おからは、豆腐を作るときに豆乳を絞ったカスです。
自家製の豆腐を作ったことのある人は、ひとつの豆腐でこんなにおからが出るのか!と量に驚いたかもしれません。
値段も低価格で、節約にも助かりますよね
おからはヘルシーで栄養も豊富な食材なので、女性のダイエットにも人気。
おからにはいくつか種類があって、保存方法もいろいろ。
おからの上手な保存方法、賞味期限、冷凍おからを使ったメニューなど、おからの保存について紹介します。
目次
おからはどのくらい日持ちする?賞味期限は1日!
おからはどのようにして手に入れますか?
自分の家でお豆腐を作ったときにでる、という方もいますが、なかなか自分で豆腐を作ることはないですよね。
すると、おからはどこかで購入しなければいけません。
おからには、生のおから、乾燥したおから、おからパウダーなど、料理によっていろいろな種類を使い分けることができます。
生のおからの場合は、スーパーやお豆腐屋さんで手に入れることができます。
生のおからは、雑菌が繁殖しやすいので、消費期限がかなり短くなります。
特にお豆腐屋さんで購入したおからは、購入したその日に食べるのがいいでしょう。
もし、消費できなければ冷凍保存すると1ヶ月は長持ちします。
乾燥したおからも、スーパーで売っています。
こちらは半年くらい持つものもあり、便利ですが使う料理は決められてきます。
ハンバーグを作るときに、この乾燥おからをいれてかさましする、お菓子に使うなど。
ここでは、生のおからの保存方法やメニューについて紹介します。
おからの保存方法!
先ほども説明しましたが、生のおからは傷みやすいので、すぐに使い切るか冷凍保存するのがお勧め。
おからの保存方法を詳しく紹介します。
おからの冷凍保存方法
おからは、その日に使い切れないならすぐに冷凍保存するのがお勧めの食材です。
冷凍保存する場合は、生のおからを使いやすいように小分けにして、ラップで密封して包みます。
ラップで小分けにしたおからを、まとめて保存袋に入れて保存します。
解凍するときは、使う分だけ冷蔵室に入れて自然解凍。
もしくは、袋のまま流水解凍も可能です。
おからは冷凍で1ヶ月保存可能ですが、なる早く食べたほうがいいですね。
また、おからを調理したものを冷凍するのも、食べるとき簡単で風味を損なわないのでお勧めです。
自分の好きな味付けで炒り煮をします。
完全におからが冷めたら、先ほどと同じようにラップで空気をしっかり抜いて密封して包み、保存袋に入れて冷凍します。
解凍するときは、冷蔵室に入れての自然解凍か、電子レンジで解凍するとそのまま、ほかほかのおからの炒り煮が食べることができます。
おからの冷蔵保存方法
おからは冷蔵保存の場合、なるべく早く食べきったほうがいい食材です。
2~3日と書かれているサイトもありますが、当日もしくは次の日には食べきったほうがいいでしょう。
冷蔵方法は冷凍のときと同じで、使いやすい分量をラップで密封。
保存袋に入れて、チルド室で保存してください、冷蔵室よりも温度が低いチルド室で保存するのがポイントです。
ワンポイントアドバイス
冷凍するときに、味をつけないでただ炒るだけ、乾燥おからにして保存するのもお勧めです。
味をつけてしまうと、一種類の料理にしか使えませんが、炒って乾燥させたおからは、いろいろな料理に使うことが可能。
炒り方は、フライパンに油を敷かずに弱火でじっくり炒ります。
少し時間がかかりますが、乾燥おからは冷凍庫で1ヶ月は持ちますし、水を加えることで生おからに戻るので、使いやすいです。
冷凍しておいたおからを使った3つのメニュー
冷凍したおからを使ったメニューを紹介します。
冷凍おからの場合、そのまま使わず、冷蔵室で自然解凍してから使う場合が多いですね。
夕食に使うなら、朝のうちに冷蔵室に入れて解凍しておきましょう。
