楽しい夏休みが始まり、家族でいろんなところにお出かけしますよね。しかし、今年2018年の夏は異常に暑く災害レベルなのだとか。
そこまで暑いと私たちのお出かけ心はポキッと折られてしまいます。しかし、せっかくの夏休み。暑さなんかに負けずに楽しく過ごしたいものです。
そこで今回おススメするのが「招き猫美術館」。空調バッチリの上、見て・学んで・体験できるステキなスポット。岡山駅から車で20分ほど北東に進んだ山の中に位置しています。
築100年の古民家を再生して作られた建物はそうとは思えないくらいにレトロでステキ。決して古臭さを感じさせない空間が広がっています。空調の効いた室内で子どもと一緒にゆっくり楽しんでみませんか?
目次
招き猫美術館とは?
1994年10月、日本で初めて招き猫を専門に扱った美術館として開館。展示している招き猫の数はなんと700体以上なのだとか。
福を招くと言われている招き猫が700体以上もいるということはここは「パワースポット」以外の何物でもありません。
岡山だけでなく尾道にもありますよね。
それを聞いただけでもワクワクします。では、早速詳しく見て行きましょう!
招き猫美術館ってどこにある?
岡山駅から北東に30分、県道27号線を赤磐市方面に進みます。県道27号線をしばらく走ると、旭川と並行に走るようになります。
そのまま県道27号線を進むと、左には車検のコバックさんが見えてきます。そして、道路の案内標識には……
直進すると美作・赤磐方面、左折すると、金山と書かれていますので、この先で左折します。
案内板の下に「招き猫美術館⇒(左折)」とあります。ここが目的地です。
コバックさん方向に曲がり、道なりに進むと……
右カーブした下り坂が見えますので、そのまま進みます。
引き続き道なりに進むと、踏切が見えてきますので、直進です。これ以降は目的地まで1本道。
ですが、何もない上に曲がりくねった山道を進みますし、中にはヘアピンカーブも。不安が募るかもです。
そこで、目的地までは目印を案内しますので、チェックしながら進みましょう。
次は信号のない交差点があります。ここも直進です。
※小学校の通学路です。注意して進みましょう。
左にはまきいしようちえんがあります。
また、信号のない交差点にさしかかりますので、直進します。
左に小さな公園が見えてきます。緑のテントと……
滑り台&ジャングルジムが目印です。そのまま通過します。
少し先にトンネルが見えてきますので……
そのままトンネルに向かって直進です。
「笠井山霊園」の案内標識が見えますが、そのまま直進。左側には進みません。
少し進むと、左側の電信柱に……
「招き猫美術館」の案内が見えてきます。ちょっとホッとしますよね。がんばって!目的地はもうちょっとです。
ここがちょっと間違いやすい場所。進行方向右側に「金山寺」とあります。
ついついこの方向に行ってしまいそうになりますが、ここは通過。やはり直進です。
よく見ると、招き猫美術館は左の道を進むように書かれています。見落とさないように注意して進みましょう。
そのまま山道を進むと、進行方向左側に突如赤い色が見えてきます。
ここが目的地の「招き猫美術館」。車の人はそのまま専用駐車場へ。
写真に着けている赤い星の場所が専用駐車場です。
とっても広くて停めやすいです。特に枠線などもありません。
さあ、車を停めたら招き猫美術館へ向かいましょう!
招き猫美術館/本館
一見してホントにここかなと思える佇まい。でも大丈夫。間違いなくここが招き猫美術館です。
とても古典的な雰囲気の石垣に、現代的な看板が。
このバランスがなんとも好印象です。さて、どこから入るか......
この階段から上がってみることにしました。
階段を上がると、昔の日本家屋が登場。そのまま美術館になっているようです。
情緒があってとってもステキ。しかも、なんだか写真がキラキラしている。
後光が指しているようにも見えます。福を招く「招き猫」のパワーなのでしょうか?
先に進むとなんとも福々しい猫たちのお出迎え。
もうすでに、幸せが舞い込んできたかもしれない、そんな気持ちにさせられますデス(*’▽’)
更に進むと招き猫美術館の玄関があります。ここでも......
