妊娠がわかるととても嬉しいですよね。
すぐにでも周りに報告したい気持ちになると思います。
でも、嬉しい気持ちばかりで何も考えずに妊娠報告をしてしまうと後でトラブルが起こってしまうこともあります。
最近はメールで報告する人もいるでしょう。
その時にも注意するべきポイントというのがあります。
ここでは妊娠報告をする時期や例文もまとめました。
目次
妊娠報告をメールでするのはアリ?ナシ?
最近は妊娠報告をメールで行う人もいるでしょう。
これについてはアリだと思います。
しかし、相手との関係性によっては喜ばれないこともあるので注意が必要です。
仲の良い友達や、なかなか会うことのできない友達にはメールでの報告が便利です。
また会社の上司には早めに報告した方がいいので、なかなか職場で会うことができない場合や、忙しくて時間を取ってもらえない場合にはメールで報告するのもアリです。
メールでの報告で悩むのがどこまでの人に送るのかということです。
職場の場合にはまず上司です。
同僚への報告は上司への直接報告し、今後のことが決まってからにしましょう。
友達の場合には、それほど広く報告しない方が賢明です。
普段から親しくしている人だけにしましょう。
なぜなら、今は不妊で悩んでいる人もとても多くいます。
普段連絡を取っていない人から久しぶりに来たメールが「妊娠報告」だった場合、不要な反感を買ってしまうこともあります。
私も長らく不妊治療をしていた身です。
不妊治療は精神的にかなり追い込まれてしまうことも多く、妊娠報告にはとても敏感になってしまいます。
「おめでとう」と言わないといけないのはわかっているけど、それすら送れないこともあります。
それが今は連絡を取っていない人からだった場合には余計に「なぜ送ってくるのか」「自慢?」と感じてしまいます。
妊娠すると嬉しいのでつい広く報告してしまいがちですが、その辺の配慮ができるといいですね。
会社の人への妊娠報告をメールでする場合に注意するポイント
お仕事をしている人の場合、会社で報告をするのはまず直属の上司です。
仲の良い同僚に話したくなるでしょうが、そこから上司や周囲の同僚に漏れ伝わるのはよくありません。
今後の仕事についての話もしなくてはいけないので必ず上司から報告するようにしましょう。
妊娠初期は流産の可能性も少なからずありますが、上司への報告は早い方が良いです。
なぜなら、初期にはつわりが始まります。
つわりで体調が悪くいつも通り仕事ができなくなったり、お休みを取らなくてはいけないことも出てくるでしょう。
妊娠報告をしていれば、それなりに理解を得られるかもしれません。
しかしそうでない場合には配慮してもらうことは難しいです。
直接口で報告するのが1番良いですが、職場でなかなか上司に会うことができない場合、仕事中に話をすることができない場合もあります。
そのような場合には取り急ぎメールで報告をしておきましょう。
しかし、メールを送ったから報告は終わりというわけではありません。
後日必ず直接口から報告するのがマナーです。
上司へ送る妊娠報告メールの例文
上司へ送る場合には、簡潔に、そして今後産休、育休を取得することへのお詫びの言葉を添えるのがポイントです。
また取り急ぎメールでの報告になったこと、後日挨拶へ伺うことも添えると良いでしょう。
例文1
〇〇課長
私事で恐縮ですが、ご報告があります。
この度子供を授かりました。現在は妊娠○か月で、出産予定は○月です。
突然のご報告になり申し訳ございません。
今後体調面でご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、よろしくお願い致します。
取り急ぎメールにてご連絡させていただきます。
例文2
〇〇課長にご報告したいことがありメールをさせていただきました。
先日妊娠していることがわかりました。出産予定は○月です。
今のところ体調に問題はなく仕事は続けたいと思っています。
出産に際してはご迷惑をおかけすると思いますが、ご理解いただけると幸いです。
後ほど改めてご挨拶に伺いたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
友達への妊娠報告をメールでする時期は?
友達の場合にも簡潔に伝えましょう。
時期は安定期に入る5、6か月ごろが目安です。
普段からよく顔を合わせる特に仲の良い友達の場合にはもっと早くしても良いでしょうが、妊娠中は何があるかわかりません。
特に初期は流産してしまう可能性もあります。
妊娠がわかって嬉しい気持ちはわかりますが、早い段階で広く報告するのは避けた方が良いでしょう。
報告するタイミングと関係性
(1) 会う予定がある友達に報告をする
(2) 普段から連絡を取っている友達に報告する
(3) 普段連絡をあまり取っていない友達には積極的に報告しない
会う予定がある友達には早めに報告しても良いでしょう。
会う約束をしていてもつわりや体調がよくない時に会えないこともありますし、体調を1番に考えたいからです。
報告する時期としては3〜4か月ごろです。
普段から連絡を取っている友達には安定期に入る5、6か月ごろに報告をしましょう。
安定期に入ると流産する可能性も低くなります。
普段連絡を取っていない友達には積極的に報告はしなくても良いでしょう。
年賀状のやり取りだけの場合にはそのタイミングで出産したことを報告すれば良いです。
友達へ送る妊娠報告メールの例文
妊娠してることがわかって今○か月だよ。
体調が落ち着いたら会いたいな。
ランチでも行こう。
今妊娠してて、安定期になったので報告です。
出産予定が○月で、産んじゃうとしばらく会えなくなっちゃいそうだから近々会いたいな。
今妊娠○月で、○月に出産予定だよ。
体調が落ち着かなくてなかなか報告できなかったんだ。
報告が遅くなってごめんね。
まとめ
妊娠報告をする場合には、だらだらと文章にせずに、簡潔にするようにしましょう。
待望の妊娠で、内心はとてもテンションが上がってしまっている場合でも、浮かれすぎた内容にならないようにすることがポイントです。