添い乳で寝かしつけは良くない?いつまでOK?添い乳の治し方とやめ方

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添い乳で寝かしつけはしないほうがいいと聞いたことがあっても、やっぱり楽な添い乳♪

5~10㎏近くの赤ちゃんを抱っこして、授乳すると、手にも腰にも負担がかかりますよね。

夜中の授乳は、お母さんの体はオフモードで、抱っこするのさえ辛い辛い…。

夜泣きがひどい赤ちゃんでも、おっぱいを加えさせてあげると安心して寝てくれますし、

寝た状態のまま飲ませることができる添い乳は、寝かせる時の背中スイッチを押す心配もありません。

お母さんも横になったまま母乳を飲ませることができるので、リラックスできます。

そのため、添い乳で寝かしつけをしている人はたくさんいます。

「添い乳で寝かしつけをすると癖になるって本当?」

「添い乳で虫歯や中耳炎になる?」

「断乳までが大変って聞いたけど、実際にどうなのかな?」

など、添い乳をしながらも、不安や疑問を抱えているお母さんは多いようです。

筆者自身も、添い乳で育て断乳させた1人です。

今回は、添い乳のデメリットや断乳までの道のりについてご説明していきます。

・添い乳って何?

・添い乳は癖になる?

・添い乳のデメリット

・断乳までの流れ

添い乳をしていてこれから先のことを考えるとやめた方がよいのかと悩んでいる人、

赤ちゃんの夜泣きが頻繁にあり、その度に添い乳をしていて不安になる人、

おっぱいがないと眠ってくれない赤ちゃんへの対応に困っている人などの参考になればと思います。

目次

そもそも添い乳って何?楽な授乳方法なの?

添い乳は、赤ちゃんに添い寝をしながらお母さんが授乳する方法です。

赤ちゃんの寝かしつけでは約6割の人がやっていて、寝かしつけ第1位の方法です!

日中は起きたまま抱っこして授乳することも多いのですが、夜中の授乳の時に、

お布団から出て赤ちゃんを抱き上げて授乳して、また布団に寝かせるという一連の動作が面倒になります。

そのときには、寝たまま飲ませることができる授乳が楽なのです。

布団から出ることもしなくてよいので、冬の寒い時期などもとても楽にできます。

添い乳は、いつからできるの?という声も耳にします。

目安としては、赤ちゃんの首がすわる生後4か月前後から始めるのがよいでしょう。

新生児は、まだ首を曲げることや横向きで眠る姿勢ができないので、やめましょうね。

添い乳って癖になるの?

「添い乳は癖になるからやめたほうがいいよ!」と周りから言われていませんか?

