子どもができると親バカになる!
これを実感する親御さんは多いですよね。
筆者も「客観的に見ても、うちの子が世界で一番可愛い!」と信じて疑いませんでした。
そんな我が子がかわいすぎる病になってしまう親御さん達の、我が子愛を次のような項目にまとめてみました。
・年齢別の可愛さ、魅力
・一人目が可愛すぎて、二人目以降を産めない?!
・我が子が可愛すぎる!だからモデルにしよう!(なっちゃった)
・可愛くてもしつけは忘れないように
筆者のちょっと恥ずかしい、親バカ・我が子が可愛すぎる病の実話も交えながら紹介していきますね。
目次
年齢別の可愛さ、魅力
子どもの可愛さは、やはり大人との違いや、子ども特有の体型・姿、そして大人の世界にとらわれない言動です。
年齢別に見てみましょう
0歳(乳児)
文句なしに可愛い。
寝ても覚めても、飲んでも、出しても、泣いても、笑っても。
何をしても可愛いのが0歳児。
赤ちゃんは可愛いと思わせる姿をしていて、つたない仕草ひとつひとつが可愛いもの。
飼い犬や猫も人の赤ちゃんを見ると無茶はせず、そっと守るように寄り添ってくれますよね。
種族を超えた愛らしさを発揮するのが0歳児なのです。
0歳児の魅力は次の3つに集約されていると言っていいでしょう。
・親は必死に手を掛けている
・できる!が日に日に増えて、成長がはっきり目に見える
・反論、反抗してこない
こうした点が、親の心を掴んで離さない可愛さ、魅力です。
1~2歳
歩けるようになって目が離せなくなったり、イヤイヤ期に突入する時期。
親を疲労困憊させる1~2歳児にはお手上げ状態になることもありますが、堪らなく可愛い時期です。
筆者は、2歳児の娘を斜め後ろから見た時の顔の輪郭が堪らなく好きでした。
いわゆる「ほっぺ」がプクッと出ている姿です。
幼児特有の輪郭ですよね。
他にも、次のような魅力があります
・舌っ足らずな喋り方
・親から離れそうなのに、結局、親から離れられない
・保育園に通い始めると、親が驚くほどお遊戯ができるようになる(天才に思える)
・イヤイヤ期も親が対応を工夫すると手の平の上で転がせる
もう赤ちゃんではないのですが、まだまだ幼い一面が見られる時期も堪りません。
3~5歳(未就学児)
幼稚園・保育園に通い始め、習い事などでスキルアップしていく姿が頼もしく思える時期ですね。
子どもも3歳を過ぎれば、しっかり喋るし、自分の意志を相手に伝え、遊びもダイナミックなものを求めるようになります。
3~5歳は、父親が我が子の可愛さの虜になりやすいかもしれません。
次のような魅力が堪りません。
・言い間違い
・世間の常識に捕らわれない言動
・一生懸命喋るけれど、支離滅裂
・もうお兄ちゃんになった!お姉ちゃんになった!というドヤ顔
・しっかりしているのに、時々、フッと見せる甘えた姿
・大人がうろたえてしまうような言動
毎日、親を飽きさせない可愛さを炸裂させてくれます。
筆者の娘の(親が)可愛い(と思った)発言を紹介しますね。
「パパ!今日ね、山菜事件があったよ!」→(三歳児健診です)
「今日はA君と結婚して、明日はB君、その次はC君と結婚するの!」
→(何回、離婚するの?×いくつ付く?)
