サラダに欠かせないドレッシングは、種類も多く、自分の好みのものを選ぶことができるのが嬉しいですね。
素材や料理、気分によってドレッシングを変えるために、いくつかのドレッシングを常に冷蔵庫に入れている人も多いのではないでしょうか?
ドレッシングに書かれている賞味期限は、開封前の期限で、開封した後はきちんと保存してなるべく早くに食べることが大切。
また、ドレッシングの種類によっても、消費期限は変わってきますので注意しないと風味や味が落ちてしまいますね。
ドレッシングの正しい保存方法、ドレッシング別の消費期限、おすすめのドレッシングを使ったメニューを紹介します。
目次
ドレッシングはどのくらい日持ちする?賞味期限は1ヶ月!
ドレッシングの基本的な材料をご存知ですか?
酒・酢・塩が基本の原料、菌の増殖しにくい環境を作る材料なので、ドレッシングは保存性が高いのです。
特に塩と酢は殺菌効果が高くて、腐ることのない材料。
ただ開封したときは、風味は落ちるのが早いので、なるべく早く食べたほうがいいですね。
色々な味がほしくて、何本もそろえてしまうドレッシングですが、開封したあとの保存期限は1ヶ月なので食べきれる量を、購入するようにしましょう。
購入するときは、記載されている賞味期限が遠いものを選びましょう。
ドレッシングの保存方法!
ドレッシングは、大きく分けて醤油ベースのものとクリームベースのものに分かれます。
醤油ベースのものよりクリームベースのものは賞味期限が短く、風味が落ちやすいので保存するときは長期間保存しないように注意してください。
ドレッシングの正しい保存方法を、ドレッシングの種類ごとに紹介します。
ドレッシングの正しい冷凍保存方法
ドレッシングは油が入っているものが多いので、冷凍保存にはむかない食材です。
ノンオイルのものや自作で油を使わず作ったものは、冷凍可能な場合もありますが、大半は冷凍して解凍しても、元の状態には戻らないので、冷凍保存はやめたほうがいいでしょう。
ドレッシングの正しい冷蔵保存方法
ドレッシングは、開封した場合は、冷蔵保存で管理します。
・醤油ベースドレッシング
醤油ベースのドレッシングは、開封前の賞味期限は3ヵ月と長いですが、開封した後は冷蔵庫で1ヶ月以内に食べるようにしてください。
冷やし過ぎないように、冷蔵庫の扉などに保存。
3~5度の温度で保存するのが最適です。
・フレンチドレッシング
乳白色のクリーム系ドレッシング。殺菌。防腐性を持っていますが、開封語は冷蔵庫で保存して1ヶ月以内に使い切ります。
使うときはよく振って浸かってください。
・ シーザードレッシング
チーズを含んだ濃厚な味わいが特徴的なシーザードレッシング。
クリーム系のドレッシングで、開封前の賞味期限も短いので、開封後はすぐに食べきったほうがいいですね。
風味が落ちやすいので、小さい容器のものを購入するといいでしょう。
・ノンオイルドレッシング
ノンオイルといっても、完全にオイルがはいっていないわけではなく100グラム中に3グラム未満のものを言います。
開封後は冷蔵保存で1ヶ月です。
・サウザンドレッシング
マヨネーズをベースに作られてドレッシング。
濃厚な味で、サラダだけではなくフライなどにつけて食べてもおいしいですね。
あまり長持ちする商品ではないので、早めに使い切りましょう。
ドレッシングは、基本的には開封前は常温保存で大丈夫ですが、加熱処理されずに製造されたドレッシングは開封前から冷蔵で保存してください。
その他の方法
ドレッシングの多くは、開封前は常温で保存が可能です。
中には開封前から冷蔵で保存のものもありますので、必ず記載されている保存方法を確認してください。
光に当たると風味が落ちる特徴があるので、常温保存するときも光が当たらない冷暗所に保存してください。
ワンポイントアドバイス
手作りのドレッシングは、酸化しやすく使う材料によって劣化が早い可能性があります。
冷蔵庫で保存するのではなく、1回ごとに使い切るのが安全です。
ドレッシングを使った4つのメニュー
ドレッシングを使ったメニューや、おすすめの手作りドレッシングの作り方を紹介します。
白菜のごまドレッシング和え
白菜は実はサラダにしてもおいしい食材。ごまドレッシングとの相性も抜群!
