写真で学ぶ料理の基本!玉ねぎの基本的な切り方と活用レシピをご紹介♡

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「いまさら聞けない......」

料理の基本について、そんな風に思っている人って少なくないと思うのです。

その理由はきっとこれ。

「女性なら料理の基本なんで知ってて当たり前という周囲からの無言のプレッシャー」

特にそんな風に思っている男性の多いのにはビックリします。

でも、実際はそんなことはないですし、なくたっていいと思うのです。

なのに、そんな無言のプレッシャーに押されて「分かっていること」にしている女性は少なくないかもとも思っています。

それはそれでGOOD。これから少しずつできるようになればいいのです、シレッとね♫

そこで今回は、料理の基本である野菜のカットの仕方と、活用レシピを紹介します。

まずは第一弾として玉ねぎから。さっそく見ていきましょう♫

目次

玉ねぎの基本的な切り方と活用レシピ

とっても安価で手軽に入手できる玉ねぎは主婦のミカタ。ありがたいデスよね(^_-)

カレー、肉じゃが、味噌汁、ホントにたくさんの料理に活用されています。

そんな玉ねぎですが、それぞれの料理に決まった切り方があるのです。

料理は美味しければよいのだ♫をモットーにしている私としては、家庭料理ならカットの仕方なんてそんなに気にしなくても良いと思っているのです。

ですが、一部のメニューはやっぱり切り方にこだわった方がキレイ&美味しくなるのも事実です。

あるいはおもてなしとか皆があつまるシーンだと、さすがになんでもOKとはいきませんので、知っておいて損はありません。

そこでここでは、それらの切り方&一般的な活用レシピなどについて紹介します。

では、さっそく見ていきましょう♪

玉ねぎの皮のむきかた

まずはカットの前に玉ねぎの皮のむき方から。

昔の私は玉ねぎの皮をむくのって難しいと感じていました。

玉ねぎの外皮はとっても乾燥しているのですぐにバラバラになります。

あるいは、一生懸命にむいてもなかなか実からはがれてくれなかったり、せっかく剥がれても残ってしまったり。

その皮を爪の先や包丁を駆使してさらに一生懸命になってむきます。

それってホントに時間がない時などはイライラしっぱなし。

そんなある日私はハタと気が付いた!「食べ物屋さんなら合理的なむき方を知っているはず。」

そして、実家は食べ物屋さんでしたのでさっそくリサーチ、すると実家の母によって私の「玉ねぎむけない問題」は解決しました。さすがプロは違います。

ということで、さっそく紹介しますね~♫

これはそのまんま玉ねぎ。

剥がれかけた外皮がまだ残っていますので、玉ねぎを両手で包んで手の中で転がすとカンタンにむくことができます。

こんな感じになります。

次にこの皮をむいていきましょう。

まずはおしり、根っこがついている部分です。

ここはスパッと切り落としましょう。

今度は頭の部分です。

今度はちょこっと皮を残します。

皮を残しつつカットして......

パカッとフタをあける様にカットした部分を開きましょう。

そして、玉ねぎ本体に添わせるように一番下までむいていきます。

もし、途中で皮がちぎれてしまったらら、むけている部分の左右どちらでもいいので包丁か手でむけばOKです(^_-)

こんな感じになればOK。

ここからは、むけた玉ねぎの皮を横にちょこっとむきましょう。

そしてまた玉ねぎ本体に添わせるように、横にむいていきます。

こんな風に途中でちぎれることも珍しくないので、そんな時にはちぎれた上の部分を同じ要領でちょこっとはがすように横にむいてから......

一気にはがしていきましょう。

こんな風に気持ちよくむくことができますよ~♫

つるっと皮がむけてとってもラクラク&気持ち良しでした♫

玉ねぎの食べられない部分の処理

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皮をむいた玉ねぎ本体には臭みや苦味が強い部分などがあり、それらについては食べる事ができません。(食べると劇的に美味しくないです(~_~;))

ということで、食べられない部分はあらかじめカットしておくか、カットの途中で切り落としましょう。

玉ねぎの頭部分の食べられないところ

写真のように、玉ねぎ本体の頭部分の茶色い部分は食べる事ができませんのでカットしましょう。

玉ねぎは何層もの重なりでできていますので、基本的には食べられない部分だけをむきつつカットしていきます。

しかし、時間がない時や食べられない部分が多いなら、思い切ってカットするのも1つの方法デス!(^^)!

玉ねぎのおしり部分の食べられないところ

そしてもう1つ。

玉ねぎのおしり部分、根っこが映えていた部分も美味しくないので食べられません。

ココは丸い状態ではカットしにくいですので、写真のように切り進めて行きながらカットして破棄するのがベターかと思われます(*^_^*)

