これから保育園に通わせるとなれば、お着替えや昼寝用の布団など、さまざまなものを準備しなくてはいけません。
わが家も0歳児から保育園にはお世話になっており、引っ越しや定員オーバーなどで3箇所の保育園を利用しました。
そこで今回は、保育園で必要なものが違うお話や共通して準備が必要なものについてご紹介します。
これから保育園に通わせる方、進級前に準備しておきたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
保育園で必ず必要となるものが「大量の洋服」
保育園に入所する前に、以下のことを確認すると思います。
・上下決まった制服がある?
・普段着で通園する?
・園に置いておく着替えは何着?
保育園といえば幼稚園と違って、体を動かすことが多いため、制服より普段着での通園が多いです。
ただ、最近は幼稚園と保育園が一体型になった認定こども園が増えているため、保育園でも制服が用意されている場合があります。
園から指定の制服がある場合、普段着はあまり準備しなくても大丈夫です。
おしっこを漏らした、汗で着替えるなどのために、保育園では何着が洋服を置いておく必要があります。
ただし、これも保育園の方針によって要らない場合もあるので、入所する前に必ず確認しましょう。
【体験談】着替え袋の要らない保育園があった!
わが家の3人の子供たちは、引っ越しなどの事情によりいくつかの保育園に入所しました。
そして、保育園を決めるまで、子供と一緒にたくさん体験入学をしています。
ほとんどが私服通園だったのですが、中にはブラウスや靴下まで指定している保育園もありました。
こちらの園は体を使って遊ぶというより、英語教室やピアノなど学びを中心とした教育方針だったため、制服重視だったのかなと思います。
これまで入園を希望した保育園は全部で20箇所ほど。
そして、ほとんどがお着替えを何組か持ってくるようにいわれました。
そのなかで1つの保育園だけ、お着替えは持ち込まなくても大丈夫というところがあったのです。
そこの保育園では、毎年卒園児のお母さんたちから、子供たちがサイズオーバーした洋服を寄付するシステムがありました。
洗濯もすべて園でやっており、できるだけ働く両親たちに負担をかけない方針。
これまでいくつも保育園を体験してきましたが、初めてこういう対応にであったので、少し驚きました。
保育園によってお昼寝用布団が要らない
保育園といえば午睡時間があるため、お昼寝布団が必要です。
入園前のパンフレットにも、子供たちのサイズに合わせた布団を用意と記載されています。
しかし、保育園によってはお昼寝布団の持ち込みをしなくてもいい場所があるのです。
希望する保育園で1箇所あったのですが、そこの保育園は何組も子供用の布団を用意しており、毎日と言っていいほど布団を天日干ししていました。
入所している人数も小規模だったため、布団の用意がいらなかったのだと思います。
保育園で使うお昼寝用布団は、年長さんまで使える長めのものがおすすめです。
今の慎重に合わせてしまうと、後からまた購入する必要があるのでムダになってしまいますよ。
また、保育園によって布団のサイズを指定してくることもあります。
オーダーになってしまう可能性がありますが、それに近いサイズでもいいか、保育園側に一度確認してみることをおすすめします。
布団カバーは園指定の形や作り方が多い
これまで3箇所の保育園に通わせましたが、どの園も布団カバーの作り方に細かな指示がありました。
1つ目は、布団を横向きで入れられる(面の長い部分が袋状)タイプで、スナップボタンを付ける。
2つ目は、布団を入れる向きはどちらでもいいけど、必ずプラスチック製のチャックで閉じられるもの。
3つ目は、布団カバーの入り口部分は紐、そしてシーツをその上から被せられるように、マジックテープを6箇所つけてくる。
絵や実物で説明してくれますが、これが結構大変です。
ちょうどよく保育園が指定する布団カバーが無いため、多くが手作りとなります。
