赤ちゃんはジャムをいつから食べて大丈夫?2つの注意点とおすすめレシピ

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いちごやブルーベリー、マーマレードなど様々な種類があり、選ぶのも楽しくなるジャム。

ジャムはフルーツや野菜をお砂糖で煮詰めて作られており、パンに塗る、ケーキの飾りやヨーグルト、お料理の隠し味としても幅広く使われています。

もともとは、腐敗を遅らせて保存できるように加工されたもので、世界中で親しまれています。

冷蔵庫にジャムが入っているご家庭も多いと思いますが、その甘くておいしいジャムは、赤ちゃんの離乳食作りに取り入れても大丈夫なのでしょうか?

果物からできているので、おやつ作りや離乳食の香りづけにも良さそうですが、糖分やアレルギーなども気になるところですよね。

「赤ちゃんはいつからジャムを食べてもいいの?」

「赤ちゃんにジャムを食べさせるときに気を付けることはある?」

「手作りジャムの作り方や、ジャムを使った離乳食のレシピが知りたい!」

など、実際に赤ちゃんに食べさせようとしたときには、様々な疑問や不安が出てきます。

今回はそんなモヤモヤを解消するべく、赤ちゃんとジャムについてのあれこれをまとめてみました。

・赤ちゃんがジャムを食べられる時期
・ジャムを食べさせるときの2つの注意点
・手作りジャムの作り方
・カミカミ期のおすすめレシピ
・パクパク期のおすすめレシピ

赤ちゃんのおやつ作りに困っているお母さんや、これからジャムを取り入れてみようか悩んでいる人の、参考になれば嬉しいです♪

目次

赤ちゃんはジャムをいつから食べても大丈夫なの?