もし、丸い状態のままでおしり部分をカットしておきたいなら、小ぶりな包丁かナイフで掘り出すようにカットしましょう。

その他食べられないところ

生の状態の玉ねぎは購入後でも成長しています。

そうなると、玉ねぎ中心部から芽が伸びてくることがあります。

これは匂いが強くて食べるととっても不味いですので、あらかじめカットしておきましょう。

処理の必要があるかどうかは、中心部が緑色になり伸びてきているかどうかか見極めるポイントです。

傷んでいるところ

玉ねぎには時々こんな風に傷んでいる箇所があります。

これを料理につかうと臭みが出てしまいますし、最悪腹痛の原因になることも。

傷み具合にもよりますが、安全策としてカットしておくことをオススメします。

玉ねぎの基本的な切り方

玉ねぎの基本的な切り方は6種類。繊維に沿って切るか、繊維を断ち切るように切るか、太く切るか細く切るかなどなど。

それぞれには、食べやすさ、食感の良さ、味の違い、料理の味との相性などがあります。

ではさっそく見ていきましょう。

繊維に沿って薄くスライスする/切り方

繊維に沿って玉ねぎを切ると食感を残すことができるので、薄く切っても形が残りやすくなります。

さっそく切り方を見ていきましょう。

まずは半分にカットします。

この段階で頭の茶色の部分、芽が出ているなら芽の部分、おしりの根っこが生えていた部分を写真のようにカットします。

表に向けて、端からスライスしていけば完成です。

我が家では、このカットの仕方が一番使い勝手がよいので、このカットで自家製カット野菜をストックしています。

厚みは約1mm程度です。

繊維にそって薄くスライス/活用レシピ

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このカットの仕方であれば、チュー、カレー、肉じゃが、野菜炒め、グラタン、スープ、お味噌汁、どんぶり、サラダなど、その活用レシピは無限大とも言えます。

普段の家庭料理ならこのカット1本でもいいくらいに思っています。

繊維に沿って厚めにスライス/切り方

この切り方は「繊維に沿って薄くスライスする/切り方」とほぼ同じ。好みの厚さにカットしましょう。

あるいは、同じ厚めのカットでも写真のようにクシ型にカットする場合もあります。

この違いは玉ねぎそのものの味&食感を楽しみたいかどうかと、見た目で使い分けています。

繊維に沿って厚めにスライス/活用レシピ

これも同じく肉じゃが、野菜炒め、カレーなどなど、炒め物にも煮込み料理にも使えます。

我が家では、この厚めのカットは酢豚や八宝菜などの中華料理によく使っています。

このカットなら、玉ねぎそのものの味を楽しむことができます。

繊維を断ち切り薄目にスライス/切り方

「繊維に沿って薄くスライスする/切り方」とおなじ要領で食べられない部分をカットします。

そして、今度は繊維を断ち切るように切りますので、玉ねぎの頭が横に向くようにおきます。

そのまま薄くスライスしていきましょう。

この方法でカットすると、繊維を断ち切っていますので食感はとってもやわらかに仕上がります。

繊維を断ち切り薄目にスライス/活用レシピ

この方法でカットすると、食べた時には甘みをより強く感じますので、サラダやマリネとして食べたい時に便利です。

私の一押しは超カンタン玉ねぎサラダ。

薄くカットした玉ねぎをレンジでチンして加熱調理します。

これで調理は完了デス。

アツアツのままポン酢をかければサッパリ玉ねぎサラダに変身しますし、ポテトサラダに混ぜてもGOODデス。

ボイルしたシーフードと甘酢で和えればマリネの完成です。

繊維を断ち切り厚めにスライス/切り方

丸のまま、あるいは半分にカットしてから好みの厚さにカットしましょう。

厚みがあっても繊維をカットしていますので、食べやすくなります。

繊維を断ち切り厚めにスライス/活用レシピ

活用レシピの代表はやっぱりオニオンリングですね。

フライやフリッターの時にはこの切り方の玉ねぎが重宝します。

あるいは、焼き肉やバーベキュー等でも美味しいですよ♫

このカットの仕方はホントに目的があってこそ生きると思っていますので、覚えておくと良いかと思います(*^_^*)

みじん切り

最後はみじん切り。

繊維とは関係なく四角くカットしていきましょう。

玉ねぎを半分にカットして、「繊維に沿って薄くスライスする/切り方」の要領で不要な部分はカットしておきます。

玉ねぎの頭部分からおしり方向に向かって切れ目を入れますが、最後まで切り落とさないように注意しましょう。

今度は繊維の方向に同じく切れ目を入れていきます。

ブルーの線の方向にカットしていきます。

赤い四角の部分が残ってしまいますので、ここもブルーの線の方向にカットしましょう。

そうすると、玉ねぎのみじん切りが完成します。

みじん切り/活用レシピ

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玉ねぎのみじん切りといえばハンバーグですよね。あるいはピラフにタルタルソース。あるいはミネストローネなどにも使用します。

多くの場合、これらには玉ねぎのみじん切りが使われていますが、その違いはカットの大きさ。

スープなどのおかずの材料として入れるなら大き目のみじん切りを、タルタルソースなど混ぜ込んで使用するなら小さ目がベターです。

玉ねぎの基本的な切り方5種類は、目的によって使い分けてみましょう。

玉ねぎの基本的な切り方について紹介しました。

何時もは同じ切り方でOK。ですが、これはというメニュー、あるいはおもてなしや外出先での料理なら、それぞれに合った切り方をしてみましょう。

そうすると、料理がさらに美味しく&フォトジェニックに仕上がります。

そして、あなたの料理の腕前もアップデート間違いありませんね♪