子供が壁に落書きしちゃった!クロス汚れの落とし方や落書きさせないコツを紹介
子供にペンを持たせたら最後、壁一面に落書きが!
こんな経験をしたパパやママ、いるのではないでしょうか。
我が子はまだ壁への落書きに目覚めてはいないのですが、テーブルにやられたことがあります。
一度やったら最後、何度もやるのが子供。ちょっと目を離したすきにボールペンを握りしめ、テーブルがよくわからない線まみれになっている……なんてことしょっちゅうです。
毎回消すのが本当に大変なんです。ボールペン置いておかなきゃよかったと後悔の連続ですよ……。
この記事では子供がよくやる(ママ泣かせの!)壁の落書きや汚れの落とし方と、合わせて落書きをさせないコツも紹介します。
ポイントは9つです。
・子供が落書きをする理由
・白い壁の場合
・手垢の場合
・シールの場合
・クレヨンや水性ボールペンの場合
・油性マジックやボールペンの場合
・油汚れの場合
・子供に壁に落書きをさせないためのコツ
・落書きをしたときのしかり方
記事を最後まで読んでいただくことで、落書きに対する身構え方が違ってくるかも?
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
子供が落書きする理由
理由はふたつあります『楽しいから』と『好奇心』です。
子供はペンやクレヨンでなにかに書く行為が楽しくて、壁やテーブルに書いてしまうのです。
楽しさと好奇心は似ていて、「ここ(壁)に書いたらどうなるんだろう?」そんな疑問から、行動にうつします。
落書きするようになるのは1歳ぐらいから。
3歳になるまでは物事の良し悪しを上手に理解できないので、しないよう周囲の大人が誘導してあげる必要があります。
壁の落書きをみつけると「なにをやっているの!」と怒ってしまいがちですが、子供の好奇心、探求心をつぶしてしまう可能性があるので、上手に叱ることが大切になります。
- 種類別、落書きの落とし方●
白い壁の場合
用意するもの『激落ちくんスポンジ、新聞紙、新しい雑巾』
↓やり方↓
①汚れが気になる壁の床に新聞紙を敷きます。(※液だれで床が汚れるのを防ぎます)
②水に濡らした激落ちくんスポンジを軽く絞り、汚れ部分を軽く擦ります。
※激落ちくんは薬剤を使わないので小さな子供がいても安心して使用でき、なおかつほとんどの汚れを落とすことができるので、大変良い商品です。
手垢やクレヨン、ボールペン、油汚れも落としてくれます。
しかし、色のついている壁紙ですと白くなってしまう可能性がありますので注意が必要です。
手垢の場合
用意するもの『重曹(スプレータイプのものが使いやすい)、水で濡らして固く絞った雑巾、新しい雑巾、新聞紙』
↓やり方↓
①汚れが気になる壁の床に新聞紙を敷きます。(※液だれで床が汚れるのを防ぎます)
②汚れの部分に重曹を振りかけます。
③水に濡らした雑巾で汚れ部分を拭きましょう。
④最後に乾拭きをします。
シールの場合
用意するもの『消しゴム、ガムテープ(布テープがベスト)、お酢』
↓やり方↓
①シールをはがした後のべたべたしている部分を消しゴムでこすります。
②それでもべたべたが残っている場合は、ガムテープで貼っては剥がして、ペタペタを何度かしてみましょう。
③まだべたべたが残っている場合は、お酢をティッシュやキッチンペーパーにつけて貼り付けます。5分後に剥がしてみましょう。
クレヨンや水性ボールペンの場合
用意するもの『ガラスクリーナー、新聞紙、新しい雑巾』
↓やり方↓
①汚れが気になる壁の床に新聞紙を敷きます。(※ガラスクリーナーが床に垂れるので汚れるのを防ぎます)
②ガラスクリーナを汚れに吹きかけます。
③しばらく(5~10分ぐらい)そのまま待ちましょう。
④新しい雑巾で汚れの部分をポンポンっと軽く拭いていきます。(このとき、ごしごししないようにしてください。汚れが広がってしまいます)
※壁に凹凸がある場合は、ぞうきんと『綿棒』を併用して行うと、細かい部分の汚れも落とすことができます。
