何時ものスーパーで夕飯の買い出し。
私が真っ先に向かうのが鮮魚コーナーです。
狙いは「魚のアラ」。珍しいでしょ。
これは我が家に代々伝わっている生活の知恵でして、「魚はアラが美味しい&栄養豊富」だという教え。しかもこれ、調べてみるとホントのことでした。
魚のアラには身の部分の2倍近い脂が含まれていて、それに伴い栄養成分も同じく2倍含まれているのだとか。
だからなのカナ?我が家の子どもは切り身よりもアラを出した時の方が「美味しい~(*^_^*)」といって食べてくれます。
そうなると「頑張って作ろう♫」という思いもぱ~んと跳ね上がるわけなのです!(^^)!
ですが、アラって作るにも食べるにも手間がかかると思われているせいか一般的には敬遠されがち。
ですが、ちょっとしたコツさえつかめば大丈夫なのですよ~。
そこで今回はアラの簡単な下ごしらえの仕方から、美味しい塩焼きの作り方を紹介しますね。
家庭料理の域は出ていないと思うのですが、好き嫌いの多い我が家のチビさんたちでも食べてくれるので、それなりに美味しく仕上がっているのだと思います(*^。^*)
良かったら参考にしてみてください。
目次
魚のアラの簡単な下ごしらえの仕方とオーブンで塩焼きを作る方法
今日はとっても美味しそうなオリーブハマチのアラが手に入りましたので、これを使って行きたいと思います。
ですが、アラの処理は魚の種類にかかわらず基本的にはどれも同じでOKです。
また、加熱調理にはオーブンを使用します。我が家ではさかなは魚焼きグリルで焼くのが基本なのですが、ハマチほど大きな魚のアラになるとちょっと無理。
そんな時にはオーブンが活躍してくれますよ~♪
では、ここからはオリーブハマチの塩焼きに必要なキッチンツール、材料、調理ステップについて紹介します。
オリーブハマチの塩焼きに必要なキッチンツール |
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オリーブハマチの塩焼きに必要なキッチンツールは全部で3種類だけ。洗い物が少なくって嬉しいポイントですよね。
あとはオーブンさえあればOKデス♪
オリーブハマチの塩焼きに必要な材料
※大人3人、子ども2人の材料として書いています。 |
≪食材≫ オリーブハマチ×人数分(今回は2パックを使用しました。) レタス(オリーブハマチの塩焼きに添えます。ほかの野菜でもいいですし、なしでもOKです。) ≪調味料≫ 塩(アラ塩がベストですが、なければなんでもOKです。) |
オリーブハマチの塩焼きに必要な食材は2種類、野菜は別プレートにという場合はオリーブハマチだけでもOKです。
また、調味料は下ごしらえも食べるにも塩だけでOK。
オリーブハマチはそれくらい臭みのないお魚なのです(*^。^*)
オリーブハマチの塩焼きの調理ステップ |
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オリーブハマチの塩焼きの調理ステップは全部で3工程。下ごしらえをして焼いて盛り付けるだけのシンプルなステップです。
一番大切なのはやっぱり下ごしらえカナと思いますが、きっと想像しているよりもとってもカンタンだと思いますので、良かったら挑戦してみてくださいね。
ステップその1:オリーブハマチの下ごしらえをします。
これが今回購入してきたオリーブハマチです。
オリーブハマチとは、香川県で開発されたブランドハマチ。
抗酸化作用の高いオリーブの葉をエサに混ぜ込むことでハマチの身そのものが変色・酸化しにくくなるのだそう。
その結果、食べた時の臭みもほとんどなく、またサッパリとした味に仕上がるのだそうです。
ということはもともと魚独特の臭みや、カットした後の脂の酸化も少ないのかもしれませんね。
ちょっと実際のアラをチェックしていきたいと思います。
これは夕方の半額セールで購入してきたアラなのですが、そうとは思えないくらいに身がきれいです。
ちょっとニオイチェックしてみたところ、不思議なくらいに臭みがありません。
これは期待ができそうな予感がします。
とはいえ、今日は塩焼きでいただきたいですし、万が一にもチビさんたちが食べなかったら悲しいですので、いつも通りの下ごしらえはをておきます。
魚のアラの下ごしらえその1/塩で臭みの元をあぶりだす!