「私はね、大きくなったらパパと結婚するの!」→(ママが絶対許さない。パパはデレデレ)
「今日はね『疲れた子は休んでいいよ』って先生が言ってた」→(保育士さんは「風邪の熱が下がったばかりの子は極力休ませてください」と言った)
「ママ、タツノオシゴトってどんなお仕事しているの?」→(タツノオトシゴです)
「ママ、ヘビさんは目が超可愛くて、体もシュッて長くてキレイなんだよ!ヤドクガエルもすっごくオシャレ!」→(ママはどっちも行けますが、冬のケアが大変だから飼うのは勘弁)
「将来は、怒らないママで、みんなのお世話をする保育士さんで、美人で優しいお巡りさんになって悪い人捕まえて、白バイに乗って保育園で交通整理するの!」→(きっとママは反面教師だ。そして、交通整理ではなく、交通指導だ)
まだまだ、挙げるとキリがありませんが、本当に可愛い時期だと筆者は思います。
小学生
小学生になると、本当に頼もしくて「手が離れた」と感じます。
しかし、まだまだ子ども!
可愛い姿はまだまだ尽きません!
・顔に「今、マズイことをやりました」と書いている
・学校の机の中には宝物が詰まっている→(干からびたパン、謎の物体の破片)
・参観日に行くと、嬉しいのに「見に来るなよ」と小さな早口で抗議する
・朝「算数のノート、使い終わった」と言う→(予備のノートを出してママは快感に浸る)
・運動会の紅白リレーで負けて泣く
・先生のかっこよさランキングを言い合って女子で盛り上がる
・セクシーランジェリーコーナーにて、母子でガールズトーク
小学生といっても1~6年生では、心も体も全く違います。
でも、それぞれの年で成長と幼さが見られ、ギャップが可愛くて堪りません。
少しずつ親から離れていく悲しさも感じる年頃です。
中学生
いわゆる思春期に入り、親子関係が難しくなる時期。
いい意味でも悪い意味でも少しずつ大人の仲間入りをする時期で、目が離せないもの。
また、エネルギーに満ちあふれていて、好きなことに全力を注げる時期でもあります。
そのひたむきな背中が堪りませんね。
そして、大人に隠れてちょっと悪ぶってみるところも可愛いもの。
具体的には、次のようなことが可愛いさだと思います。
・「お前、プロアクティブ使ってんの?セレブ~」
・「親が俺のTwitterフォローしてた。人生終わった……」
・「幼なじみに『私のこと好き?』って聞かれた。俺、ずっと前から両思いだって思ってたのに。俺の態度、まずかった?どうやって答えたら傷付けずに済む?」→(考えるのは貴方の仕事!魂込めて話して来い!)
思春期まっただ中で、青春を謳歌している様子は輝いて見えますよね。
中学生も親を魅了する可愛さに溢れています。
高校生
体はほとんど大人。
そして、進学するか就職するか。
部活か勉強か。
悩みが多い年頃。
人生最初の岐路を自覚し、悩み、荒れたり一皮剥けたりする時期ですね。
もう、親の手が要らないと感じる寂しさと、もう少し世話をしたいのに離れていく悲しさ、もっと〇〇しておけばよかった、××しておけばよかった、という後悔の念を親御さんが抱く頃でもあります。
子どもだったのに、もうすぐ成人。
そんな複雑な思いを抱く親御さんも多いでしょう。
こうして見てみると、年齢別に違う可愛さ、魅力があります。
結局のところ「我が子の『今』が可愛すぎて堪らない!」ということになるのではないでしょうか。
一人目が可愛すぎて、二人目以降を産めない?!
筆者は一人目の子を産んだ後、あまりの可愛さにノックアウト状態になっていました。
そして強く感じたのが「私は二人目を産めるのだろうか?」という贅沢な不安です。
一人目が余りに可愛すぎて、世界一可愛いと信じて疑わず、二人目・三人目は「同じように愛せないかも」と本気で心配していました。
でも、兄弟が欲しかったので妊娠・出産したところ、そんな不安はあっという間に消失!
我が子は、何人居てもそれぞれが世界一!
全く違う魅力・可愛さに溢れています。
子どもは顔や性格が似ていたり、自分に似ていたり、祖父母に似ていたり。
みんな違う魅力を持っているので「愛せないかも」と不安になる必要はありません。
大体において「この子が世界一可愛い!」という我が子が可愛すぎる病にかかります。
我が子が可愛すぎる!だからモデルになろう!(なっちゃった)
筆者は、上の子を産んだその日から「この子が世界一可愛い!」と確信していました。
そして、生後5か月の時に赤ちゃんモデルにすると宣言!
