妊婦はスノーボードをしちゃだめ?妊娠中のスノボやスキー5つの影響とリスク

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妊娠中は、避けるべき動作や運動があります。

ただ動かずに過ごしていては体力不足になってしまいますし、逆に激しく動きすぎてはお腹の赤ちゃんへの影響が心配です。

運動は妊婦がしてもいいものと、してはいけないものにわかれます。

では妊娠中にスノボーやスキーをするのはどうでしょうか?

何だか答えを聞く前から分かりそうな気もしますが、今回は妊娠中のスノボーやスキーについて紹介します。

  • 妊婦はスノボーやスキーをしちゃダメ?
  • 妊婦中のスノボーやスキーが危険な理由4つ
  • 妊娠中にしてはいけない運動6つ
  • 運動をしても良い妊婦の条件3つと妊婦がしてもいい運動の条件3つ

妊娠中のスノボーは想像通り、良くないものです。

では具体的にスノボーの何がいけないのでしょうか?

正しく理解することで、納得することができますよね。

妊娠期間中は通常時と違い、普段は平気なことでも、してはいけないことだったりします。

スノボーやスキーの注意点を知って、ぜひ安心で快適なマタニティーライフを過ごしてくださいね。

目次

妊婦のスノボーやスキーはNG!

まずは妊婦がスノボやスキーをしても良いのか、についてです。

結論から言うと、妊娠中のスキーやスノーボードはするべきではありません。やめましょう。

妊娠期間中は安静にしたい初期はもちろん、安定期になってもスノボやスキーをすることは避けましょう。

スノボやスキーは産後、しばらくしてから行くようにして下さい。

妊娠超初期に気づかずスノボーやスキーをしてしまったら?

まだ妊娠をしているかしていないか分かっていない状況でスキーやスノーボードをしてしまった。という方も多いです。

妊娠超初期から初期にかけては体に変化がみられず気がつかなかった。という方も少なくはありません。

万が一、妊娠に気がつかずスキーやスノーボードに行ってしまった場合、主治医にその旨を伝えて下さい。

ママの体には異変がなくても、見えないお腹の赤ちゃんも全く影響がないとは言い切れません。

神経質すぎるくらいで構いません。スキーやスノーボードに行ってから数日経過していたとしても必ず主治医へ報告をするようにしましょう。

現在、体に異常がなかったとしても必ず伝えておく事が非常に重要です。

妊婦のスノボーやスキーが危険な理由4つ

妊娠中にスノボやスキーをすると危険です。

では具体的にどういった危険があるのでしょうか?

  1. 体が冷える
  2. スキーやスノボの特性上、転倒する可能性が高い
  3. 体が冷えると胎児にも影響が出る可能性がある
  4. 他の人とぶつかる可能性がある

特にスノボーをするときは両脚が固定されてしまいます。

そのため転ぶ際にしりもちを付く形になるか、前方向にお腹から転ぶことになります。同じくスキーでも転ぶ可能性は高いと言えます。

ゲレンデは雪ですから、凍った斜面で滑って転ぶ可能性もとても高いですよね。

妊娠中に転ぶことはどの時期を通しても良いとは言えません。

妊娠中に転ぶと必ず流産になる訳ではありませんが、影響が全くないとも言いきれないのが事実。

ゲレンデでは、他の人からぶつかられる可能性も十分にあります。

初心者のスノーボーダーなどにぶつかられる、はしゃいでいる子どもとぶつかられるなど、通常よりもぶつかられることが簡単に想像できますよね。

また、ゲレンデは非常に冷えていることが予想されます。妊娠中の冷えは母体だけでなく、胎児にもよくありません。

体は冷えると筋肉が固まり、血流が悪くなります。

血流が悪くなると、つわりの悪化、腰痛やむくみを引き起こすことに。

さらに、血流の悪化は胎児に栄養が上手く運ばれなくなるほか、胎児が低酸素状況になります。

胎児は体が冷えると子宮内で温かい場所を探し、血流の多い心臓側に頭を移動させるため、逆子になる可能性があります。

スノボやスキーをすることで避けられない冷えは、妊婦にも胎児にもいい影響を及ぼさないのです。

関連記事⇒妊婦の冷えは大敵!妊娠中の冷え、胎児への影響9つの理由と対策

妊娠中にはしてはいけない6つの運動

妊婦はどういった運動をすると妊娠に良くないとされているのでしょうか?

妊婦が行う運動については、以下のような動作が含まれる運動は避けるべきとされています。

  1. ゆったりとした心拍でできないもの
  2. 転倒の可能性があるもの
  3. 相手との接触があるもの
  4. 瞬発性のもの
  5. 腹部に力が入るもの
  6. 体をひねるもの
  7. ジャンプなどの体を上下するもの

これらから、スノボやスキーは転倒の可能性がある、相手との接触がある、体をひねるなどの動作に当てはまりますね。

妊娠期間中はお腹が目立たない妊娠初期であっても、安定期に入ってからもスノボやスキーをするのはやめましょう。

運動をしても良い妊婦の条件3つ

妊婦には運動をしても問題ない妊婦と、運動をしないほうが良い妊婦がいます。

まず妊娠中に運動をしてもいいとされている妊婦です。

  • 妊娠経過が順調である
  • 妊娠が単胎で、胎児の発育に異常がない
  • 過去に早産や、繰り返し流産をした経験が無い

この3つにあてはまる妊婦のみが運動をしてもいいとされています。

妊婦がしてもいい運動の条件3つ

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妊娠中にはどういった運動であれば安全で、妊婦でもしてもいいのでしょうか?

以下は妊娠中に運動する際に比較的安全であるとされている基準です。

  1. ゆったりとした心拍でできる
  2. 有酸素運動かつ全身運動である
  3. 運動強度がややきつい~やや楽と感じる程度である

上記の3つにあてはまり、かつ避けるべき動作を含まない運動が、妊婦がしても問題ないとされている運動です。

妊娠中は無酸素になる運動や、激しい運動は避けましょう。

なぜなら、胎児が一時的に低酸素状態になる可能性があるから。

妊娠中の運動は、無理のない範囲で行えるということが大切なポイントです。

ウォーキングやマタニティーヨガ、マタニティースイミングは妊娠中に取り組んでも、リスクが少ない運動と言われています。

妊娠中の運動については、妊娠初期に運動はどれくらいしても大丈夫?おすすめの運動4選と影響や注意点 の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

まとめ

妊娠中のスノボやスキーはどの妊娠周期を通してもやってはいけません。

スノボは両脚を固定されることから、転倒する際にお尻あるいはお腹から地面につく可能性が高いです。

スキーにおいても転ぶ可能性は十分高いことが容易に考えられますので、絶対に妊娠期間中は行わないようにしましょう。

妊娠期間中に転倒することは必ずしも流産や早産に繋がるとは断言できませんが、いい影響を及ぼさないことは分かると思います。

場合によっては常位胎盤早期剝離が引き起こされることもあります。

また冬の時期のゲレンデは体を冷やします。

妊娠中の冷えは血流を悪くし、筋肉を固まらせてしまうのです。

血液循環が悪くなると酸素や栄養素を上手く運べなくなる他、つわりの悪化や、腰痛、むくみなど、さらには胎児が逆子になる可能性があるなど、母体にも胎児にも決して良いとは言いきれません。

妊娠中の運動にはいくつかの運動制限があり、自分の趣味が十分に楽しめないことが多くなる期間でもあります。

ですが、妊娠期間は限られています。

産後の楽しみとしてスノボやスキーは避け、妊娠期間中は妊婦でも楽しめるようなことを新たに見つけるのがいいでしょう。

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