もしかして育児ノイローゼ?要注意な13の症状と3つの対処法&頑張らない育児法

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妊娠中は、

「早く赤ちゃんに会いたい!」

「手をつないで一緒に歩きたい!」

「初めてのおしゃべりは何かな?」

など、赤ちゃんとのこれからの生活に胸が膨らみます。

無事に出産を終え、実際に赤ちゃんとの生活が始まると、

「こんなはずじゃなかった」

「何をしても泣き止まない」

「家の中がぐちゃぐちゃ・・・」

といったように理想とはちょっと違うと感じた人も多いのではないでしょうか。

私も娘が生まれてから、赤ちゃんとの生活は理想通りにはいかないことを思い知ったひとりです。

こういったことが積み重なると、『育児ノイローゼ』となってしまうことも。

育児ノイローゼの自覚がない人も多く、次のような症状の人は要注意!

・ちょっとしたことでイライラする
・わけもなく涙が出る
・何に対しても興味がなくやる気が出ない
・子どもや夫に当たってしまう

などなど。

育児ノイローゼの症状はいくつもありますが、上記のような症状が続いている人は育児ノイローゼかもしれません。

より詳しく育児ノイローゼについて知り、対処法や育児ノイローゼになりにくい育児法を学びましょう!

目次

育児ノイローゼって何?

育児ノイローゼという言葉自体は知っていても、よくわからないという人も多いですよね。

まずは育児ノイローゼとはどんなものなのかを紹介します。

慣れない育児によるストレス

育児ノイローゼとは、慣れない育児によるストレスがもとで起こる精神的不安定な状態を指します。

症状はうつとよく似ていますが、決定的に違うことは

・育児に対するプレッシャー
・育児の不安
・育児が原因のストレス

といったように、育児に関することが原因となるものです。

赤ちゃんが生まれてすぐは生活のリズムはガラリと変わります。

育児に関する小さなストレスが積み重なり、気がついたら育児ノイローゼになっていたというケースもあります。

産後うつ・マタニティーブルー・産後クライシスと呼ばれることも

育児ノイローゼは、『産後うつ』や『マタニティーブルー』、『産後クライシス』などと呼ばれることもあります。

これらはすべて育児ノイローゼのひとつ。

どれも育児の不安やプレッシャーが精神状態を不安定にさせ、うつに似た症状を引き起こします。

誰でもなる可能性あり!

「私は育児ノイローゼとは無縁だわ!」

と思っている人もいるかもしれませんね。

私も普段は楽観的で、悪く言えば適当な性格でした。

しかし娘が生まれてしばらくすると、わけもなく涙が出たり自分ばかりがつらいと感じたり、まさに育児ノイローゼのような症状が出てしまったのです。

育児ノイローゼとは無縁と思っている人でも、いつ・どのタイミングで育児ノイローゼを発症するかわかりません。

育児ノイローゼは誰にでも起こってしまう可能性があるということを知っておくことが大切です。

育児ノイローゼの気になる5つの症状

最近ちょっと疲れ気味だと感じている人はいませんか?

いつもとはちょっと違う感情の起伏や無気力感がある場合、もしかしたら育児ノイローゼの症状かもしれません。

育児ノイローゼは次の5つの症状が特徴です。

  1. ちょっとしたことでイライラする
  2. やる気がなくなる
  3. ネガティブになる
  4. 寝付けない・寝たら起きられない
  5. 人と会いたくなくなる

