値段も安くてボリュームのあるバナナは、おやつにぴったり!また、時間がないときの食事にも、食べる機会が多い果物です。
バナナは糖分が多く、体内に吸収される時間が異なるので、長時間エネルギー補給が可能。
スポーツ選手が試合前に食べるのもわかりますね。
テニスの選手では、試合中に食べている光景も見られます。
バナナは追熟する果物なので、少し青いものを買ってもしばらくおくと熟します。
保存しておくとどんどん熟していきますので、長い期間保存できないイメージですが、保存方法しだいでは、1ヶ月と長い時間保存できるようになることをご存知ですか?
ここでは、バナナの正しい保存方法、消費期限、おすすめのバナナを使ったメニューを紹介します。
目次
バナナはどのくらい日持ちする?賞味期限は1週間!
バナナは食べごろのサインを知っておくと、一番おいしいときに食べることができますし、保存するときも、劣化しないように保存することができます。
バナナの食べごろは、シュガースポットといわれる茶色の斑点が出ると、甘くておいしい食べごろです。
すぐに食べるときは、このシュガースポットが出ているものを購入しましょう。
シュガースポットに似ている黒っぽいしみや傷は、すぐに痛んでしまうので間違えないように注意してください。
また、バナナを選ぶときはポイントがあります。
まずは茎に太さがあって短いもの、角ばっているものより丸みがあるものがおいしいです。古いかどうかを見分ける方法は、付け根がきれいなもので、付け根が黒いものは早く傷むので避けましょう、
バナナの保存方法!
バナナはなるべく、購入してから1週間以内に食べきりましょう。
長期間保存する場合は、冷凍保存がおすすめ。
バナナの正しい保存方法を紹介します。
バナナの正しい冷凍保存方法
バナナは長期間保存するときは冷凍保存がおすすめです。
また、皮が黒くなって傷みはじめたら、皮をむいてラップで包んで冷凍用の保存袋に入れて、冷凍保存します。
実を輪切りにして冷凍袋に入れて重ならないように、冷凍保存するとすぐに食べられるので便利。
冷凍したバナナは、シャーベットやスムージーにして食べることができます。
冷凍バナナの保存期間は1ヶ月です。
バナナの正しい冷蔵保存方法
バナナは気温の高い南国の果物なので、冷蔵保存にはむいていません。
冷蔵庫に皮のまま保存すると、低温障害を起こしてすぐに真っ黒になってしまいます。
12℃~15℃がバナナの適した保存温度。
冷蔵保存すると、皮が黒くなるだけではなく早く傷んで、熟さなくなります。
その他の方法
バナナは、1週間以内に食べる場合は、常温で保存します。
バナナはデリケートな果物で、棚などにおいておくと触れた部分が黒くなり悪くなるので、つるして保存するのがベスト。
バナナハンガー、バナナスタンドといわれるバナナをつるすものが売っているので、それを使って保存すると良いでしょう。
包装している袋に入ったままでは、追熟が進むので袋からだしてつるして保存します。
つるさないでおく場合は、お尻を上に向けておいて保存します。
ワンポイントアドバイス
バナナは追熟する果物なので、食べごろを知っていると保存して、一番おいしいときに食べることができます。
常温で保存するときは、つるして保存すると傷みが少なく保存できます。
冷蔵保存は低温障害になってしまうのでやめましょう。
バナナが黒くなっても捨てないで、皮をむいて冷凍保存すると長期間保存が可能です。
冷凍しておいたバナナを使った5つのメニュー
冷凍したバナナは、凍ったまま食べるとシャーベットのような食感と甘みでとてもおいしいです。
冷凍したバナナを使ったおすすめのメニューを紹介します。
バナナケーキ
フライパンで作ることができるお手軽なバナナケーキです。
【材料】
冷凍バナナ 2本
レモン汁 少々
★ 小麦粉 1.5カップ
★ 砂糖 1カップ
★ 卵 2個
★ サラダ油 大さじ4