確かに、赤ちゃんは大好きなおっぱいを加えたまま眠ることができるので、癖になることがあります。

しかし、赤ちゃんだけでなく、お母さんも添い乳の体勢が楽なので、癖になることもあります。

ここでの『癖』というのは、添い乳でないと赤ちゃんは眠れない、

お母さんのおっぱいがないと眠れないという癖になるでしょう。

ただ、よく考えてみると、抱っこでの授乳の場合でも、授乳タイムがないと眠れない赤ちゃんもいるので、

添い乳という体勢よりは、お母さんのおっぱいがないと眠れないということになります。

また、赤ちゃんの中には、添い乳が癖になったけど、すんなりと卒乳出来たという話や、

少しずつ離れて最後はまったく添い乳をしなくなったという子もいるようです。

すべての赤ちゃんが、添い乳が癖になるわけではないのでしょう。

添い乳の癖を治したいという意見もあります。

添い乳の癖を治す方法は、一度布団からお母さんと赤ちゃんが出ることから始まります。

お布団からでて、座って授乳することを繰り返すことで、赤ちゃんも次第になれていきます。

しかし、やっぱり添い乳の方がお母さんにとっては楽なので、添い乳に戻ることもありますよ。

添い乳のデメリットと注意点

添い乳は、普通の授乳と違った体勢をするので、注意するべきことがいくつかあります。

ゲップをさせなければいけない

月齢が低い赤ちゃんは、おっぱいを飲むときに、一緒に空気を飲みこんでしまいます。

そのため、授乳後にはゲップをさせることが必要です。

ゲップをさせないと、空気と一緒に飲んだばかりの母乳が口からダラダラ出てくることがあります。

添い乳の場合、寝た状態で授乳するので、赤ちゃんが寝入った後に起こすのはかわいそうと、

そのまま寝かせてあげることがあります。

また、お母さんも一緒に寝てしまい、ゲップをさせないこともあります。

吐き戻しをしたときに寝たままの状態だと、お腹が苦しくてすぐに起きてしまうことや、

吐いたものが喉に詰まり窒息する原因になったりすることがあります。

予防策としては、赤ちゃんの背中にクッションを挟んで、

少し斜めの体勢にしてあげると窒息を防ぐことができます。

寝る前に歯磨きをしないと虫歯の原因になる

添い乳は虫歯になりやすい!と言われますが、母乳で虫歯になることはないそうです。

離乳食が始まり、歯が生えてくると、赤ちゃんの口の中には細菌や歯垢がたまります。

そのばい菌は、母乳の糖を好み、餌にするため、虫歯の繁殖を手伝うことになります。

まずは、毎日の歯磨きを徹底してあげましょう。

歯磨きのあとに、フッ素をつけてあげて30分以上あけてから、授乳するとよいですね。

乳腺炎になることがある

添い乳は赤ちゃんだけでなく、お母さんの体にも問題を起こすことがあります。

朝起きてみると、片方の胸がカチカチになっていたというような経験はありませんか?

添い乳をしていると、片方のおっぱいばかり飲ませることがあります。

そうなると、反対側の乳腺が詰まり、痛みを伴う乳腺炎になることがあります。

できるだけ、交互に、そして少し体勢を変えながら添い乳をしてみましょう。

赤ちゃんがよく起きるようになる

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赤ちゃんの中には、おっぱいを加えていないと眠れない子もいます。

添い乳で安心して眠って、ちょっと目が覚めたときに、「あれおっぱいがない!?」と驚き、

夜泣きになることもありますね。

添い乳でない方法で眠っている赤ちゃんであれば、ちょっと目が覚めてもすぐに眠ってくれるかもしれません。

添い乳→眠る→気づいて起きる→添い乳というサイクルになる、30分ほどの短い間隔になることも。

お母さんも赤ちゃんも睡眠不足になってしまうので、

添い乳以外での寝かしつけも検討してみる機会になるかもしれません。

断乳までの道のり

赤ちゃんからおっぱいを離すのは、慌てる必要はありません。

1歳で卒乳する赤ちゃんもいれば、4歳でもおっぱいを加えて自分を落ち着かせているお子さんもいます。

お母さんの体調の問題、下の子の妊娠を期になど断乳を決める理由は様々です。

断乳は、1歳~1歳半頃に行われることが多く、断乳すると赤ちゃんの生活リズムが整った!

ご飯をよく食べるようになった!という話も聞きますね。

そんな断乳ですが、添い乳からの断乳はすこし時間がかかることがあります。

昼間の授乳をやめる

離乳食をよく食べ、栄養も摂れているようであれば、日中の授乳をやめてみましょう。

日中のお昼寝の寝かしつけも、できるだけ他のことをして寝かしつけてみます。

抱っこひもや背中トントン、お母さんが寝たふりをするなど試してみましょう。

どうしてもお昼寝をしてくれないときには、諦めることも肝心です。

少し遊ばせておくと自然と寝てくれることもあります。

しかし、赤ちゃんの体調が優れない時などには、やむを得ず添い乳をすることもあるでしょう。

こうして、昼間のうちから、少しずつ添い乳せずに眠る練習を始めます。

夜の授乳をやめる

できるのであれば、夜の寝かしつけはお母さん以外の人に頼みましょう。

お母さんがいると、どうしておっぱいが近くにあるのでしがみつくように欲しがります。

まずは、もうおっぱいは終わりであることを赤ちゃんに伝えてあげましょう。

乳首に絆創膏などを貼って伝える人もいらっしゃいます。

3日~1週間ほど、夜泣きやおっぱいを欲しがって泣き叫ぶ日が続くことを覚悟しておきましょう。

そうならずに、意外と簡単に断乳出来ることもありますが、断乳の期間は、

旦那さんに仕事の休みをとってもらったり、実家に帰って母親にお願いしたりと、

周りに頼るほうが効果的です。

まとめ

赤ちゃんの添い乳は、癖になることもありますが、とても楽な授乳の方法です。

お母さんも赤ちゃんも安心してリラックスできる方法なのでおすすめですが、

断乳のときだけ頑張る必要があるので何日かだけ耐える気持ちを作っておきましょう。

添い乳をやめるのも、続けるのもお母さんの判断で良いのだと思います。

お母さんに負担がかからない方法を探してみてくださいね。