和食、洋食、中華、どんな料理にもあう、便利な食材、えのき。
汁物や鍋、バター焼きなど人気のメニューも数多くありますよね。
えのきにはビタミンが多く含まれていて、とても低カロリー。
体の脂肪も燃やしてくれるので、ダイエット中には嬉しい食材です。
でも、えのきは保存期間が短く、すぐに傷んでしまうイメージありませんか?
ここでは、えのきの保存方法、冷凍したえのきのレシピなど、えのきに関して詳しく紹介します。
目次
えのきはどのくらい日持ちする?賞味期限は5日!
えのきは、野菜室に保存して、5日~1週間のもちです。
長持ちさせるためにも、新鮮で傷んでいないえのきを選ぶのが大切。
新鮮なえのきの選び方について、紹介します。
えのきを選ぶときは、まず色をよく観察します。
白い色のものは新鮮なもので、黄色や茶色に変色したものは避けるようにしましょう。
かさ部分が小さくて固め、大きさがそろっているものがいいですね。
軸が太くて、全体がぴんとしているもの、軸がばらばらで、かさが広がっているものは避けましょう。
袋に水滴がついているものも、時間が経過している証拠なので避けたほうがいいでしょう。
えのきの保存方法!
えのきは、冷蔵保存も冷凍保存もできる食材です。
正しい方法で保存することで、長く保存できるので、参考にしてください。
えのきの冷凍保存方法
えのきを冷凍保存するときは、根元を切って、バラバラにほぐしてから保存袋に入れて、冷凍保存します。
えのきは冷凍保存すると1ヶ月は長持ちしますので、便利ですよね。
えのきだけではなく、シメジ、しいたけなど、いくつかのきのことミックスして冷凍しておくことで、いろいろな料理に使えるきのこミックスもできます。
また、えのきはゆでて冷凍することもできますし、いためてから冷凍することもできます。
この場合、生よりも長持ちしますし、すぐに使えるところも嬉しいですね。
一時期テレビで紹介されて話題になったえのき氷は、えのきを煮詰めてどろどろにして、凍らせて、だしなどに使います。
えのき氷の場合、保存期間は2ヶ月と長く便利なので、おすすめです。
作り方は、メニューのところで紹介していますので、参考にしてください。
冷凍したえのきは凍ったまま調理します。
えのきの冷蔵保存方法
えのきは、購入したらすぐに袋のまま野菜室にいれると、1週間は冷蔵保存が可能です。
袋から出して使った、使いかけのえのきは、石づきをとらずに水分をキッチンペーパーなどでふいて、保存袋に入れて冷蔵保存して、5日間の消費期限です。
キッチンペーパーにつつんで、保存袋に入れるのもいいですね。
ポイントは、使うまでは石突を取らないこと。
石づきは、調理する直前に切ることで新鮮なえのきを食べることができます。
ワンポイントアドバイス
えのきは、変色していたり、触ってやわらかいものが傷み始めたサインです。
購入するときはもちろん、冷蔵保存したときも、このサインを見逃さないように保存状態を確認してください。
冷凍しておいたえのきを使った5つのメニュー
冷凍したえのきは、どのように料理に使うのがいいのでしょうか?
