妊活中はダイエットをしちゃダメ?子作り中のダイエット3 つの注意点

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美味しいご飯を食べる機会や付き合いも増え、加えて運動不足…年齢がかさむとなかなか落ちづらくなる体重に、ダイエットを決意する方も多いのではないでしょうか?

さっそく取り掛かりたいけれど、今は体質を整えたい妊活中。ダイエットを行っても問題はないのか?妊娠が遠ざかってしまうんじゃ…と、不安に感じますよね。

ですが安心してください。極端なダイエットでなければ、妊活中でも問題ないどころか、妊活にプラスになることもあるんです!

今回の記事では、気になる妊活中のダイエットに関する疑問や情報をまとめてみました。

記事のポイントは3点。

妊活中でもダイエットをしてもいい?

妊活中でもできるダイエットの紹介

妊活中のダイエットで注意しなくてはいけない点

この記事が、妊活中のダイエットのヒントになりましたら幸いです。

それでは早速、妊活中でもダイエットは可能なのか?という点から説明していきますね。

目次

妊活中もダイエットはできる!ただしあくまで健康的に…無理な行動は控えて

結論からいいますと、妊活中であってもダイエットは行ってもよいでしょう。ですが、これは健康的なダイエットに限ります。

例えば、のちにお話しする軽い糖質制限を行うダイエットや、運動といった手段です。

食事を抜いたり、ダイエット食品やダイエットサプリに頼るような原料は、健康を損なう恐れがあるだけではなく、妊娠体質からかけ離れてしまう可能性も出てきます。

あくまで妊活を最優先に、無理のない計画的なダイエットであれば問題はないでしょう。

それどころか、生活習慣の改善で妊活にもプラスになるというメリットも。

妊活中のダイエットは、健康的に痩せる事を目標に頑張りましょう。

ダイエットサプリはなぜ妊活中に飲んではいけないの?

いつ妊娠してもおかしくない妊活中ですから、成分がよくわからないものは体に入れるべきではありません。

栄養の過剰摂取になる場合もありますし、体に合わないものを使って体調を崩してしまう可能性もありますよね。

また、酵素ダイエットなどでドリンクを食事に置き換えて摂取する…という方法もありますが、あくまで健康食品であり、医学的に効果が約束されているものではありません。

ですので、サプリなどを使ったダイエットを行う場合は、もしもの事を考え妊活の時期は避けたほうがよいでしょう。

適度な運動や筋トレで、筋力をつけながら妊活!

健康的な体を維持するためにも欠かせない運動ですが、適度な運動はダイエット効果や妊活にも良い影響を与えます。

運動不足は日ごろ疲れやすくなったり、筋力の低下で足腰が弱りやすくなることも。加えて、運動不足でエネルギーが消費されないと、そのエネルギーが脂肪になって体内に蓄積され、肥満の原因となってしまいます。

約10ヶ月にも及ぶ妊娠に耐える体を作る為には、適度な筋肉や体力づくりが必要です。

妊娠中の太りすぎは、難産や赤ちゃんへの悪影響にもなりかねませんので、妊活中から上手なコントロールが必要なんですね。

妊活中にできるおすすめの運動をご紹介

とはいえ、どんな運動をやったらいいのかわからないという方もいらっしゃると思います。

そんな疑問にお答えするために、妊活中におすすめの運動を簡単にご紹介したいと思います。

妊活中に行う運動に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ウォーキングやランニングで基礎体力を付けながら痩せよう!

妊活にオススメで始めやすいのがウォーキングです。道具も必要なく、比較的手軽な運動の代表ともいえるでしょう。

早朝のウォーキングは体を目覚めさせ、脂肪燃焼にも最適ですし、夜間に行えば成長ホルモンの分泌を促すほか、睡眠の質を向上させてくれます。

できれば決まった時間に行うのが理想的ですが、時間の取れない方でも、通勤などの日常生活や、出かけた帰りなどに行えるのがウォーキングの嬉しいところです。

ウォーキングでは物足りなくなってきたら、ランニングへステップアップするのも良いでしょう。

ランニングの場合は、スピードよりも耐久力を付けるつもりで行うとよいですね。

ランニングもウォーキングも、全身を動かすことになるので血行のめぐりが良くなります。

冷え性の予防や改善にも繋がり、体力も付くので一石二鳥ですね。

柔軟性や体幹や筋肉を鍛えたい方は、ヨガやストレッチ、筋トレがオススメ

主に筋肉を鍛えたり、柔軟性を付けながら痩せたい!という方には、ヨガやストレッチ、筋トレと言った運動がおすすめです。

血流が悪くなる原因は、疲労がたまり硬くなった筋肉です。血流の悪さはコリだけではなく、頭痛などの体の不調に繋がる事も。ストレスのたまったコンディションの悪い体では、妊活もなかなか頑張れませんよね。また、血行の悪さは妊娠体質を遠ざける原因にもなります。

ストレッチやヨガ、筋肉を伸ばしたり縮ませたりして筋肉のコリを解消し、全身の血流を良くしてくれます。

柔軟性を付けることで、体を動かしやすくなるという利点も。

ストレッチは主に筋肉をほぐし柔軟性を付ける効果がありますが、ヨガは筋肉を伸ばす以外にも体幹が鍛えられます。

筋トレは妊活中の女性にも男性にも効果的です。

女性の場合は冷え性の改善や卵巣の機能向上、また、腰痛の防止にも効果があります。妊娠後はどんどんお腹が重くなっていきますので、しっかりと自身と赤ちゃんの体を支えられる筋肉があると理想的です。

男性の場合は、筋トレを行う事で男性ホルモンの増加効果が見込めます。

男性ホルモンが増えることで、性交時の血流の向上だけでなく、性欲の向上などが期待できます。

いずれも疲れ切ってしまうほど行う必要はありませんので、毎日無理なくできるメニューから、特に下半身を中心に行うとよいでしょう。

妊活中のダイエットは妊娠体質を整えながらできる、糖質制限ダイエットがおすすめ!

