指先がきれいにネイルされているとテンションが上がる!
キラキラの指先が大好き!
ネイル無しなんて考えられない!
そんなネイルが大好きな妊婦さんもいますよね。
サロンでケアをしてもらったり、自宅でセルフネイルを楽しんだり、指先におしゃれをもたらすネイルの楽しみ方は、沢山あります。
でもきれいに飾られている指先を見ながら、妊婦だけどネイルを楽しんでも良いのかな、と思う事ってありませんか?
リムーバーのアセトンが体に悪いって聞くけど、どうしてなのかな?
いつまでネイルをしていても大丈夫?
お腹の赤ちゃんに影響はあるのかな?
色んな疑問や不安に思う事ってありますよね。
だからこそきちんと知っておきたいネイルのこと、3つにまとめました。
・妊婦がネイルをしても大丈夫?
・妊婦がネイルを止めた方が良い7つの理由徹底解説
・ネイル無しでも爪のおしゃれを楽しむ方法
これを読めばもう大丈夫!
妊娠中のネイルのことが良く分かります。
それでは解説していきます。
目次
妊婦でもネイルを楽しみたい!妊婦はネイルをしても大丈夫?
結論から言うと、妊婦さんはネイルをするのは止めておいた方が良いでしょう。
ネイルが習慣化されていると、きれいになっていない指先なんて考えられない妊婦さんもいると思います。
しかしお腹に赤ちゃんがいる妊娠中は、体調の急変で入院の可能性があったり、肌が敏感になってしまったり、マイナートラブルはつきものです。
いざという時に慌てないためにも、妊娠中は赤ちゃんを優先して、自分の楽しみはお預けにするのが良いでしょう。
どうしてネイルをしてはいけないの?ネイルをやめておきたい7つの理由とは
妊婦さんがネイルを止めておいた方が良いのは、きちんとした理由があります。
それでは詳しく解説していきましょう。
1、サロンでの長時間同じ姿勢による疲労
ネイルサロンで施術の際は1時間から2時間程、同じ姿勢を強いられてしまいます。
体調不良の時や、お腹が大きくなった時に同じ姿勢を長時間するのはとても辛いものです。
お腹や足や腰にも負担がいくので、避けましょう。
2、衛生的ではないネイルサロンのリスク
衛生管理が徹底されていないネイルサロンでの施術だと、器具等から感染症にかかる場合もあります。
リスクを減らす為にも考えた方が良いですね。
3、つわりの時は匂いに敏感になる
マニキュアや除光液は基本的に匂いがきつい物が多いです。
つわりの時は、ちょっとした匂いにも敏感に反応してしまいます。
胃がムカムカしたり、体調不良の時には強い匂いのものは避けたいですよね。
4、指先に酸素飽和度を計測する器具を装着する時がある
入院時や分娩時に、指先に酸素飽和度を計測する機械を取り付けられることがあります。
その時にネイルが施されていたら、正しい計測が出来ません。
血液中の酸素濃度を測るもので、数値が低いと呼吸不全が疑われます。
対応が遅れると大変なことになりかねません。
帝王切開の時には麻酔を使用するため、妊婦さんの状態を極めて慎重に診なければなりません。
ネイルを必ずオフにしなければならないのは、このような理由も含まれているのです。
5、医師は指先で、妊婦さんの体調をみる
検診時、主治医が指先のチェックを行い、指先の爪の色を見て妊婦さんの健康観察を行います。
ネイルをしていたら、正しい色が分かりません。
6、アセトンに注意!
マニキュアを落とす際に使用する除光液、油脂を溶かすことができるので、基本的にアセトンを主成分にしているものが多いです。
アセトンは揮発性が高く、体温程度の温度ですぐに空気中に気化し成分が飛散するので、容易に体内に取り込まれてしまいます。
換気をせず大量に吸い込むと、呼吸器系や生殖器系に影響があるので、必然的に胎児にも影響を及ぼす可能性があります。
また、吸い込むと喉の違和感や眼の痛み、めまいを引き起こすことがあります。
このように一度に大量に使用しなければ大丈夫ですが、出来れば避けたい薬品の一つです。
7、産後すぐに赤ちゃんのお世話が始まる
赤ちゃんに触れる際に、爪が伸びている手でお世話をしたり、ネイルをしている手で赤ちゃんのお口の中に手が入ってしまったり…赤ちゃんのお肌は敏感ですし、雑菌にも弱いです。
伸びている爪は雑菌もつきやすいです。
清潔で衛生的な手でお世話をしたいものです。
このような理由から、妊娠中から産後に掛けてネイルはお預けにしておいた方が良いのです。
元気な妊婦さんでも、妊娠中は何が起こるか分かりません。
この時期はネイルをちょっとお預けにして、赤ちゃんを優先に考えてみる時期といえるでしょう。
それでもネイルは止められない!妊婦でも楽しめるネイルとは
なにがなんでもきれいなネイルから離れられない!
そんな時は爪のお手入れをきちんとするだけでも、爪は生き生きとします。
3つのポイントを押さえるだけで、きれいな爪はキープできます。
・爪切りではなくエメリーボードを使い、長さと形を整える
エメリーボードとは、厚さ2mm程の紙製で出来ている爪を削るやすりです。
180Gや240Gというグリットの数字は、やすりの目の粗さを表し、数字が大きい方がキメが細かいということになります。
普通は180Gを使用します。
・シャイナーでツヤを出す
シャイナーには爪の表面を滑らかに整える面と、爪を磨いてツヤを出すスポンジ面があります。
始めに爪の表面を軽くこすり、後は優しくスポンジで磨いてツヤを出します。それだけできれいな爪になります。
・とにかく乾燥を防ぐ
ハンドクリームを使用する際は、手のひらだけでなく、指先の爪の部分まで塗り込みましょう。
特に爪の付け根に良く揉みこむように塗ると効果的です。
シアバターは肌への浸透率が高いので、保湿効果も抜群です。
質の良いシアバターをハンドクリーム代わりに使うのも良いですね。
この3点を注意すれば、ナチュラルで美しい爪をキープできますよ。
まとめ
ネイルが大好きな妊婦さん、妊娠中も出来れば楽しみたいですよね。
しかし妊娠中は突然体調を崩したり、安静を強いられたりする緊急の場合もあるのです。
ネイルをオフしておけば良かった…と後悔するのは出来れば避けたいものです。
いつでもすぐに対応できるように、ネイルをちょっと我慢して、赤ちゃんを優先するのが妊婦さんの役目です。
ネイルをしなくても、爪のお手入れを普段からしていれば、それだけで素敵な指先になりますよ!