とろーっととろけるチーズは、見た目も味も最高!子供も大人も大好きな食材ですよね。
チーズと一口に言っても、スライスチーズ、6Pチーズなど私たちの身近にあるものから、ブルーチーズなど、食べる機会が頻繁にないチーズまで種類はいろいろ。
最近は大きいスーパーやデパ地下で、さまざまな種類のチーズを購入できるようになりました。
チーズは種類によって保存方法、消費期限が違うので、注意が必要。
ここでは、種類ごとのチーズの保存方法と賞味期限、チーズを使ったおすすめのメニューを紹介しますので、参考にしてくださいね。
目次
チーズはどのくらい日持ちする?賞味期限は2~3週間!
チーズは種類によって日持ちする日数が違います。
チーズの種類について少し説明しますね。
チーズには大きく分けてプロセスチーズとナチュラルチーズの2種類があります。
牛乳などに乳酸菌と酵素を加えて発酵させたのが、ナチュラルチーズ。
発酵の仕方によって柔らかさが違いますし、細菌カビの種類、熟成のさせ方で種類が分かれます。
プロセスチーズは、このナチュラルチーズの原料を溶かしたりきざんだり、混ぜたりして作られます。
一般的に使われる、スライスチーズ、さけるチーズはプロセスチーズで、発酵が止まっていますので保存しやすいチーズ。
ナチュラルチーズは保存しているときにも、発酵が進むので保存期間が短いです。
チーズの保存方法!
チーズは乾燥に弱い食べ物なので、保存するときは乾燥しないように保存することが大切。
保存状態が悪いチーズは、切り口がグレーに変色し、固くなりますので、購入するときもチェックしてくださいね。
チーズの正しい保存方法を紹介します。
チーズの正しい冷凍保存方法
チーズは種類によっては、冷凍保存することもできます。
冷凍保存ができるのは、ピザ用のチーズ、粉チーズ、クリームチーズなど。
チーズの中には、冷凍することで内部の水分が凍結して、解凍したとき食べるとぼそぼその食感になります。
ピザ用のチーズは湿気に弱く、何度も冷蔵庫から出し入れすると湿気でかびてしまう可能性がありますので、冷凍保存がいいですね。
チーズを冷凍保存するときは、保存袋に入れて、なるべく空気を抜いて保存。
細切りのチーズを冷凍した場合は、使うときに手で崩して使って下さい。
冷凍したチーズは、凍ったまま料理使うか自然解凍して使います。
チーズの冷凍保存期間は1ヶ月。
チーズの正しい冷蔵保存方法
チーズは基本的に冷蔵で保存します。
保存するときは、乾燥と湿気に注意して保存してください。
特に切って使うチーズは切り口が乾燥しないように、ラップでぴったりと包んでチルド室で保存します。
出し入れのときに結露がつくことがあるので注意。
また、チーズは匂いを吸収しやすい食材なので、匂いが強いものの近くには置かないようにしましょう。
種類ごとのチーズの保存期間を紹介します。
・モッツァレラチーズ
チーズの中で一番長持ちしないのが、モッツァレラチーズです。
特に開封後は2日間で食べきるようにしてください。
チーズの表面にぬめりが出たら、食べないようにしましょう。
・カッテージチーズ
あっさりとしてクラッカーにのせて食べるとおいしいカッテージチーズ。
保存容器で冷蔵庫保存、保存期間は1週間です。
・カマンベールチーズ
白カビチーズの代表格、カマンベールチーズ。
乾燥しないようにラップでくるんで、レタスの葉と一緒に保存容器で密封して保存すると長く保存できます。
保存期間は1週間
・ブルーチーズ
アオカビのチーズで冷蔵庫の中に入れると、他の食品にカビが移る可能性があります。
ラップに包んで、さらに保存袋に入れて密封して保存。
保存期間は冷蔵庫で10日間です。
・スライスチーズ
開封前は、記載されている賞味期限で、開封後は乾燥する可能性があるので保存袋に入れて密封して保存します。
冷蔵庫で4~5日の保存期間です。
・6Pチーズ
子供のおやつにもおすすめの6Pチーズ、手軽に食べられるのが魅力ですね。
