子育てに慣れてきた頃から考え始める方も多い子どもの習い事。
何を何歳から始めるのが我が子のベストなんだろうと検索魔になっていませんか?
そして習い事を始めるとなると費用もかかります。
その費用はみんなどうやって出してるの?と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事を読むと何歳から習い事を始めるか悩んでいる方の問題が解決できますよ!
目次
習い事はいつ始めるのがベスト?
習い事と言ってもいろいろ種類があって、どれを何歳から始めればいいのか悩んでいるママパパが多いですね。
習い事って何歳から始めるのがベストなんでしょうか。
始め時は4つのポイントで見極めよう
習い事の始め時はその習い事によって対象年齢が設定されていることもあるので確認しておきましょう。
ただ、現在は赤ちゃんのうちからできる習い事もかなり増えてきていて何をいつから始めるか迷ってしまうので、始め時を4つのポイントで見極めるのがおすすめです。
1. 年齢
2. 発達段階
3. 性格
4. 親と子どもの意思
まずは子どもの年齢から習い事を絞ります。
今0〜2歳くらいなら、できる習い事はベビー向けの教室になりますね。
例えば公文ならお勉強ではなく赤ちゃんの成長を促すBaby KUMONを実施している教室だけ入会可能です。
今では英会話教室でもベビー向けのクラスが設けられていることも増えています。
早い子だと2歳から学習する塾に入会することもありますが基本的に学習塾のようなものは3歳以降でしょう。
ちなみに今人気のプログラミング教室は多くが小学生から対象になっています。
このように年齢で分類されることが多いためまずは年齢を見てできる習い事を絞りましょう。
次に子どもの発達段階を確認してみます。
成長速度は子どもによって全然違います。
年少さんまでに漢字を多少読み書きできる子もいれば、ひらがなを書くのも嫌がる子がいるし、指先が器用な子もいればたくさん運動したがる子もいます。
それから1歳から3歳くらいまではイヤイヤ期にあたるので習い事を嫌がる場合もあります。
心身ともに今の発達状況を見てあげてください。
習い事を長く続けていくためには性格は一番重要でしょう。
飽きやすい子、動いていたい子、勉強好きな子、音楽が好きな子、何事も楽しんで挑戦できる子、1つのことを長く楽しみたい子…。
自分の子どもがどんなタイプなのか知ると今習い事が必要なのか、それとももう少し先の方がいいのか判断しやすいです。
あとはパパママがいつ頃から習い事をさせたいと考えているか、子どもは無理なく習い事に参加できるのか意思を確認しましょう。
よしやってみよう!と思えた時が始め時です。
早期教育って何?いいことってある?
未就学児の習い事について検索していると目にすることが多い「早期教育」という言葉。
早期教育とは子どもの好奇心や脳の活性化を促して小さいうちから教育を受けさせることを言います。
子どもの年齢に関係なくどんどん教育し、可能性を広げるなどの効果を期待するものです。
早期教育のメリット
小学校入学前にたくさんのことを学ばせておくことで脳が活性化され、周囲の子よりも知識が多く、子どもの自信になることもあります。
また小さいうちから始めておいた方が身につくものもありますね。
早期教育によって早いうちから社会性も身につきやすいという考え方もあります。
早期教育のデメリット
誰でも早期教育に向いているわけではありません。
それに必ずしも早くに始めたからといってできるようになるわけでもないです。
例えば私の息子はなぜか3歳の誕生日に勉強したい言い出し、翌日から勉強大好き人間になりました。
それまでは絵本の読み聞かせにも興味をほとんど示さなかったのにです。
もうすぐ4歳になりますが相変わらず勉強したいが口癖です。
お友達はようやくひらがなに興味を示し出したくらいだと聞き、個人差が大きいのだと実感しました。
早期教育のデメリットは子どもの性格や興味によって全く効果が出ないこともあるということ、そして無理に始めても子どものトラウマになり今後やらせたことを避けるようになる可能性もあるという点ですね。
無理に早く始めることはないでしょう。
何歳で何の習い事が人気?
