妊娠がわかったら、周囲への報告ですね。
まずは、両親へ伝える人が多いと思いますが、みんなはいつ、どのように両親への報告をすませているのでしょうか。
大事なことですから自分にとっても両親にとってもよい報告の方法を選びたいですよね。
『両親への報告のベストなタイミングは?』
『両親への報告の方法って、どんなものがある?』
『妊娠報告に適した言葉は?』
など、初めての妊娠なら、知っておきたいことはたくさんありますよね。
こちらでは、
・妊娠報告の順番
・両親への妊娠報告のタイミング
・両親への妊娠報告の方法
・両親への妊娠報告で気を付けること
など、妊婦さんが両親へ妊娠報告をする上でのポイントを4つ解説します♪
目次
妊娠報告は誰にすればよいの?
妊娠が分かったら、1番に知らせるのはパートナーでしょう。
では、次は誰にしたらよいのでしょうか。
嬉しくて、気軽に喜びを分かち合える友達に…と思う人もいるかもしれませんが、待ってください。
ちょっと堅苦しい話かもしれませんが、妊娠報告をすることは、次の目的があります。
・単純に喜びを共有したい。
・妊娠中、出産後の相談をしたい。
・妊娠中の仕事や家事などへの配慮をお願いしたい。
・妊娠中、出産後のサポートをお願いしたい。
どれも大切なことですが、1番大切なのは、「理解し、助けてくれる人」へ報告することではないでしょうか。
そう考えたわたしは、次のような順番で報告をしました。
・パートナー
・両親
・友達
・上司
・親しい友達
両親への報告は早い方がよい?
私が両親に妊娠したことを報告したのは、パートナーの次でした。
両親には早い段階で報告してよかった理由があります。
それは、母子手帳の交付時のことです。
多くの市区町村の場合、出産予定の申請をすると、保健師か助産師と面談を行います。
その時に、次のようなことを聞かれます。
・相談にのってくれる人はいるか。
・妊娠中大変なとき、助けてくれる人はいるか。
・出産後、子育てを手伝ってくれる人はいるか。
・両親と近くに住んでいるか、どのくらいの距離か。
わたしは、この時、すでに両親への報告を済ませていたので、どの程度両親に頼れるか答えることができました。
しかし「両親へまだ伝えていない」となると、保健師さんも不安に思うかもしれません。
また、要注意妊婦さんとみなされる可能性も。
勿論、あまり頼れないのにうそをつく必要はありませんが、友達や知り合いと喜びを共有する前に、必要な人にまず報告することをおすすめします。
両親への報告のタイミングは?
両親への報告が友人などよりも先の方が良いということはお判りいただけたと思います。
しかし焦って早まる必要はありません。
妊娠初期は安定せず、流産という万が一のこともあります。
次のケースを頭に入れておきましょう。
・妊娠検査薬で陽性反応が出たが、化学流産してしまった。
・医師から妊娠判定が出たが、次の健診で胎嚢が確認できなかった。
・陽性反応はあったが、子宮外妊娠だった。
・心拍の確認ができなかった。エコーで確認できなかった。
心拍の確認は、妊娠7週ほどでできます。
しかしその時期にまでに全体の15%が流産を経験すると言われています。
それは、お母さんのせいではなく、受精卵の染色体異常によるもの。
最近は妊娠検査薬を使う人が多く、妊娠判定も早めに行われます。
早く分かるメリットの一方で、昔は妊娠に気づかず初期流産していたケースにも気づいてしまうのです。
最近のことですから、両親世代は初期流産への理解が乏しい人も多いでしょう。
余計な心配を避けるためにも、両親への報告は、
・早まらない
・医師の診察を受けて
・心拍の確認ができてから
というタイミングで行うとよいでしょう。
両親への妊娠報告の方法は?
