赤ちゃんの離乳食でサワラはいつから食べて大丈夫?2つの注意点とおすすめ鰆レシピ

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春のお魚としてスーパーなどでみかけるさわら(鰆)。

ソテーや、煮つけ、西京焼き、蒸し物など、その身のやわらかさから、色々な料理にして楽しむことができます。

さわらは、体長1メートルを超えるものもあるので、基本的には切り身で販売されています。

脂がのって美味しい晩秋から初春に旬を迎え、食卓にもよく並びます。

そんなさわらですが、淡泊な味で、クセがないので、赤ちゃんにも食べやすそうな魚です。

せっかくの食事なので、離乳食が始まっている赤ちゃんにも食べさせてあげたいですね。

「赤ちゃんはいつからさわらを食べてもいいの?」

「赤ちゃんにさわらを食べさせるときに気を付けてほしいことってある?」

「さわらを使った離乳食のレシピが知りたい!」

など、実際に赤ちゃんにさわらを食べさせてみようと考えてみると、色々な疑問や不安が出てきます。

そんなモヤモヤを、ひとつひとつ解消していきます。

・赤ちゃんがさわらを食べられる時期
・さわらを食べさせるときの2つの注意点
・カミカミ期のおすすめレシピ
・パクパク期のおすすめレシピ

離乳食にお魚のレシピを取り入れたい、旬のお魚料理に挑戦したい、離乳食の進め方に困っている、など、赤ちゃんの離乳食作りの参考に、少しでもなれば嬉しいです♪

目次

赤ちゃんはさわらをいつから食べても大丈夫なの?

さわらは、淡泊で見も柔らかいので赤ちゃんにとっても食べやすい魚です。

しかし、さばやいわしなどを餌にしているので、脳の機能を高める、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの脂肪酸も豊富に含まれています。

脂肪酸が多いと、未熟な赤ちゃんの胃腸に負担がかかってしまいがちです。

そのため、まずは脂肪が少ない白身魚の鯛やひらめから慣れてから、少しずつ食べてみましょう。

目安としては、離乳食後期の「カミカミ期」から食べさせてみましょう。

離乳食の進みが早い赤ちゃんは、中期のモグモグ期から食べ始めている子もいます。

早い時期に食べさせるのであれば、茹でたり塩焼きにしたりして、脂を落としてから食べさせてみてください。

赤ちゃんにさわらを食べさせるときに気を付けてほしい2つのこと

アレルギーが発症する心配性がある

さわらは、厚生労働省が出しているアレルギーの出やすい特定原材料には含まれていませんが、どの食材においてもアレルギーが出る可能性があります。

さわらはスズキ目・サバ科に分類されているので、サバでアレルギーが出た赤ちゃんなどは、慎重に食べさせるようにしましょう。

さわらは、成長するにしたがって、さごし→ナギ→さわらと呼び名を変える出世魚です。

どの魚を食べさせるときにも、注意して食べさせてくださいね。

初めて赤ちゃんにさわらを食べさせるときには、病院が空いている平日の午前中に、一口だけ食べさせ、1日赤ちゃんの様子をみるようにしてください。

何か少しでも変な様子や、蕁麻疹・口の周りの赤みやかゆみなどのアレルギー症状が見られたら、早めにかかりつけ医に相談するようにしましょう。

加熱調理、骨取りをしっかりとすること

離乳食期、幼児食期は食中毒などの危険性を考えて、生のお魚は食べさせないようにします。

ですので、加熱調理することが基本です。

また、骨や皮が残らないように、ほぐしながらしっかりと取り除くことも必要なので、少し手間暇がかかりますが、下準備などをしっかりとするようにしましょう。

骨や皮取りが面倒で、離乳食分の少量の魚が必要なのであれば、さわらの刺身も販売されていることがあるので、そちらを使って離乳食作りにトライしてみましょう。

ただし、刺身にも骨が紛れていることがあるので注意しましょうね。

カミカミ期(生後9~11ヶ月頃)のおすすめレシピ

さわらのおからハンバーグ

<材料>

・小松菜 20g
・にんじん 20g
・玉ねぎ 20g
・さわら 15g
・豆腐 75g
・おからパウダー 大さじ2
・片栗粉 大さじ1
・野菜のだし汁 小さじ1

