我が家には小学校2年生の女の子と年中さんの男の子がいます。そうなると、夏休みになると海・山・川などで思いっきり遊ぶことに。そんな日々はとっても楽しいのですが、その分どうしても家の中は徐々に汚れます。その中でも特にひどいのが廊下。夏休み明けになり冷静な目で廊下を見てみると、ツヤ感は失われ、心なしかざらざらした感じすら覚えます。
そこで、毎年夏休みが終わったタイミングで拭き掃除&ワックスがけをすることに決めています。しかし、あまり時間のかかるやり方はNG。それではきっと先延ばしにしてしまいますし、最悪やっぱり無理となりかねません(私の場合(*^_^*))
そうならないためには、チャチャッと終わらせる方法で実践する必要があるのです。そこで今回はチャチャッと拭き掃除&ワックス様子をレポート。それを実現するための工夫として私が選んだ便利な道具・方法を紹介しますね!
目次
カンタンに廊下の拭き掃除&ワックスをかけるには?
ここからは、廊下掃除&ワックスがけをカンタンにしてくれる道具と、その方法の紹介です。実際に掃除する前の状態、途中経過、かけた後などの変化についても画像付きで紹介しますね♪
廊下掃除をカンタンにしてくれる道具 |
ホウキ大&小(どちらか1個だけでもOK)、マイペット、モップ、フローリングワイパー&雑巾、ワックス専用の雑巾、ワックス |
これだけ道具をそろえておけば、拭き掃除がとってもラクになりますのでおすすめ。私が特におすすめするのが優秀なモップです。これがあるだけで雑巾がけという家事への抵抗感から解放されました!
床の拭き掃除&ワックスかけのステップ |
・床のごみを掃除する ・汚れを落とす(状態によっては複数回) ・乾かす ・ワックスをかける(好みや状態によって複数回) ・ワックスを乾燥させる |
床の拭き掃除&ワックスがけは全部で5ステップ。掃除する前の状態や、どんな風に仕上げたいのかによって同じステップでも実施回数が違う場合があります。しかし、せっかくの床掃除ですので、理想に近づけるように実施してみましょう。
掃除のステップその1:床のごみを掃除する
まずは床の基本的な掃除から。普段と同じように掃除機などでごみを取り除きます。これは床に掃除機をかけた直後の画像です。一見ごみはなさそうに見えます。しかし、よく見てみると......
角にはホコリが積もっていますし......
扉の溝にも同じくごみがたまっています。
ちょっとデコボコしている箇所です。それだけのことでこんな風にホコリがたまっています。
そこで登場するのがホウキです。これ、ホームセンターで1,000円で購入したごく普通の物。なのですが、家庭内の隅っこに潜んでいるごみをきれいさっぱり掻き出してくれます。これはどんな優秀な掃除機でもできない技だと思うのです。
ホウキの便利さを教えてくれたのは私の母で、「これまでいろんな掃除機を使ってきたけれど、細かな部分でホウキに勝てるものはなかった」と言って、いまだホウキをフル活用しています。それをまねてホウキを使てみたところ、何気にスバラシイことに気づきました。
そのホウキを使って、たまったごみをこうして掻き出しておきます。
床のごみ掃除の注意点 |
・床のごみはあらかじめ掃除機などで取り除いておきましょう。
・角・サン・レールの中など掃除機で取り除けないごみにも注意して、ホウキなどを活用して取っておきましょう。 |
掃除のステップその2:汚れを落とす(状態によっては複数回)
ここからは、床の汚れを落としていきます。そんなに床が汚れていなければ1回の拭き掃除でOKかもしれません。しかし、汚れがひどい場合には、複数回の掃除が必要かもしれません。そんな時に役立つのが優秀なモップ。それさえあれば床の拭き掃除の苦痛から解放されるかも。さっそく見ていきましょう!
これが我が家自慢のモップです。普段はこんな感じに収納しています。何がそんなに便利なのかというと......
握っている部分を下にスライドさせ......
少しさばくと......
モップに早変わり!しかもこれ......
使った後に洗って絞る時には......
今度は持ち手の部分をぐっと上に持ち上げる&回すだけで水を切ることができるのです。力を込めて絞っておけば垂れてくる水の量もかなり少ないですので、そのまま収納してもOK。もう一度使うなら上記のようにさばけばすぐに使用できます。1本の棒のような状態に収まるので、比較的コンパクトに収納できるのもうれしいポイントです。
たったそれだけのことですが、私には本当に便利で優秀なお掃除アイテムです。
そのモップの準備ができたら......
ここで活躍するのがマイペットです。夏休みの汚れをきれいにオフしてくれます。
我が家の廊下は見た目以上に汚れていますので、マイペットを多めに吹き付けて、モップで全体を拭きながら汚れを取っていきます。
角っこも念入りに......
溝部分も丁寧に汚れを取っていきます。
食品収納庫の中もきれいにしましょう。
今回は汚れがひどかったので、このステップを2回繰り返しました。そのあとは水ぶきを2回。こうすることでマイペットの成分をオフします。
この段階で殆どの汚れを取ることができました。
掃除のステップその3:乾かす
モップで水拭きした直後はこんな感じで水分が残っていますので、時間があるならそのまま乾燥させます。
※歩くと滑ることがありますので注意してください。
今回は余り時間をかけたくないので、フローリングワイパーに雑巾をつけて、からぶきをします。そうすれば......