夫は冗談だと思ったようですが「私が仕事復帰するまで!」という約束で事務所と契約。
実際に、次のようなモデルを経験させていただきました。
・通販会社のベビーグッズのモデル(通販の冊子に掲載)
・アンパンマンのオモチャや服のモデル(TV CMに出る)
・ベビー向け知育教材の読者モデル
・大手育児雑誌の読者モデル(10か月の〇〇ちゃんの1日!といったページのモデル複数回)
このようなモデル、ほとんど全て書類選考のみで合格でした。
オーディションがないし、演技も不要で楽にモデルになれました。
大手育児雑誌の表紙を飾りたい!
大河ドラマの赤ちゃん役で出たい!
おかあさんと一緒に衣装を着て出たい!というのは、ツテとコネと運とお金がないと難しいのですが、内容を選ばなければ赤ちゃんモデルは山ほど募集があります。
新聞や育児雑誌に掲載されている有名モデル事務所は「事務所にお金を払って子役養成スクールに所属し、レッスンを受け、プロに写真を撮ってもらってオーディションに出る」というものなので、本気の方以外はおすすめできません。
しかし、必要な費用は年会費のみ。
レッスンなどはなく、プロフィールも親が作成し、オーディションの情報をもらって親が自由にワンクリックで応募する、という事務所もあります。
そうした事務所なら軽い気持ちでトライできますよね。
筆者が所属したのも、そういうお手軽な事務所でした。
ただし、多くの撮影は東京など大都市で行われます。
しかも、オーディションの合格はいつも直前!
「明日の朝8:30に目黒に行けますか?」と前日の夜8時に電話がくることも!
首都圏に住んでいて、突然の撮影にも対応できる状態であれば、赤ちゃんモデルの仕事にチャレンジできますよ。
可愛くても、しつけは忘れないように
さて、我が子の可愛さにメロメロになりがちなのですが、しつけは絶対に忘れないようにしましょう。
決して、叱れ!怒れ!とは言いません。
でも、その子に伝わる方法で根気よく社会のルールやマナーを教えていきましょう。
・まだ、理解できない
・可愛いから、これくらい大丈夫
・子どものやることだし
このような軽い気持ちで我が子のわがままを受け入れていると、いつまでたってもしつけることはできません。
可愛い我が子が「暴君」「性格ブス」「喋らなければ可愛いのに……」なんて評価を受けないよう、時には心を鬼にして教育しましょう。
最も辛いのが、まだ我慢ができない3歳未満の子に「ダメ」を教える時です。
子どもは全力で泣き叫び、抗議し、自分の希望を押し通そうとします。
長い時間粘られると我が子がかわいそうになって、親の方が折れてしまうケースもあるかもしれません。
しかし「駄々をこねたら要求が通る」と覚えてしまった子は、その後、集団生活や社会に出てから非常に困ることに!
ですから、可愛い我が子のために「ダメなことはダメ!」と教えるようにしましょう。
しつけが辛く、可哀相と思えてしまうこともあるかもしれません。
しかし、子どもは親や周囲から学び、成長し、数多く事を理解して変わっていきます。
我が子が可愛すぎる病に負けないようにしてくださいね。
まとめ
我が子は何歳になっても魅力に溢れていて、親御さんは我が子が可愛すぎる病にかかり続けます。
そして「上の子が可愛すぎて、下の子が愛せないかも」と不安になり、兄弟を作ることをためらう方もいるでしょう。
ですが、全く心配無用!
その子、その子、それぞれ違う魅力に溢れていますよ。
我が子が一番可愛い!と思ったら赤ちゃんモデルにチャレンジしてみるのもいい記念です。
チャンスはかなり多くあります。
しかし、我が子のしつけは忘れないでください!
いくら可愛くてもダメなものはダメ、と言い聞かせ、見えない面も可愛く育てていきましょう。