【材料】
白菜 1/4
きゅうり 1本
塩 少々
ごまドレッシング 適量
① 白菜は食べやすいように小さめの一口大に切ります。
② 鍋にお湯を沸かして、白菜の芯の部分からゆでます。芯は透明になるくらい、葉はクタッとするくらいにゆでます。硬い食感が好きな人は早めにあげてください。
③ 白菜をゆでている間、きゅうりを斜めに切って縦に千切りにします。
④ 茹で上がった白菜は、しっかりと水気を切ってきゅうりと混ぜます。
⑤ 材料にごまドレッシングをかけて出来上がりです。
ツナドレッシング
サラダにかけても、葉野菜にかけてもおいしいツナドレッシング。野菜嫌いのお子様にもいいですね。
【材料】
ツナ 1缶
砂糖 大さじ1
酢 大さじ1
醤油 大さじ1
ごま油 小さじ2
すりごま 大さじ1
① ツナ以外の材料をよく混ぜて、汁気を切ったツナを混ぜるだけ。ツナにオイルが入っているときは、ごま油は抜いて、ツナを汁ごと混ぜてもOK
茄子のトマトドレッシング和え
揚げた茄子にトマトのドレッシングの酸味がぴったりマッチして一品です。
【材料】
なす 2本
トマト 1個
★ 砂糖 小さじ1
★ 塩 小さじ1
★ 酢 大さじ2
★ レモン 大さじ2
★ ごま油 大さじ1
★ たまねぎ 大さじ3
★ にんにく 大さじ3
① 茄子は縦に長く切って、素揚げします。
② トマトは小口きりに切ります。
③ たまねぎとにんにくはみじん切りにします。
④ ★の材料を合わせてよく混ぜ、トマトを加えます。
⑤ なすが熱いうちに③をかけてできあがり。
お好みでネギを載せてもおいしいです。食べるときは冷やしてから食べても!
ひじきのしょうがドレッシング和え
【材料】
生ひじき 18g
しょうが 大さじ3
めんつゆ 大さじ4
酢 大さじ1
コーン缶 1缶
ミックスビーンズ缶 1缶
① 鍋にお湯を沸かし、生ひじきを投入してひと煮たしたらざるにあげます。軽く水を切っておきます。
② おろししょうが、めんつゆ、酢をあわせてドレッシングを作ります。
③ ゆでたひじき、コーン、ミックスビーンズ、をボールに入れてドレッシングと合えたら出来上がり。
ドレッシングの作り置きメニュー
ドレッシングを使った、作り置きメニューについて紹介します。
甘酢ドレッシング
ドレッシングに寿司酢に酢の物につかえる甘酢です。
【材料】
酢 900ml
氷砂糖 50個くらい
① 酢を鍋にあけて、氷砂糖を入れて火にかけます。
② 氷砂糖が完全にとけたら、火を止め冷まします。
③ ②が冷めたら、清潔な瓶に入れて冷蔵庫で保存してください。
豚のドレッシング和え
簡単だけどボリュームが合ってお得なメニュー
【材料】
豚細切れ肉 100g
たまねぎ/2個
醤油ドレッシング 大さじ2
① 豚肉は一口大に切って、沸騰したお湯に入れて湯がきます。しっかりと火を通してください。
② たまねぎは薄くスライスして、レンジでチンします。
③ 両方水気をしっかりと切って、ドレッシングと合えるだけ。
まとめ
ドレッシングは、保存性が高いので開封前は数ヶ月保存が可能。
しかし開封後は、腐ることがなくても風味が落ちておいしくなくなりますので、早めに使い切るのがいいですね。
何本もそろえて常備しておきたいですが、開封した後は1ヶ月を目安に使ったほうがいいので、あまり使わない家庭では、小さめのドレッシングをこまめに購入するのがおすすめ。
手作りのドレッシングは、自分好みの味に調整できますが、保存はきかないので使うたびに作るようにしましょう。