一気に乾燥させることができます。この時、吸水性能の高い雑巾を使えば、ワンアクションで水分を完全にオフできますのでおすすめです。
汚れを落とす時の注意点 |
・水だけでは落ちない汚れもありますので、普段使用している住居用洗剤を使って汚れをきれいに除去しましょう。
・汚れの程度によっては、一度では取りきれないことがありますので、複数回繰り返してきれいにしましょう。 ・二度拭きが必要な洗剤もありますので注意しましょう。 ・ワックスをかける前に一旦乾燥させましょう。 |
掃除のステップその4:ワックスをかける(好みや状態によって複数回)
ここからは、ワックス仕上げのステップです。私が選ぶワックスはいつもこれ。ソフト99コーポレーションさんのクリーナー&ワックス。本格的なワックスではありませんが、案外きれいに仕上がります。それに、ワックスが取れると床が滑りやすくなりますので、滑り止め対策としても活躍してくれます。
ですので、手軽にさくっと仕上げたい時にはこのクリーナー&ワックスを使用することにしています。
このクリーナー&ワックスについてちょこっと説明しておきますね。
一般的なフローリングの床ならほとんど使用可能。それだけ手軽に使えるのに、1~3か月間効果が持続します。
本格的なワックスほどではないのですが、それなりにツヤがでて床をピカピカに仕上げることができます。
殺菌効果もありますし、オレンジの香りもGOOD。ワックスの不快なにおいが随分軽減されています。
ワックスに求める機能は、汚れ防止・床の傷の防止・滑り止め・艶出しなどですが、このクリーナー&ワックスはそれらを全部かなえてくれます。そして、残った汚れもオフしてくれます。
ただし問題点も。使用する時、通常ならこの先端のスプレーから直接床にワックス液を塗布して塗り広げます。しかし、この先端のスプレー部分はすぐに詰まってしまい使用不可になりがちです。そうなると直接ボトルからワックス液を床に塗布することになりますが、この時の分量が案外難しいのです。
出しすぎるとムラになりますし、少なすぎると何度も何度も腰をかがめて塗布しなければいけませんのでそれがちょっと面倒に感じます。しかし、その点さえ我慢すればとっても手軽にワックスをかけることができますのでやっぱりオススメアイテムなのです。
ワックスは、一旦布に着くと取れませんので、普段の掃除用の雑巾との兼用はオススメできません。ワックス専用の雑巾を用意しましょう。また、これは洋服でも同じことが起こりますので、あらかじめ汚れても大丈夫な洋服を着ておく、エプロンを着用するなどで対処しましょう。
準備した雑巾をフリーロングワイパーにセットして......
床にワックスをスプレーし用と思ったら、やっぱり先端のスプレー部分が詰まっています。きっと前回使用したあとに詰まってしまったのでしょう。仕方がないので......
スプレー部分を外します。
そして......
ダイレクトにワックス液を床にまきます。ムラにならないようにここからは手早くワックス液を塗っていきます。
準備しておいた雑巾つきフローリングワイパーでワックス液を塗り広げていきます。
敷居などの細かい部分や......
隅っこ部分も丁寧に塗っていきます。1度全体を塗ったら、5分おいて乾かします。さて、どうなっているのでしょうか?
いくらかツヤが出てきてきれいな廊下に近づいています。ですが、もうちょっとツヤがほしいので、再度ワックスを塗ることにしました。
写真では違いが分かりにくいのですが、先ほどよりもツヤ感が良い感じに仕上がっています。これでOK。ですが、実は......
フローリングワイパーでは塗りにくい場所が残っていますので......
敷居に直接ワックスを乗せてから......
フローリングワイパーのワックス専用雑巾を外して......
塗り込めば完成です!
ワックスがけの注意点 |
・ワックスは布に着くと取れないので、ワックスがけをする時の洋服には注意が必要。汚れてもOKな洋服やエプロンの活用が安心です。
・手に着いたワックスも取れにくいですので、手袋をするのがベターです。 ・ワックス液を一度にたくさん床に塗布するとムラになりやすいので適量を塗布しましょう。 ・ワックス液を塗布したら手早く塗り広げましょう。 ・ワックスが乾くまで、塗った箇所は歩けません。 ・1階では好みのツヤ感にならない場合は、複数回ぬってみましょう。 ・細かい部分も忘れずにぬりましょう。 |
掃除のステップその5:ワックスを乾燥させる
ここでは、特に何もしません。ただひたすら乾燥を待つだけ。1つだけ注意するなら乾燥するまで絶対にワックスの上を歩かないこと。ついうっかり歩いてしまったら、後からワックスを塗り重ねてもきれいになじまないことがあり、ムラの原因になります。それくらい気にしないなら全然OKなのですが、ムラなくきれいに塗りたいなら、ワックスが乾燥するまで絶対に歩かないように気をつけましょう。
また、使用するワックスによって、それぞれ乾燥に必要な時間が異なりますので、購入前にチェックしましょう。
ちなみに、このソフト99コーポレーションさんのクリーナー&ワックスの場合は通常なら5分で乾きますので、重ね塗りしたい時にもとっても便利。5分待てばすぐに2度目の塗布がスタートできます。ただし、塗り方や回数によって乾燥時間が長くなる場合がありますので、最終的には目で見てチェックするのが安心です。
夏休み明けの汚れた廊下は、道具さえあればカンタンリフレッシュ!
夏休みに汚れてしまった廊下の拭き掃除&ワックスかけについて紹介しました。夏休みは普段以上に人の出入りがあったり、遊んだままの子どもの足でベタベタ汚れがついていたり。それは楽しかった証拠。ですのでOKなのですが、終わった後はきれいにリフレッシュしたいものです。
そんな時、ここで紹介した道具さえあれば、ちょっとの時間ですぐにきれいに変身できます。少し手間はかかりますが、運動がてら拭き掃除&ワックスに挑戦してみませんか・廊下と一緒に気分もリフレッシュできるかもしれません。