いつもは受け流せるのにすぐにイライラしてしまう

いつもはちょっとカチンと来てもサラッと受け流せることも、育児ノイローゼになるとすぐにイライラしてしまいます。

たとえば、

・予定がキャンセルになった
・子どもがちょっと食べこぼした
・夫の帰りが遅くなった

といったように本当に些細なことです。

気持ちが落ち着いたときに、

「なんであんな些細なことでイライラしてたんだろう・・・」

と落ち込んでしまうことも育児ノイローゼの特徴です。

家事や育児などすべてのやる気がなくなる

育児ノイローゼになると、急にすべてのことに対して無関心になりやる気がなくなってしまいます。

やらなきゃと思っていても体が動かない・やりたくない、という気持ちになります。

育児をしていると、たまにはやる気がなくなることはもちろんありますよね。

私もどうやって手を抜こうか考える毎日。

育児ノイローゼはこれとはちょっと違い、

・洗い物が山になっても手を付けられない
・洗濯物が散乱している
・おもちゃなどが片づけられない
・食べたものがそのまま

といったように、まさにうつと同じような症状になってしまいます。

傷んだ食べ物が増えたり部屋に異臭がするようになったりしたら重症です。

赤ちゃんに危険が及ぶ場合もあります。

そうなる前に対策をしなければいけません。

どうせわたしなんて・・・とネガティブになる

育児ノイローゼは頑張っているのに報われないと感じることも多いです。

「赤ちゃんがこんなに泣くのは私のせい」

「私がちゃんとしてないからうまくいかない」

など、すべてのことは自分が悪いととらえてしまいます。

ネガティブシンキングになるのと同時に、

「私ばっかりつらい思いをしている」

「こんなに頑張っているのに私だけが大変」

という気持ちを抱くことも育児ノイローゼの症状のひとつです。

寝付けない日が多く寝たら起きるのがつらい

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育児ノイローゼになると睡眠障害といった症状が起こることも珍しくありません。

・疲れていて眠いのに寝付けない
・日中も眠くてたまらない
・朝起きられない

育児中は夜中の授乳など睡眠不足になることはよくありますよね。

しかし育児ノイローゼによる睡眠障害は、寝る時間が取れても寝られなかったり起きなければいけないのに起きられなかったりということが大きな特徴です。

外出が億劫になり人に会いたくなくなる

育児が落ち着くまでは人に会う時間がなかなか取れないということもありますよね。

育児ノイローゼの場合、人に会う時間があるのに誰にも会いたくない、外出するのが嫌だという気持ちが出てしまいます。

私もこの症状が強く出ていました。

友人から誘いのメールが来ていても返事を遅らせたり、娘の体調が悪いと会うことを拒否したり・・・。

とにかく誰かに会うのが嫌でした。

症状が進行すると、こういった誘いだけでなく日用品の買い出しなどにも出かけたくなってしまいます。

育児ノイローゼの原因は?

