赤ちゃんの離乳食で冷凍野菜はいつから食べられる?上手に与える3つのポイント

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赤ちゃんの離乳食が始まると、いろいろな野菜を食べさせてあげたいですよね。

しかし時期によっては手に入りにくかったり、価格が高かったりと、なかなか思うように野菜を取り入れられないこともあると思います。

そんな時に取り入れられると便利なのが冷凍野菜。

特に気候の影響などで野菜の価格が高騰しているときには、我が家でも冷凍野菜は大活躍してくれました。

そこでふと疑問に思ったのが、「赤ちゃんにも冷凍野菜を食べさせてもいいの?」ということです。

  • 赤ちゃんはいつから冷凍野菜を食べられる?
  • どうやって与えればいいの?
  • 冷凍野菜のメリットとデメリットを知りたい!

私と同じように、冷凍野菜を赤ちゃんに食べさせてもいいのか迷っている人のために、冷凍野菜の取り入れ方について詳しく調べてみました。

離乳食作りの参考になれば幸いです。

目次

赤ちゃんに冷凍野菜を与えていいのはいつから?

以前は冷凍野菜というと味や栄養価が落ちるイメージがありましたが、最近は冷凍の技術の進歩により、冷凍野菜もかなりおいしくなっています。

冷凍野菜のほとんどは、旬のうちに収穫したものをすぐに加熱し急速冷凍しています。

離乳食への取り入れ方は、生の野菜を使うことと同じと考えて問題ありません。

ほとんどの冷凍野菜は5か月頃から与えることができます。

冷凍野菜の種類は豊富

冷凍野菜というと種類が少なそうな印象ですが、今ではいろいろな冷凍野菜を購入することが出るようになりました。

  • ブロッコリー
  • かぼちゃ
  • ホウレンソウ
  • サトイモ
  • いんげん
  • アスパラガス

上記の冷凍野菜は、スーパーなどで手軽に購入することができます。

いくつか常備しておくと、離乳食にもサッと取り入れることができるのでおすすめですよ。

赤ちゃんに冷凍野菜を与えるときの3つのポイント

冷凍野菜を赤ちゃんに食べさせることに、少し不安を感じている人もいるかもしれませんが、安全性に関してはほとんど心配する必要はありません。

冷凍野菜は加工過程はゆでるということだけですから、添加物の心配もほとんどないでしょう。

そんな冷凍野菜を赤ちゃんに上手に与えるために、次のポイントを押さえて食べさせてくださいね。

  1. 加熱調理して与える
  2. 開封したら早めに使い切ろう
  3. 国産のものを選ぶとより安心

冷凍野菜は一度加熱してから食べさせて

冷凍野菜はすでに加熱された状態ではありますが、赤ちゃんに食べさせるときには自然解凍ではなく、必ず一度加熱し直してから食べさせることが大切です。

赤ちゃんは消化器官が未熟で抵抗力もまだ十分ではありません。

大人ではほとんど問題のない細菌でも、赤ちゃんにとっては悪影響となってしまうこともあります。

一度加熱することで、細菌を大幅に減らすことができますから、しっかり加熱するようにしましょう。

開封した冷凍野菜はなるべく早く使い切ろう

一度開封した冷凍野菜は、なるべく早く使い切ることもひとつのポイントです。

開封すると冷凍庫内のにおいが野菜に移ってしまうこともありますし、時間が経てば経つほど冷凍焼けも気になります。

開封した冷凍野菜の保存方法のポイントは、

  • ポリ袋に移し替えてジップ付きの保存袋に入れる
  • 1か月以内に使い切る

開封した日にちを保存袋に書いておくと、使い切る目安がわかりやすくなるのでおすすめです。

冷凍野菜は国産のものならより安心

以前は冷凍野菜というと中国産やタイ産、アメリカ産などの海外産のものがほとんどでした。

ここ数年の冷凍野菜の需要のアップにより、国産野菜を使って国内加工されている冷凍野菜もかなり増えてきています。

海外産の冷凍野菜が悪いというわけではありませんが、栽培方法や加工方法が明確ではない分、海外産の冷凍野菜に不安を感じる人は少なくありません。

国産の冷凍野菜のほうがが安心感が強いという人も多いでしょう。

私がおすすめするのは、生協の冷凍野菜です。

生協の冷凍野菜は国産野菜を使っていることはもちろん、

  • 産地
  • 収穫時期
  • 栽培履歴
  • 製造元

これらすべてを知ることができます。

「より安全で安心して食べられる野菜を赤ちゃんにも」と考えている人におすすめです。

冷凍野菜を離乳食に取り入れるメリットとデメリット

冷凍野菜は生の野菜と同じように離乳食に取り入れることができますが、冷凍野菜を離乳食に取り入れるメリットとデメリットについて詳しく紹介します。

冷凍野菜のメリット

冷凍野菜を離乳食に取り入れるメリットは、

  • 調理時間が短い
  • 少量ずつ使うことができる
  • 栄養価が高い場合がある

この3つが挙げられます。

すでに加熱してある冷凍野菜は、柔らかくなるまでゆでる必要がないため、かなり時短になります。

トロトロにしなければいけない離乳食初期は、冷凍野菜はとても便利です。

○離乳食初期の冷凍野菜のおすすめの使い方

1.冷凍のまますりおろす

2.耐熱容器に入れてレンジで30秒ほど加熱する

3.だし汁などでのばしてペースト状にする

ほとんどの冷凍野菜でこの方法を使うことができますので、ぜひ試してみてくださいね。

だし汁ではなく牛乳でのばして加熱すれば、ポタージュスープも簡単に作ることができるのでおすすめです。

また、旬の時期に収穫して急速冷凍されている冷凍野菜は、季節外れの野菜を購入して食べるよりも、栄養価が高いことがわかっています。

生の野菜を加熱してフリージングして使っている家庭も多いでしょうが、自宅で冷凍した野菜よりも市販の冷凍野菜のほうが品質は高いと言えるでしょう。

冷凍野菜のデメリット

先にも少し触れましたが、冷凍野菜を離乳食に取り入れるデメリットは、

  • 産地や製造元がわかりにくい
  • 海外産のものが多い

この2つです。

赤ちゃんの離乳食に使うとなると、野菜の情報が少ないことは不安材料のひとつとなりえます。

すべての野菜を冷凍野菜にするのではなく、少量を使いたいときにだけ取り入れたり、旬ではない時期に取り入れたいときに使ったりと、上手に冷凍野菜を取り入れるといいでしょう。

冷凍野菜は離乳食作りの強い味方!

冷凍野菜はなんとなく離乳食には向かないような気がする、という人も多いかもしれませんが、生の野菜と同じように使うことができる便利な食品です。

下ごしらえ済みなので時短にもなり、忙しいママにとって強い味方となってくれるはずです。

冷凍野菜を赤ちゃんに食べさせるときは、

・一度加熱してから与える

・開封したら早めに使い切る

・産地が分かっているものを使う

など、ちょっとしたポイントを押さえて与えるようにしましょう。

我が家では、離乳食にも冷凍野菜が活躍してくれていました。

大人と同じものが食べられない離乳食期は、赤ちゃん専用のメニューを考えなければいけません。

冷凍野菜は少量ずつ使うことができるので、いろいろな野菜を食べさせてあげられたので、とても便利でしたよ。

冷凍野菜を上手に取り入れて、離乳食のレパートリーを増やしてくださいね。