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赤ちゃんはおにぎりをいつから食べて大丈夫?3つの注意点とおすすめレシピ!
いつでも食べられる、おにぎり。
お弁当だけでなく、ご飯やおやつにも、いつでも食べることができます。
特にちょっと長くお出かけしたい時に持って行ったり、ピクニックの時に持って行ったり、お母さんは重宝しますね。
おにぎりはとても美味しいだけでなく、食器を使わずに食べられて、とても便利!そんなおにぎりを、赤ちゃんはいつから食べられるのでしょうか。
2つの注意点とおすすめレシピをご紹介します。
この記事のポイントは次の5つです。
- 赤ちゃんはいつからおにぎりを食べられるのか
- おにぎりの3つの注意点
- 美味しいおにぎりを作るポイント
- おすすめレシピ
それでは解説します。順にみていきましょう!
赤ちゃんはいつからおにぎりを食べられるのか
赤ちゃんがおにぎりを食べられるようになるのはカミカミ期(9〜11ヶ月)の後半から。
その子の成長度合いにもよるのですが、カミカミ期(9〜11ヶ月)前半まではおかゆを食べて、後半からパクパク期(1歳〜1歳6ヶ月頃)に少しずつ軟飯、ご飯に近づけましょう。
軟飯はおかゆのようなベタベタ感がない柔らかいご飯のこと。
このころからおにぎりが作れます。
米:水=1:3で炊くか、ご飯50gに水大さじ3の割合で混ぜ、ラップして電子レンジで2分加熱して蒸しても簡単にできます。
おにぎりの3つの注意点
赤ちゃんにおにぎりをあげる時に、以下の2つに注意しましょう。
1つめは、おにぎりの衛生状態です。
赤ちゃんはまだ抵抗力が弱いので、大人のおにぎりを握る時より綺麗に手を洗ってからにぎりましょう。
また、握ってすぐ食べるのであれば問題はないのですが、握ってから何時間も経った後のおにぎりは、赤ちゃんには不向きです。
おにぎりについた手の細菌が、時間をかけて繁殖してしまいます。
対策としては、おにぎりをラップの上から握るか、保冷バックに入れて待ち歩くのがいいでしょう。
2つめは、おにぎりに巻く海苔は、焼きのりを使うという事。
焼き海苔はモグモグ期(7〜8ヶ月)から食べられ、添加物もないのでおにぎりにはぴったりの食材です。
味付け海苔もカミカミ期(9〜11ヶ月)から使うことはできますが、味が濃く添加物が多いので、あまり使いすぎないようにしましょう。
また、韓国のりは塩分、脂分が多いので赤ちゃんには不向きです。
少量使うならばパクパク期から食べられますが、基本的に離乳食にはあまり使わないようにしましょう。
海苔をまいてあげれば、赤ちゃんも食べる時にべたべたしないので手づかみ食べがしやすく、お母さんも周りが汚れにくく安心です。
最近ではダイソーなどの百円均一にも可愛い海苔が簡単につくれる機械が売っていて、おにぎりに顔をつけてあげることもできます。
焼き海苔は、ビタミン・ミネラル・タンパク質が凝縮されているので、おにぎり以外にもおすすめです。
茹でた野菜やお肉、魚などに入れるとトロミと海苔の風味で美味しく食べられます。
3つめは、中に入れる具です。
カミカミ期(9〜11ヶ月)から少量の塩が使えますが、中に入れる具についても注意しましょう。
おにぎりに入れるオーソドックスな具では、ツナマヨ・梅干し・鮭です。
ただし、ツナマヨのマヨはカミカミ期(9〜11ヶ月)から全卵のアレルギーが問題なければ少量しか使えません。
また、梅干しは塩分が高すぎるものは食べられませんし、鮭は塩鮭ではなく必ず生鮭を使うようにしましょう。
1回のお米の量は?