6Pチーズは外側の箱を開けても、保存期間は変わらないので、賞味期限の期日までに食べきりましょう。
・ピザ用チーズ
ピザ用チーズは使いやすくて、使う頻度も多いですが、湿気に弱くカビが生えやすいので、開封後は冷凍保存がおすすめ。
冷蔵で4~5日、冷凍で1ヶ月の保存が可能です。
・粉チーズ
粉チーズは常温で保存できるチーズです。
逆に冷蔵庫で保存すると、湿気で固まる可能性があります。
湿気が少なくて、直射日光の当たらない冷暗所に保存してください。
常温保存で1ヶ月保存可能です。
・スモークチーズ
一つ一つ包まれていて、おつまみにぴったりのスモークチーズ。
開封後はなるべく早く食べるようにしてください。
冷蔵庫で4~5日保存可能。
・チーズのおつまみ
チーズを使ったおつまみも、冷蔵で保存してください。
開封した後は、チーズたらなどは常温だったらその日のうちに食べきる。
食べきれない場合は、ラップに包んで3日以内に食べ切ってください。
その他の方法
チーズは基本的に冷蔵保存ですが、粉チーズだけは常温で保存が可能です。
保存するときは、湿気ないように気をつけて保存してくださいね。
ワンポイントアドバイス
チーズが固くなってしまっても大丈夫。
チーズおろし器があれば、固くなったチーズを削って粉チーズにして使えます。
また、スープやシチューなど加熱した料理に使う場合は、固いままでも大丈夫。
固くなった場合も、いろいろ利用できますので、捨てないでくださいね。
冷凍しておいたチーズを使った2つのメニュー
冷凍できるチーズは限られていましたが、冷凍保存できるチーズは長持ちするので、保存するとき便利ですね。
おすすめの冷凍したチーズを使ったメニューを紹介します。
ささみのチーズ焼き
簡単にできるスピードおかずは、忙しいときにおすすめのメニューです。
【材料】
鳥のささ身 4本
青じそ 1枚
トマト 1/2個
冷凍ピザ用チーズ 50g
★ 醤油 大さじ1/2
★ 塩 少々
★ こしょう少々
① ささみは筋を取って厚みを切り開いて、★の調味料で下味をつけます。
② 青じそは千切りにして、トマトは1cmの角切りにします。
③ チーズは自然解凍しておきます。
④ オーブントースターにアルミホイルを敷いて、ささみを並べて、青じそ、トマト、チーズを順番にのせて、6~8分焼きます。
ピザソースを塗ってもおいしいです。
チーズ入りかき玉スープ
粉チーズを入れて、洋風にしたかき玉スープです。
【材料】
卵 2個
粉チーズ 大さじ4
パン粉 大さじ2
固形スープ 2個
パセリのみじん切り 適量
① ボールに卵を割って、粉チーズとパン粉を加えてよく混ぜます。
② 水4カップに固形スープを入れて煮立てます。
①を流しいれて大きく混ぜて卵がふわっと浮いたらすぐに火を止めます。
③ 器にもってパセリをのせて出来上がり。
チーズの作り置きメニュー
チーズを使った料理はたくさんありますが、作り置きのレシピはあるのでしょうか?
おすすめのチーズの作り置きメニューを紹介します。
ちくわとチーズのわさび和え
食卓にあると嬉しい、常備菜です。
【材料】
豆ちくわ 8本
プロセスチーズ 2枚
ネギ 1/2本
わさび漬け 大さじ3
マヨネーズ 大さじ1
青じそ 3~4舞
① 豆ちくわは小口きりの薄切りにします。
チーズは1cmの角切りにします。
ねぎは4~5cmの千切りにします。
② わさび漬けとマヨネーズをよく混ぜ合わせて、①にあえて出来上がり。
③ 青じその千切りをのせます。
まとめ
チーズの保存方法、消費期限、おすすめのメニューを紹介しました、どうでしたか?
チーズは種類も多く、種類によって保存方法、保存期間が違うので注意が必要。
チーズによっては冷凍保存にむいていないものもありますし、粉チーズのように常温で保存するものもあります。
また、レシピによって使うチーズも違うので、メニューも参考にしてください。
チーズは使う頻度が多い食材なので、この機会に種類ごとの保存方法を覚えてくださいね!