2人暮らしを始めるときに、目安として食費の上限を決めておくとやりくりの見通しがつきます。
外食を含めて、毎月いくらくらい食費に充てることができますか?
貯蓄を肥やしたい、旦那さんのみ働いており生活費は節約したいなど様々な理由で、
食費をできる限り節約していきたいと考える人も多いのではないでしょうか?
食費においては、固定費ではありません。
そのため、何も考えずにお買い物や外食を続けて、はっと気づいたときには、
毎月5万円~10万円程食費に飛んでいる…なんてことも考えられます。
「2人暮らしの食費の平均はどれくらい?」
「生活水準を下げずに食費を節約する方法はある?」
「材料費が安く済む、美味しいレシピが知りたい!」
など、初めての家計のやりくりを任せられるときなど、食費の節約について悩む人も多いでしょう。
新米の主婦の方でも、無理をせずにできるような節約術などをご紹介していきます。
・2人暮らしの平均の食費
・9つの節約術
・材料費が安く美味しいレシピ 選
同棲の相手や将来のパートナーと食費についてもめる前に、一度どのようにやりくりしていくのか、
話す機会を設けて計画を立ててみましょう。
実際には、コツコツとした努力は必要ですが、節約出来て貯金が増えたときの達成感は嬉しいものです♪
食費を節約したいけど方法が分からない人や、やりくり上手と言われたい人などの参考になれば嬉しいです。
目次
2人暮らしの場合、平均でいくらくらい食費がかかるの?
都内で、2人で暮らしている夫婦の食費の平均は4万円~5万円くらいです。
理想として、家計収入の15%が食費の目安と計算するのがよいようです。
共働きであれば、2人の収入を合わせたうちの15%です。
例えば家計の収入が月30万円であれば、45,000円を食費にするということです。
また、1人暮らしのときにはメニューなどをあまり考えずに、
食べたいものを食べたいときに食べることができていた、少量でも大丈夫だったとすると、
2人暮らしになることで、おかずの種類を増やしたり栄養バランスの事を考えたりするので、
食費が高くなる場合もあります。
共働きやどちらかお仕事をしているときには、2人の食べるタイミングも違うのでさらに費用が増えることも。
食費の実例
新婚夫婦の場合、将来に向けて貯金をするため会社にお弁当を持っていくとします。
自炊費が30,000円、外食費が10,000円として、食費は40,000円ほど。
共働きであれば、お弁当を作る余裕がなく昼食は基本外食になるとするとします。
自炊費は36,000円、外食費が20,000円として、食費は56,000円ほど。
よく外食にいくという夫婦であれば、自炊が少なく自炊の度に買い物をするとします。
自炊費は25,000円、外食費が60,000円として、食費は85,000円ほど。
このように、状況によって食費の組み立て方は違うので、外食の回数やお弁当の有り無しなどから、
目安を決めてみましょう。
コツコツ無理なく♪食費を上手に節約する9つの方法
食費を節約せずに生活をしている人であれば、以下の方法で1万円以上の節約に繋がるでしょう。
まずは、行動です!無理せずに続けられそうかどうか、やってみましょう。
ネット通販を利用する
お買い物に行くと、余計なものを買ってしまうという人は、ネット通販を利用しましょう。
生協であれば毎週トラックで運んでくれますし、イオンなどもネットスーパーの制度があります。
また、お茶やコーヒーなど重いものをまとめて買うと、持って帰るのも一苦労です。
Amazonなどでも箱で販売されており、ポイントが付く場合もあるので、お得に利用することができます。
特売日にまとめて購入する
チラシやアプリなどで、特売品が分かるので、肉や魚など長期保存できるものは、
そのセールの日に手に入れておきましょう。
冷凍庫がパンパンになることもありますが、1週間分程のまとめ買いであれば入りきるでしょう。
トレーに入っているものは一度取り出しラップに包みます。
その後ジップロックに入れて空気を抜き、保存することで場所をあまり取りません。
まとめ買いを心がける
毎日献立を決めて、毎日のように足りないものを買い足しに行くことを出来るだけやめましょう。
節約上手になるためには、まず1週間分の献立を立ててから、まとめ買いをすることです。
余計なものは買わず、必要最低限のものを買います。
また、毎日献立に悩むこともなくなり、1週間の見通しも立てやすくなります。
1週間を通して献立を立てることで、野菜や消費期限が早いものなどをうまく使いまわすこともでき、
残し物やゴミの量が減るでしょう。
外食の回数を見直す
ランチやディナー、飲み会などで外食をする機会も多いのですが、
外食は家での食費と比べると5~6倍近く、もっと高くなることがあります。
1週間分の食費を使っていると考えると、やはり外食は高くつきますね。
我慢する必要はありませんが、回数が多い場合は少し減らしてみませんか?