おから入りハンバーグ
おからをハンバーグの具材として混ぜることで、カロリーオフにもなりますし、節約にもなるので人気の料理。
ぱさぱさしないしっとりとしたハンバーグを作りましょう。
【材料】
牛豚合いびき肉200g
解凍したおから50g
卵1個
たまねぎ1/4個
和風だし2/1カップ
パン粉15g
塩 少々
① たまねぎをみじん切りにします。
② 合びき肉に塩を混ぜてよくこね、①のたまねぎを混ぜます。
③ しっかりと混ぜたら、和風だしを混ぜよくあわせます。
④ 卵とパン粉を加えこねます。
⑤ 材料を4等分にして、形を整え真ん中をくぼませて、フライパンで焼きます。
⑥ 料理酒を50ccほど混ぜ、蒸し焼きにします。
⑦ ソースはケチャップとウスターソースを混ぜた、ハンバーグソースでもいいですが、和風のあんかけ風にするのもお勧めです。
だしを加えることで、ぱさつかず、しっとりとしたハンバーグになります。
おからの炒り煮
おから料理といえば、やはり炒り煮ですよね。
基本の味付けを紹介します。
【材料】
解凍したおから 250g
にんじん1/3
こんにゃく1/2
万能ねぎ3本
味付け調味料(酒大3、みりん大3、砂糖大2、しょうゆ大2、塩小1/2、だしのもと小1、水250cc)
① 冷凍おからは冷蔵室に入れて自然解凍しておきます。
② こんにゃくは下ゆでして、2cmくらいの細切り、にんじんも同じく細切り。万能ねぎは小口きり。
③ フライパンに油をしき、にんじんとこんにゃくをいためます。
④ にんじんがしんなりしたら。
おからを入れてほぐしながら炒めます。
⑤ 味付け調味料をすべて加え、水分を飛ばしながら木べらで混ぜます。
⑥ 水分が飛び、おからがしっとりしてきたら青ねぎを加えて暖め終了。
いためすぎると、おからがぱさぱさになるので、しっとりしてきたら火を止めます。
おからのとり団子
おからの炒り煮、実際に作ると思ったより量が多くなって、あまってしまうことありますよね。
そのまま冷凍することもできますが、味が飽きた人のためにおからの炒り煮のあまりでつくるおから鶏団子を紹介します。
【材料】
残ったおからの炒り煮
とりももひき肉 200g
マヨネーズ大3
塩 少々
片栗粉適量
① おからの炒り煮に取引肉、卵、マヨネーズ、塩を加えてよく練る
② 練った取引肉を一口第二丸めて、片栗粉を振り掛ける
③ 油で狐色になるまで揚げる
おからの作り置きメニュー
作りおきすることで、忙しいときでも簡単に食卓に一品増やすことができるおからの作り置きメニューを紹介します。
おからサラダ
おからサラダは、簡単でダイエットにも最適なメニュー。
お腹にたまるので、食事の最初に食べることで食べすぎを防ぎます。
【材料】
生おから 80g
にんじん1/3
きゅうり2/1
はむ 1パック
★ 米酢
★ あわせ味噌
★ マヨネーズ
★ しょうゆ
① にんじんは細い千切りにして、塩茹でし水気を切っておきます。
② きゅうりは板ずりして、水で洗いい水気をしっかり拭き、千切りにします。
③ ハムも千切りにします。
★と材料、生おからを入れて合えます。
まとめ
おからはいろいろな料理に入れて、かさましできるので体にいいだけではなく、経済的にも助かる食材です。
ただ、生おからは傷みやすいので、注意が必要ですね。
豆腐屋さんで購入するおからと、スーパーで買うおからはぜんぜん味が違います。
できれば、お豆腐屋さんのおからがおいしいので、使ってみてください。
おからは、すぐに使わない場合には、冷凍して保存がお勧め。
生おからを冷凍してもいいですし、乾燥おからにして冷凍、また炒り
煮にして冷凍など、いろいろな冷凍保存方法があります。
冷凍するコツをマスターして、上手におからを料理に利用してください。