ぬいぐるみが捨てられない・・・。処分や引き取り、寄付する10つの方法

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子どもの頃に遊んでいたぬいぐるみを捨てずに、収納にずっと保管していませんか?

ぬいぐるみは、一緒に生活してきたものなので、愛着があり捨てられない人が多いおもちゃです。

また、子どもが遊ばなくなったぬいぐるみの処分に困ることもありますね。

ぬいぐるみには「魂が宿っている」「捨てたら呪われそう」などの話も耳にするので、

捨てるのが少し怖くなり、気軽にはゴミ袋に入れることができません。

そのため、周りの子どもにあげる、寄付するという選択をする人もいます。

でも、いざ寄付しようとしても、どこに持って行けばいいのか、お金がかかるのかなど分からないことばかり。

「ぬいぐるみを寄付するときには、どこに連絡をすればいいの?」

「送料無料や持ち込み無料などお金のかからない施設はある?」

「捨てる・寄付以外にも何か方法はない?」

など、ぬいぐるみの寄付について回収先や引き取り先などを知りたいと思っていませんか?

今回は、不要になった大切なぬいぐるみの寄付先についてご紹介していきます。

・HPを通して有料回収ができる団体4つ

・回収や寄付を行うNPO団体2つ

・各自治体のぬいぐるみ持ち込み方法

・捨てる、寄付以外の方法4つ

詐欺なども心配でどこに連絡してよいのか分からない、

ぬいぐるみを寄付したいけどどうすればよいのか分からないなど悩んでいる人の参考になればと思います。

目次

捨てられないぬいぐるみなど愛着がある品物の回収や寄付ができる団体

たくさんの回収業者があるのですが、中には無料で回収してくれる団体もあります。

ただし、ほとんどの場合は送料が自己負担となります。

送料分はかかりますが、回収された後に、誰かに利用してもらうことや、海外の子どもたちの手に渡ることを

考えれば、安いものなのかもしれません。

パワーセラー

パワーセラーはリサイクルの会社で、埼玉県を中心に事業所をもっています。

東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県はすぐにトラックで出張することもできます。

遠方からの発送も可能で、段ボールの空き箱にぬいぐるみなどを詰めて、コンビニや営業所から送ります。

事前連絡もいらないので、リサイクルショップなどで売れなかったものを、そのまま持って行くこともできます。

出張買取もしており、大型のものも運んでくれます。

パワーセラーでは、回収したものをフィリピンへ送りマニラ市内で売却しています。

収益はマニラ市内で暮らす子どもたちの支援やワクチン購入に寄付され、

また台風の被害地への寄付となっています。

―参照 パワーセラー公式HP よりー

セカンドライフ

「大切なもの、しょぶんしたくないものに第2の命を…」というキャッチコピーの会社です。

寄付したものをほぼ100%でリユースし、さらに品物を自宅に引き取りに来てくれます。

送る場合は、料金が少し独特で、宅配便の送料と消費税、ワクチン募金費用が含まれており、

3辺が120サイズ以下の箱は1,980円、160サイズ以下は2,480円になっています。

これ以上大きなものの回収ができないのでご注意ください。

お人形など供養してほしいものは、依頼することで神主様の供養を受けることもできます。

リユース先は、国内だけでなくアジアの途上国やアフリカに向けて出荷されているようです。

国内では、福祉施設や幼稚園・保育園、大学、個人に譲っています。

―参照 セカンドライフ公式HP よりー

いいことシップ

いいとこシップは、日本国内で経済的に困っている子どもたちのサポートを目的に設立されています。

大阪に本部があり、電話で聞きにくいという人は、ラインでも問合せをすることが可能です。

こちらは、破損しているものや使用困難なもの、シールが貼ってあるものなど、

全て回収できるわけではないので、一度確認作業が必要となります。

また、ぬいぐるみは大丈夫なのですが、日本人形は送ることができません。

ネットで申し込みをしてから、箱に不用品をつめて発送します。

回収料金はかかりませんが、送料のみ自己負担となります。

―参照 いいことシップ公式サイト よりー

ワールドギフト

国際社会支援推進会のワールドギフトは、海外途上国への物資の支援や、西日本豪雨被災地支援、

国内外の団体への寄付や支援、障碍者や高齢者への支援など幅広く支援されている団体です。

沖縄や離島など遠方からの集荷も可能で、基本的には段ボールにぬいぐるみなどを詰めて発送します。

料金は、送料分プラス再利用にかかる費用が含まれており下記の値段です。

3辺の合計が120㎝までは2,400円、140㎝までは2,900円、160㎝までは3,700円となっています。

取引の流れとしては、荷物を準備・梱包し箱にサイズを書きます。

その後、メールのフォームで集荷依頼をして、確認メールが届きます。

料金の支払いは振込なので、振り込みの作業をします。その後、宅配業者が集荷に来るという流れです。

ワールドギフトでは、フェイスブックやインスタグラムでも活動内容を毎日更新しているので、

どのように寄付したものが再利用されているのかを見ることもできますよ。

―参照 国際社会支援推進会ワールドギフト公式ホームページ よりー

NPO法人でぬいぐるみなどの回収や寄付の活動をしている団体

