そら豆の冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と6つのメニュー

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豆の中では大きいので食べ応えがあり、食感がほくほくしておいしい夏の野菜、そら豆。

旬の時期は4月~6月で、料理におつまみにおいしくて人気ですよね。

栄養も豊富で、カルシウム、鉄分、マグネシウムなどが配合され、皮部分には食物繊維がたくさんなので、なるべく皮ごと食べるのがおすすめ。

そら豆は「おいしいのは3日間」と言われるほど、鮮度が落ちやすい食材で、収穫した後はすぐに鮮度と味覚が落ちてしまいます。

鮮度が落ちる前にすぐに食べるのが一番ですが、なるべく鮮度が落ちないように保存するにはどうすればいいのでしょうか?
そら豆の正しい保存方法、消費期限、おすすめのメニューなど詳しく紹介します。

目次

 そら豆はどのくらい日持ちする?賞味期限は2日!

そら豆は、野菜の中でも日持ちがしない野菜で、すぐに味、旨みが落ちてしまいます。

購入してから2日以内に食べるのがいいですね。

保存することもできますが、できればその日に食べる量を購入して、食べきるのがベスト。

また選ぶときは、新鮮なものを選ぶのが大切です。

さやの部分の緑色が鮮やかで、弾力があるもの、またひとつのさやに豆が3つ以上入っているものを選びましょう。

背筋が茶色くなっているものは、鮮度が落ちている証拠なので、避けてください。

また、そら豆は豆をさやから出すと劣化が進み、豆が固くなるので、さや付きのものを購入してください。

旬の味はすぐに味わってくださいね。

 そら豆の保存方法!

そら豆は、鮮度がすぐに落ちる野菜なので保存するときも注意が必要。

そら豆の冷凍、冷蔵の保存方法を紹介します。

 そら豆の正しい冷凍保存方法

そら豆は、すぐに鮮度が落ちる野菜なので、新鮮なものを冷凍するのがおすすめ。

冷凍する場合は、生のまま冷凍する方法と、固くゆでて冷凍する方法があります。

生で冷凍する場合は、さやから出して黒い部分に切込みを入れて冷凍用の保存袋に重ならないようにして保存します。

また固めにゆでて、保存袋に入れて冷凍するとすぐに料理に使えます。

そら豆は冷凍保存で、1ヶ月は保存できるので、すぐに食べない場合は冷凍保存しましょう。

 そら豆の正しい冷蔵保存方法

そら豆を冷蔵保存する場合は、さやのまま袋に入れて野菜室で保存します。

さやから出すと急速に鮮度が落ちますので、さやのまま保存しましょう。

冷蔵庫で2日は保存が可能です。

さやから出して売られているものを購入した場合は、その日のうちに食べきるようにしましょう。

 その他の方法

そら豆はさや付きの場合、少しの間でしたら常温の冷暗所で保存することもできます。

常温で保存する場合は、なるべく早く食べ切ってください。

 ワンポイントアドバイス

そら豆は、食べやすいからと、さやから出したものを購入したり、さやから出して保存したりすると、すぐに鮮度が落ちておいしくなくなります。

さや付きのものを購入して、さやがついた状態で保存してくださいね。

また、そら豆は皮からむいて食べる人が多いですが、そら豆の皮には食物繊維がたっぷり入っています。

できるだけ皮付きのまま食べましょう。

 冷凍しておいたそら豆を使った5つのメニュー

冷凍したそら豆は、自然解凍すると凍ったまま料理に使うことができます。

おすすめの冷凍そら豆を使ったメニューを紹介します。

 そら豆のクリームパスタ

そら豆と新玉ねぎを使った、春のパスタです。

【材料】
そら豆 250g
新玉ねぎ 2個
ベーコン 50g
にんにく 1かけら
オリーブオイル 大さじ1
生クリーム 100cc
白ワイン 50cc
バター 15g
パルメザンチーズ 大さじ3
ブラックペッパー 少々
パスタ 180g
① 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、1%の塩をいれ、規定の表示時間の1分前までパスタをゆでます。

② そらまめはゆでて皮をむき、半分は粗くつぶします。

③ 新玉ねぎは1個をみじん切りにして、もう1個は薄切りにします。

④ ベーコンは食べやすくカットします。

⑤ フライパンにオリーブオイルとにんにくのみじん切りを入れて。

弱火にして炒めます。

⑥ にんにくの香りが出たらみじん切りの玉ねぎ、ベーコンを入れて炒めます。

⑦ 玉ねぎがしんなりしたら、つぶしたそら豆と白ワインを加えます。

生クリームも加えて、弱火で2~3分煮込みます。

⑧ フライパンにパスタのゆで汁をおたま1杯分加え、ソースをいい感じに伸ばします。

⑨ 薄切りの玉ねぎとパスタをフライパンに加えます。

⑩ 残りのそら豆とパルメザンチーズを加え、強火で和えたら出来上がり。

 そらまめのかきあげ

そら豆の香りが香る春のかきあげです。

【材料】
冷凍そらまめ 12個くらい
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
天ぷら粉 1/2カップ
冷水 1/2カップ
① 玉ねぎは薄くくし切りにして、にんじんは細切りにしてください。