油性マジックやボールペンの場合
用意するもの『エタノール、新聞紙、コットン、新しい雑巾』
↓やり方↓
①汚れが気になる壁の床に新聞紙を敷きます。(液だれで床が濡れるのを防ぎます)
②エタノールをコットンにたっぷりとしみこませます。
③汚れの部分にコットンをポンポンっと軽く叩きつけるように拭いていきます。(このとき、ごしごししないようにしてください。汚れが広がってしまいます)
油汚れの場合
用意するもの『油汚れの用のマジックリン、新聞紙、キッチンペーパー、水に濡らして固く絞った雑巾』
↓やり方↓
①汚れが気になる壁の床に新聞紙を敷きます。(※マジックリンが床に垂れるので汚れるのを防ぎます)
②汚れにマジックリンを吹きかけましょう。
③マジックリンの上にキッチンペーパーを張り付けてしばらく待ちます。
④汚れがキッチンペーパーにうつって茶色くなってきたら剥がしましょう。
⑤水に濡らして固く絞った雑巾で汚れ部分を丁寧に拭き取れば完成です。
子供に壁に落書きをさせないための4つのコツ
子供は落書きが大好き。
本当は好きに書かせてあげたいですが、賃貸住宅だったり掃除の手間を考えると、いいわよとは言えないのが現実です。
そこで、してほしくない壁にはしないようにするグッズをご紹介します。
①黒板やホワイトボード
お絵描き専用ボードを用意して、そこで描いてもらうようにします。
黒板などはママもメモがわりに使用でき、インテリアとしてもオシャレです。黒板消しですぐ消すことができるので、子供も大人もストレスなくすみます。
チョークなどの扱いには充分注意しましょう。使用しないときは子供の手の届かないところにおいておくのが得策です。
②水で描けるマット
子供のオモチャの中には、水だけでお絵描きできるマットがあります。
壁ではなくマットで書くように促してあげましょう。
おうちにスペースがあるのならば、常にすぐ出せるところにおいておくと、子供が遊びやすいですよ。
③水で落とせるクレヨン
どうしても壁に書きたがる子には、水ですぐ落とせるクレヨンを持たせてみましょう。
何度書いても落とすことができるので、油性マジックや色鉛筆などよりはママの掃除の手間が格段に省けます。
しかし、本来壁はお絵描きするところではありません。
そのことを充分理解してもらいながら使用する必要があります。
④壁に大きな紙を貼る。
水で落とせるクレヨンと同じで壁に書きたがる子でしたら、壁に大きな紙を張り付けていつでも剥がせるようにしておくといいでしょう。
壁は本来落書きする場所ではありませんので、良いことなんだと子供が認識しないよう、説明しながら行う必要があります。
落書きをしたときのしかり方
「どうしてこんなことするの!」と言ってしまいがちですが、これは効果がありません。
子供からしたら、「どうして?」「楽しいから。なんでダメなの?」「ママなんで怒ってるの?」と?マークばかりになってしまいます。大人の常識は子供には通用しません。
まだわからない子供には、壁も髪も一緒。書けるものです。
怒るのではなく『壁』は落書きをするものではないと教えてあげるように接しましょう。
「壁に書くと部屋が汚くなってしまうんだよ」など、子供が分かりやすい単語が望ましいです。
それでも壁に書いてしまいそうになったら、「紙に書こうね」「黒板に書こうね」と誘導してあげるなど、子供にあった工夫をしてみてください。
ママやパパ、周囲の大人と一緒にやろうとすると、自然と壁ではなく紙などに書くことがありますよ。
壁の汚れは子供の好奇心、成長のあかしです。
寝ているだけだった赤ちゃんが、お座りをしてつかまり立ちをし、立ち上がって歩くようになる。
動くことがどんどん活発さを増していくにつれて、好奇心もぐんぐん上昇します。
その過程に『壁への落書き』があるのです。
絵を描くことは想像力などの発達に役立ちますので、やめされるのではなくどうしたら子供も大人も快適に書かせてあげられるかを考え、実行していきましょう。
汚れてしまったときは、便利グッズを使用して上手に壁をきれいにしてくださいね。