習い事ってそもそもどんなものが人気なんでしょうか。
どうせ習わせるなら人気のあるものがいい!というパパママもいますね。
年齢別で人気のある習い事をご紹介します。
0〜2歳で人気の習い事
・ベビーサイン
・ベビーマッサージ
・ベビースイミング
・リトミック
・英会話教室
・Baby KUMONやドラキッズなどの幼児教室
3〜4歳で人気の習い事
・公文、学研など
・英会話教室
・スイミング
・体操、新体操、バレエなど
・ピアノ
5〜6歳で人気の習い事
・公文、学研など
・英会話教室
・スイミング
・そろばん
・習字
・体操
7歳〜で人気の習い事
・公文や学研など
・英会話教室
・スイミング
・そろばん
・習字
・体操
・プログラミング
人気のあるものは年齢問わず共通していることが多いようですね。
そろばんや習字、プログラミングは何歳からと対象年齢が決まっている教室がほとんどなので、始められる年齢から人気が高まっています。
習い事の掛け持ちはするべき?
習い事の掛け持ちはしてもしなくてもいいでしょう。
1つのこと習い事に集中することもいいことですし、興味の幅が広い場合はいろんなことにチャレンジさせてあげることもいいことです。
子どもの様子を見て1つずつ試しながら掛け持ちを検討しましょう。
習い事の費用とやりくり方法
習い事には必ずお金がかかります。
入会金や年会費がかかるところもありますね。
月謝や教材費、その他にも冷暖房費などがかかる場合もあるので入会前に確認してみましょう。
それでは習い事にかける平均的な金額と費用の捻出方法を見てください。
習い事の平均費用
子ども1人あたりにかける習い事の費用平均は5,000円〜20,000円前後です。
未就学児だと体力的、精神的に掛け持ちする子が少なめなのもあり10,000円以内が平均のようですね。
具体的な例を挙げるなら、学研教室は月に6,480円から始められますが、公文は1教科7,000円ちょっとから。
学研教室は教科数が増えてもセット割のような仕組みになっていますが、公文は教科数×月謝になるので3教科受講すると21,000円を超えます。
さらに掛け持ちをしたら費用はもっとかかりますね。
ピアノやバイオリンなどの音楽教室、そろばんや習字は個人で教えているところも多いので、その教室によって月謝は違います。
英会話教室は大手の方が費用が高いことが多いので、地元で小さくやっている英会話教室にするという選択肢も。
我が家は車がないので、幼稚園が終わってからバスを乗り継がないと大手の英会話教室に行けません。
月謝は10,000円近く、交通費も合わせると費用がかさみます。
体験教室に参加したら、市販で購入できそうな教材を高く買わなくてはいけないことがわかり、その後保育時間後にそのまま園内で受けられる地元の英会話教室の体験を受けました。
交通費はかからないし、時間も有効活用できます。
月謝は7,000円と安い方でした。
それに教材は全て手作りで市販されていないものばかり。これだ!と思い地元の英会話教室を選びました。
費用を捻出するためのやりくり方法とは
我が家では習い事の費用を今までかかってきたオムツ代が浮いた分と夫のお小遣いで捻出しています。
3歳で息子のオムツが完全に取れたので、だいたい月に2,500円かかっていたオムツ代が浮きました。
夫のお小遣いというのは、我が家では夫が家計を管理したがり任せているため、自由に使ってきたお金を少し息子の習い事に回してもらった背景があります。
他には、
・共働きができるなら習い事の費用分だけでも収入を上げる
・食費、娯楽費などで節約して浮かせる
・スマホを格安のものに変えたり保険料を見直したりする
という方法が多く取られていますね。
共働きするという手は簡単なものではなく、そのために準備も必要になります。
それに下の子が小さかったり、そもそも習い事を始める子がまだ赤ちゃんだったりすると現実的ではないように感じます。
まずは習い事の費用を捻出するために、日頃から無駄遣いをしていないか家計を見直して節約してみるのがおすすめですよ。
まとめ
習い事の始め時は人それぞれではありますが、子どもが自分で決められない年齢の場合は親が決めないといけないので余計に悩んじゃいますよね。
我が子にはいろんなことをさせてあげたいとか、小さいうちからしっかり教育したいとか、家庭によって意見も違います。
大事なのは本当に我が子に習い事が必要なのか真剣に考えてから決めること。
体験教室、見学会などに参加して子どもに合っているか見てから検討してみてくださいね。