赤ちゃんは離乳食で牛肉をいつから食べて大丈夫?4つの注意点とおすすめレシピ!

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目次

赤ちゃんは牛肉をいつから食べて大丈夫?4つの注意点とおすすめレシピ!

ハンバーグ、ステーキ、ビーフシチューに使われる牛肉。

良質なタンパク質と鉄分が豊富に含まれていて、栄養満点!

そんな牛肉を赤ちゃんはいつから食べられるのでしょうか。

4つの注意点とおすすめレシピをご紹介します。

この記事のポイントは4つです。

  • 赤ちゃんは牛肉をいつから食べていい?
  • 牛肉をあげる時の4つの注意点
  • アレルギー反応が出た時の対応!
  • 簡単おすすめ!牛肉の離乳食レシピ

それでは解説をしていきます!

参考にしてください♪

赤ちゃんはいつから牛肉を食べていいの?

赤ちゃんは牛肉を、離乳食後期のカミカミ期(9〜11ヵ月)から食べることができます。

鶏肉に慣れたら、少しずつ与えてあげます。

初めてあげるときは一番脂肪分の少ない、赤身から。

部位でいうとモモ肉がおすすめです。

赤身になれたらレバーやタン、ひき肉を与えてあげます。

レバーやタンは味付けがされてないものを選びましょう。

豚肉と牛肉を混ぜて挽いた合いびき肉は、パクパク期(1歳〜1歳6ヵ月)から食べられます。

白っぽいものは避けて、脂肪の少ないものを選んでください。

ひき肉が空気に触れる部分が傷みやすいので、買ったらすぐに冷凍するか、使い切りましょう。

サーロインやヒレなど脂身が多い部分は、赤ちゃんの消化吸収には負担になってしまうので避けます。

サイコロステーキなどの成形肉には添加物が多く含まれているので、同じく赤ちゃんにはやめておきましょう。

また、牛肉はアレルギー反応が出ることもありますので、注意しながら与えましょう。

牛肉を食べる時の注意点4つ

子どもの脳の成長に不可欠な亜鉛を含む牛肉は、赤ちゃんに与える時には注意しなければいけないことが4つあります。

1つめは、初めて食べる時は少量だけ。

牛肉は、アレルギー症状が出ることがあります。

アレルギーを持っている人の多さから見ると、お肉のアレルギーは少ない方です。

しかし、無いわけではありません。

アレルギーが発症した時に重症化しないよう、初めて与える時は必ず少量にしましょう。

また、身内に牛肉のアレルギーを持っている場合は医師に相談してから与えて下さい。

2つめは、よく加熱すること。

牛肉はよく焼かなくても大丈夫!ではありません。今では、大人でもよく焼かなければ危険と言われています。

2011年の集団食中毒の事件以降、ユッケなどの生肉が見直されました。

牛は草食動物だから、表面だけ焼けば大丈夫と思われがちですが、実際は加工過程などで内部にまで細菌が入ってしまっている場合もあり、厚生労働省も注意を呼びかけています。

特に赤ちゃんは、食中毒を引き起こした場合の耐性がありません。

最悪の場合、死に至ります。

2017年、スーパーの惣菜で食中毒が起き、3歳の尊い命が失われた事もあります。

食中毒は本当に恐ろしいもの。

赤ちゃんに牛肉を与える際の加熱は徹底し、中まで火がよく通っているか確認することが大切です。

3つめは、お肉は必ず赤身を選ぶ!

赤ちゃんにとって脂肪の多い肉は、胃腸への負担がとても大きいもの。

大人が良かれと思っても、赤ちゃんは腹痛や下痢を引き起こしてしまう場合もあります。

きちんと赤ちゃん用に赤身のものを選ぶか、脂肪がついている場合はその部分を切り落としてください。

脂肪の部分は、後で大人が美味しくいただきましょう。

4つめは、下処理をきちんと行うこと。

薄切り肉を使う場合は、細かく刻みましょう。

赤ちゃんはまだ奥歯がなく、肉を噛みきれません。

パクパク期(1歳〜1歳6ヵ月)になっても、食べにくければ無理をせずみじん切りにしてあげましょう。

また、レバーを使う時は牛乳に浸して、臭みを取り除いてから調理しましょう。

1回の牛肉の量は?

月齢別1回の牛肉の摂取量は、以下の通りです。

カミカミ期(9〜11ヶ月頃)は10〜15g

パクパク期(1歳〜1歳6ヶ月頃)は15〜20g

牛肉のアレルギー反応が出たら…!

