「緒」の意味や由来、読み方って？「緒」を使った男の子・女の子の名前37選
名前としての使い方では「お」と読み方で使われることが多い漢字。
漢字の中に「糸」の部分のある漢字には、人との結びつきという意味も感じさせるのです。
目次
「緒」について
字画数：14画
音読み：しょ、ちょ
訓読み：いとぐち、お
はじめや起こり、発端という意味を持つ「緒」は何事も永く続くということにもつながるのです。名前に使う漢字として、日本的な響きを持ちます。
「緒」の付く男の子の名前
・緒斗（おと）
・孝緒（たかお）
・珠緒（たまお）
・緒人（つぐひと）
・七緒（ななお）
・仁緒（にお）
・征緒（まさお）
・伊佐緒（いさお）
・七緒也（なおや）
- 包容力のある優しい人
名前の中に「緒」という漢字が使われている。
これだけでおおらか包容力のある人という印象を受けます。
そして落ち着きがあって人の上に立てるリーダー的な人格。そんな大人になれますようにという親の心を反映しているかのような名前です
「緒」のつく女の子の名前
・伊緒（いお）
・緒都（おと）
・叶緒（かなお）
・妃緒（さお）
・彩緒（さお）
・澄緒（すみお）
・玉緒（たまお）
・珠緒（たまお）
・珠実（つぐみ）
・緒夢（つぐむ）
・緒季（つぐり）
・奈緒（なお）
・七緒（ななお）
・仁緒（にお）
・寧緒（ねお）
・花緒（はなお）
・紅緒（べにお）
・美緒（みお）
・亜織衣（あおい）
・惟緒奈（いおな）
・緒里絵（おりえ）
・花緒留（かおる）
・沙奈緒（さなお）
・志緒莉（しおり）
・知緒里（ちおり）
・菜緒実（なおみ）
・妃緒李（ひおり）
・真里緒（まりお）
・里緒奈（りおな）
漢字から感じる郷愁感
女の子の名前に付いている「緒」という漢字が名前全体を引き締めているような雰囲気があります。
且つ昔ながらに愛される名前の漢字という役割を果たしているようにも感じられるのです。
「緒」のつく芸能人・有名人の名前
・佐々木 麻緒さん
・藤井 美緒さん
・上間 美緒さん
・安斎 奈緒美さん
・川中 香緒里さん
・橘 美緒さん
・室田 伊緒さん
・菜々緒さん
・原田 真緒さん
・橋田 鉱緒さん
・藤吉 佐緒里さん
・後藤 沙緒里さん
・大石 奈緒さん
・岸田 奈緒美さん
・小平 奈緒さん
・緒方 龍一さん
・越 架緒里さん
・宮地 真緒さん
・松本 莉緒さん
・根本 美緒さん
・菊池 美緒さん
・葉月 里緒奈さん
・辻 香緒里さん
・さとう 珠緒さん
・森 麻緒さん
・
どこか和風のイメージ
「緒」という漢字を使った名前の付いている人。奥ゆかしく」日本的な印象を持つものです。由緒があって情緒が漂う名前として、多くの人に受け入れられている漢字でもあります。
漢字の部分を見てみると
左側に「糸」という文字があり右側には「者」という文字があります。
ここを深く紐解いてみる。そうすると、糸には物事の始まりという意味がありまｓ。
つまり、何かが始まるきっかけとしての「糸」の部分が気に留まります。
そして「者」が横についていることで、「物事も始まり。きっかけ」という意味もあります。
日本風の名前を付けるとき。「緒」の持つ漢字の意味を深く捉えて命名するということも、とても理に適っています。
語源の良い漢字「緒」
男の子にも、女の子にも命名するときに「緒」は候補に挙がりやすい漢字です。
やはり漢字を見ても奥ゆかしさや情緒を感じやすい字であることが理由です。
女の子の場合にはほとんど、止め字として「お」と読みます。女の子の名前で「お」で終わる名前には特別感があります。強さと凛とした美しさのようなもの・そこに日本人らしさを加えた印象を持ちます。
物事の始まり、糸口という語源にも、共感できる部分が多いものです。
字画数が多いメリット
男の子の名前を考えるとき。親御さんの中には字画数の多いものを選びたいと考える人も多いものです。
その理由は、字画数の多い文字を使うことでしっかりとした印象を与える効果があると考えられるからです。
そのような理由から「緒」という漢字は男の子の命名にも使われやすい漢字でもあります。健康で逞しく育ってほしいという願いを字画の多さに託す。
これも親心の表れです。
漢字のイメージが良い
「緒」は何となく由緒正しい、折り目正しいというイメージがあります。
それは万人受けするものであり、さりげない情緒も漂っているわけです。
和のイメージが強い「緒」を名前の一部に入れたいと、命名の時に漢字から決める親御さんも多いのです。
「緒」という漢字に思いを込めることも、命名の理由として通用するわけです。
「緒」という漢字に惚れ込んでつける名前
人の情緒などを現す意味もある「緒」。
子供の名前を付けるときにも人気の高い漢字です。
苗字とのバランスが良ければとても品格のある名前として受け止められます。
親としては子供の名前には気を配るものです。漢字の持つ良さを存分に生かして、名前に負けない人生を歩んでもらいたい。日本人らしい漢字を名前に使いたい。
そんな気持ちを決めて「緒」は命名の際に採用される漢字の一つでもあるわけです。
