「汰」の意味や由来、読み方って?汰を使った男の子の名前12選
赤ちゃんの名前の中でも「汰」を使う場合。
多くは男の子の名前の止め字として使用することが多いのです。
わんぱくな男の子!という印象が強い「汰」です。
誰にでも読んでもらえる名づけとして、「汰」の名前を付ける人も結構多くなってきました。
女の子の名前としても稀に使われている場合もあるようです。
やはり、「汰」は男の子らしい響きの強い漢字なのです。
目次
「汰」について
字画数:7画
音読み:た、たい
訓読み:おごる
「汰」が使われるのは男の子だけ?
漢字の「汰」。
これは人間が両手を広げて立った時の形をイメージして作られているのでは?と言われているほどです。
どちらかと言えば男の子らしい止め字として重宝されています。
女の子にはほとんど使われていないようです。
中には「汰恵(たえ)」などという名前に使われることもあります。
それでも、やはり「汰」には男の子の名前という印象が強い。
だからこそ、「汰」は男の子の名前としての浸透力が強いようです。
若い世代の親にとっての「汰」
昔ながらの名前としては女の子にも使えた「汰」。
平成の時代になってからは男の子、女の子の性別を問わず使える漢字もあります。
ただ、「汰」については男の子の名前として広く知られているということが伺えます。
「汰」の持つ意味
「汰」には水中でゆすって細かいものをより分けるという意味がある。
もっとつき進めて考えると、選ばれた者だけが残る。
そのような意味を持つのです。
名前に付ける場合にも、この意味を深く捉えてみてください。
とても大らかで将来性のある名前ですよね!
勢いのある水で洗い流す?
悪いことを洗い流す。
不純なものから選別するという意味があります。
だからこそ「汰」を名前に使うことには意味があるのです。
訓読みで名前を使うことはほとんどありません。
「汰」の付く男の子の名前
・海汰(うた)
・英汰(えいた)
・賢汰(けんた)
・朔汰(さくた)
・翔太(しょうた)
・蒼汰(そうた)
・汰門(たもん)
・春汰(はるた)
・陽汰(ひなた)
・楓汰(ふうた)
・優汰(ゆうた)
・那由汰(なゆた)
とても元気で威勢の良い男の子!というイメージの名前です。
「た」と読むことで名前として響きも良く、まとまりがあります。
人気の漢字にも挙げられています。
「汰」の付く女の子の芸能人・有名人
・福士蒼汰
・松田哉汰
・藤本哉汰
・村越優汰
・瑛汰
・
「汰」を名付けに使うこと
水が豊富であることを意味する「汰」。
持っている意味としては余計なものを取り去るということも含まれています。
一方で物を洗うと水が「濁る」とも捉えられます。
濁るという意意味があるので、名前には相応しくないのでは?と意見もあるのです。
「淘汰」という意味に捉えれば良い
淘汰とは余分なものを拭い去るという意味がある。
そう考えると「汰」には悪い意味があることがわかります。
名前に使うことには何の問題もないのです。
結局は良いものと悪いものを分けるという意味が一番浸透しているのです。
「汰」を使った名前に込めた長い
「汰」いは勢いのある意味が込められています。
水を勢いよく流すという意味。
そして十分にある、という意味があります。
自然の強いエネルギーを感じずにはいられない漢字。
そして男の子らしい止め字として最適。
そのような理由から名前に選ばれることが多い漢字です。
おおらかな男の子に育ってほしい
どのような漢字を充てても止め字に「汰」はやんちゃの象徴。
そんな意見もあるほどです。
最近は人気俳優の福士蒼汰さんや瑛太さんの名前に使われている文字としても流行しています。
そこに肖って我が子にも名前を付ける。
それも名付けのきっかけになるのです。
「太」と「汰」どちらが良いの?
同じ「た」という呼び名でも、使う漢字で名前全体のイメージが変わります。
例えば止め字に「太」を使う場合。
昔ながらのたくましいやんちゃ坊主という印象があります。
一方「汰」を使うことで、ほんの少し洗練されたイメージを持つようになります。
善悪の判断ができる子供に
物事の善悪を見分けられる力。
これを授けるためにも止め字に「汰」を使う。
それだけでも、自分の進むべき道を誤らずにまっすぐ進める。
そのような願いを込めることもできるのです。
どこまでも善悪を選び抜く力。
我が子にはそこを持ち合わせてほしいと願う親御さんの気持ち。
これが「汰」という漢字には強く込められているのです。
まとめ
「汰」は基本的に男の子に使われる漢字です。
最近の流行に乗って「汰」という漢字を使う親御さんも増えてきました。
男の子らしさと、漢字の持つ意味を踏まえて名前として「汰」を付ける。
骨太な男の子の印象と物事を見分ける力。
この二つを持ち合わせる子供への成長を願う。
親の心が反映されている漢字なのです。
元気で快活な毎日を送ることができるように。
「汰」の付いた名前はこれからも人気を保ち続けることでしょう。
逞しく、物を選び分ける力に長けた子どもに育ちますように。
親としては期待を込めて命名するのです。