牛肉がアレルギーだった場合、どうすればよいのでしょうか。

症状と対応・治療方法を簡単にまとめました。

アレルギー症状

発疹やかぶれの皮膚症状。息苦しくなってしまう呼吸症状。

腹痛、下痢や嘔吐の消化器症状。

発熱、痙攣、唇の腫れなど…症状は様々です。

食べたあと1〜2時間が、症状が出やすいので特に注意が必要です。

いつもと様子が違っていないか、よく観察しましょう。

分かりやすいアレルギー反応だったらすぐに食べ物を特定できますが、小さな反応だった場合は食物を特定するのはとても難しいもの。

また食材の状態、食べた本人の体調によって症状が変わってしまうこともあります。

疲れている時だと、アレルギー反応が重症化しやすいです。

対応と治療法

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痙攣や呼吸困難、発熱といった反応が出た場合はすぐに救急車を呼びましょう。

対応が手遅れになると、最悪の場合死に至ることがあります。

後日アレルギー物質の特定が出来たら、病院で専門医の指導を受けます。

除去食や負荷試験、食べることを延期するなど、アレルギー対策は様々です。

必要ならば薬を使う場合もあります。

アレルギー症状の大きさやその子の月齢などにもよりますが、最終的には食べられるようになることもあります。

簡単!おすすめレシピを紹介

牛肉のタンパク質は消化吸収が良く、赤ちゃんが不足しがちな鉄分も多く含まれています。

片栗粉をまぶしてからゆでると、つるんとした食感になります。

カミカミ期(9〜11ヶ月)向け!

牛肉の青のりがゆ〜おかゆなら、肉をすんなり飲み込める〜

材料:牛赤身ひき肉…15g(大さじ1)

5倍がゆ…90g(子ども茶碗軽く1杯)

青のり…少々

作り方:1.ひき肉はひたひたの熱湯でほぐしながらさっと茹で、ザルにあげる。

2.5倍がゆに1、青のりを加えて混ぜる。

牛肉焼きうどん〜蒸し焼きがコツ!しっとり仕上げに〜

材料:牛赤身薄切り肉…10g

にんじん…15g(2.5cm角1個)

ピーマン…10g(中1/4個)

ゆでうどん…60g(1/4玉強)

水…大さじ1

植物油…少々

作り方:1.牛肉は1cm幅の細切りにする。にんじんは皮をむき、ピーマンとともに1cm長さの細切りにする。うどんは1cm長さに切る。

2.フライパンに油を中火で熱し、牛肉を入れて炒め肉の色が変わったらにんじんピーマンを加えてさっと炒める。

3.2にうどん、水を加え、野菜に火が通るまで炒める。

パクパク期(1歳~1歳6ヶ月)向け!

ベビー牛丼〜肉派ベビーが大満足!鉄分もしっかり〜

材料:牛赤身薄切り肉…15g

玉ねぎ…30g(中/15個)

だし…1/2カップ

軟飯…90g(子ども茶碗軽く1杯)

作り方:1.玉ねぎは薄切りにする。牛肉は細かく刻む。

2.鍋に玉ねぎ、だしを入れて中火で熱し、煮立ったら弱火にし玉ねぎが柔らかくなるまで煮る。

3.2に牛肉を加え、煮立ったらアクを除き、1分ほど煮る。

4.器に軟飯を盛り、3をかける。

プチハンバーグポテト添え〜極小サイズだから手づかみも楽々〜

材料:牛豚合挽き肉…15g(大さじ1)

じゃがいも…40g(中1/4個)

パン粉…小さじ2

水…小さじ1

植物油…少々

作り方:1.じゃがいもは皮を剥いて食べやすく切り、やわらかくゆでる。

2.ボールにパン粉、水を入れ、ふやけたらひき肉を加えてねりまぜ、直径1cmに成形する。

3.フライパンに油を中火で熱し、2を並べて両面をこんがりと焼く。肉の横で1もこんがりと焼き、ともに器に盛る。

まとめ

赤ちゃんと牛肉についていかがでしたでしょうか。

赤ちゃんは牛肉をパクパク期(9〜11ヶ月)から食べることができます。

初めては赤身から。

慣れてきたら、レバー・牛タン・ひき肉と幅を広げていきます。

肩ロースなどの脂肪分が多いものや、添加物が多く含まれている成形肉は避けましょう。

牛肉も食中毒の心配があるので、加熱はしっかりと、真ん中まで火を通して下さい。

牛肉は鉄分補給の強い味方。

上手に付き合っていきましょう。