今度は白猫ちゃんのお出迎え。やっぱり福々しい。
ね。しかも美人の猫さん。
玄関扉を入ってすぐ右が受付け。ここで入館料を支払います。
ここでは、招き猫にも負けないほどの、福々しい笑顔の女性がお出迎えをしてくださいます。その凄くウェルカムな雰囲気に緊張感もほぐれまくりです。
入館料⇒小中学生は1人300円、一般は600円です。手持ちのカード(天満屋・高島屋・JAFなど他多数)があれば入館料がディスカウントされます。
私持ってるかも!?と、そんな人は迷わず声をかけてみましょう。きっとにこやかに対応していただけます。
入館したら、チケット・願い札・イベント案内などをいただけます。
また、ここでは招き猫を自分好みに仕上げる「絵付け体験」ができますので、やってみたい人は早めに申し込んでおきましょう。
夏休みの思い出に、あるいは学校の宿題の自由課題などにもピッタリ。ただし、定員の関係で平日は予約が必要な場合も。事前予約が安心です。
招き猫への絵付け体験とは
絵付け体験とは......
こんな感じの真っ白な招き猫を1体選んで......
思い思いの顔・色・洋服を着せ、世界で一つだけのオリジナルの「招き猫」を作り上げます。
古典的・現代的・マンガ風などなど、自分好みに仕上げてみて下さいね。きっと愛着がわくと思います。
・絵付け体験開催時間:10:30~17:00
・所要時間:約1時間
・料金:1,300円
※ガイドさんのナビゲートつきです。
招き猫を見る・学ぶ
ここからは、たくさんの招き猫を見て学びましょう。
まずは黒い招き猫。黒色には「魔除け」の意味が込められているのだとか。どれどれ......
確かになんだか頼もしく感じます。邪気も飛んできそうです。
白い招き猫には開運の力が宿っているのだとか。あやかりたいデス。
この子は何色だろう。金?紫にも見えるし、子猫たちは白。頭には赤が。ということは、金=金運、紫=長寿、白=開運、赤=病よけ。
凄すぎる。できれば一緒に来ていただけませんか?なんてお願いしたくなりますね。
左は「これぞ招き猫」という雰囲気。右は思わず笑顔がこぼれそうになる笑顔がいいですね。
次は超がつくほど大きい招き猫。良くみると......
こ、これは!
なでなで(*’▽’)
ここには、いろんな招き猫が一堂に会しています。せっかくなので色についてもう一回おさらいです。
・白=開運
・赤=病除け
・黒=魔除け
・金=金運
・青=家内安全
・緑=学力向上
・桃=恋愛成就
・紫=長寿
ムム、良く見ると、緑はいないような気が。自分で頑張れってことかもしれませんね。
目が......コワいかも。
両手に子猫。ちょっとファンキーに見えるのは私だけ?
フェルメール風?やはりこうなってもフェルメールブルーは美しい?
有名作家の作品も
なんだかよい香りに包まれた招き猫です。画家の椋野茂美さんの作品です。
ポップな雰囲気の招き猫。これはイラストレーターの安西水丸さんの作品です。
現代アート的な招き猫。画家の綿引明浩さんの作品です。
貼り絵風の招き猫。童画家の中山忍さんの作品です。
2階へ
ここから2階に上がれるみたいです。さっそく行ってみましょう。
2階へは靴を脱いで上がりましょう。
OK!分かりました。
2階には......
おびただしい数の招き猫たちが。全員でこっちを見ています。ちょっとした恐怖体験?
でも、よく見ると......
ぜんぜん怖くなかった?ところどころね、まあ。。。うん。でも、可愛かったり、趣があったりの招き猫たちでした。
しかしこれ、何だったのだろう。起きますって......( *´艸`)
お土産も充実
展示されている招き猫たちを見たり、いろいろと学んだりすると、ご利益について妙に納得します。
そんなわけで、我が家にも「招き猫」が欲しくなりました。しかし......
実はこの子たちはすでに我が家にいます。白1体。前に来た時に買いました♪今は玄関に飾っています。
ここからは、お土産の招き猫たちをいくつか紹介しますね。
一番人気の子。さすが人気者はやっぱり可愛い♪
それぞれ色には意味があります。恋愛?金運?あなたはどの子が欲しいですか?
私はこれが欲しい!合格したいのです。何に合格したいのかは「猫のみぞ知る」。秘密です(*’▽’)
良縁。独身時代にこんなのもらったら感動だったと思います。
他にも札やお守りなど、リーズナブルなお土産もたくさんありました。
それぞれに意味がありますので、プレゼントには最適。思いが相手に伝わるかも。
招き猫美術館別館/LUCKY CATS HOUSE
別館のLUCKY CATS HOUSEでは絵付け体験が実施されています。
LUCKY CATS HOUSEへ
一旦本館を出て別館に向かいます。
これが別館のLUCKY CATS HOUSEです。やっぱり招き猫たちのお出迎え。かわゆい。
館内に入ると、すぐにネコたちの写真や......
