ひじきの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と5つのメニュー

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ひじきは日本の伝統的な乾物で、栄養もたっぷり、長期保存が可能なので、常備しておきたい食材ですよね。

使い方もいろいろで、油との相性が良く、煮物、炒め物、サラダなどメニューも豊富。

カルシウム、鉄分、食物繊維がたっぷり入っているので、子供から大人までしっかり取りたい栄養が豊富!積極的にとりましょう。

ひじきにも種類があって、茎を使った長ひじきと、一般的な芽ひじきに分かれます。

乾物なので、長く保存できますが、保存状態が悪いとひじきの風味がなくなり、煮物にしても味が落ちるので、注意が必要。

ひじきの正しい保存方法、消費期限、おすすめのメニューなど詳しく紹介します。

目次

 ひじきはどのくらい日持ちする?賞味期限は1年!

ひじきは乾物なので、賞味期限は1年と長く設定されています。

長期保存が可能な乾物は、保存方法がいい加減になってしまって忘れがちですよね。

いくら乾物のひじきといえど、正しい保存方法で保存しないと、ひじきの風味がなくなり調理してもおいしくありません。

ところで芽ひじきと長ひじきの違いをご存知でしょうか?

芽ひじきは、形が細かくて食感が柔らかいので、サラダなどに良くあいます。

長ひじきは、芽ひじきに比べるとしっかりしていて歯ごたえがあるので、煮物や炒め物にあっています。

作る料理に合わせて使い分けるとおいしくできるので、おすすめ。

日本で売っているひじきは、国産のものが10%と少なく、ほとんどが中国産、韓国産です。

国産のものは100%天然、外国産は養殖がほとんどです。

購入するときは、産地と賞味期限をチェックして購入しましょう。

 ひじきの保存方法!

