赤ちゃんの離乳食でネギはいつから食べて大丈夫?3つのポイントとおすすめレシピ

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目次

赤ちゃんはねぎをいつから食べられる?3つのポイントとおいしいレシピ

お味噌汁や冷奴などの薬味としてはもちろん、煮ても焼いてもおいしいねぎ。

辛みがあり香りも強いので、赤ちゃんの離乳食にはあまり向いていないように感じますが、実際はどうなのでしょう。

私には娘が一人おり、娘の離乳食を作っているときには「どの野菜をいつから?」ということがいつも付きまとっていました。

ねぎもそのひとつです。

私と同じような疑問を感じている人も多いかと思います。

  • 赤ちゃんにねぎを食べさせていいのはいつから?
  • 食べさせるときのポイントはある?
  • アレルギーも気になる!
  • ねぎをおいしく♪簡単レシピも知りたい!

離乳食が進むといろいろな食材を食べられるようになりますが、その分心配や不安も増えますよね。

ねぎに関しても、いつからどのようにして与えたらいいのかをしっかり学び、安心して与えられるようにしましょう。

赤ちゃんにはねぎをいつから食べさせて大丈夫?

ねぎは加熱して食べることもありますが、生で食べることも多い野菜です。

ピリッと辛みを感じることもねぎの特徴のひとつですが、しっかり加熱をすれば甘みが出るので、赤ちゃんにも問題なく食べさせることができます。

赤ちゃんが上手にお粥を食べられるようになったら、5か月頃からねぎを離乳食に取り入れることができます。

月齢に合わせて調理をしよう

ねぎは表面に近い部分は繊維が多いですが、中心に近づくほど柔らかくトロトロの食感です。

赤ちゃんにねぎを与えるときは、肉厚な中心部分を与えるといいでしょう。

月齢に合わせて大きさを変えて与えることも大切です。

  • 5か月~6か月頃・・・柔らかく煮て裏ごし
  • 7か月~8か月頃・・・柔らかく煮てすりつぶす
  • 9か月~11か月頃・・柔らかく煮て細かく刻む
  • 1歳頃・・・柔らかく煮れば2mmほどの輪切りでOK

上記はあくまで目安です。

離乳食の進み具合に合わせて大きさを変えて食べさせてあげましょう。

慣れるまではペースト状と大きめにカットしたものを混ぜ合わせて与えてもOKです。

生のねぎはいつから?

薬味としてねぎを食べるときは生の状態がほとんどです。

離乳食期の赤ちゃんは、野菜類も加熱してから与えることが基本です。

生野菜を与える時期に関しては、赤ちゃんの成長や親の判断が大部分を占めるため、一概に「いつからOK」といえません。

目安としては、離乳食が完了した1歳半頃から少しずつという認識をしている人が多いようです。

我が家ではミニトマトなどは湯剥きしたものを1歳半頃から食べさせていました。

では生のねぎはどうなのでしょう。

ねぎは生の状態だと辛みが強く刺激もあるので、1歳半を過ぎてもおいしいと感じにくい野菜です。

3歳頃までは控えたほうがいいかもしれません。

ねぎの栄養も気になる!

離乳食を食べさせていると、栄養面も気になるようになります。

ねぎにはどのような栄養が含まれているのでしょうか。

  • ビタミンE
  • ビタミンK
  • ビタミンB群
  • ビタミンC
  • βカロテン
  • ナイアシン
  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム

