4人家族の光熱費の平均はいくら?光熱費が高い理由と節約方法

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生活して行く上で必ずかかる電気やガス、水道といった光熱費。

よその家庭と比べて高いのか低いのか気になるけれど、なかなか聞くことができないものです。

光熱費は同じ家庭でも季節によっても違います。

また住んでいる地域、家の広さ、生活習慣によっても当然変わってきます。

ここでは4人家族の光熱費の平均はいくらなのかや、光熱費が上がる原因についてまとめました。

目次

4人家族の光熱費の平均はいくら?

総務省統計局 家計調査 統計表一覧によると2017年度の2人以上家庭の場合、水道光熱費は月額で22,136円でした。内訳は電気代10,705円、ガス代4,859円、他の光熱1,403円、水道代5,169円です。

この金額は1ヶ月あたりの平均の金額です。

光熱費はエアコンの使用など、季節によっても大きく変わるため同じ家庭でもこの金額よりも高い月、安い月がでてきます。

また、寒さの厳しい地域では冬場の光熱費が高くなるでしょうし、夏が暑い地域では夏場の光熱費が高くなるでしょう。

そして、同じ地域でもオール電化の場合や使用するガスの種類によって違いがあります。

我が家は集合住宅で大人2人、子供2人の4人家族です。

2018年8月の水道光熱費は電気代が7,090円、ガス代が9,666円、水道代が5,120円でした。

平均から考えると電気代は安く、ガス代が高いです。

そう、我が家ガス代がすごく高いんです。冬は13,000円とかになります。

理由は使用しているのがプロパンガスだから。以前都市ガスの家に住んでいた時の倍ぐらいの金額になっています。

同じ市内での引越しで、プロパンガスが高いなんて知らずに引っ越してしまったので、初めて料金徴収が来た時には「ガス漏れてる?!」と心配してしまったほどです。

ちなみにご近所に住むお友達の家は4人家族で一戸建てのオール電化です。

8月の電気代は約15,000円、水道代約5,000円ということでした。

水道光熱費は、家庭の設備や環境によっても違うので一概には言えません。

目安としては4人家族で2〜3万円程度でしょう。

光熱費が上がった原因は?

光熱費は同じ家庭でも季節によって変わるので、上がったかどうかは前年同月と比べるとよいでしょう。

そして、前年より上がっていると感じた場合には原因としていくつか考えられることがあります。

家にいる時間が増えた

家にいる時間が増えれば必然的に水道光熱費は増えます。

例えば「昨年までは仕事をしていて日中不在にしていたけど、今年は仕事を辞めて家にいた。」という場合です。

在宅の時間が長ければその分電気も水道も使います。そのため光熱費が高くなった可能性があります。

引っ越しして家が大きくなった

住む家が大きくなればその分光熱費は上がります。

それは基本アンペアが高くなったり、部屋数が増えることで、それぞれの部屋でエアコンを使うようになるからです。

また我が家のように同じ市内の引越しでも都市ガスからプロパンに変わっただけで大幅に料金が変わることもあります。

電化製品を買い替えた

冷蔵庫や洗濯機、エアコンを大きな物に買い換えた。空気清浄機や布団乾燥機、電気ケトルなど今まで使ってなかった家電が増えた。

など電化製品を買い換えたことで使用する電気量が増え光熱費が上がる場合があります。

ちなみに我が家では3年前にエアコンを買い換えて電気代が下がりました。

同じサイズで省エネタイプに買い替えると電気代が下がることもあるみたいです。

光熱費を節約するにはどうすればいいの?

生活する中でかかる水道光熱費はなかなか節約しにくいものです。

我が家でも節約は心がけていますが、いまいち効果があるのかどうかはわかりません。ですが「少しでも節約したい!」という人に節約方法をご紹介します。

電気のつけっぱなしを止める

電気代の節約で、1番に思いつくのが照明などのつけっぱなしだと思います。

この電気のつけっぱなしでいくらくらい電気代がかかるか知っていますか?

例えばリビングなどでよく使われる蛍光灯の場合です。「何ワット」という言葉を聞いたことがないですか?

女性は特に「ワットとかよくわからない。」という人が多いと思うのですが、このワット数で電気料金を計算することができます。

電気代を計算するには「電気の使用量×単価」で計算します。表示はW(ワット)、Wh(ワットアワー)、kWh(キロワットアワー)と表示されています。

Wの場合には、「W÷1,000×使用時間(h)×1kWhあたりの電力使用料金=電気代」

Whの場合には「Wh÷1,000×1kWhあたりの電力使用料金=電気代」

kWhの場合には「kWh×1日の使用時間(h)×1kWhあたりの電力使用料金=電気代」

例えば消費電力が75Wの蛍光灯で電力使用料金が1kWhあたり26円だったとします。1時間使用した場合にはこのようになります。

75W÷1,000×1時間×26円=1.95円

1時間つけると1.95円かかります。24時間つけっぱなしにすると46.8円、1か月で1,404円、1年で17,082円です。

1年間つけっぱなしということはまずないと思いますが、出勤前急いでいて消し忘れ、帰宅するまで10時間つけっぱなしとかならあることでしょう。その場合には、19.5円かかったということになります。思ったより安いですね。

ということはつけっぱなしを止めても目に見えた電気代節約には繋がらなさそうです。

電力をより多く使用する家電は電子レンジ、オーブン、ドライヤー、食洗機、電気ケトル、炊飯器などです。

電力使用量は多いですが、継続して使う家電ではないですね。

この中で節約できるポイントとしては、炊飯器でまとめ炊きして、保温はせず小分けして冷蔵するくらいでしょうか。

電力会社、プランの見直し

「電力自由化」という言葉を聞いたことはありませんか?

今までは地域によって決められた電力会社を利用しなくてはいけませんでしたが、自由化により新たに参入する電力会社からも契約できるようになりました。

電力会社によって、時間帯別の利用料金があったり、ガスとセットで値引きされたりと様々なサービスがあります。

自分のライフスタイルに合わせてお得になるプランを選ぶことで光熱費削減が可能になります。

ガス代を節約する方法

都市ガスに比べてプロパンガスは倍ほどの値段がするとこともあります。

都市ガスに乗り換えれば安くできますが、マンションなどの場合には難しいでしょう。

ガス代節約には日々の努力が必要です。

  • お風呂は蓋をして冷えないようにして追い焚きの回数を減らす
  • シャワーは出しっ放しにしない
  • お風呂のお湯を入れ過ぎない、熱くし過ぎない
  • コンロの火は中火にする
  • 調理中蓋を使う
  • 野菜の下茹ではレンジで行う
  • 圧力鍋を使ったり、保温調理をする

まとめ

光熱費節約は日々の生活にも直結するので、頑張りすぎると多少息苦しい感じもしてしまいます。

できる範囲で、無理なく行えることを継続的にすることが節約のポイントです。