょう。
5.さらに軟飯を加えて全体的に混ぜ合わせ、塩で味を調えたら完成です。
チャーハンは手作りのものがおすすめ
チャーハンは食べられるようになった具材を使うことで、手作りであれば比較的早い段階から食べさせてあげることができます。
炒めることにこだわらなければ、チャーハン風混ぜご飯として与えてもいいでしょう。
大人が食べているチャーハンを欲しがる時などは、混ぜご飯が意外に役立ちますよ。
- 手作りなら9か月頃からOK
- 市販品は早くても1歳半以降から
- 塩分控えめを心がける
など、ちょっとしたことに気を付けながら、おいしいチャーハンを食べさせてあげてくださいね。