ゼリー状のおりものって大丈夫?量や色、妊娠中の変化や3つの対策方法

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おりものに悩まされていませんか?

生理が始まった女性には必ず分泌されるおりものですが、色や匂い量など、日によって変化します。

ゼリー状のおりものを始めてみたときは、なにこれ!と驚愕したのを覚えています。

おりものは、女性の身体の変化や異変のバロメーターといってもいいのかもしれません。

この記事ではおりものについて詳しくご紹介すると共に、疑問にもお答えします。

ポイントは6つです。

・おりものって?
・おりものがゼリー状になる原因
・妊娠中のおりものについて
・妊娠周期別おりものの特徴
・注意が必要なおりもの
・おりもの3つの対策

最後まで記事を読んでいただければおりものについてかなり詳しくなっているはずです。

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

おりものって?

血や尿ではない、サラサラで透明な分泌液です。

生理がある女性は必ずあるもので、色や匂いなどで異常が判明したりすることも。

おりものは膣や子宮に雑菌が入るのを防ぐ役割があり、性行為を潤滑にする作用もあります。

10代のころのおりものは増えたり減ったりと量が安定していません。

20代、30代になると安定し、40代になると徐々に減っていきます。

おりものは生理の終わりとともに消滅します。

閉経と同時におりものもなくなるのです。

おりものがゼリー状になる原因

原因はひとつではなく複数あります。

普段のおりものはゼリー状ではありません。

常にこの状態である場合は病気が潜んでいる可能性が高いので、出来るだけ早く病院を受診するようにしましょう。

おりものがゼリー状になるのは、『排卵期』です。

女性ホルモンのエストロゲンが多く分泌されることでおりものはゼリー状になります。

おりものは身体の状態によって色や量、匂いが変化するものです。

生理前は量が増え、白濁や黄色に近い色っぽく見えます。

生理後は血が混ざることがあるので茶色っぽい色をしています。

生理が完全に終わると、またサラサラの状態に戻ります。

排卵期は量が増えてゼリー状になり、黄体期には量が少なくなり色は黄色っぽく見えます。

妊娠中のおりものについて

妊娠中のおりものの量の変化は、量が増えたという人もいれば減ったという人もいます。

どちらかというと増えたという人が多いようですが、人それぞれといったところですね。

妊娠初期は水っぽく量が増える傾向にあるようです。

後期ではおりものではなく破水した可能性もあるので、かかりつけ医に連絡をして相談したほうが安心でしょう。

色は白濁か黄色っぽいものが多いとされています。

真っ赤な血が混じったおりものがでたときは注意が必要です。

切迫流産など子宮がトラブルになっている可能性があります。

臭いがきつい場合は感染症などにかかってしまっている可能性も。

不安のようなら一度受診して状態を見てもらったほうがいいでしょう。

妊娠周期別おりものの特徴

・妊娠初期

妊娠の超初期にはおりものが増えるという人が多いようです。

この現象は着床すると黄体ホルモンの分泌が盛んになるため、本来なら減少していくものが増えるために起こります。

妊娠初期には茶色いおりものが少し見られることがあります。

おりものだけでしたら問題はありませんが、同時に下腹部に痛みや赤い血が出るなどしたら、すぐに病院に行きましょう。

・妊娠中期

おりものの量は多い人少ない人、個人差がある時期です。

匂いがきつい、おりものの色がおかしいなど変化がなければ、それほど気にしなくてもよい時期です。

大量におりものが出たと思ったら破水なんてことも稀にあります。

そうなると母子ともに大変危険な状態になりますので、すぐに病院に行ってください。

・妊娠後期

おりものの量が多い人は、破水してもおりものだと勘違いしてしまう可能性もある時期です。

日ごろから自分のおりものがどんな状態なのかをチェックしておきましょう。

そうすることで破水なのかおりものなのかがすぐにわかるようになるはずです。

破水は透明で生臭さがあります。

そしてずっとだらだらと流れているのが特徴。

破水したら夜用のナプキンを当てて病院に連絡し、指示を仰ぎましょう。

注意が必要なおりもの

以下の状態のおりものは、感染症などの病気が潜んでいる可能性が高いので病院を受診しましょう。

・チーズのような白いポロポロのかすの状態
・血が混じっているような茶褐色やピンク色の状態
・濃い黄色や緑色の状態
・細かな泡がたくさんある状態
・強いかゆみなどがある状態
・ただれやかぶれがある状態

一部の感染症は出産時に赤ちゃんに重篤な影響を及ぼすものもあります。

おりものは危険信号だと思い、上記のような状態が確認できましたら受診するようにしましょう。

治療は塗り薬や飲み薬などで、抗生物質を使用することもあります。

妊娠中は使用できない薬もありますが、できるものもあるので悪化する前に早めの治療をするように心がけましょう。

おりもの3つの対策

妊娠中はカンジダという膣の病気になりやすくなってしまうので、なるべく清潔に保つことを心がけましょう。

対策法をご紹介します。

①通気性のよい下着を履く

綿100%の下着にするなど、熱がこもらないように工夫するとおりものの不快症状も和らぎます。

②おりものシートをこまめに変える

下着の汚れを防ぐこともできるおりものシートはとても重宝します。

汚れていないからといっても、1日そのままつけているのはNG。

トイレに行ったときは必ず変えるようにして清潔な状態を保つようにしましょう。

③洗い過ぎないようにする

膣の中を洗いすぎてしまうと良い菌まで流してしまい、逆効果になることがあります。

石鹸は使用せずにお湯で優しく洗うほうが状態を良く保ちますので洗いすぎないように心がけましょう。

日ごろからおりものの状態を確認するようにしましょう。

私はおりものの量が多いのが長年の悩みでした。

しかし、おりものシートを使用するようになってその悩みは嘘だったかのように消えました。

おりものは女性にとって悩みの種にときになるものですが、妊活には必要不可欠の存在です。

生理と同じで閉経するまでつきあっていくものですので、自分のおりものを状態を知り、不快症状を和らげながら上手に付き合っていきましょう。