赤ちゃんの離乳食でオイスターソースはいつから使って大丈夫?2つの注意点とおすすめレシピ

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中華料理に必ずといっていいほど使用されているオイスターソース、みなさまはお好きですか?

牡蠣の濃厚で上品なうまみは、料理に少し加えるだけで味を良くしてくれます。

焼きそばやうどん、中華丼や野菜炒めなど、活躍の場はたくさん。

そんなオイスターソースですが、赤ちゃんの離乳食には適している食材なのでしょうか?

最近では共働きのパパ・ママのために、パルシステムやコープデリのような食材宅配を利用している家庭も少なくありません。

もし食材宅配が持ってきた食材の中にオイスターソースを使う料理があったら、赤ちゃんは食べられない…?

この記事では、オイスターソースについて詳しく説明するとともに、離乳食使用についての疑問にもお答えします。

ポイントは6つです。

  • オイスターソースってどんな食べ物?
  • オイスターソースの栄養価
  • 赤ちゃんはオイスターソースをいつから食べてもいい?
  • 離乳食に使用するオイスターソースの選び方
  • オイスターソースを食べさせる時の2つの注意点
  • 離乳食時期別オススメレシピ

最後まで記事を読んでいただければ、オイスターソースを使ってみようかなという気持ちになっていただけるかも?

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

オイスターソースってどんな食べ物?

調味料のひとつで、塩漬けにした牡蠣を煮だした時に出た脂肪を使用し、醤油や食塩などを加えたのち、発酵させて作ります。

濃厚な風味とコクでうまみが強く、中華料理(主に広東料理)によく使われます。

牡蠣油(かきあぶら)とも呼ばれることも。

オイスターソースの栄養価

ナトリウム、ビタミンB12が豊富です。

ナトリウムは、体液量の調節、神経機能を正常に維持する効果、筋肉の動きを正常に保つ働きがあります。

さらにビタミンB12はビタミンB群の1つで、ヘモグロビンの育成を助け貧血予防に繋がります。

赤ちゃんはオイスターソースをいつから食べてもいい?

カミカミ期(生後9~11か月)から食べさせても大丈夫です。

ただし、この月齢では、大人のメニューから少量を取り分ける程度にしましょう。

湯通しをして食べさせてあげると、赤ちゃんに優しいです。

パクパク期(生後1歳~1歳半)からは、味付けのために少量を使用してもOK。

原料のカキの風味とコクがあり、うまみが強いので少量でも味の変化が楽しめます。

離乳食に使用するオイスターソースの選び方

なるべく添加物の少ないものを選びましょう。

赤ちゃんに食べさせるときは、使用する同量のお湯で薄めてから使用すると、胃腸の負担が減ります。

ちなみに生協の食材宅配である”生活クラブ”のオイスターソースは、工デンプン以外の添加物は一切使用していないオリジナル品。

オイスターソース1本につき6個の牡蠣を丸ごとすりつぶして作るこだわりでやや生臭さもあるようですが、火を通せば独特の臭みもなくなり美味しく食べられるそうです。

価格もリーズナブルなので、一度試してみてはいかがでしょうか。

参考⇒生協の食材宅配「生活クラブ」

オイスターソースを食べさせる時の2つの注意点

①アレルギーに注意が必要です!

オイスターソースの原料である牡蠣は、アレルギーになりやすい食品です。

牡蠣でアレルギー反応がすでに出ている赤ちゃんは、絶対に食べさせないようにしてください。

また初めてオイスターソースを食べさせるときは、まずは小さなスプーン1杯分を薄い味付けとして加える程度がいいでしょう。

その時アレルギー症状が出ていないか、注意深く見ることが大切です。

普段から問題なく食べている食品にプラスすると、万が一アレルギー反応が出たとしてもアレルゲンを突き止めやすくなるのでおすすめです。

オイスターソースを食べたあと、口の周辺や舌などが赤く腫れたり、身体に発疹がでたり、違和感を感じたらアレルギーを疑いましょう。

重篤な症状になると、呼吸困難などになってしまうこともあるのでくれぐれも注意してくださいね。

②塩分のとり過ぎに注意が必要です。

オイスターソースは塩分が多いので、食べさせ過ぎには注意が必要です。

塩分の摂りすぎは胃腸に負担がかかってしまい、下痢などを引き起こす原因になる場合も。

塩分量に注意して、水で薄めるなどの工夫をすると良いですね。

離乳食時期別オススメレシピ

カミカミ期(生後9か月~11か月)

・オイスターソースのたまごがゆ

材料:ご飯60g、溶き卵1個、オイスターソース少量

↓作り方↓

①小鍋にご飯を入れます。

②ご飯にかぶる程度まで水を加えて、煮立たせましょう。

③煮立ってきたら弱火にして、おかゆ状になるまで煮ます。※かたさはお好みで調節ください。

④強火にして、溶き卵を回しかけます。

⑤ゆっくりとかき混ぜて卵に火を通しましょう。

⑥仕上げにオイスターソースを少々加え、味を調えてできあがりです。

※お好みでネギのみじん切りなどを加えても◎

パクパク期(生後1歳~1歳半)

・焼きうどん(大人ととりわけメニューです)

材料:チルドうどん1玉、お好きな野菜(にんじん、キャベツ、もやし、ねぎ、しめじなど)100g※カット野菜を使用するととっても楽です。

醤油大さじ1、オイスターソース大さじ1、かつお節少々、サラダ油少々

↓作り方↓

①フライパンを熱し、油を少量ひいて野菜を炒めます。

②うどんを入れてよく混ぜ合わせましょう。※水を少量入れるとうどんが解れやすくなります。

③醤油とオイスターソースをフライパンに加え、再びよく混ぜ合わせましょう。

④皿に盛りつけ、かつお節をかけたらできあがりです。

※赤ちゃんのうどんは、塩分が気になるようならさっと湯通しをしてから与えても。

キッチンバサミ等で、うどんと具材を食べやすい大きさに切ってあげましょう。

アレルギーに注意しながら、上手に活用をしましょう。

オイスターソースを離乳食に使用する際、最大の注意点はアレルギー反応です。

その不安が取り払われれば、とても便利な調味料と言えます。

うまみが強く、少量加えるだけでも中華料理屋さんの味に近づけるのですから使用しない手はありませんよね。

ぜひ、上手に活用してくださいね。