または、ネットでオーダーの布団カバーがあるので、裁縫が苦手な方はこちらを利用した方が便利です。
0歳~2歳児まで保育園で必要なもの
子供たちを保育園に通わせて、一番大変だったのが0歳~2歳児までです。
とにかく必要なものが多く、月齢があがる度に持ち物も増えていました。
まだ離乳食前なら、オムツと着替えが多くても5組程度、スタイ3枚ほどで済みます。
それが離乳食を食べ始めると、タオル地のエプロンとフェイスタオル2枚。
おしぼりやハンドタオルなど、食事に必要なものがたくさんです。
箸やスプーン・フォークは、保育園から提供されているものを使っていたため、2歳までに用意することはありませんでした。
3歳児に多い!保育園で必要なもの
3歳になると自分専用の箸・スプーン・フォークがセットになったもの。歯ブラシ・コップのセット、着替え5組ほど、中ズックと持ち物が増えます。
保育園によって異なりますが、私が通わせている園では毎月購入する本入れ、工作を入れる大きめのカバン、を2つ用意するようにいわれていました。
3歳になると中ズックや工作用のカバンなどが増えるため、子供が好きなデザイン布を買い、慣れないミシンで裁縫です。
一人目の時はすべてが大変でしたが、三人目になると裁縫も必要なものを用意する時間も、体が慣れているためかラクになりました。
4歳~5歳児は保育園で必要なものはあまりない?
保育園で必要なものが一番少なかったのが4~5歳です。
3歳になるとある程度必要なものを揃えてしまうため、ほとんど買い揃えることがありませんでした。
あえていえば、子供が好きなキャラクターに合わせて、箸箱セットやカバンを買い換えることでしょうか。
わが家は女の子のためか、プリンセス系のデザインが大好き。
上の子のお下がりなど、節約のためにできるだけ使わせていますが、子供一人一人にも個性があるので、可能な限り要望に答えています。
箸箱セットなどは小学校に入ると使わなくなるので、3歳児の時に子供に好きなものを選ばせるのが一番です。
下手に親が買ってしまうと「このキャラクター好きじゃない・・・」など、文句を高い確率でいわれるので要注意ですよ。
運動会などの行事で保育園にお願いされる必要なもの
保育園の場合、幼稚園と違って行事に関する必要なものはほとんどありません。
運動会は園で指定の体操着があれば、そちらを購入となります。
私の子供たちの保育園では、黒や紺色のジャージ、中は白いTシャツなどと色で指定があったので、手持ちの洋服の中から似たようなものを選んでいました。
何でもいいといわれるのが一番ラクですが、色指定などがあると運動会の時も子供たちに統一感があって、それもまたいいなと感じます。
一番、保育園の必要なもので困ったのが「お遊戯会」です。
ほとんどの衣装は保育士さんが作ってくれるのですが、それに合わせる靴下やシャツなど、園で用意が難しい小物アイテムを親に相談してきます。
たとえば、「小人役をやるので、茶色いタイツか靴下ありますか?」や「お花の役をやるので緑色のシャツとズボンありますか?」など。
そのほとんどが奇抜な色と洋服なので、わが家では毎回持っておらず、用意するのが大変でした。
無理に購入してとはいわれないけど、ほとんどのママが持ち込んでいるので、わが家も知り合いに声かけて一時的に借りたりしています。
毎年、なにをやるのかわからないので、劇などをおこなう場合は注意が必要です。
まとめ
今回は、わが家の体験談を交えて、保育園によって必要なものが違うについてご紹介しました。
保育園によって持ち物が異なりますが、だいたい決まっている物を、再度まとめます。
・お着替え用の洋服(5組ほど)
・お昼寝用布団(保育園指定のもの)
・箸箱セット(箸、スプーン、フォーク)
・歯ブラシ、コップセット
・シーツを持ち帰る袋(大体毎週持ち帰ります)
・中ズック入れ(大体月1回持ち帰ります)
・通園バッグ、リュック
保育園によって持ち帰るものが違うため、入園説明会を受けてから手作りするものなど行動することをおすすめします。
わからない部分は、解決するまで保育園側に質問してくださいね。