出産予定日を過ぎても子宮口が開かず、陣痛も来る気配がなかったため、2人目と3人目を陣痛促進剤で出産しました。
1人目の時は自然陣痛だったので、それはそれで痛かったです。
ですが、陣痛促進剤はそれを上回る痛みでした!
今回は、陣痛促進剤を使って出産すると言われた時の気持ちと、自然陣痛と陣痛促進剤のどちらも体験した私の体験談をご紹介します。
目次
自然陣痛と陣痛促進剤を比べるとどっちの痛みが強い?
まず結果からどちらが痛かったのかをまとめると、陣痛促進剤の方の痛みが強かったです。
私の場合、1人目が自然陣痛だったので、一度も経験したことのない痛みに苦しみ「もうイヤだ!」と何度も思いました。
でも陣痛促進剤は、それ以上の痛みです。
自然陣痛って痛くない時間と痛い時間が波打った間隔でやってきますが、陣痛促進剤は休む暇がないほど、ジリジリとした痛みが続きました。
ベッドの上で出産するタイミングを見ながら待つ時間がとてもつらく、自然陣痛の方が絶対にマシだ!と長い時間耐えていたのを覚えています。
陣痛促進剤で2人出産!いつから痛み始めるのか体験談
私の場合、陣痛促進剤を使って出産するというお話を、妊婦健診の時に突然言われました。
臨月になるとどこで陣痛が来ても大丈夫なように、毎回の妊娠時は車に入院セットを準備。
2人目も3人目も妊婦健診で即入院を言い渡されて、翌日には陣痛促進剤で出産という流れで誕生しています。
私が利用した病院では、内服薬の陣痛促進剤でゆっくり陣痛を起こし、数回飲んで効果がなければ効果の早い点滴に切り替える流れでした。
陣痛促進剤を利用してからどうやって出産したのか、その時の様子を一人ひとりまとめます。
2人目は陣痛促進剤を使って痛みなく1時間のスピード出産!
2人目妊娠時は、妊娠38週目で子宮口が3センチ開いているとのことで、計画分娩に切り替えてその場で入院が決定。
1日管理入院をして、翌日は朝一番で陣痛促進剤を飲んで様子を見ると説明されました。
・陣痛促進剤の痛みなどが怖くて不安で眠れぬ前夜
1日管理入院で、その日に陣痛が来なければ翌日の朝6時から陣痛促進剤を使うといわれました。
効果は個人差があるので1回目で陣痛が来る人もいれば、2日目に持ち越す人もいるなどさまざまだそうです。
説明をひと通り聞くと、あとは翌日までベッドの上で自由に過ごします。
私はこの自由な時間が、妊娠ライフの中で一番苦痛な時間・・・。
陣痛促進剤で出産という説明はわかりましたが、一度も経験したことがなかったので痛みやどんな流れで陣痛を感じるのかがわからず、ほぼ眠れず朝を迎えました。
・陣痛促進剤は錠剤タイプの薬からスタート
朝6時、病院の起床時間と一緒に看護師が錠剤タイプの陣痛促進剤を持参。
「この薬を飲めば陣痛が始まる・・・」
そう考えると怖くて飲めず、しばらく時間がかかってしまいました。
前夜、陣痛促進剤の効果や痛みについて調べまくっていたので、ある程度の情報はわかっています。
早ければ飲んで数十分ほどで微弱陣痛を感じ、少しずつ本格的になるそうです。
内服薬を飲んでから1時間経っても効果がなければ、また追加で1錠飲む。
これを1日6回おこないます。
・陣痛促進剤からわずか1時間で出産した
1回目の陣痛促進剤を飲んでから40分後、腰に鈍痛のような痛みを感じながらトイレに行ったところ、ナプキンに大量出血していることを発見!
慌ててナースコールをして子宮口を調べたところ、8センチも開いているとのこと。
本来なら耐えきれないほど強い痛みを感じる人が多いそうですが、私は子宮口が8センチも開いているのに、なぜか腰痛のみでお腹が痛くなかったんです。
それから数分後、突然激しい痛みに変わってハイスピードで出産しました。
陣痛の感じ方は人それぞれで、1人目の時にお腹を取ってしまいたいほど痛かったのに対し、2人目は腰が痛くなる陣痛だったみたいです。
3人目出産で陣痛促進剤の痛みを知る!悶絶出産を体験
3人目は妊娠後期から切迫早産で入院しており、出産しても大丈夫な時期に退院を経験。
退院するとすぐ陣痛来るかもよ~と言われていたのに、39週になってもまったく痛みなく過ごしていました。
妊婦健診で子宮口が5センチ開いている!となり、またもや明日陣痛促進剤を使って出産するとのこと。
出産はありえないトラブルも多く、3人目も自宅に帰ることなくその場で入院しました。
・陣痛促進剤で痛み始めるのは4時間後からだった
2人目で陣痛促進剤の始め方、痛みなど経験していたので、今回は心が余裕!
朝6時から内服薬を飲みスタートしましたが、2回、3回飲んでも効果を感じず、普段のように朝食を食べたりテレビ見たり過ごしていました。
赤ちゃんが下がってきているか、子宮口を確認しても5センチから開かず・・・。
4回目の陣痛促進剤を飲み始めた後あたりから、ジリジリとしたなんとも言えない痛みがありました。
自然陣痛のように波がなく、ずっとジリジリ痛いだけ。
しかも弱いのではなく、結構強めなので地味につらかったです。
・1回目の陣痛促進剤から5時間で強い痛みを実感!
本格的に陣痛だ!と思ったのが、1回目の陣痛促進剤を飲みはじめてから5時間後です。
2人目は腰痛だったのに対し、3人目は腹痛。
グワングワンとしたなんとも言えない痛みが、一定のリズムでずっと来ます。
助産師が「いきみたくなった教えてね!」と軽い感じで待ち構えているのですが、痛いだけでまったくいきみたくないんですよね。
それから1時間経っても、強い痛みがあるのに産みたい!と思う瞬間がないんです。
・痛いのに子宮口が開かない!そしてやっと出産
自然陣痛の場合、痛みに強弱があって強い痛みの時に「産みたい!」って思えるんです。
陣痛促進剤はやっぱり人工だけあって、痛みに強弱がなくひたすら痛いだけ。
助産師がそろそろ産まれるんじゃない?と子宮口を調べても、マックスまで開いていないらしく・・・。
出産の準備をスタッフ5.6人でしているのに、出産する本人は準備ができていないため、ベッドの上で生き地獄のような状態が続きました。
強い陣痛があるけど波がない、子宮口も8センチほど開いているので、ちょっといきんで陣痛を促進してみよう!と助産師からアドバイス。
いきみたくないのに“うー”と力を入れてみました。
力を入れたおかげか、痛みは叫びたいほど強く変わり、それから20回ほどいきんでやっと出産できました。
とにかく3人目は痛みと戦った時間が長くて、もう次の出産はイヤだと思えるほどダメージが強かったです。
まとめ
今回は、自然陣痛と陣痛促進剤のどちらも経験をした私の体験談をご紹介しました。
2つの陣痛で痛みを比べてみると、陣痛促進剤の方が断然痛みが強かったです。
自然陣痛と違って陣痛促進剤って痛みの波がないため、休む時間なく子宮口が開くまで待ったりしなくてはいけません。
すぐ効果があればいいのですが、3人目は子宮口がマックスまで開かずじわじわと痛みだけが続いてとてもつらかったです。
陣痛促進剤の痛みは個人差があると思いますが、自然陣痛より痛いと感じる方が私の周りでも多いので、少し心の準備をしておくといいですよ。