1ヶ月に3~4回ほど外食しているのであれば、その半分に抑えて自炊に切り替えてみましょう。
これだけでも5,000円~1万円ほどの節約になります。
家に余っている材料で1食分作ってみる
冷蔵庫に、ちらほら余り物があるときには、残った食材を駆使して料理をしてみましょう。
料理に知識がなくても、今はネットで何でも調べることができます。
食材を検索欄にいれて検索すると、美味しくて簡単そうなレシピが見つかります!
新たな得意料理ができることもあり、食費も節約できるのでおすすめです。
飲み物はペットボトルよりは作った方がよい
毎日ペットボトルを購入した場合、150円×30日×2人分で9,000円かかっています。
飲み物で約1万円かかっているということですね。
麦茶や緑茶、コーヒーなどは家で作ったものを水筒にいれて持ち歩く習慣を作りましょう。
お気に入りの水筒であれば、気持ちもルンルンです♪
ジュースなどは、自動販売機で購入するのではなく、スーパーなどで購入すると50円以上も安くなるので、
出来るだけ自動販売機で購入しないように心がけてみてください。
コストパフォーマンスの高い食材を利用する
食材費が安く、レシピの幅が広く、おなかいっぱい食べられる食材を使いましょう。
安い食材だからと言って、ひと手間加えることで美味しく頂けるものはたくさんあります。
コスパの高い食材は、豚小間・鶏むね肉、魚の切り身や冷凍されたもの、もやし、豆腐、納豆、
バナナ、リンゴ、パスタ、そうめん、麦茶パックなどです。
他にも色々あるので、スーパーをぐるぐる探索してみると楽しくなるかもしれませんね。
業務用スーパーを利用する
家の近くの業務用のスーパーはありますか?
もしあるのであれば、一度覗いてみましょう。
今使っている調味料や食材がびっくりするくらい安く売っていることがあります。
業務用なので量は多いのですが、長期保存できるものも多く置いてあります。
すべての材料を業務用スーパーで購入するのはおすすめできませんが、長期保存できるものや、
調味料、冷凍保存ができるものなどは買っておくと節約になります。
調味料は手作りが安い
デミグラスソースや回鍋肉のたれなど、作られたものを購入した方がよいという方もいます。
しかし、実際調味料は自宅で作った方が安くつきます。
ソースや豆板醤、ゴマや鰹節など、自炊が多い家庭ほど、調味料は使う機会があるので、
もったいないことにはなりませんし、料理の幅も広がります。
しかし、例外としてミートソースは手作りよりレトルトの方が安いようです。
大量に作って冷凍保存するのであれば、手作りでもよいですが、2食分であれば、既製品を使いましょう。
まとめ
節約術をご紹介しましたが、まずはできるものから試してみましょう。
そのうちコツがつかめるようになり、考えなくても節約に繋がる行動をとるようになりますよ♪
多少の努力は必要ですが、節約に成功したときは本当に嬉しいです!
まずは、パートナーとよく話し合い、食費の節約について目標を掲げてみましょう。