育児ノイローゼになってしまうのはなぜなのでしょう。

考えられる原因は次の4つ。

すべての人がこれに当てはまるわけではありませんが、この原因が少なからず関係しています。

  1. ホルモンバランス・自律神経の乱れ
  2. 育児疲れ
  3. 育児へのプレッシャー
  4. がんばりすぎる

ホルモンバランスや自律神経の乱れ

女性は妊娠するとホルモンのバランスが大きく変わります。

これは出産後しばらく続きます。

ホルモンバランスは産後少しずつ妊娠前のホルモンバランスに戻りますが、安定するまでは個人差があります。

産後1年ほど不安定な人もいるほど。

また、ホルモンバランスが乱れると自律神経の乱れも起きやすくなります。

自律神経は感情にも大きく関わっていて、情緒不安定になりやすいです。

睡眠障害や感情の起伏が激しくなるのは自律神経の乱れが大きな原因です。

慣れない育児による疲れ

赤ちゃんが生まれると、

・おむつの交換
・昼夜問わない授乳
・赤ちゃんの着替え
・洗濯

など、赤ちゃんの身の回りのお世話に追われます。

初めのうちは意気込んでとりくみますが、ふとした瞬間に「疲れた・・・」となってしまいますよね。

慣れない育児を頑張ると、自分では感じていなくても大きなストレスとなっていることも。

小さなストレスが積み重なることで、育児ノイローゼにつながってしまうこともよくあることです。

ワンオペ育児のプレッシャー

核家族化が進み、赤ちゃんが生まれても頼れる人が周りに少ないという家庭も少なくありません。

・自分や旦那さんの実家が遠く頼れない
・実家には頼りたくない
・旦那さんの帰りが遅く育児に消極的

など、ここ数年女性の『ワンオペ育児』が注目されていますよね。

「私がしっかりしなきゃ」

「この子を守れるのは私だけ」

「私がやるしかない」

といったように、ワンオペ育児のプレッシャーがズシリとのしかかっている女性も少なくありません。

これが

「私だけががんばっている」

「こんなに大変なのになんで協力してくれないの?」

といった感情につながり、女性が追い詰められてしまうケースもあります。

育児を頑張りすぎている

妊娠中は理想が大きく膨らみます。

「部屋はきれいであるべき!」

「赤ちゃんのお世話も完璧!」

「旦那さんのお世話もできている!」

こういった理想が一度崩れてしまうと、頑張っていれば頑張っているほど落ち込み度が大きくなってしまいます。

自分の失敗だけでなく、子どもが失敗したことでも同様のことが言えるようです。

「何度注意してもいうことを聞いてくれない」

「離乳食を食べてくれない」

まじめで頑張り屋さんのママほど理想どおりの育児ができないと、自己嫌悪に陥ってしまう人が多い傾向にあります。

もしかして育児ノイローゼ?育児ノイローゼ症状チェックリスト

自分は育児ノイローゼではないと思っていても、育児ノイローゼに近い症状があるかもしれません。

私も自分は育児ノイローゼではないと思っていましたが、一時的にかなり近い症状が出ていたことにあとで気づきました。

育児ノイローゼに気づくのは早ければ早いほうがいいに決まっています!

自分は大丈夫だと思っている人も、一度次のチェックリストを確認してみてくださいね。

育児ノイローゼ13のチェックリスト

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  1. 育児に対して孤独を感じる
  2. 子どもと二人きりの時間が長い
  3. 子どもや夫以外と会ったり話したりする機会が少ない
  4. 人に会いたくない
  5. 子どもや夫に当たってしまう
  6. 子どもをかわいいと思えない
  7. 産後体重が急激に減っている
  8. 些細なことでイライラする
  9. 家事や育児などすべてのことにやる気が起きない
  10. いつも疲れている
  11. 寝不足を感じる
  12. 突然涙が出る
  13. 完璧にこなしたいという気持ちがある

いくつ当てはまりましたか?

当てはまった数が多ければ多いほど育児ノイローゼの可能性が高いと言えます。

特に6・7・9・12の症状が強く出ている場合は要注意です。

どれにも当てはまらなくても注意が必要

上記のチェックリストのどれにも当てはまらなかったという人もいるかもしれませんね。

どれにも当てはまらなかったという人は、今の段階では育児ノイローゼの可能性はとても低いです。

しかし、赤ちゃんの成長や職場復帰などで今後変わることも十分に考えられます。

今は大丈夫でも、

・相談できる人や場所を見つけておく
・ゆっくり休む

といったことに取り組むことをおすすめします。

育児ノイローゼになりやすい人・なりにくい人っているの?

どんな人でも、大なり小なりの悩みや不安を抱えているものです。

全く悩みのない人のほうが少ないのではないでしょうか。特に育児においては自分のこと以上に悩み不安を感じますよね。

その中でも育児ノイローゼになる人とならない人がいることは事実です。

同じような悩みを抱えていたり似たような環境で子育てをしたりしていても、育児ノイローゼになる人もいればならない人がいます。

育児ノイローゼになりやすい人・なりにくい人がいるのでしょうか。

育児ノイローゼになりやすい人

育児ノイローゼになりやすい人は次のような特徴があります。

・夫が忙しい
・頼れる人が周りにいない
・完璧主義
・弱さを見せられない
・真面目
・息抜きが苦手
・ストレスを感じやすい
・頼まれると断れない

ここに挙げたものはほんの一例です。

これに当てはまっていれば全員が育児ノイローゼになるわけではありません。

当てはまっていても育児ノイローゼになる人もいますし、当てはまることがなくても育児ノイローゼになる可能性はゼロではありません。

つい頑張りすぎてしまったり、いろんなことをひとりで抱え込んでしまったりする人は、育児ノイローゼになりやすいといわれています。

育児ノイローゼになりにくい人

では反対に育児ノイローゼになりにくい人にはどんな特徴があるのでしょう。

・ストレスを発散するのが上手
・割り切るのが上手
・程よい手の抜き方を知っている
・頼れる人が周りにいる

一番はストレスを感じにくく、ストレスを感じたとしても自分なりのストレス解消法を知っているということです。

ストレスを溜めずにうまく解消していくことができれば、育児ノイローゼにはなりにくいといえるでしょう。

育児ノイローゼの3つの対処法

誰にでもなる可能性がある育児ノイローゼ。

前の項目で紹介したような症状が出てしまった場合、どんな対処をすればいいのでしょう。

ここでは3つの対処法を紹介します。

  1. 周りを頼る!
  2. 完璧を目指さない!
  3. ストレス解消法を見つける!