魚のアラの下ごしらえ、最初のステップにつかうのは「あらじお」。
今回は2パック分のアラですので、多めのあらじおを振り掛けて、全体になじませます。
実際にはこの量でも少ないくらいで、この後ほぼ同量をもう一度振り掛けました。
その後、20分間放置。そうすることであらじおの効果で魚の臭み成分が表面まであぶりだされます。
写真は20分間放置した後のオリーブハマチのアラです。
心なしか色がキレイになったような感じがします。
次にあぶりだされた水分&臭みを洗い流しましょう。
ホントにきれいな身です。これは感動ものかもしれません。
魚のアラの下ごしらえその2/熱湯をかけてさらに臭みを撃退!
本来なら、この後さらに熱湯をかける霜降りという処理をして、さらに臭みを撃退する&残ったうろこを取りさるのですが、今回はパスです♫
ホントに全く臭みを感じないのと、うろこの残りも全然ないのでここはあえてそのまま進めていくことにしました。
これが成功すれば、オリーブハマチに関してはアラの下準備工程が1つ減らせることにもなります。
とはいえこれは鮮度の高いオリーブハマチだからこそ。
他のアラを使う時にはこの工程はやっています。
ステップとしては、アラ全体に回しかけられる分量のお湯を沸騰させる⇒アラ全体に回しかける⇒お水で洗う⇒気になるうろこや汚れは手で取ります。
気になる場合はこっちの工程もやってみてくださいね。
ステップその2:オーブンで焼きます。
そのまましばらく放置して自然に水分をカットします。その間ほかの調理を進めます。
時間が来たら水の残り具合をチェック!
しっかりと水分がなくなっていますので、このまま焼いても問題なさそうな感じです。
オーブンの天板にクッキングホイルを敷いて、その上にオリーブハマチを並べます。
こうすることで、オーブンの天板に引っ付くこともありませんし、何より取り出し安くなります。
そして、全体にあらじおを薄目に塗り込みます。
あらじおは本当に塩味が濃いので、つけすぎると辛くて食べにくくなります。
扱いに慣れない人はこのステップはあじ塩で進める方が良いかもデス。
後はオーブンの仕事デス。私は設定するだけ(*^。^*)
温度を220℃に設定します。
時間は15分焼いていきます。
焼きあがったら焼き具合をチェックします。
この時、一番厚みのある部分を竹串で刺してみましょう。
出てくる汁が透明ならOKですが、もし半透明や赤みかかっているのならまだ仕上がっていませんので、もう少し焼きましょう。
今回はとっても美味しく焼きあがっていますのでこれでOK。完成です♫
ステップその3:器に盛り付けます。
あらかじめ野菜を添えた器に、焼きあがったオリーブハマチを乗せれば完成デス。
オリーブハマチの塩焼き、食べてみたらさらに感動
今回は下ごしらえをワンステップで完了しました。
そこで実際に食べてみた感想ですが、もう感動ものの美味しさに家族全員悶絶状態でしたので、この取り組みは成功となりました!
特に子ども達。
下の子はもともとお魚は好きなのですが、好みのもの以外は頑として食べません。
たとえば、北海道物産展やセブンプレミアムの美味しいホッケは食べるけど、スーパーで安価で購入したホッケは1口以上は全然食べません。値段知ってるの?と思えるくらいに的確に反応します。
そして上のチビさんはお肉至上主義。「さかなか(-_-;)」と、魚をちょっと下に見ている感じがあります。
ですが、この二人ともが奪い合うようにオリーブハマチの塩焼きを食べていたのにはびっくり。お見せできないのが残念なくらいでした(*^_^*)
それくらいに美味しく食べる事ができましたので、自信をもってこの記事をお届けしています。
まずはシンプルにお塩の味だけで食べてみてください。ホントに臭みがなくってとっても美味しいですよ~(*^_^*)
オリーブハマチのアラ。まずはシンプルに塩焼きで食べてみてくださいね。その美味しさは感動モノです!
今回はオリーブハマチのアラの塩焼きの作り方をお届けしました。
アラを塩焼きで食べるとなると、臭みもうまみもダイレクトに伝わってきますので、どうしても躊躇を感じます。
その点を考えて今回は臭みの少ないと言われてているオリーブハマチで挑戦してみました。
その結果は大成功。しかも、下ごしらえのステップを1つなくしても大丈夫でしたので、さらなる時短が叶います。
子どもが魚を食べてくれない......、そんな風に悩んでいるならば、一度オリーブハマチのアラで試してみてください。
もしかすると、パクパク食べてくれるかもしれません。
ただし、骨には要注意です<(_ _)>