糖質制限という言葉は聞くけれど、実際どんなダイエット方法なの?という方も多いでしょう。

簡単に説明すると、ごはんやパン、麺類やスイーツといった、糖質の高い食事の量を減らして行うダイエットの事です。

糖質というのは、炭水化物の値から食物繊維を引き、残った値です。

といっても、上記の主食を全く食べてはいけない!という訳ではなく、あくまで糖質の量を意図的に減らすことによって、血糖値の急激な上昇を防ぎながら、健康的に体重を落とす事を目的としています。

適度な糖質制限は妊活にもプラスになる!ただし、過剰な糖質制限はNG

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妊活中に早く痩せたい!体質を改善したい!と焦って、すぐに過剰な糖質制限を行ってはいけません。

無理に炭水化物を抜いてしまい、栄養が不足することにより、卵巣の機能低下や生理不順、ストレスなどから結果としてダイエットどころか、妊娠体質から遠ざかってしまうことも。

効果的なのが、普段の生活で糖質を多く取っている自覚があり、食後の眠気や空腹時のイライラなどが表れている方は、症状を改善しながら妊娠体質に近づく事ができます。

妊活よりも痩せる事を目的としてしまうと、食事を抜いたりと極端なやり方になりやすい為、あくまで妊娠体質に近づきながら…という事を忘れずに行いましょう。

糖質制限とはいえ、三食欠かさずに食べるのが基本

日常生活でもついつい抜いてしまいがちな朝食や昼食。

心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

糖質制限とはいえ、食事を抜くことは厳禁です。抜いた分だけ糖質を摂らなくなるんだから、それでいいんじゃないの?とも思いますが、そうではありません。

一食抜いてしまった分、食間が長くあいてしまう事になり、お腹の減りも強くなりますよね。

そんな空腹時に食事を摂ってしまうと、一気に血糖値が上がってしまうんです。

血糖値の急上昇を抑えたいのに、これでは糖質制限ダイエットの意味がありませんよね。

そうなってしまわないためにも、三食はきっちり摂る事が大切です。もし余裕があったら、朝食から昼食、昼食から夕食の間に軽い間食をはさむと、より血糖値を安定させることができます。

しかし、ケーキやシュークリームといった洋菓子やおせんべい、甘い清涼飲料水やジュースなど、糖質の多いおやつを食べてしまっては意味がありません。

ですので、間食になるものを選ぶときは糖質が多くないか、注意しましょう。

ナッツ類はビタミンやミネラルが多く、よく噛む事で満腹中枢も刺激されますし、小魚のおやつや甘味がすくないヨーグルト、といったあっさりしたおやつがおすすめですよ。

食べ方や食品の置き換えだけでも軽い糖質制限が出来る!

白米や食パンといった精製商品は、本来の食品をより食べやすいように加工したものです。

クセがなく美味しいですが、精製前のビタミンやミネラルがなくなってしまうだけではなく、血糖値が上昇しやすくなってしまうという欠点が。

これを全粒紛のパンや、玄米など、精製される前の食品に置き換えるだけで、糖質が吸収されるスピードや、血糖値の上昇が緩やかになります。元は同じ食品なのに不思議ですよね。

ですので、もし妊活中の糖質制限で食べる主食に迷ったら、精製されていない食品を選ぶのがおすすめですよ。

また、食事の順番を変える事も血糖値の上昇を抑える効果があります。

血糖値が上がりにくいサラダなどの野菜から食べるようにし、その後肉や魚といったおかず、そしてごはん…といったように、糖質が少なく血糖値が上がりにくいから食べていくことも、糖質制限の手段の一つです。

血糖値を上げすぎないことを目標に!食べる量は減らさなくても大丈夫

先ほども触れましたが、そもそもの食べる量を減らす、食事を抜くダイエットは健康的に良いものではありません。

妊活体質から遠ざかってしまいますし、リバウンドの危険性もあります。

ですので糖質制限をする際は、食べる量は変えずに食品の変更や食べ方の工夫で、糖質の上昇をいかに抑えるか、という点に注目してくださいね。

妊娠体質を作りながら、健康的に痩せる事を目標に

いかがでしたか?妊活中のダイエットは、薬などを使ったりご飯を抜いたりする過度な減量は厳禁!

しかし、あくまで無理をせず健康的な方法で行えば、特に問題ない事がわかりました。

適度な運動や減量は、妊活にもプラスに働くため、痩せながら運動体質に近づく事もできるのが嬉しいですね。

自分のペースでそれぞれにあったダイエットメニューを見つけて、妊活中の体重管理を上手に行いましょう♪