冷凍えのきを使ったメニューを紹介します。
えのき氷
きのこの名産地、長野県で作られたえのき氷。
毎日、簡単にえのきを摂取することができて、ダイエットにもよく、便秘にも効果的で特に女性に人気の食品です。
テレビで紹介されたことから注目された、えのき氷の作り方を紹介します。
【材料】
えのき 2袋分
水 400ml
① えのきは石づきをとり、三等分に包丁で切り、ミキサーに水と入れて30秒ほどかけて、ペースト状にします。
② ミキサーにかけたえのきを鍋に入れて、煮立て弱火で1時間ほど煮詰めます。
焦がさないようにかき混ぜながら煮詰めてください
③ 煮詰まったら、さまして、製氷皿やタッパーに入れて凍らせて完成です。
えのき氷の使い方は、鍋やスープ、煮物などに凍ったまま入れるだけ。
カレーや味噌汁にも合うので、おすすめです。
えのきの肉巻き
冷凍えのき 1袋分
豚もも薄切り肉400g
調味料(酒大1、醤油大1、水大4)
① 凍ったままのえのきだけを少量ずつ小分けして、豚肉で巻きます。
② フライパンに油を熱し、豚肉の巻きおわりを下にして、焼いていきます。
③ 少し焦げ目がついたら、調味料を入れてなくなるまでコロコロと転がしながら炒めます。
④ 汁気がなくなったら出来上がりです。
えのきだけではなく、シメジやまいたけもあわせて巻くと、おいしいメニューです。
きのこのホイル巻き
冷凍えのき2袋
シメジ1パック
まいたけ2パック
しいたけ2パック
バター 大さじ2
酒 大さじ1/2
① 冷凍したきのこをばらして適当な大きさに切り、ホイルに入れます。
② バターをいれ、お酒と塩少々を振って、ホイルを包み込みます。
③ あらかじめ暖めておいた、オーブントースターにいれて7分間焼きます
④ 出来上がりにレモンの輪切りを載せます。
きのこだけではなく、鶏のささみ肉、白身魚を入れて一緒に入れると、立派な主菜になるのでおすすめ。低カロリーでヘルシーなおかずです。
きのこのオイスター風味
オイスターソースときのこの愛称は抜群!
うまみが効いた一品です。
【材料】
冷凍えのき1袋
冷凍シメジ1袋
ねぎ 5cm
しょうが 少々
調味料(オイスターソース、しょうゆ、砂糖各小さじ1、サラダ油小さじ1、ごま油、こしょう少々)
① 冷凍のきのこをばらしておきます。
② ネギは薄く斜め切り、しょうがは千切り
③ 耐熱容器にきのことねぎ、しょうがを入れて、調味料を混ぜ、ラップをかけて電子レンジで2分30秒。
④ かき混ぜた跡にさらに2分加熱します。
簡単にできて、低カロリーのおすすめメニューです。
食卓にもう少しほしいときに便利ですよね。
えのき明太
酒の肴にぴったりのメニュー。
手間なしで簡単に作れます。
【材料】
冷凍えのき 1袋
明太子 1腹
昆布茶 3g
酒 大さじ1
マヨネーズ 大さじ1
① えのきは半分に切ります、耐熱皿に載せ、昆布茶と酒を回しいれ、レンジで3分加熱します。
② 明太子はほぐして、マヨネーズと合えます。
③ ①の荒熱をとって、② と混ぜ合わせれば出来上がりです。
お好みで仕上げにきざみのりをかけると、いいですね。
えのきの作り置きメニュー
あると便利なえのきの作り置きメニュー。
簡単で人気のメニューを紹介します。
なめたけ
えのきの作り置きメニューで人気のなめたけ。
買ってくるものよりおいしくて、間単に作ることができるおすすめメニューです。
【材料】
えのき 2袋分
なめこ 1袋
酒 大さじ1
★ しょうゆ 大さじ3.5
★ みりん大さじ 3
① フライパンか大きめの鍋に、えのきの石づきをおとし、3等分にきって、洗ったなめこを乗せます。
② ★の調味料は混ぜておきます。
③ 火をかけて中火にして、きのこがぱちぱちいい始めたら、酒を回しいれます。
④ きのこがしんなりしてきたら、★の調味料を混ぜます。
⑤ 調味料を入れて少ししたら、出来上がり、覚まして清潔な容器に入れ替えて冷蔵庫で保存します。
手作りなめたけの保存期間は冷蔵庫で10日間くらい。
早めに食べきりましょう。
まとめ
えのきは体にいいので、毎日摂取するとコレステロールや中性脂肪の数値の改善が期待できる食材です。
カロリーも低いし、食べ応えがあるので、ダイエット中も嬉しい食材ですよね。
えのきの保存のポイントは、冷蔵の場合は石づきをとらないで保存すること。
冷凍の場合は、えのき氷などゆでたり、炒めたりしてから保存すると、生よりも長期間保存することができますし、調理するときも楽です。
上手に保存して、毎日の食卓に活用してください。