鶏挽き肉の冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と6つのメニュー

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高たんぱくで脂肪分が少ない、鶏挽き肉はあっさりと食べやすく、つくねやハンバーグ、肉だんごと、色々な料理に合うお肉です。

空気に触れると傷みが早くなる肉の中でも、ひき肉は一番傷みやすいお肉。

きちんと保存しないと、すぐに嫌な匂いがして傷んでしまいます。

挽肉の中でも、鶏の挽肉は特に傷みやすいので、注意が必要ですね。

ここでは、鶏挽き肉の正しい保存方法、消費期限、冷凍鶏ひき肉を使ったメニュー、おすすめの作り置きメニューなど、鶏ひき肉の保存を中心に詳しく紹介します。

今まで、あまり考えないで保存してきた方も、正しい保存方法を確認してくださいね。

目次

 鶏挽き肉はどのくらい日持ちする?賞味期限は1日!

空気に触れやすい挽肉はとても傷みやすいお肉です。

挽肉はブロックの胸肉やもも肉を、挽いて加工した肉なので、加工の段階からどんどん劣化が進みます。

他のお肉よりも傷みやすいのがわかりますよね。

購入したら、当日に使用して食べるのが基本。

保存するときも、空気に触れないように注意が必要です。

 鶏挽き肉の保存方法!

