抱っこじゃないと寝ない赤ちゃんに、思わず「キーッ!」と叫びたくなるほどイライラしていませんか?
我が家の赤ちゃんは生後1ヶ月あたりから、抱っこじゃないと寝ないようになりました。
まるで背中スイッチがあるように、布団に下ろすとギャン泣き・・・。
上の子に限っては2歳あたりまで夜泣きが続いたので、新生児から精神的ダメージが大きかったです。
我が子はどうやら3人とも寝ぐずりがひどいらしく、全員抱っこじゃないと寝ない状態でした。
3人目の時、これまでの育児経験やママ友のお話を取り入れて、ネントレを開始!
1歳3ヶ月あたりで、あれだけ手こずっていた寝ぐずりから開放されました。
我が家はよくあるネントレ成功本のような方法ではなく、自己流で対策しています。
そこで今回は、我が家がネントレにどうやって成功したのか、10個のコツをご紹介します。
目次
【1】ひたすら抱っこで部屋をウロウロ
新生児の頃って、首もまだ座っていないし外へ散歩することもできないので、ひたすら抱っこで部屋の中を歩き回っていました。
昼間なら家の中をいろいろ探索しながら歩けるけど、夜になると家族が寝ているので静かに行動しなくてはいけません。
抱っこしながら少しウロウロしていると、心地よいのかぐっすり眠るようになりました。
ただ、1歳や2歳になってくると、抱っこしながら部屋を歩き回るのが大変。
体重が重くなってきた時は、別の方法で対策がおすすめです。
【2】バスタオルなどで体に巻いてから抱っこで寝せる
生まれたばかりの赤ちゃんを見ていると、ウトウト眠り始める頃に両手足をビクッとしてしまう時がありませんか。
この現象をモロー反射と呼ぶのですが、首がすわる生後4ヶ月あたりまでみられます。
このモロー反射が激しいと、せっかく深い眠りについていても起きてしまい、抱っこじゃないと寝ない状態になってしまうんです。
ベビー布団に赤ちゃんをおろした時や大きな音を立ててしまった時など、ちょっとした刺激に反応してしまいます。
モロー反射を抑えるために、バスタオルなど大きめの布で手足を含めて体全体を包み込むと、赤ちゃんが安心して眠ってくれます。
抱っこして眠ってからタオルで包み込むのではなく、抱っこ前にミノムシのような状態にしておくと、布団におろしてもあまりなかなくなりました。
【3】体全体を包み込みながらベッドに寝かせる
生後5ヶ月あたりからモロー反射がないのに、布団におろすと泣くんです。
抱っこしているとママやパパのぬくもりで心地よかったのが、冷たい布団におろされるのが不快に思っているのかも・・・。
そこで抱っこで赤ちゃんが眠ったら、体全体を包み込むようにしながらベッドに寝かせ、ぬくもりをしばらく残したい状態にしてみました。
周りから見るとママは、まるでカメの甲羅のような姿です。
我が家ではこの方法で、寝かしつけが高い確率で成功しています。
【4】両手をギュッと握ってあげる
抱っこで眠って布団におろすと、5分もしないうちに泣く。
ついつい抱っこしてしまうのですが、一度抱いてしまうと浅い眠りになってしまう我が子。
布団におろすと背中スイッチが発動して、何度も抱っこしなくてはいけません。
抱っこから布団への寝かしつけが成功して、数分後に泣いても抱くことを止めました。
代わりに両手をギュッと握りしめてあげたところ、目をバチッと開けて顔を確認してからスーッと入眠!
赤ちゃんも寝ている時に怖い夢や不安に思うことがあるみたいで、安心感があると深い眠りについてくれます。
【5】心臓の音を聞かせる
たまに抱っこじゃないと寝ない時に、変なスイッチが入ると体をのけぞり返して泣くことってありませんか?