ひとりで抱え込まずに周りに頼ろう!

育児ノイローゼになってしまう人の多くは、

「育児は女性がするもの」

「私が頑張らないで誰がするの?」

という考えが強い傾向にあります。

どんなに頑張っても自分ひとりで抱えられることはキャパシティーがあります。

容量オーバーになってしまえば誰だって疲れて倒れてしまいますよ。

周りに頼ることは全く恥ずかしいことでもいけないことでもありません。

親でも旦那さんでも友達でもいい。恥ずかしいと思わずに周りを頼ってみてくださいね。

「みんな大変なのに頼るのは申し訳ない」

なんて思う必要もありません。

症状が悪化したほうがまわりに迷惑がかかることもありますよ。

つらい時は、頼れるものは何でも頼ってしまいましょう。

完璧な人はいない!できないくらいでちょうどいい!

私はどちらかというと完璧主義で、予定通り・思惑通りにならないと調子が狂うような気がしていました。

そんな思いを持ったまま子育てをしてしまったので、あっという間に心が疲れてしまったんですね。

「こんなこともできない自分が情けない」

と思った時期もありましたが、子育て相談で

「完璧じゃなくていいの。お母さんだって0歳。一緒に成長していくのよ。」

といわれてスッと心が軽くなったような気がしました。

・1日1つは手を抜く場所を作る
・つらい時はつらいと声に出す
・「できない日だってある!」と割り切る
・子育てにマニュアルはない

といったことを心の隅に置いておくだけで、自然と「大丈夫!」と思えるようになるはずです。

自分なりのストレス解消法を見つけよう!

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前の項目でも触れましたが、育児ノイローゼになるかならないかはストレスをうまく解消できるかがカギです。

自分なりのストレス解消法を見つけておくことはとても大切なポイントtなるでしょう。

どんなことでもいいです。

・赤ちゃんから離れる時間を1時間でも作れるようにする
・美容院に行く
・スイーツを食べる
・思いっきり泣く
・カラオケに行く
・ゆっくりお風呂に入る
・食事は外食やケータリングにする

などなど。小さなお子さんがいると難しいこともありますが、家でできるストレス解消法もたくさんあります。

「楽しい!」と思えるものを見つけてみてくださいね。

育児ノイローゼ受診の目安は?

「自分はまだ育児ノイローゼではない」

と思っていても、自分が感じる以上に症状は進行していることも珍しくありません。

育児ノイローゼをきっかけにうつ病になってしまうこともあるのです。

「どのタイミングで受診すればいいかわからない」

「何科に行けばいいかわからない」

「どんな治療をするのか不安」

という人もいるでしょう。

ここでは受診や治療法などについて紹介します。

受診は「つらい」と感じればいつでもOK

育児ノイローゼの受診は、自分が「つらい」と感じたら受診することが好ましいですが、なかなかそういうわけにいかないですよね。

先に紹介したチェックリストを参考に、まずは自分が育児ノイローゼの可能性があるかどうかをチェックしてください。

それに加えて、

・最近よくわからないけど自分がおかしいと感じる
・部屋がいつも汚い
・周りの人に指摘された

などがあれば受診をするようにしましょう。

精神科もしくは産婦人科へ

育児ノイローゼは精神科を受診するのが好ましいです。

しかし精神科を受診するのに抵抗があるという人もいますよね。

症状がそこまで重くないと感じれば、赤ちゃんを産んだ産婦人科を受診しても構いません。

普通の生活ができないほど心身ともに疲れている場合は、迷わず精神科を受診してください。

治療は投薬が一般的

育児ノイローゼの治療はカウンセリングをしてもらえると思われがちですが、本来のカウンセリングは臨床心理士が行うものです。

臨床心理士によるカウンセリングは保険適応外となります。

精神科医による問診をカウンセリングと呼ぶこともありますが、医師によるカウンセリングと臨床心理士によるカウンセリングは少し意味合いが違います。

じっくり話を聞いてもらいたいという場合は、臨床心理士によるカウンセリングが受けられる病院を選ぶようにしましょう。投薬は

・精神安定剤
・抗うつ剤
・睡眠導入剤

などが一般的です。症状に合わせた薬が処方されます。

イヤイヤ期真っ盛り2歳児ママは育児ノイローゼになりやすい?

