赤ちゃんの離乳食でワカサギはいつから食べて大丈夫?2つの注意点とおすすめレシピ

スポンサードリンク

目次

赤ちゃんの離乳食でワカサギはいつから食べて大丈夫?2つの注意点とおすすめレシピ

赤ちゃんの離乳食が進み、少しずつ食材の種類を増やしていき、赤ちゃんも色々な味や食感などに触れて楽しんでいきます。

お母さんは、毎日、どんな離乳食を食べさせようかなと悩んでいる人も多いでしょう。

離乳食向けの調理方法やアレルギーなどの心配など、気を付けるべきことも多くて大変ですよね。

魚介類には、体によい栄養がたくさん含まれており、赤ちゃんにも積極的に食べさせていきたい食材です。

しかし、種類が多く魚によっては食べさせる月齢が違うので、ひとつひとつ確認してから調理しなくてはいけません。

今回は、お魚釣りでよく釣れる小さな魚『ワカサギ』について詳しくご紹介していきます。

「赤ちゃんは何歳からワカサギを食べてもいいの?」

「赤ちゃんにワカサギを食べさせるときに気を付けることはある?」

「ワカサギを使った離乳食のレシピが知りたい!」

など、実際に赤ちゃんにワカサギを食べさせるときには色々な疑問や不安が出てきます。

そんなモヤモヤを解消して、ワカサギを使った離乳食に挑戦してみませんか?

・赤ちゃんがワカサギを食べられる時期
・ワカサギを食べさせるときの2つの注意点
・パクパク期のおすすめレシピ

上記の内容で、赤ちゃんとワカサギの離乳食について詳しくみていきましょう。

たくさんのワカサギを頂いてどう調理しようか悩んでいる人や、お父さんがたくさん釣ってきたワカサギを、赤ちゃんに食べさせてみたいなと思っているお母さんの参考になれば嬉しいです♪

赤ちゃんはワカサギをいつから食べても大丈夫なの?

ワカサギは、淡泊で美味しく、味だけで見れば、赤ちゃんも食べやすい魚です。

しかし、腹の皮が薄く破れやすいので、まるごと使う調理法が多く、大人の場合は内蔵も全部一緒に食べます。

南蛮漬けや佃煮、フライなど、昔から親しまれている料理がたくさんありますね。

小骨が多いですが、熱することで骨が軟らかくなり、身は硬くならないのでそのままでも食べやすい種類です。

しかし、赤ちゃんに食べさせるときには、内臓や骨、皮などは取り除き、身の部分だけを食べさせます。

小骨をすべて取り除くなど調理加工のことを考えると、なかなか手間がかかり大変です。

そのため、あまり離乳食には向いていません。幼児食から食べさせるご家庭も多いようです。

離乳食期にもし食べさせるのであれば、離乳食完了期のパクパク期(1歳~1歳半)頃から食べさせることができます。

しかし、骨をすべて取り除くのは困難なので、しっかりと加熱してよく噛んで食べさせることが必須となります。

赤ちゃんの様子を見ながら食べさせてみてくださいね。

赤ちゃんにワカサギを食べさせるときに気を付けてほしい2つのこと

赤ちゃんにワカサギを食べさせるときは、以下の2つに気をつけてくださいね。

1.食物アレルギーに注意

ワカサギは、アレルギーを発症しやすい特定原材料には含まれていません。

しかし、どの食材においても、絶対アレルギーが出ないというものはありません。

ワカサギは、冬~春の時期になると、お腹に卵をもっている魚もいます。

そのため、魚卵アレルギーの心配も少なからずあります。

症状としては、蕁麻疹や唇や口の中の腫れ、嘔吐や腹痛、下痢などが考えられます。

加熱調理することでアレルギーの発症をある程度は抑えることができるので、生のものを食べさせることは控え、しっかりと中まで火を通すようにしてくださいね。

赤ちゃんにワカサギを食べさせたときに、いつもと違う様子がみられたら、早めにかかりつけ医に相談するようにしましょう。

関連記事⇒赤ちゃんはいつからイクラを食べて大丈夫?いくらを食べれる時期と3つの注意点

2.小骨や内蔵などに注意して

ワカサギには当然ながら小骨や内蔵が含まれています。できれば、ほぐしてあげながら、身の部分を中心に少しずつ食べさせてあげると安心ですね。

骨は小さく軟らかいので取り除きづらいですが、よく噛んで食べればそれほど心配する必要はありません。

お子さんにも「よく噛んでね♪」と言って、噛む動作を見せてあげてください。するとママの真似をしてモグモグとやってくれるはずです。

ただし、大きめのワカサギは、骨が太く苦い内臓が多く含まれていることもあるので、慎重に食べさせるようにしてください。

パクパク期(1歳~1歳半頃)のおすすめレシピ

最後にワカサギを使ったおすすめのレシピを紹介します!

赤ちゃんには、骨と内臓を除くなどの下処理をしっかりと行ってから食べさせるようにしてくださいね。

ワカサギの煮つけ

<材料>

・ワカサギ 市販1パック分
・生姜 少々
・水 50㏄
・酒 50㏄
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・酢 小さじ1

<作り方>

1.鍋に調味料を全て入れて、ひと煮立ちさせます。

2.火を弱めてワカサギをいれて、蓋をして、蒸し煮にしていきます。

3.7分ほどそのまま放置して、火を止めて、粗熱が取れるまでそのままにしておきます。

4.ワカサギをお皿に取ったら出来上がりです。

ワカサギの唐揚げ

<材料>

・ワカサギ 20個
・塩 少々
・酒 大さじ1
・醤油 小さじ2分の1
・片栗粉 大さじ2
・サラダ油 フライパンに1㎝ほどの量
・すりごま 小さじ1

<作り方>

1.ワカサギは冷水にいれて、ぬめりをとり、肛門からえらまでに切り込みをいれます。

2.流水に当てながら、えらと内臓を取り除き洗い流し、ボウルに入れます。

3.塩、酒、醤油をいれて軽く混ぜ、ビニール袋にいれます。

4.片栗粉をいれて、振って、小麦粉をまぶします。

5.フライパンにサラダ油を薄くひいて、熱します。

6.弱火でじっくりワカサギを揚げて、両面に焼き色がついたら取り出します。

7.お好みですりごまをかけて完成です。

まとめ

ワカサギは、小骨や内臓なども一緒にそのままスーパーに並んでいることがほとんどなので、調理の手間暇を考えたら、あえて離乳食期に食べさせる必要はなく、離乳食には向いていない食材です。

しかし、淡泊な味わいがあり、骨まで軟らかく美味しく食べることができるので、しっかりと噛むことができるようになってからたくさん食べさせてくださいね♪

関連記事⇒赤ちゃんの離乳食でイワシはいつから食べて大丈夫?3つの注意点と鰯レシピ