★ ベーキングパウダー 小さじ1
★ 塩小さじ1/4
★ バニラエッセンス 少々
飾り用のバナナ 適量
① バナナは自然解凍しておきます。ボールに入れてレモン汁をかけ、泡だて器で粗くつぶします。
② ★の材料を①に加えて泡だて器でよく混ぜ合わせます。
③ 滑らかになるまで良く混ぜ合わせます。泡だて器からたらしてゆっくりと落ちるくらいの柔らかさになったらOK
④ フライパンにクッキングシートを敷いて、③の生地を流しいれます。底をとんとんたたいて空気を抜きます。
⑤ 蓋をして弱火で20分焼きます。竹串をさして生地がついてこなければ火を止めて10分蒸らします。
⑥ 切って皿に乗せて、飾り用のバナナをもって出来上がり。
揚げバナナ
【材料】
冷凍バナナ 2本
小麦粉 1/2カップ
片栗粉 小さじ1
ベーキングパウダー 小さじ1/2
砂糖 大さじ3カラ
クローブ 2粒
水 100cc
揚げ油 適量
① バナナは自然解凍して、半分にして、さらに縦半分にきります。
② ボールに小麦粉、片栗粉、ベーキングパウダー、砂糖、水を入れてよく混ぜます。クローブの実は指ですりつぶして入れます。
③ バナナに種をつけて、高温の油で色がつくまで揚げます。
揚げすぎないように注意してください。
バナナシェイク
冷凍バナナを使った冷たくておいしいバナナシェイクです。
【材料】
冷凍バナナ 2本
牛乳 300ml
はちみつ 適量
① 輪切りにして冷凍したバナナをミキサーに入れて、牛乳も入れて、ミキサーにかけます。
② 味を見て、甘みが足りなかったらはちみつを追加してください。
バナナは完熟のものを使うと甘くておいしいです。
大学バナナ
大学芋のバナナバージョンです。
【材料】
冷凍バナナ 3本
★ 砂糖 100g
★ 水1/2カップ
いりごま黒 大さじ1
① 鍋に★の材料を入れて中火にかけます。鍋をゆすりながら茶色になるまで焦がして火を止めます。すぐに熱湯大さじ2を加えて鍋をゆすって伸ばします。
② バナナは3cmの長さに切って冷凍したものを、自然解凍して、①に絡めます、ごまを振って出来上がり。
バナナのスイートソテー
子供のおやつにも、洋酒に合わせて大人向きにもおすすめです。
【材料】
バナナ 2本
バター 大さじ1
グラニュー糖 適量
① 一口大に輪切りにしたバナナを、凍ったままバターで炒めます。表面に焼き色がつくまで。
② 好みの量のグラニュー糖をバナナに振りかけて、カラメル状に焦げ目がついたら出来上がり。大人用にブランデーかラム酒を振ってもいいですね。
バナナの作り置きメニュー
バナナは、ケーキやシャーベットなどのデザートにも使うことができますが、料理にも使えます。
おすすめのバナナの作り置きメニューを紹介します。
バナナとチーズの包み揚げ
バナナの甘さと、チーズの味が良くあう揚げ物。
【材料】
バナナ 1本
ピザ用チーズ 適量
餃子の皮 15枚
揚げ油 適量
① バナナは、餃子の皮に包めるくらいの適当な大きさに切って、チーズと一緒に餃子の皮に包みます。チーズが流れ出ないように隙間がないようにしっかりと閉じます。
② 180度の油で、色がつくまで揚げて出来上がり。
バナナチップス
揚げるだけの簡単バナナチップスです。
【材料】
バナナ 1本
揚げ油 適量
シナモン 適量
① バナナは薄切りにします。
② フライパンに揚げ油を熱して、バナナの両面を揚げ焼きします。
③ 油を切ってシナモンを振りかけて出来上がり。
まとめ
バナナの正しい保存方法、おすすめのメニューを紹介しました。
冷蔵庫で保存するとあっという間に真っ黒になるので、常温で保存します。
黒くなったら、皮をむいて冷凍保存するとシャーベットのようにおいしく食べられるのでおすすめ。
1本丸ごとをラップで包んで保存しても良いですし、輪切りにして冷凍保存すると、すぐに食べられます。
バナナを使ったおすすめのメニューも紹介していますので、作ってみてくださいね。