NPOとは、非営利団体のことで、非営利で社会貢献活動や慈善活動を行う市民団体です。

非営利団体でもぬいぐるみの寄付をお願いしているところがあるのでご紹介します。

NPO法人国際子供友好協会

2008年に開設し、メンバーはボランティア活動として事業をされています。

フィリピンやマレーシア、バンコクなどへの寄付や、クリスマスのイベントなども行っています。

「ご寄附のお願い」として、ぬいぐるみやおもちゃ、遊具を無料で引き取ってくれています。

他にもランドセルやリュック、文房具なども回収しています。

こちらも、発送の際には送料分が自己負担となります。

メールや電話でも質問など問い合わせることが可能です。

―参照 NPO法人国際子供友好協会公式サイト よりー

NPO法人もったいないジャパン

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日本人の精神「もったいない」を社会に還元しようと神奈川県で設立された団体です。

ミャンマーの孤児院や学校への絵本の寄付、お菓子でトロフィーを作って児童サッカー大会の賞品に、

西日本豪雨災害用の物資の寄贈など活動を行っています。

なかなか食品を回収する業者は少ないのですが、こちらでは賞味期限が近い食品や日用品も多く集めています。

寄付した食品は、主に子ども食堂や社会福祉施設に届けられています。

ぬいぐるみも送ることはできますが、五月人形やひな人形は送ることができません。

また未使用品が対象となるので、ご注意ください。

―参照 NPO法人もったいないジャパン公式サイト よりー

各自治体へぬいぐるみなどを持ち込む方法

不要になったぬいぐるみやおもちゃなど、近所の自治体に寄付しようかと考えているのであれば、

一度問合せしてから持って行くことをおすすめします。

幼稚園や保育園、社会福祉施設、障害者施設、児童施設など、寄付を募集していないところも、

たくさんあり、持って行ってみたら必要なかったということがあります。

基本的に募集している自治体は少なく、探すのも大変です。

もし見つかれば、無料で持って行くことができますし、その園の子どもたちに遊んでもらうことができます。

子どもが保育園などに通っている場合は、送迎の際に尋ねてみるとよいでしょう。

また保育園や幼稚園ではバザーなども定期的に行われていることもあるので、

そちらで出品させてもらうのもよい手です。

不要になったぬいぐるみを捨てる、寄付する以外の方法

ぬいぐるみを捨てられない、けれども寄付するまで大量にあるわけでもないという時には、

他の方法でぬいぐるみを誰かの手に渡すことを検討してみましょう。

リサイクルショップ

一番手っ取り早いのは、近くのリサイクルショップにもっていくことです。

汚れているぬいぐるみや使用感たっぷりのぬいぐるみは引き取ってもらえない可能性があります。

未使用で綺麗なぬいぐるみであれば、引き取り、お金をもらうことができます。

ビニールなどに入れて、どさっと持って行くことができるので、面倒な手間がかかりません。

また、発送料金などもいらず、逆にお金がもらえるので、おすすめの方法です。

リサイクルショップには、子ども連れのお客さんも多く、ぬいぐるみは意外と重宝されています。

ジモティー

福岡や札幌、横浜など、どの地域でもたくさんの出品があります。

無料で出品でき、無料で引き取ることが可能です。

そのため、お住いの地域を選択し、不要なものとして出品します。

出品の方法は、まずアプリをダウンロードして登録し、写真付きで内容などを掲載します。

その後、引き取りたいという人から連絡がくるので、その人と連絡を取り合い渡す日時などを決めます。

ぬいぐるみはもちろん、家具や家電、中古車などもあり、他にもワンちゃんや猫ちゃんの里親探し、

アルバイトの募集、教室やスクールの募集などもあり、面白いサイトです。

―参照 ジモティー無料の広告掲示板|ジモティー公式サイト よりー

フリマアプリ

最近は、メルカリなどのフリマアプリも人気ですね。

ぬいぐるみもUFOキャッチャーなどでとりすぎたものなど多数販売されています。

相手の手に直接わたるので、また使っていただけることから、

ぬいぐるみを再利用してもらえるので、おすすめの方法です。

また、値段も自分でつけることができ、送料なども入れることができます。

レアなぬいぐるみなどは、高額で買取されていることもあるので、リサイクルショップに持って行く前に、

一度フリマアプリなどで値段を確認してみてくださいね。

ネットオークション

最近はフリマアプリが流行してきているため、

ネットオークションに出品されている人も減ってきているようです。

しかし、プレミアムなぬいぐるみなどはオークションにかけることで、さらに金額が増すこともあります。

ジモティーやフリマアプリ、ネットオークションは、スマホを片手に管理しなければならないので、

手元にスマホがある方や得意な人は試してみてくださいね。

まとめ

ぬいぐるみの寄付は、自治体へ持って行くのが身近でよいのかもしれませんが、

もし募集されていなければ、寄付できる団体やNPO法人へ、寄付金も重ねて贈ってみましょう。

しかし、送料や申し込みなどの手間暇もかかるので、忙しい方には、ネットを利用し、

フリマアプリなどに出品するか、リサイクルショップに持って行くのがよいでしょう。

状況や場合に応じたぬいぐるみの寄付の方法が見つかればと思います。