鶏挽き肉はもっとも傷みやすいお肉なので、買ったその日に食べないときは冷凍保存しましょう。

鶏挽き肉の正しい保存方法を紹介します。

 鶏挽き肉の正しい冷凍保存方法

鶏ひき肉は、当日食べない場合はすぐに冷凍保存しましょう。

トレーから出して、空気が入らないようにラップでぴったりと包みます。

中の空気は抜いて、保存袋に入れて保存します。

また、保存袋に入れて平らにし1回分の量の目安を、箸などでしるしをつけて空気を抜いて保存する方法も便利。

使うときは箸で印をつけたところを、折って簡単に使うことができます。

生のままではなく、調理して冷凍保存するのも料理に使うときに簡単なのでおすすめ。

肉団子に丸めてゆでて、粗熱をとって保存袋に入れて保存します。

調理した鶏挽き肉は、凍ったまま使ってください。

生で冷凍した鶏挽き肉は、自然解凍か電子レンジで解凍して使いましょう。

鶏挽き肉の冷凍保存期間は、2~3週間、調理して冷凍したものは1ヶ月保存可能。

 鶏挽き肉の正しい冷蔵保存方法

鶏挽き肉はその日に使わない場合は、冷凍保存が基本ですが、冷蔵保存するときはトレーから出して保存してください。

水分をキッチンペーパーでふき取り、ラップにぴったりと包んで、温度の低いチルド室で保存します。

1日しか持たないので、その日のうちに使い切るか、冷凍保存しましょう。

 ワンポイントアドバイス

挽肉は加工してできた肉なので、通常の肉よりも時間がたっていて、肉の中で一番傷みやすい肉です。

雑菌が繁殖しやすいので、購入したらその日のうちに使い切りましょう。

冷凍保存すると、長持ちするので、使わない場合はすぐに冷凍保存してください。

冷蔵でも冷凍でも、空気に触れると傷みが早くなるので、空気をよく抜いてラップでぴったりとして保存しましょう。

 冷凍しておいた鶏挽き肉を使った4つのメニュー

冷凍した鶏挽き肉は、いろいろな料理に使うことが可能。

おすすめの冷凍鶏挽き肉のメニューを紹介します。

 ハンバーグの卵とじ

合いびき肉と鶏の挽肉をあわせて作ったハンバーグは、さっぱりとした食べ応えです。

【材料】

合いびき肉 200g

冷凍鶏ひき肉 200g

玉ねぎのみじん切り1/2個

パン粉 1/3カップ

牛乳 1/4カップ

卵 5個

絹ごし豆腐 1/2丁

ほうれん草 1/2束

ねぎ 1本

だし 1.5カップ

① みじん切りした玉ねぎをサラダ油でいためて冷まします。パン粉は牛乳に浸します。

② 冷凍鶏ひき肉は、自然解凍しておきます。

③ 挽肉に卵1個、塩コショウ少々を加えて練り、8つに分けて形を作ります。

④ フライパンにサラダ油大さじ1をいれ、ハンバーグの両面をこんがり焼いてください。

⑤ ほうれん草は塩茹で、水気を切ってざく切りします。ネギは斜め切り、豆腐は8つに割ります。

⑥ だしと砂糖、醤油、各大さじ3、酒1/4カップをあわせて、ハンバーグをひと煮します。

⑦ ⑤の材料を加えて煮立て、溶き卵でとじて出来上がり。

 鶏ひき肉ときゅうりの炒め物

野菜は歯ごたえを残して炒めます。あっさりと食べやすい炒め物です。

【材料】

冷凍鶏ひき肉 200g

きゅうり 3本

玉ねぎ 大1個

しょうが汁 小さじ1

ごま油 大さじ2

固形スープ1個

片栗粉 小さじ1

① きゅうりは皮を縞模様にむいて、5mmの厚さの斜め切りにします。玉ねぎは2cmのくし切りにします。

② 挽肉は自然解凍しておきます。

③ フライパンにごま油を熱し、挽肉をほぐすように炒めます。肉の色が変わったら玉ねぎを加え、透き通るまで炒めます。きゅうりを加えて炒めます。

④ 酒大さじ2固形スープ、こしょう少々、しょうが汁、水溶き片栗粉を加えて出来上がりです。

 肉詰めしいたけ

【材料】

鶏ひき肉 200g

卵白 小1/2個

生しいたけ 12個

片栗粉 大さじ2

小麦粉 少々

万能ネギ 少々

① 冷凍の挽肉は自然解凍します。

② 挽肉と卵白、醤油小さじ1/3、片栗粉、水大さじ1をあわせてよく練り混ぜます。

③ しいたけは軸を取り除いて、カサの内側に小麦粉を振り、①をこんもりと詰めます。

④ フライパン意サラダ油を熱し、②を肉を詰めた面から焼き、両面焼きます。

⑤ 酒少々を振り、蓋をして蒸し焼きにします。

⑥ 万能ネギを添えて出来上がり。

 ゆでギョーザ

鶏ひき肉であっさりと作る水餃子。たれでさらにおいしく食べられます。

【材料】

鶏ひき肉 250g

ギョーザの皮 48枚

ねぎ 1/2本

おろししょうが 少々

えび 7尾

ゆでたけのこ 1/2本

ごま油 小さじ1

ポン酢醤油 適量

豆板醤 適量

小麦粉 少々

① えびは殻と背綿をとって、水気をきり、たけのこネギとともにフードプロセッサーに入れてみじん切りにします。

② 肉と①とおろししょうが、ごま油、酒小さじ1、旨み調味料、こしょう少々を混ぜます。

③ ギョーザの皮で②を包んで、水で溶いた小麦粉をのりにして閉じます。

④ 大きい鍋にお湯を沸かして、重ならないように餃子を入れて、5~6分ゆでて浮いてきたら引き上げます。

⑤ ポン酢醤油に豆板醤を加えて、たれにします。

 鶏挽き肉の作り置きメニュー

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挽肉は生だと日持ちしませんが、調理すると長く保存が可能です。

便利な鶏挽き肉の作り置きメニューを紹介します。

 里芋の鶏そぼろ煮

鶏ひき肉と里芋の組み合わせがぴったり。

【材料】

鶏ひき肉 300g

里芋 600g

ねぎ 1本

★ だし 2.5カップ

★ 酒 大さじ2

★ 醤油 大さじ2

しょう小さじ2

片栗粉 大さじ1

① 里芋は皮をむいて鍋に入れて水を加えて強火にかけて、固めにゆでてザルにあげます。

② ネギは小口きりにします。

③ 中華なべに、サラダ油大さじ1.5を熱して、中火でネギをよく炒めます。しんなりしたら挽肉と里芋を入れて強火でよく炒めます。

④ 肉の色が変わったら、星の材料を加えて、アクをすくいながら20分煮ます。

⑤ 里芋に味がしみたらしょうが汁、水溶き片栗粉を回しいれてとろみをつけて出来上がり。

 鶏ひき肉の信田巻き

挽肉を油揚げでまいたアイデア料理。お弁当にもいいですね。

【材料】

鶏ひき肉 300g

卵 1/2個

にんじん 1/5本

絹さや 8枚

あぶらあげ 2枚

片栗粉 適量

だし 1/2カップ

★ みりん 大さじ1

★ 醤油小さじ1

★ 塩 少々

① にんじんと絹さやはゆでてみじん切りします。

② 挽肉に①と卵、醤油、砂糖各小さじ1、塩小さじ1/2を混ぜます。

③ 油揚げは熱湯をとうして油脂抜きをして、長い辺を1辺残してきりひらいて、内側を下にしておき、片栗粉を少々振ります。

④ 電子レンジで5~6分加熱して、粗熱が取れたら一口大に切って盛ります。

⑤ だし汁に★を加えて煮立て、片栗粉を小さじ1を水で溶きとろみをつけて④にかけて出来上がり。

 まとめ

低カロリーで、あっさりと食べやすい鶏挽き肉はダイエットのときも積極的に食べたい食材。

ただ、保存が難しいので、大量に買った場合、その日に使わない場合はすぐに冷凍保存するのがおすすめ。

調理して冷凍保存すると長く持ちますし、料理に簡単に使えるので嬉しいですね。

冷蔵や、冷凍で保存するときは、必ずトレーから出して、水分をしっかりふいて保存するのがコツ。

空気や水分に触れると傷みやすいので、正しく保存してくださいね。