ジャムには、砂糖がたくさん使われているイメージがあるので、赤ちゃんに食べさせて良いのか悩む人も多いでしょう。

赤ちゃんに与えるときは、離乳食後期の「カミカミ期(生後9~11カ月)」から、小さじ1杯程度を限度として食べさせてみてくださいね。

市販されているジャムの多くは、砂糖やグラニュー糖が50%以上含まれています。

低糖という表示もありますが、一般的には50%ほどの糖質を含んでいるので、表示の読み取り方を間違えないようにしましょう。

糖分の摂り過ぎは、赤ちゃんの発育に影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。

最近では、砂糖不使用のジャムもよく見かけるようになりましたね。

砂糖不使用のジャムは、果物とレモン汁、リンゴ果汁などで作られており、砂糖は使わずに果物の糖分で甘さを出しています。

赤ちゃんにジャムを食べさせるときには、砂糖不使用のものを使うか、自宅でつくる手作りジャムを食べさせると良いでしょう。

関連記事⇒赤ちゃんの離乳食でブルーベリーはいつから食べて大丈夫?3つの注意点とおすすめレシピ

赤ちゃんにジャムを食べさせるときに気を付けてほしい2つのこと

赤ちゃんにジャムを与えるときは、以下2つのことに注意しましょう。

1.砂糖が多く含まれている

先ほどお話したのですが、ジャムにはたくさんの砂糖が使われています。

以下は、赤ちゃんの1日当たりの砂糖摂取量の目安です。

  • 離乳食初期は、0~1g
  • 離乳食中期は、2g
  • 離乳食後期は、3g
  • 離乳食完了期は、4g
  • 1歳半から2歳は、10g程度

これをジャムと比較してみると、本当に少量のジャムしか食べることができず、ジャムで1日分の砂糖を摂取してしまう可能性もあります。

砂糖の過剰摂取は、肥満に繋がる、のちの生活習慣病に繋がる、虫歯ができるなど、赤ちゃんの身体にとって悪い影響が出てしまいます。

ジャムを食べさせるのであれば、ごく少量を、たまに食べさせる程度に抑えておきたいですね。

関連記事⇒赤ちゃんは砂糖をいつから食べて大丈夫?7つの注意点と与え方

2.ジャムでもアレルギーがでる場合がある

ジャムは加熱されたものなので、アレルギーを発症する可能性は少ないのですが、まれにアレルギー反応が出るケースも報告されています。

りんごやもも、いちご、メロン、キウイなどの果物には、アレルギー症状が出る可能性があります。

最近では花粉症の患者にも果物アレルギーが多いことが分かっており、年々増えてきています。

症状としては、舌や唇、口の中のかゆみや腫れ、のどがイガイガするような口腔アレルギー症候群、まれにアナフィラキシーショックを起こす場合もあるので、注意が必要です。

赤ちゃんの時期に発症する場合もありますが、大人になって症状が出ることもあるようです。

赤ちゃんに初めてのジャムやその果物を食べさせるときには、病院が空いている平日の午前中に、一口だけ食べさせて、1日赤ちゃんの様子を確認するようにしましょうね。

おうちで手作りのジャムを作ってみよう

市販のジャムには砂糖が含まれているものも多いので、おうちで自家製のジャムを作ってみてはいかがでしょうか。

旬の果物や、赤ちゃんが好みの果物、野菜などで作ることができるのでおすすめです。

では、簡単なジャムの作り方をご紹介します。

赤ちゃんの離乳食用として作る場合は、砂糖を分量より減らして作ってみてください。

甘さ控えめいちごジャム

<材料>

・いちご 500g
・砂糖 120g
・レモン汁 大さじ2

<作り方>

1.いちごはヘタをとり、フライパンにいれ、砂糖を上からかけます。
2.弱火にかけて、木べらでいちごをつぶしながら混ぜていきます。
3.砂糖が溶けきったらレモン汁を加えましょう。
4.さらに20分弱火で煮たら完成です。

桃ジャム

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<材料>

・桃 3個
・砂糖100g
・レモン汁 大さじ1.5

<作り方>

1.桃の皮をむき、小さく刻みます。
2.鍋に桃をいれて、砂糖を加えて弱火に加熱します。
3.灰汁が出てきたら取り除いて、レモン汁を加えて30分ゆっくりと加熱します。

カミカミ期(生後9~11ヶ月頃)のおすすめレシピ

ここからは赤ちゃんの成長時期に合わせた離乳食レシピを紹介します。

まずは生後9~11カ月・カミカミ期の赤ちゃんにおすすめのレシピです。

簡単!くるくるサンド

<材料>

・サンドイッチ用のパン 1枚
・ジャム(砂糖不使用) 少量

<作り方>

1.食パンにジャムを薄く塗ります。
2.空気が入らないように、端からくるくると撒いて、ラップで包みます。
3.冷蔵庫で5分ほど冷したら、冷蔵庫から出して、包丁で切り分けて出来上がりです。

手作り♪人参でジャム

<材料>

・にんじん 1本
・水 200㏄
・片栗粉 小さじ2
・水 大さじ1

<作り方>

1.にんじんは皮をむいてすりおろします。
2.鍋に人参と水を入れて、人参にしっかりと火が通るまで茹でます。
3.水溶き片栗粉をいれてとろみがついたら出来上がりです。

パクパク期(1歳~1歳半頃)のおすすめレシピ

続いて、パクパク期(一歳~一歳半)のおすすめレシピです。

トマトとりんごのジャム

<材料>

・トマト 300g
・りんご 120g
・きび砂糖 30g

<作り方>

1.トマトは湯剥きをして、種を取り除き小さめにカットします。
2.りんごは皮をむいて、すりおろしておきます。
3.トマトとりんごを鍋にいれて、煮ます。
4.水分が出てきたら、砂糖を加えて、水分が飛んだら出来上がりです。

くり抜きかわいいサンドイッチ

<材料>

・サンドイッチ用食パン 1枚
・好きなジャム 適量
・クッキー型

<作り方>

1.食パンは8等分に切り分けます。
2.4枚のサンドイッチは、好きな型でくり抜きます。
3.くり抜いていないサンドイッチに、薄くジャムを塗ります。
4.上から、くり抜いたサンドイッチで挟んで出来上がりです。

まとめ

ジャムは、砂糖や添加物、そしてアレルギーに気を付けて、離乳食後期から取り入れてみましょう。

離乳食に彩りを加えることができて、果物の甘さにより、食の細い赤ちゃんでも、もりもり食べてくれることがあります。

もし、おうちに果物が余っているのであれば、ジャムを作ってみるのも良いですね。

ぜひ参考にしてみてください♪