育児ノイローゼになる時期は人それぞれですが、多くのママが「子育てがつらい」と感じるのが子どもが2歳になるころです。

『魔の2歳児』などといわれることもあり、想像を超える『イヤイヤ期』が始まります。

子どもの対応に疲れ果て、何をやってもうまくいかないと感じ育児ノイローゼになる人も少なくありません。

2歳は自我が出てくるころ

子どもが2歳頃になると、自我がどんどん出てきます。

「自分でやりたい!」

「こっちが良い!」

など、自分の考えや思いをまわりに主張し押し通そうとします。

これは成長過程の上で全く問題のないものです。わかってはいても毎日となるとぐったりしてしまいますよね。

何を言っても「イヤ!」と言われては、「もういい!」と投げ出してしまいたくなります。

しかしこれは一時的なもの。5歳や6歳までは続かないのでもう少しの辛抱です。

良い意味での『諦め』がポイント

何を言っても「イヤ!」という2歳児には、いい意味での『諦め』がポイント。

「イヤ!」という子どもに「じゃあどうしたいの!?」といったところですべてが「イヤ!」なのですから意味がありません。

しかし頭ではわかっていても対応しきれなくなってしまいますよね。

今はそういう時期なのだ、イヤイヤ怪獣で言葉が通じないのだ、といい意味で諦めてしまいましょう。

3歳4歳5歳でもその時々の悩みはある!

2歳を過ぎても、3歳には3歳の、4歳には4歳の悩みがあるものです。

その時々で上手にストレスを解消していきながら子育てをしていかなければいけません。

子育ては続いているのです。

私の娘も小学生になり、お世話はずいぶん楽になりました。

その反面口答えや自己主張、学校生活などの悩みは尽きません。

『子どもが1歳ならお母さんも1歳』

を合言葉に、その時々の悩みを受け入れながら子育てできるといいですね。

育児ノイローゼを避けるには『頑張らない育児法』がカギ!

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誰だって育児ノイローゼになんてなりたくないはずです。

今現在育児ノイローゼに悩んでいる人も、好んでなっているわけではないでしょう。

それでもやっぱり育児ノイローゼは避けることだってできるはずだと思うのです。

それには『頑張らない育児法』がカギです。

頑張らない=怠けとは違う!

「頑張らないって怠けでは?」

と思う人もいるかもしれませんね。ある意味では怠けてもいいのかもしれません。

私が思う『頑張らない』は、

・家族単位で育児をする
・手を抜く場所を見つける
・子どもの人生は子どものものという認識を持つ

ということだと思っています。

考え方は人それぞれなので頑張らない育児は無理という人もいるでしょう。

それでも『子どもの人生は子どものもの』ということは覚えてほしいポイントです。

子育ては子どものためではありますが、それを押し付けてしまうと

「あなたのために頑張ってきたのに!」

という不満に変わってしまうケースも。

私は子どもが充実した日々を過ごせるようにサポートをしているだけなのだ、ということを忘れないようにしています。

そう思うだけで頑張りすぎにブレーキをかけてくれる気がしませんか?

まとめ

育児ノイローゼは誰でもなってしまう可能性があるものです。

症状は個人差がありますが、

・些細なことでイライラする
・何でもないのに涙が出る
・周りに当たってしまう
・何もやる気が起きない

などが主な症状です。

ちょっとでも「おかしいな、つらいな」と感じたら無理せずにゆっくり休養を取ってください。

症状が重く、無気力状態が続くようなら早めに医療機関を受診してくださいね。

育児は自分ひとりで行うものではありません。

周りに頼りながら上手にストレスを発散して育児をしましょうね!