ひじきは乾物なので、長期保存が可能ですが、正しい保存方法で保存しないと味が落ちるので注意が必要。

正しいひじきの保存方法について紹介します。

 ひじきの正しい冷凍保存方法

ひじきは乾燥した状態で冷凍する必要はありませんが、水で戻した状態なら冷凍保存がおすすめ。

ひじきをしっかり洗って、たっぷりの水で戻し、使いやすいように小分けにしてラップで包み、保存袋に入れて保存します。

ひじきは水で戻すのに時間がかかりますので、戻した状態で何も味をつけずに冷凍保存すると、料理にすぐに使うことができます。

使うときは、凍ったまま使用できますし、自然解凍して使ってもいいですね。

また煮物にして、小分けにしておくと、お弁当にそのまま入れることができます。

ひじきの冷凍保存期間は2週間、乾燥での保存期間よりだいぶ短くなるので注意してください。

 ひじきの正しい冷蔵保存方法

ひじきは、乾燥した状態で冷蔵保存する必要はありません。

逆に冷蔵保存すると、温度の変化で湿気る可能性があるので避けたほうが良いでしょう。

煮物などの常備菜にして冷蔵保存すると、2~3日は持ちます。

 その他の方法

ひじきは、未開封も開封後も常温で保存が可能。

多くの人は常温で保存しているのではないでしょうか。

保存場所は、直射日光を避けて、湿度がない冷暗所で保存します。

開封後は袋から出して、密閉できる保存容器や缶に入れて保存するといいですね。

一緒に乾燥剤を入れて保存してください。

きちんと保存すると、劣化せずに1年は保存が可能です。

 ワンポイントアドバイス

ひじきは、水で戻して冷凍すると、調理するときに時間がかからないのでとても便利。

特にひじきは水で戻すのに時間かかるので、この方法がおすすめです。

味をつけないで保存しても良いですし、煮物にして保存すると、おかずが足りないときやお弁当に大活躍。

常温で保存するときは、乾燥しないように密封容器に乾燥剤と一緒に保存してください。

 冷凍しておいたひじきを使った4つのメニュー

冷凍したひじきは、すでに水で戻しているので色々な料理に使うことができます。

おすすめのひじきを使ったメニューを紹介します。

 ひじきごはん

栄養たっぷりのひじきをたくさん取れるメニューです。

【材料】

冷凍ひじきの煮物 200g

ごはん 4人分

いんげん 適量

① 冷凍保存したひじきの煮物は、凍ったまま鍋に入れて火にかけて煮て汁気を飛ばします。

② インゲンは色よくゆでて、小口きりにしておきます。

③ あたたかいごはんにひじきの煮物とインゲンを混ぜ合わせて出来上がり。

 ひじきハンバーグ

子供も大好きなハンバーグにひじきを加えて、カルシウム補給。

【材料】

冷凍ひじき 30g

豚挽き肉 320g

しょうが 小さじ2

ごま油 大さじ1.5

片栗粉 大さじ2

① 戻して冷凍したひじきを自然解凍します。

② ひき肉にしょうが汁、醤油、酒角大さじ1と1/3を混ぜて練り、片栗粉をまぶしたひじきを加えます。良く混ぜ合わせて4等分にして小判型に整えます。

③ フライパンにごま油を入れて熱し、②を並べて入れて両面を焼いて火を通します。

④ 器に乗って出来上がり。

 ひじきのサラダ

【材料】

冷凍ひじき 20g

ちくわ 小2本

レタス 1/2個

レモン 1/4個

★ たまねぎの薄切り 1/2個

★ サラダ油 大さじ3

★ 酢 大さじ3

★ 塩 小さじ1

ときがらし 大さじ1/2

① ひじきは戻して冷凍したものを、自然解凍します。

② ★の材料は合わせてドレッシングを作っておきます。

③ ちくわは小口きりにして、レタスはちぎり、レモンは皮をむいてイチョウ切りにします。

④ ひじきに醤油大さじ1と、ときがらし、レモンを加えて軽く混ぜます。ちくわとレタスを加えて全体を混ぜて出来上がり。

 ひじきの炒め物

【材料】

冷凍ひじき

ベーコン 3枚

たまねぎ 1/2個

セロリ 1本

ピーマン 1個

トマト 1個

固形スープ 1個

① ひじきは戻して冷凍したものを解凍。

② ベーコンは1.5cmに切って、たまねぎは薄切り、セロリは筋をとって斜め切り。

③ ピーマンは種とヘタを取って千切り、トマトは食べやすいように小さめに切ります。

④ サラダ油大さじ2をフライパンで熱し、ベーコンを軽くいため、たまねぎとセロリを加えて、しんなりするまで炒めます。

⑤ ひじきと砕いた固形スープ、塩コショウを少々混ぜて、③を加えていため合わせます。

 ひじきの作り置きメニュー

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ひじきは、煮物、炒め物など作り置きにぴったりの食材です。

冷蔵庫で2~3日は保存が可能なので、常備しておきたいですね。

おすすめのひじきの作り置きメニューを紹介します。

 ひじきの五目煮

ひじきの作り置きといえば、五目煮。おかあさんの味の代表的メニューです。

【材料】

長ひじき 50g

にんじん 4cm

れんこん 100g

油揚げ 1枚

絹さや 少々

大豆水煮缶 1カップ

だし 2カップ

★ 砂糖 小さじ1

★ 酒 大さじ2

★ 醤油 大さじ3.5

★ みりん大さじ1

① ひじきは水を替えながら3~4回しっかり洗い、たっぷりの水に30分ほどつけて戻します。4~5cmの長さにきってください。

② にんじんは5mm幅の短冊切りにして、れんこんは半月きりにして水につけます。

③ あぶらあげはゆでて冷水でも味、短冊切りにします。

④ 絹さやは色よくゆでて冷水にとり細切り。

⑤ サラダ油大さじ2で①を炒めて③とだしをヒタヒタに加えて、中火で2~3分煮ます。★の材料を入れて、大豆をいれて1~2分煮て、にんじんを入れて4~5分煮ます。

⑥ 具を寄せて隙間を作り、レンコンを加えて強火で全体をかき混ぜて2分煮ます。

⑦ 絹さやを散らして、ひとまぜして出来上がり。

 まとめ

おかあさんの味の代表格ともいえるひじきは、昔から保存食としても常備されてきました。

乾燥ひじきは1年常温で保存できるので、とても助かりますね。

水で戻したものは冷凍保存しておくと、サラダ、煮物、ひじきご飯を簡単に作ることができます。

常温で保存するときは、湿気に注意して保存してください。

正しく保存して、おいしいひじきを楽しんでくださいね。