嗜好品のコーヒー、毎朝飲む方も多く、朝はコーヒーがないと目が覚めないという方も多いですね。
家だけではなく、街のコーヒーショップはいつも込んでいて、コーヒーの人気があるのがわかります。
自宅でコーヒーを楽しむ方も多いですが、気になるのがコーヒーの保存方法。
自宅でコーヒーを飲む場合は、豆から挽いて飲む、挽いた粉を入れる、インスタントコーヒーを手軽に楽しむと、コーヒーを飲むといっても色々なやり方があり、保存方法も豆の形態によって違います。
コーヒーに大切なのは、やはり香りと風味。
コーヒーの香りと風味を損なわずに長く楽しみたいのならば、正しい保存方法で保存することが大切です。
コーヒーの消費期限、正しい保存方法、おすすめのメニューを紹介します。
目次
コーヒーはどのくらい日持ちする?賞味期限は1年!
コーヒーは、豆、粉、インスタントと種類によって賞味期限が変わってきます。
豆と粉は、袋を開封前でしたら賞味期限の目安は1年。
インスタントコーヒーは、賞味期限が書かれていると思いますので、それを参考にしてください。
基本的にはインスタントコーヒーの賞味期限は3年と、とても長い期間保存できます。
しかし、それはあくまで未開封の状態の場合で、開封してからは消費期限が変わってきます。
コーヒーは、賞味期限を切れたり、保存方法が悪いと、風味が損なわれコーヒーの香りもなくなります。
コーヒーの保存方法!
コーヒーは、保存方法によって風味が損なわれる可能性があります。
コーヒーを保存するときは、正しい保存方法で保存するようにしましょう。
コーヒーの正しい保存方法を紹介します。
コーヒーの正しい冷凍保存方法
豆、粉、インスタント、開封したコーヒーは、冷凍保存に向いていません。
風味を保つために冷凍したくなりますが、冷凍保存は避けたほうがいいでしょう。
コーヒーは、水分にすごく弱い特徴があります。
冷凍保存すると、どうしても温度差があるので袋や入れ物に水滴がついてしまい、その水滴がコーヒーをだめにしてしまいます。
未開封で長期間使わない場合は、豆と粉に限り冷凍保存が可能です。
この場合、半年から1年と長期間保存することができます。
開封後は1回分ずつ小分けにすれば、冷凍保存も可能ですが、やはり避けたほうがいいと思われます。
インスタントの場合は、水に溶ける性質があるため開封、味開封に限らず、冷凍保存は避けたほうがいいでしょう。
コーヒーゼリーなど、コーヒーを使ったデザートであれば冷凍保存が可能です。
コーヒーの正しい冷蔵保存方法
豆と粉のコーヒーは、開封したあとは冷蔵庫で保存すると、風味を損なうことなく保存することができます。
冷蔵での保存期間は1ヶ月が目安。
冷蔵保存するとき注意することは、コーヒー豆や粉はとても匂いを吸収しやすい特性があるので密封した容器に入れ替えるということ。
冷蔵庫の他の食材の匂いを吸収してしまっては、コーヒーのおいしさが損なわれますよね。
しっかりと密封できる容器に入れて保存しましょう。
袋に入っている場合は、袋をしっかり密封してさらに密封容器に入れるといいでしょう。
豆の場合は、飲む分だけ焙煎して使います。
コーヒーの入れた後のコーヒーカスは、消臭や除湿の効果があります。
これもコーヒーの、匂いを吸収しやすいという特徴があるから。
インスタントコーヒーの場合は、開封後も常温で保存します。
インスタントコーヒーはお湯に溶かして飲む性質上、水、湿気にとても弱いので冷蔵保存には向きません。
その他の方法
豆、粉、インスタントのコーヒーは未開封の場合、常温保存ができます。
インスタントコーヒーは高温で湿気がある場所を避けて、保存してください。
常温保存で、賞味期限どおりの保存が可能です。
インスタントコーヒーは湿気が苦手なので、カップに注ぐときも、瓶を近づけてカップに入れるのは、やめましょう。
濡れていないスプーンを使って入れてください。
それほど湿気に弱く、高温にも弱いのです。
ワンポイントアドバイス
インスタントコーヒーに、なんだか白い粉がある!カビ?と思ったことないでしょうか?