月齢がまだ小さい赤ちゃんならいいのですが、生後10ヶ月あたりになってくると、支える力よりのけぞる力の方が大きくて落としそうになることも・・・。
そんな時は赤ちゃんの頭を支えて、ママの胸に耳をつけてみてください。
赤ちゃんは心臓の音を聞くとお腹の中に居た時を思い出すといわれており、実際にやってみたら大泣きしていたのにピタッと泣き止みました。
一時的にしか静かになりませんが、気を紛らわして落ち着かせるとママのイライラも一緒に静まりますよ。
【6】「寝かしつけ」を意識しないで過ごす
抱っこじゃないと寝ない、しかも長い時間歩きながら抱っこ状態など。
さすがに付き添っているママも、イライラしてしまいますよね。
赤ちゃんが眠っている間に、掃除や料理などやりたいことを済ませてしまおうと計画していませんか。
「早く寝て~」というママの気持ちが大きいと、寝ぐずりする赤ちゃんにも伝わってしまうんです。
やっとの思いで抱っこ寝から布団に移動させて、「寝ている!」と確認してすぐ別の部屋に移動してしまう。
すると赤ちゃんは目を覚まして、また寝かしつけのフリ出しに戻ってしまう・・・。
我が子もそんな状態に何度も遭遇しました。
赤ちゃんが寝ている時間はとても貴重ですが、私は家事などやりたいことすべてを諦める気持ちで寝かしつけをしています。
抱っこじゃないと寝ない時、わざと話しかけたり歌を歌ったりして、普段どおりのゆっくりな時間を作るんです。
眠るまで時間がかかりますが、気がつくと眠ってくれます。
深い眠りになる場合が多いので、“ゆっくり赤ちゃんに付き合う“ことも大切ですよ。
【7】添い乳からのおしゃぶり
母乳育児のママ限定ですが、抱っこじゃないと寝ないときに添い乳に切り替えてみました。
添い乳で寝かしつけすると、卒乳が大変っていいますよね。
そのことも覚悟して添い乳で寝かしつけしたのですが、ものすごくラクです!
これまで手こずっていた寝ぐずりなど、なんだったの?という気持ちです。
卒乳した時は、添い乳からおしゃぶりに切り替えて寝かしつけさせたので、以外にスムーズに入眠しています。
【8】昼間はおんぶで寝かしつけ
抱っこじゃないと寝ない時って、しばらくすると腕が痛くなり限界が来ませんか。
しかも赤ちゃんが寝ないことにイライラしてしまい、気持ちにも余裕ができなくなってしまいます。
首すわりが完了して腰がすわった時、抱っこではなくおんぶに切り替えて寝かしつけしました。
ママの両手が空くので、その間に家事や掃除ができます。
さらに部屋の中を歩き回るので、赤ちゃんにとっては散歩している状態。
抱っこで寝て布団におろすと泣いていたのですが、おんぶだと気がついたら深い眠りについているらしく、布団におろしても泣かなくなりました。
【9】昼間たっぷり外遊びさせる
歩くようになったら、午前中は公園など体をたくさん動かして遊ばせるようにしました。
どうしても午前中って掃除など家事をする時間で、外遊びが難しいですよね。
子供って少しの時間帯だけでも、外遊びは満足します。
お昼ご飯前の30分間だけなど、たくさん動き回ったおかげか、抱っこじゃないと寝ない状態から開放されました。
【10】抱っこで寝たら15分後に布団へおく
我が家の場合だけかもしれませんが、抱っこで寝てから15分以内に布団へ寝かしつけると、必ず泣きます。
スースーと寝息が聞こえていても、布団におろした瞬間に目を開けてしまう・・・。
完全に寝ている時と眠りが浅い時、赤ちゃんの体重の重さに違いがあることに気づきました。
体がズシッと石のように重くなるのは、眠ってから15分が経過してからなので、我が家では抱っこで寝てから15分後に布団におろしています。
今のところ、ほとんど起きずに眠ってくれるので、成功率が高い方法です。
まとめ
今回は、抱っこじゃないと寝ない赤ちゃんを、我が家流のネントレ成功した10個の解決策についてご紹介しました。
10個のコツについて、再度まとめます。
・抱っこで部屋を歩き回る
・抱っこ前に体全体をタオルで巻く
・カメの甲羅のように体を包み込んで寝かしつけ
・布団の上で起きたら両手をギュッと握る
・ギャン泣きしたら心臓の音を聞かせる
・ママはイライラ気持ちにさせない
・添い乳やおしゃぶりで寝かせる
・昼間はおんぶ
・外遊びさせて疲れさせる
・抱っこで寝たら15分後に布団へ移動
赤ちゃんによって個人差があるので、今回ご紹介した我が家の解決策をしても、抱っこじゃないと寝ない場合もあると思います。
なかなか寝てくれないとママもイライラしますが、添い寝で一緒に寝てしまおう!という大きな気持ちで、対応するのも大切ですよ。