こう見るとねぎには比較的バランスよく栄養が含まれているようですが、緑黄色野菜に比べるとビタミンやミネラルの含有量は少ないです。

根の部分よりも青い葉の部分のほうが栄養価が高いこともわかっているので、葉に近い部分も離乳食に使うといいでしょう。

赤ちゃんにねぎを食べさせるときの3つの注意点

赤ちゃんがお粥になれたらねぎを離乳食に取り入れることができるようになりますが、実際にねぎを食べさせるときにはどのようなことに気を付ければいいのでしょう。

ここでは3つの注意点を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

  1. よく加熱して食べやすく調理しよう
  2. 与えすぎには注意
  3. アレルギーにも気を付けよう

ねぎはよく加熱して食べやすいように工夫

先にも触れたように、ねぎはよく加熱をしないと辛みが残ってしまうことがありません。

赤ちゃんの味覚は敏感で、少しでも辛みや苦みを感じると食べたがりません。

一度でもおいしくないと感じると、次から食べてくれなくなってしまうこともありますから、しっかり加熱をして十分に甘みを引き出してあげることが大切です。

また、赤ちゃんが食べやすいように工夫することもポイントです。

  • とろみをつける
  • ほかの食材に混ぜる
  • スープなどに入れて煮込む

とろみをつけることで食べやすくなりますし、納豆など粘りのあるものに混ぜ合わせるのもおすすめです。

赤ちゃんが好んで食べるメニューにプラスしてみてもいいでしょう。

ねぎの与えすぎに気を付けよう

ねぎには殺菌効果や風邪予防などが期待され、体を温める働きもあります。健

康をサポートする野菜としても注目されており、大人でもたっぷり食べて風邪予防を心がけているという人も少なくありません。

しかしねぎの食べ過ぎは胃の粘膜を刺激するといわれています。

ねぎの辛み成分でもある硫化アリルという物質が、その原因です。

特に生食をした時に胃粘膜を刺激するといわれていますが、赤ちゃんに食べさせるときには加熱したものでも気を付けたいところです。

与えすぎには注意し、香りづけなどに上手に活用するといいでしょう。

ねぎのアレルギーにも注意!

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ねぎはアレルギーになりにくい食材といわれています。

消費者庁ではアレルギーの患者数が多い食品を27品目挙げていますが、ねぎはこの27品目に含まれていません。

(参照:消費者庁『アレルギー表示について』より

ねぎによるアレルギー患者は少ないものの、ゼロではないということも認識しておくことが大切です。

赤ちゃんに初めてねぎを食べさせるときは、「もしかしたらねぎでアレルギーが出るかもしれない」ということを頭に入れておくといいでしょう。

主なアレルギー症状としては、

  • 口の周りが赤くなる
  • 口の中や喉が腫れる
  • じんましんが出る
  • おう吐
  • 下痢
  • 鼻水や咳

などが挙げられます。

ねぎを食べさせてこのような症状が出た場合は、アレルギーの可能性がありますので、かかりつけの小児科に相談することをおすすめします。

ねぎの保存方法と簡単赤ちゃん向けレシピ

ねぎは薬味として使うことが多く、購入しても使い切れずに傷んでしまうことも多い野菜です。

せっかく購入した野菜は無駄にすることなく使い切りたいですよね。

ここではねぎの上手な保存方法と、ねぎを使った赤ちゃん向け簡単レシピを紹介します。

参考にしてみてくださいね。

おすすめ!ねぎの保存方法

すぐに使い切れる場合でも、なるべく新鮮な状態を保ちたいものです。

ここでは冷蔵保存と冷凍保存2つの保存方法を紹介します。

使いやすい方法で保存してくださいね。

冷蔵保存する場合

・新聞紙に包み、野菜室で立てて保存

・葉と根の部分に分け、ジップ付きの袋に入れて野菜室で保存

・土付きのねぎは土に埋めておくと長持ちする

冷凍保存する場合

・小口切りやみじん切りにして、ペーパーで水気を取ってからジップ付きの袋に入れて冷凍保存

・5cmほどの長さに切りそろえて、ジップ付きの袋に入れて冷凍保存

・加熱調理したものを製氷皿に入れて冷凍保存

ねぎのポタージュ

○材料(赤ちゃん1人分)

ねぎ・・・7cm

ジャガイモ(中)・・・4分の1個

粉ミルクを溶いたもの・・・30ml

○作り方

1.ねぎは輪切りに、ジャガイモは薄切りにして鍋に入れます。

2.野菜にかぶるくらいの分量外の水を入れ、柔らかくなるまで加熱します。

3.野菜が柔らかくなったらミキサーに入れ、撹拌します。

4.お湯で溶いた粉ミルクを加えて混ぜ合わせたら完成です。

量に注意して赤ちゃんにねぎを食べさせよう

ねぎは加熱すると辛み成分が甘みに変わり、赤ちゃんでも食べやすくなります。

お粥に慣れてきたら、ねぎも離乳食にどんどん取り入れてみましょう。

赤ちゃんにねぎを食べさせるときは、

  • 与えすぎに気を付ける
  • しっかり加熱して甘みを引き出す
  • アレルギーにも注意

これらのことに気を付けて食べさせてあげましょう。

我が家では玉ねぎの代わりにねぎを使うことも多く、離乳食でも定番の野菜でした。

冬には水炊きなどに入っているねぎを細かくつぶして食べさせていましたよ。

冷凍保存したねぎもとっても便利です。

ただし、一か月以内に使い切るようにしましょう。