レバーはお好きですか?
私は大好きなのですが、苦手な家族がいるため、夕食の一品としてなかなか食卓に並べられないのが悩みです。
あの独特な味や匂いがいやだというのですが、そういう方けっこういますよね。
でもレバー好きから言わせると、栄養がたっぷりあるのに食べないのはもったいない!です。
しかも授乳中のママにもってこいの食材ということを知っていましたか?
レバーはママが悩まされる貧血を予防できる、とても優れた食材なのです!
この記事では、レバーについて詳しく紹介すると共に授乳中の食べ方についてお話します。
ポイントは7つです。
・レバーって?
・レバーは授乳中におすすめの食べ物?
・レバーのカロリーは?
・授乳中におすすめのレバーの食べ方は?
・レバーパテは食べても大丈夫?
・おすすめレバーレシピ
・レバーを食べるときの3つの注意点
最後まで記事を読んでいただければ、レバー好きになっているかも?
ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
そもそもレバーって?
主に鶏や牛、豚などの肝臓のことをいい、焼き鳥や炒め物などの料理に用いられます。
特殊なレバーの例としてガチョウの肝臓があり、こちらは『フォアグラ』と呼ばれています。
たんぱく質やビタミン、ミネラルを多く含むので、滋養強壮食品としても人気があります。
ただし、妊娠初期はビタミンAをとりすぎると赤ちゃんへの悪影響があるので、注意が必要です。
詳しくは、妊婦とビタミンA~妊娠中のビタミンAの摂取量とおすすめ食品5選 をご参照ください。
授乳中は過度に気にする必要はありませんので大丈夫ですよ。
レバーは授乳中におすすめの食べ物?
母乳はママの血液から作られているので、貧血に気をつけなければなりません。
レバーは鉄分たっぷりで血を作る効果があります。
貧血を予防するにはもってこいの食材です。
レバーのカロリーは?
鶏、豚、牛でカロリーが違います。
- 鶏は100グラムあたり111キロカロリー
- 豚は100グラム当たり128キロカロリー
- 牛は100グラムあたり132キロカロリー
栄誉素としては、鉄分やビタミンA、B2、葉酸、ビオチンが豊富です。
特に鉄分がたくさん含まれているので、「貧血予防にはレバー!」と言えるほどの効果を発揮します。
授乳中におすすめのレバーの食べ方は?
焼き鳥でそのまま食べてもいいですが、授乳中は他の栄養もとってもらいたいところ。
授乳中にレバーを食べるのなら、レバニラ炒めのように野菜と一緒に食べることをおすすめします。
特に豚肉のレバーには鉄分が多く含まれているので、選べるようでしたら豚肉にしましょう。
※100グラムあたりの鉄分量は→ 豚13mg、鶏9mg、牛4mg
レバーパテは食べても大丈夫?
もちろん、レバーパテも大丈夫です。
こんがりと焼いたパンに塗って朝食にしても良いですね。
ただし毎日食べてしまうと、塩分やビタミンAを摂りすぎてしまうので、やめておきましょう。
レバーの下処理方法
臭みのあるレバーはとても食べられたものではありません。
逆に臭みのないレバーの美味しさはお墨付き。
臭みをとる簡単な方法をご紹介します。
- 鶏の場合
ひとくち大に切ったレバーを、流水で丁寧に洗いましょう。
その後、たっぷりの水と塩をひとつかみいれたボウルに入れて、20~30分ほど置いておきましょう。
臭みが気になるようでしたら、何度か洗ってボウルに入れるを繰り返すと良いですよ。
- 豚と牛の場合
ひとくち大に切ったレバーを流水で丁寧に洗います。
その後、レバーが隠れる程度の牛乳を注ぎ2~3時間ほど置いておきましょう。
上記の下処理を丁寧にするだけで、美味しく食べやすくなるので忘れずに行うようにしてくださいね。
おすすめレバーレシピ
レバーを使ったおすすめのレシピを紹介します!
気に入ったメニューがあれば、ぜひ作ってみてくださいね。
レバーのオイスターソース炒め
材料:下処理した豚レバー200g、ミックス野菜(にんじん、もやし、にら、きのこなど)1袋、オイスターソース大さじ1、醤油大さじ1、砂糖大さじ1、酒大さじ1、サラダ油大さじ1
↓作り方↓
①下処理した豚レバーの水分をふき取り、お酒をふりかけます。
②片栗粉をまぶした後、油をひき熱したフライパンでよく炒めます。
③レバーにある程度火が通ったら野菜をいれましょう。
④野菜がしんなりしてきたら、調味料を全ていれてよく炒めて出来上がりです。
レバーのパテ
材料:下処理したレバー200g、ハーブ&ガーリックのチーズ(kiriなど)4個、白ワイン
↓作り方↓
①小鍋に白ワインをレバーがつかるぐらいまで入れて5分ほど煮込みます。
②火が中まで完全に通っているか確認した後、鍋からレバーを出しましょう。
③水気をよく切ったレバーと常温に戻しておいたチーズをボウルに入れてください。
④フォークやヘラなどを使用し、レバーとチーズをつぶしながらよく混ぜ合わせます。
⑤ココットの器などに盛り付けたら出来上がりです。
レバーを食べるときの3つの注意点
レバーを食べる時には、3点だけ注意してほしいことがあります。
①必ず加熱する
レバーは必ず中まで火が通るようにしましょう。
半生の状態で食べてしまうと、食中毒になってしまう可能性があります。
授乳中は使用できる薬も限られているので、辛い時間が長く続いてしまうことに。
なにより下痢や嘔吐などの症状で赤ちゃんのお世話もままならなくなります。
しっかりと加熱をすることで食中毒を防げるので、食べる前に確認するようにしましょう。
②塩分の摂りすぎに気をつける
レバニラ炒めなど濃い目の味付けになっているものがレバーには多いです。
濃い味=塩分量が多い、ということ。
むくみなどの原因になるほか、赤ちゃんの味覚に影響する場合もあるので、手作りの場合はなるべく薄味にするよう心がけましょう。
③食べるときは適量・適度にする
レバーは身体に良いものですが、含まれるビタミンAの過剰摂取は体調不良に繋がります。
毎日100グラム食べ続けていると、吐き気や腹痛、めまいなどが起こる可能性があります。
最低でも1日おきにするなど、食べすぎないように対策しましょう。
授乳中の貧血予防にはレバーを食べましょう。
下処理さえすればレバーは焼き鳥やパテなどにして、手軽に食べられる食材です。
育児で忙しいママの食事にもってこいの料理もたくさん!
栄養豊富で、授乳中に悩まされる貧血を予防してくれるとなれば食べない理由が見当たりませんね。
ぜひ、この機会にレバー料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?