離乳食の基本的な1回の量としてお米は以下のようになっています。
ゴックン期(5〜6ヶ月頃)は30〜50g
モグモグ期(7〜8ヶ月頃)は50~80g
カミカミ期(9〜11ヶ月頃)は80~90g(軟飯の場合は約80g)
パクパク期(1歳〜1歳6ヶ月頃)は80~90g(ご飯の場合は約80g)
美味しいおにぎりをつくるには
お米の保存方法
お米の保存は冷暗所。
虫がわかないようお米用の防虫剤や赤唐辛子などの対策をしっかりしましょう。
保存期間の目安は約1ヶ月。
長期にわたって保存すると、どうしても味が落ちたり、虫が湧いてしまう原因にもなります。
多めに買わず、1ヶ月で食べきる量を買うようにしましょう。
美味しくご飯を炊くには
美味しくご飯を炊く方法は以下の3つのポイントを押さえましょう。
1つめは、素早く洗うこと。お米が米ぬか臭くならないように、1~2回目はすぐに水を捨てましょう。
2つめは、予約はあまり長い時間にしないこと。
水は常温で少しずつ腐ってしまいます。なるべく長い時間にしないようにしましょう。
3つめは、炊けたら10~15分はそのままにして蒸らしてから、均一に混ぜること。
ご飯を美味しく保存する方法
ご飯は常温でそのままにしたり冷蔵庫に入れたままにすると水分が抜けてパサパサになってしまいます熱々のうちにラップで包んで長期を閉じ込めて冷凍しましょう。
そうすれば解凍した時に炊きたてのようにふっくら美味しいご飯になります。
熱いうちに冷凍庫に入れると冷凍庫全体の温度が上がってしまうので保存袋に入れて、冷めてから冷凍庫へ入れましょう。
保存したお米を美味しく食べるには
冷凍したご飯は蒸すよりもレンジでの解凍の方が高速で加熱され、おいしくなります。
なので電子レンジで解凍するときも、【解凍】というメニューではなく、【温め】というメニューで解凍すると短時間で美味しくできます。
中に具を入れた状態で冷凍すれば、時間がない忙しい朝にもすぐに美味しいおにぎりが出来上がります。
また、具を入れない状態で冷凍しても、解凍してから表面に醤油を塗りトースターで焼けば、焼きおにぎりができます。
美味しいおにぎりを作るには
おにぎりを握る時に3つのポイントを押さえるとより美味しくできます。
1つめは、ご飯が炊きたての、熱々のうちに握ること。
温かいご飯は米同士のくっつきがいいいいので、軽い力で握ることができます。
熱々のご飯で握ったおにぎりは手に取った時に崩れないのに、口に入れた時にはほろりとほぐれる美味しいおにぎりができます。
2つめはギュっと固めるのではなく形を整えるように力を入れて握ること。
(三角のおにぎりは側面だけでなく広い面も握ること。)
3つめは表面全体に塩をつけること。
軽く塩をつけて握ると、美味しいだけでなく表面が乾きにくく、衛生状態も保たれます。
カミカミ期(9〜11ヶ月)から少量の塩が使えるので、安心して少しだけ使ってください。
熱々のご飯で握るときは、くれぐれも火傷をしないように気を付けてください。
また、ダイソーなど百円均一では、熱々のご飯を入れて振るだけで簡単におにぎりができるケースも販売されているので、これで作ってみるのも楽しいかもしれませんね。
簡単!おすすめレシピを紹介
・カラフル海苔巻き風
材料:軟飯(またはご飯)…80g
固ゆで卵の黄身…1/3個分
にんじん…5g
青のり…適量
作り方:1.にんじんは茹でてすりつぶす。
2.軟飯を3等分し、それぞれ1、黄身を混ぜる。(ひとつはそのまま。)
3.2をそれぞれ棒状に形を整え、真ん中に青のりをまぶす。
★のりは噛み切りにくいので形では使いません。きざみのりをまぶしてのりまき風にもできます。
・さけおにぎり〜手で持ちやすい大きさに握って〜
材料:ごはん…60g
水…大さじ3
生さけ…12g
刻みのり…適量
作り方:1.耐熱容器にご飯分量の水を入れラップをかけて電子レンジで1分加熱する。
2.さけはしっかり焼いてから骨と皮を除きほぐす。
3.1に2を混ぜ、ラップなどで食べやすい大きさに握り、刻み海苔をふる。
・ひじきおにぎり〜薄味に仕上げた具材を取り分け〜
材料:煮たひじき…3g
煮たにんじん…1g
煮た大豆…4g
軟飯…子ども茶碗1杯分
作り方:1.五目煮の材料はゆでこぼす。ひじきは大きければ細かく切り、にんじんと大豆は1センチ角ぐらいに切る。
2.軟飯に1を混ぜ、持ちやすい大きさの俵型に握る。
まとめ
ふりかけや具を変えることで、レパートリがいくつにも広がるおにぎり。
赤ちゃんがおにぎりを食べられるようになったら、さっとご飯が出来上がるので、お母さんも少し楽になりますね。
でも早くおにぎりが食べられるようにと焦らず、無理をせず、赤ちゃんの成長を見ながら少しずつ進めていきましょう。