時折インスタントコーヒーの中に、白い粉が発生することがあります。
この白い粉の正体、実はカフェインの結晶物。
カビではないので、飲んでも体に害はありません。
しかし、この白い粉が出るということは、コーヒーの風味が損なわれているということです。
インスタントコーヒーは、開封後はなるべく早く飲みきるようにしましょう。
コーヒーを使った5つのメニュー
コーヒーをつかったメニューをいくつか紹介します。
コーヒーシロップ
アイスクリームかけるとおいしいコーヒーシロップです。
【材料】
コーヒー(粉)
メープルシロップ 大さじ3
水 大さじ1
① 耐熱容器に全部の材料入れて、よくかき混ぜます。
② コーヒーの粉をしっかり溶かしてください。
③ ラップをしないでレンジで1分加熱。
いったん取り出して混ぜてください。
④ さらにレンジで1分加熱してよく混ぜてできあがり。
苦いのが好きな方は、メープルシロップの量を調整してください。
パンケーキにもおすすめ。
コーヒープリン
ほんのりとした風味のコーヒープリンなので、苦味が少なく、子供にもおすすめ。
【材料】
牛乳 300cc
砂糖 100g
全卵 3個
インスタントコーヒー
① 鍋に牛乳を入れて沸騰させ、インスタントコーヒーを入れて溶かします。
② ボウルに全卵と砂糖を入れ合わせて、そこに牛乳を入れて混ぜます。
③ ②を裏ごしして、プリンのカップに注ぎいれます。
④ 天板に1cmほどお湯を張って、150度のオーブンで35分蒸し焼きにします。
⑤ プリンの真ん中に指を当てて弾力があったら出来上がり。
⑥ 冷蔵庫で冷やして、仕上げにホイップクリームをのせます。
コーヒーゼリー
コーヒーのメニューといえばやはりコーヒーゼリーですね。
夏にぴったりのコーヒーゼリーです。
【材料】
コーヒー(お好きな銘柄でどうぞ)
砂糖 80g
蜂蜜 大さじ1
ゼラチン 15g
生クリーム 200cc
① コーヒーは濃い目に煮出すのがおすすめです。
生クリーム以外の材料をすべて鍋に入れて温めます。
② ゼラチンは火からおろして溶かします。
③ 容器に入れて冷蔵庫で2~3時間冷やします。
④ かたまったらスプーンですくってグラスに盛り付けて、クリームをかけて出来上がり。
ソイラテ
スターバックスなどで人気のソイラテ、外で飲むと高いですが家で作ればおいしいソイラテが、お得に作ることができます。
【材料】
調整豆乳 50cc
コーヒー 大さじ1
砂糖 小さじ2
氷7個
熱湯 少々
① インスタントコーヒーをつくりグラスに入れます。
② 砂糖を加えて熱湯を足して、よく溶かします。
③ グラスに氷を入れます。
④ 豆乳を加えて完成。
コーヒーのチョコケーキ
大人の味のチョコケーキ。
コーヒーの香りが香ばしくておすすめです。
【材料】
薄力粉 100g
卵 2個
砂糖 80g
バター 80g
ベーキングパウダー
ココア20g
コーヒー 1杯分
① ボウルに材料をすべて入れて、とにかく混ぜます。
② よく混ざったら、丸い型に入れて流し込みます。(直径18cm)
③ 余熱なしで、オーブンで40分焼きます。
温度は180度。
④ 40分焼けたら方からはずして荒熱を取ります。
⑤ 暖かいときもおいしいですが、冷蔵庫で冷やすとさらにおいしくなります。
まとめ
コーヒーは、水分に弱く保存するときは湿気を避けることが大切です。
コーヒー豆は冷凍保存することができますが、出し入れのときの水滴を避けるために、取り出しはなるべく最小限にして、1回分ずつ保存するのがおすすめです。
コーヒーは風味を損なわずに保存して、コーヒーのリラックスタイムを楽しんでくださいね。