<作り方>

1.小松菜、にんじん、たまねぎはみじん切りにして、やわらかく茹でておきます。

2.さわらは茹でてから、骨と皮を取り除き、ほぐしておきます。

3.豆腐、おからパウダー、片栗粉、野菜のだし汁を、豆腐をつぶしながら混ぜていきます。

4.3に、野菜とさわらをいれて、混ぜ合わせます。

5.オリーブオイルをひいたフライパンに、スプーンで4の生地を並べていきます。

6.両面に焼き色がついたら完成です。

さわらのあんかけ

<材料>

・さわら 大さじ1
・にんじん 大さじ1
・玉ねぎ 大さじ1
・だし汁 大さじ1
・醤油 3滴
・片栗粉 少々

<作り方>

1.さわらは茹でてから、骨や皮がついている場合にはとりのぞいて、ほぐしておきます。

2.にんじんと玉ねぎはみじん切りにしてやわらかく茹でておきます。

3.だし汁に片栗粉と醤油をいれて、電子レンジで30秒加熱します。

4.さわらと野菜を3にいれて、よく混ぜ合わせたら出来上がりです。

さわらの味噌炒め煮

<材料>

・さわら 10g
・なす 10g
・赤と黄色のパプリカ 各5g
・だし汁 大さじ3
・味噌 小さじ1
・だし汁 小さじ1
・オリゴ糖(砂糖) 小さじ5分の1

<作り方>

1.さわらを茹でてほぐしておきます。

2.なすとパプリカは皮をむいて小さく刻み、耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジで40秒加熱します。

3.鍋に、だし汁、野菜、魚をいれて、やわらかくなるまで煮込みます。

4.3に味噌とだし汁をいれて、汁気がなくなるまで煮たら出来上がりです。

パクパク期(1歳~1歳半頃)のおすすめレシピ

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さわらの煮つけ

<材料>

・さわら 1切れ
・いんげん 1本
・だし汁 1カップ
・砂糖 小さじ1
・みりん 小さじ2分の1
・醤油 小さじ2
・塩 少々

<作り方>

1.さわらは塩を両面に少しふって、5分ほど置いておき、水分がでたらキッチンペーパーで拭き取ります。

2.いんげんは、5㎜の長さで切っておきます。

3.鍋にすべての材料をいれて、落し蓋をし、10分煮ます。

4.しっかりと火が通っていたら出来上がりです。

鰆のフライ

<材料>

・さわら 20g
・醤油 3滴
・すりおろし生姜 少々
・水 大さじ1
・パン粉 大さじ1

<作り方>

1.さわらは一口大に切っておきます。

2.醤油と、おろし生姜、みずを混ぜ合わせ、そこにさわらをいれて5分ほど付けておきます。

3.パン粉は大きければ、裏ごししておきます。

4.さわらにパン粉をまぶして、油をひいたフライパンで焼きます。

5.両面、しっかりと焼き目がついたら、蓋をして3分蒸し焼きにし、中までしっかりと火を通します。

6.器にもって出来上がりです。

さわらのムニエル

<材料>

・さわら 30g
・バター 小さじ1
・小麦粉 適量

<作り方>

1.さわらを一口サイズに切り、小麦粉を両面にまぶします。

2.熱したフライパンにバターを溶かして、さわらを焼きます。

3.両面、こんがりと焼けたら出来上がりです。

まとめ

赤ちゃんも食べやすい淡泊な味わいで、調理の幅も広く、さわらは離乳食に向いている食材です。

しかし、脂肪酸が含まれているので、慌てずに離乳食後期から食べさせてあげましょう。

フライや煮つけなど、味付けを変えることで、お母さんと一緒に同じメニューを楽しむことができます。

ぜひ、離乳食にさわらを取り入れてみてくださいね♪