② そら豆は自然解凍しておきます。

③ そら豆と玉ねぎ、にんじんをボールに入れて、天ぷら粉をまぶします。

冷水を入れて全体的になじませます。

④ 170度の油に、お玉で油に落とします。

そら豆が2~3個入るようにしましょう。

からっと揚げたら出来上がり。

 そらまめの茶碗蒸し

春が旬の食材を入れた茶碗蒸し。

香りもいいですね。

【材料】
卵 1個
たけのこ 50g
そら豆 9個
えび 2尾
木の芽 4枚
★ だし汁 1カップ
★ 塩 小さじ1/4
★ 薄口醤油 小さじ1
① たけのこは、できれば穂先の柔らかい部分を食べやすい大きさに切ります。

えびは尻尾を残して殻をむいて背綿を取りゆでます。

そら豆は塩少々を入れた熱湯でゆでて薄皮をむきます。

② 卵を溶いて、★の材料を加えてよく混ぜます。

だし汁は冷ましたものを使って下さい。

③ 器に①の材料を入れて卵液を、茶漉しなどで漉しながら入れて、均等に注ぎます。

④ 器にアルミホイルをかぶせて蓋をして、器の1/3くらいのお湯を張って、鍋に蓋をして弱火で蒸します。

⑤ 10分~15分くらい加熱し、火が通ったら木の芽を飾って出来上がり。

 そら豆のポタージュスープ

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子供も大好きなポタージュ、春の味覚を楽しんでください。

【材料】
そら豆 60g
玉ねぎ 1/2個
牛乳 1カップ
塩コショウ 適量
バター 10g
① そら豆は、さやから出して冷凍したものをゆでて、薄皮をはずします。

② 玉ねぎは薄切りにして、バターでしんなりするまで炒めます。

③ 玉ねぎがしんなりしたら、そら豆を入れてブレンダーにかけて攪拌します。

④ 牛乳を加えて、塩コショウで味を調えて出来上がり。

 そら豆とえびの炒め物

シンプルに塩で味付けした炒め物です。

【材料】
そら豆 20個くらい
えび 150g
酒 小さじ1
片栗粉 小さじ1
塩コショウ 少々
オリーブオイル 小さじ2
① そら豆はさやからはずして冷凍したものを使います。

② えびは背綿を取って、背から半分に切ります。

③ えびは軽くゆでておきます。

水気を切って酒と塩コショウをして片栗粉をまぶしておきます。

④ フライパンにオリーブオイルを熱して、そら豆を入れ、酒を加えて1分蒸し焼きにしてそら豆をふっくらさせます。

⑤ フライパンにえびを加えて、全体をさっといためて塩コショウで味をつけ出来上がり。

 そら豆の作り置きメニュー

そら豆をたくさん購入したときに、たくさん作っておきたい作り置きメニュー。

おすすめのそら豆、作り置きメニューを紹介します。

 そら豆のマリネ

マリネだったら作り置きが可能でとっても簡単に作れるのでおすすめ。

新玉ねぎとそら豆で春のマリネです。

【材料】
新玉ねぎ 1/2個
そら豆 20粒
★ レモン酢 大さじ4
★オリーブオイル 大さじ2
★ クレイジーソルト 少々
★ ブラックペッパー 少々
① そら豆は薄皮がついたまま、塩を入れた熱湯で1分半ゆでてザルにあげて、粗熱はとっておきます。

新玉ねぎは薄くスライスしてください。

② ★の材料はボールに入れて混ぜ合わせておきます。

③ そら豆を薄皮から出して、新玉ねぎとマリネ液に漬けていきます。

④ 冷蔵庫で10分寝かせたら出来上がり。

 まとめ

そら豆はさやから出した途端に鮮度が落ちはじめ、味や旨みも落ちていきます。

購入したらその日に食べるのが基本ですが、なるべく鮮度を保ったそら豆の保存方法を紹介しました。

しばらく食べないなら、買ったその日に冷凍してしまったほうがいいですね。

そら豆は、夏の時期にしか味わうことができない旬の野菜なので、旬の味を味わってくださいね。