次の方法が考えられます。
・直接口頭で
・手紙を書いて
・メールで
・電話で
勿論決まりはないですが、大切にした瞬間です。
いくつか具体的な例を紹介します。
・義理の両親への報告を先に済ませる。
言いやすいのは実の親ですが、ここは敢えて義理のご両親への報告を先に済ませましょう。
「まだ、自分の両親にも伝えていないのですが…」
と切り出すと、義理の両親も信頼されているのだと喜ぶでしょう。
また、義理の両親の反応を実の親に合わせて伝えれば、
「うちの子は、大切にされているのね。」
と安心感も与えることができます。
私の知り合い(男性)の中には、こんなエピソードがあります。
大好きな彼女へのプロポーズを済ませ、いざ相手方のご両親へ結婚の挨拶をしに行く日までの間になんと妊娠が発覚!
当日奥様のご実家へ伺い、奥様のご両親から結婚のお許しをいただいたあと、「実は…」と切り出したそう。
結果、結婚報告と妊娠報告のダブルでおめでたい報告となり、ご両親とも大層お慶びになったそうです。
・何かの記念日に合わせて、サプライズ報告をする。
先に述べたように、妊娠報告は焦る必要はありません。
何か記念日があるならその日まで待つのも手です。
わたしは、父の日まで待って、プレゼントと一緒に手紙を渡しました。
父は、例年通りの父の日のお祝いだと思っていただけだったので、思わず報告にとても驚き、喜んでくれました。
・ベビー用品をさりげなく置いておき、驚かせる。
両親が訪ねてくる時に合わせて、赤ちゃんの存在をちらつかせるグッズをさりげなく置いておくのもおすすめです。
「まさか!」という反応に、「実はね!」というサプライズ演出もいいですね。
両親への報告は、伝える言葉も大切!
ご両親との関係は、十人十色でしょう。
仲良しの人もいれば、疎遠な人もいて当然です。
大切なのは、人生の節目である「妊娠」を、しっかり報告するということです。
子育ては一人ではできません。色んな人に頼ってよいと思いますが、最後に頼りになるのは家族です。
以上のことから、両親への報告の際は、次のことに気を付けたいですね。
・今までの感謝を伝える。
・妊娠中、出産後のサポートをお願いする。
存命の親に妊娠報告できるのも、サポートをお願いできるのも当たり前のことではないからです。
中にはそれがかなわない人もいますからね。
改めて伝えるのは恥ずかしいかもしれませんし、伝え方に戸惑う方もいるでしょう。
しかし両親との関係よりよくする機会ととらえ、勇気を出して声を出してみてください。
両親への報告が済んだら?
報告の順番が大切なのは、先にもお伝えしました。
両親へ報告が終わったら、
・上司へ
・職場の友達へ
・親しい友人へ
伝えましょう。
最近は、SNSで大々的に報告をする人もいますが、わたしはあまりおすすめしません。
なぜなら、先に触れたように妊娠初期は流産の経験があるからです。
大勢に知らせる=大勢に経過を知らせる=万が一の報告もしなければならないでしょう。
公に言えるようになるのは、安定期に入った以降をお勧めします。
そして知らせたい人に、必要な人に、助けてくれる人に報告する程度にしましょう。
さらに、両親へ伝えたいこと!
妊娠中、両親に伝えてよかったことがあります。それは、昔と今の妊娠中の違いです。
義理の両親だと伝えにくいかもしれませんが、お医者さんに言われたとすれば理解してくれるはず。
・レバーやうなぎなど、昔は精がつくものとされていたものは、過剰摂取に気を付けなければならない。
・昔の人は、「2人分食べなさい」と言われてきたが、今は食事制限が厳しい。妊娠糖尿病、高血圧症などの指導がある。
わたしの親も、よかれと思って、レバーを沢山買ってきてくれました。
でも、レチノールというビタミンの過剰摂取が、妊娠初期には胎児に影響を与えることを知っていたので、断りました。
まとめ
今回は、解説してきました。
伝えたかったのは、次の4つです。
・妊娠報告の順番
・両親への妊娠報告のタイミング
・両親への妊娠報告の方法
・両親への妊娠報告で気を付けること
のお役に立てば嬉しいです。