たくさんの招き猫たちが出迎えてくれます。
招き猫の絵付け
広々としたスペースで行う絵付け体験。必要な道具がすべて揃っています。
もしかすると、「絵が決まらない!」なんてちょっと心配になるかもしれませんが大丈夫。
そんな時には招き猫を見てまわったり、準備されている絵本を見たりすればイマジネーションが広がるでしょう。そうすれば、きっとあなただけのステキな招き猫が完成するはず。
別室には
福笑いや塗り絵がありますので、「絵付けに参加するにはちょっと早いかも」と、そんな子供も楽しめます。
そして、たくさんの人の願い札。
招き猫たちに守られているだけで、その願い「お任せあれ」なんて言ってもらっている気持ちになれます。皆さんの願いが叶いますように♪
招き猫美術館を楽しむために
せっかくの招き猫美術館です。有意義な時間を過ごして、めいっぱい楽しむためのポイントをいくつかご紹介します。
お店までちょっと距離があります。
招き猫美術館周辺の一番近くのコンビニまで車で10分程度。行けない距離ではないですが、できる限り食べ物やその他必要なものは事前に準備しておきましょう。
飲み物なら自動販売機で入手できます。また、本館内のカフェでは、クッキー&コーヒーの購入が可能です。
招き猫美術館は持ち込み飲食OKです。
招き猫美術館ではなんと持ち込み飲食OKなのだとか。
室内なら本館のカフェカウンター付近、庭などの場所を提供してくださいます。
飲食NGの場所もあります。
招き猫美術館の館内には至るところに休憩用の椅子が用意されています。
しかし、飲食OKの場所とNGの場所がありますので、事前に確認することをおすすめします。
展示物には触れないであげましょう。
館内に展示している作品はデリケートなものもたくさんありますので、触れないようにしましょう。
※一部ふれられるものもあります。その場合も、壊れないようにやさしく触れてあげましょう。
子どもと一緒のお出かけでちょっと気になることあれこれ。
子どもと一緒のお出かけ。ちょっと気になること、他にもありますよね。それらについてご紹介しておきます。
トイレは外。でもとってもキレイ
子どもとのお出かけで気になること第1位のトイレ。(私調べ)招き猫美術館のトイレは外。これが唯一気になった点だったのですが、そんな心配は無用でした。とっても衛生的でキレイなトイレ。しかも様式便座で近代的な機能付き。子どもが嫌がる雰囲気ではありませんでした。
赤ちゃんのおしめはどこで替える?
赤ちゃんを連れてのお出かけ。困るのがおしめ替えですよね。
そんな時にはスタッフの方に一声かけましょう。
そうすればその時々で最適な場所を提供していただけるのだそうです。例えばここ。
カフェ内のテーブルですが、比較的人目に付きにくい場所にあるので、安心しておしめ交換できると思います。
招き猫美術館は子どもと一緒に楽しめる場所だった!
今回は、招き猫美術館をご紹介しました。美術館と聞くと、子どもと一緒に行く場所というイメージが湧きにくいかもしれませんが、ここなら安心。
小さな子供なら見て回って、お庭でおやつタイムなんて非日常体験を楽しめます。
ある程度大きくなった子供なら、招き猫の絵付け体験でオリジナルの招き猫を制作してみることだってできるのです。
この招き猫美術館なら、きっと親子で充実した時間を過ごすことができるでしょう。おススメです。
施設情報
施設名:招き猫美術館
住所:岡山市北区金山寺865-1
TEL: 086-228-3301
FAX: 086-228-3301
公式HP:http://www.manekineko-m.jp/index.html
開館時間:10時~17時(入館は16:30まで)
休館日:水曜日・年末(お正月・祝日・お盆は開館)
入園料:一般600円 小・中学生300円
割引き・クーポン:各種レジャー雑誌のクーポンやカード持参でディスカウントあり。(一般100円、小中学生50円のディスカウント)
カードの種類は天満屋・高島屋・イオン・JAFカードなど。お持ちのカードをご持参のうえ、入り口にてご提示ください。
アクセス:岡山駅より車で約20分